本日のプレイリスト:https://bit.ly/46dfMQk
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
どうした、今年の方向性!?
今回のテーマは、「アニサマ2025で理想セットリスト語り」。
今年もこの回の配信日(2025/8/30)は、Animelo Summer Live 2025の2日目が開催中。
今回も2日目の出演者+αで、例年以上に昔のことを思い出しながら理想を語ります。
【参照:アニサマ2024の回( https://bit.ly/45XaQ0U )】
本編では、8/30に出演する以下のアーティスト一覧を眺めながらこのようなことを語りました。
<五十音順>
・アイドルマスターミリオンライブ! ミリオンスターズ
おいしくるメロンパン/今年の出演メンバーの中に愛美
・Ave Mujica
ヘヴィメタ×ゴシックの世界観/2つの要素、どっち多め?
・angela
「angela硬め」の前回/angelaと「周年」/2022「SKILL」組が大集合
・Guilty Kiss
グループでもソロでも/「お約束」/R・O・N
・Saint Snow
Saint Aqours Snow/アニサマバンド待ち
・GRANRODEO
「ROSE-HIP BULLET」の衝撃/「Go For It!」は今度こそ?/アニバーサリーイヤーにまつわる推し曲
・ZAQ
初期曲を待ち望むやすお/あの伝統の復活を待ち望むソキウス
・JAM Project
いくらでも熱い曲が控えている/アニサマ未披露の楽曲も/トリかな…?
・スフィア
初めてのレーベルメイトとの共演/同日にJAM Project/系譜を感じさせる曲
・TrySail
皆勤賞外しからの…/今年は緩急?/「お祭りマッスルユニット」
・FLOW
FLOW×GRANRODEO?/そういえば久しぶりの作品たち/FLOW×影山ヒロノブ?
・宮野真守
アニサマと『うたプリ』シリーズ/当時としても斬新なシンフォニックロック×バラード/特撮系の熱さ
・ミルキィホームズ
アニサマと「雨上がりのミライ」/「歴史をたどる」アニメ主題歌メドレー
・森口博子
2枚のアニソンカバーアルバム/定番曲も「普通に聴きたい」
・Lia
『Angel Beats!』OPの再現??/ZAQパフォーマンスの歴史
また限られた時間ではあるものの、29日・31日の出演アーティストについても少し触れます。
やすおは、藍井エイル、fripSide(29日)、SPYAIR、LiSA、栗林みな実(31日)。
【参照:本日の一曲で「Nemophila」を紹介した「ポータブルオーディオ」回( https://spoti.fi/3FPYr0j )】
ソキウスは、オーイシマサヨシ(feat. SPECIAL OTHERS)、奥井雅美(29日)、石田燿子、fhana、水樹奈々(31日)を挙げました。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、アニサマ回にかなり沿った楽曲を紹介。
「地球愛」をシンガロングできます。
【今回のキーワード】
Animelo Summer Live/スフィア/TrySail/宮野真守/Lia/GRANRODEO/ZAQ/JAM Project/angela/アイドルマスターミリオンライブ! ミリオンスターズ/『ラブライブ!サンシャイン』/Guilty Kiss/Saint Snow/Ave Mujica/ミルキィホームズ/森口博子/FLOW/藍井エイル/オーイシマサヨシ/SPECIAL OTHERS/奥井雅美/SPYAIR/石田燿子/fhana/小林幸子/水樹奈々/LiSA/fripSide/栗林みな実/テーマソング/飯塚昌明/「地球愛」
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/47KAgPG
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今回も(本編で紹介しなかったものも含めた)「2024年夏アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/4c5cMpM )を作成しました。
ぜひ、こちらも併せてお聞きください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )、2023冬( https://spoti.fi/3N2vcxm )、2023春( https://spoti.fi/3s5dq4u )、2023上半期( https://spoti.fi/4637PL3 )、2023夏( https://spoti.fi/3HuBS3S )、2023秋( https://spoti.fi/3QaRaiM )、2024冬( https://spoti.fi/4e4dtQV )、2024春( https://spoti.fi/4dIbamx )】
今回は2024年夏クールの「最新アニソン総決算」シリーズ。アニサマ終わりすぐだったことも、選曲に影響してきました。
まずやすおが挙げたのは、『ふたきれ』から内田真礼の「パラレルなハート」。
アニサマ効果もあってか、やすおは「一体感」が味わえる「ド直球ポップ」の側面を、それに対してソキウスは「大人曲」な側面に注目しました。
続いて挙げたのは、『なれなれ』からPoMPoMsが歌う楽曲。
ゆずの北川悠仁がプロデュースしたこれらの楽曲のゆず要素という点で話は盛り上がります。
次は、『疑似ハーレム』のOP「ブラウス」と、『異世界ゆるり紀行』のED「MAKUAKE」を手掛けたゴホウビというユニットの話に。
男女混成のデュエットにハマったやすおとともに、少し「癖」のある彼らの楽曲の魅力を挙げていきます。
これまでの話を受けてソキウスが挙げたのは、『ふたきれ』のED「ハニーシトロン」。
ソキウスが好きなユニットであるORESAMAの2人が制作したこの楽曲。その「もはやORESAMA」感に熱くなっています。
さらに『ぱいのこ』からくじらの「我がまま」を挙げたソキウスは、そのサウンドの特徴だけでなく、タイトルを含めた歌詞の世界観の良さを改めて語ります。
【参照:「くじら」を紹介した「推しクリエイター回」(#91)( https://spoti.fi/3Cp6YID )】
また、こちらもやすおに乗っかる形で、『疑似ハーレム』のED「アドリブ」を挙げたソキウス。
早見沙織関連楽曲の良さという点を軸にしながら、この曲を手掛けた半田翼ワークスの新たな面にスポットを当てます。
ここでソキウスは再びやすおにお勧め楽曲を尋ねると、『モブから』のスポットEDであるSMILE PRINCESS「MOVE ON BABY」の名前が挙がりました。
作編曲をした広川恵一の「(良い意味で)気持ち悪い音」にも触れつつ、やすおの驚きを言語化していきます。
この「驚き」×各話ごとのEDという点に乗っかって、ソキウスが『ぶいでん』のカバー曲群のチョイスについてを、さらにやすおがその流れにまた乗っかって、『ロシデレ』のカバー曲群のチョイスについてをそれぞれ提示。
『ぶいでん』での「歌ってみた」選曲、そして『ロシデレ』での「恋愛」要素の変遷に驚かされていました。
次にやすおが挙げた『マヨぱん』のED「編集点」では、ソキウスがかなり強く同意する形で場がヒートアップ。
シンプルなトラック、ほぼセリフの楽曲構成、今回の楽曲制作にも携わったYouTuber・ハラミちゃんと作品との繋がりといった点から、この楽曲に対する驚きを語ります。
続いてソキウスは、自身が好きなバンドの初アニメタイアップ曲である『ラーメン赤猫』の「本日のおすすめ」を挙げます。
「愛が一層メロウ」で離婚伝説にハマったソキウスは、「楽器のカッコよさ」や「フェードアウト」などに注目しながらこの楽曲の良さを語りました。
次にソキウスが挙げたのは『女神のカフェテラス』から小玉ひかりの「チャージ!」。
自身の予想を裏切られた「100%」という歌詞と譜割りの驚きをどうにか言語化していきます。
また「約束された」驚きを受けたものとして、『<物語>シリーズ』からYOASOBIの「UNDEAD」の名前を出したソキウス。
小説を音楽にするユニットのアニソンとの食い合わせの良さを前面に出したうえで、「杞憂」とは思いつつも自身が感じた「けどさ…」の理由をあえて示していきます。
続いてソキウスが挙げたのは、『にごリリ』からめいちゃんの「シャッターチャンス」。
ソキウス的には「今期一のイントロ」です。
それを踏まえてソキウスがこのクールで一番好きな曲として挙げたのは、『澪がいる』からNornisの「夜が明けるまで」。
作編曲をした篠崎あやと・橘亮祐の楽曲の幅広さ、またそれも踏まえたこの楽曲の良さを、これまで手掛けた楽曲と比較しながら推語りします。
まだ挙げていない好きな曲としてここでやすおが挙げたのは、『転スラ』からももいろクローバーZの「レナセールセレナーデ」。
2人が「何だこれは」と思ったそのイントロや、この楽曲と『転スラ』との関係といった点で話が弾みます。
続いて『夜桜さん』の名前を出したやすおは、OP「Secret Operation」での「王道flipSide感」とトリプルボーカル、ASOBI同盟のED「結婚行進曲」での男女デュエットといった点から好きなところを語っていきました。
次にやすおが挙げた『ウィストリア』のPENGUIN RESEARCH「Fire and Fear」では、ソキウスが焚きつけられる形でこの楽曲の魅力を挙げていくことに。
ソキウス曰く「流麗な『ハードロック』バンド」である彼らの楽曲を、歌詞・ボーカル面とサウンド面それぞれから攻めていきます。
ヒートアップしたソキウスは、自身が以前から好きなユニット繋がりで、『義妹生活』からfhánaの「天使たちの歌」を挙げます。
ソキウス曰く「fhánaの『世界』を推し進めるアニタイ曲」であるこの曲の言葉のチョイスに沁みているようです。
最後にソキウスは、今期トップクラスに驚いた楽曲として『エル痩せ』関連楽曲である「無限モグモグタイム!」を挙げます。
80'sアイドルソング×グラインドコアが主題歌として使われることの衝撃をなんとか言葉にしようとします。
今回も最後は来クールの話題に。
ソキウスを中心に、ニュース的なトピック、期待のバンドが手掛ける初のアニメタイアップ曲、FlyingDog関連楽曲などが期待の楽曲として挙がりました。
【参考:FlyingDogが話題に挙がった「推語り③」回( https://spoti.fi/33MIWYQ )】
《主として今回挙がった作品》
・恋は双子で割り切れない
・菜なれ花なれ
・疑似ハーレム
・異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
・先輩はおとこのこ
・モブから始まる探索英雄譚
・VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
・時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
・真夜中ぱんチ
・ラーメン赤猫
・女神のカフェテラス
・〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン
・2.5次元の誘惑
・下の階には澪がいる
・転生したらスライムだった件
・夜桜さんちの大作戦
・杖と剣のウィストリア
・義妹生活
・直江くんは痩せさせたい。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、作品を勘違いしてしまいそうな熱い楽曲を紹介。
聴いたら放心してしまうかも?
【今回のキーワード】
内田真礼/PoMPoMs/北川悠仁/ゴホウビ/男女デュエット/ORESAMA/くじら/早見沙織/半田翼/SMILE PRINCESS/広川恵一/Shiggy Jr./『アイドルマスター SideM』/カバー曲/ハラミちゃん/離婚伝説/小玉ひかり/YOASOBI/めいちゃん/Nornis/篠崎あやと/橘亮祐/ももいろクローバーZ/flipSide/ASOBI同盟/PENGUIN RESEARCH/fhána/DE DE MOUSE/原口沙輔/グラインドコア/『IDOLY PRIDE』/高垣彩陽
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3Moy4n9
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今年も、予想以上に理想ダダ漏れ。
今回のテーマは、「アニサマ2024で理想セットリスト語り」。
今年もこの回の配信日(2024/8/31)は、Animelo Summer Live 2024の2日目が開催中。
今回も2日目の出演者+αで妄想にも近い理想のセトリをひたすら語っていきます。
【参照:アニサマ2023の回( https://spoti.fi/3ZzhczM )】
本編では、8/31に出演する以下のアーティスト一覧を眺めながらこのようなことを語りました。
<五十音順>
・愛美
今年もポニキャン待機/ロックロックした楽曲も/バンドリとのコラボ?
・伊藤美来
何度でも聴きたい「Shocking Blue」/ブラス隊ならば「No.6」も/今年のテーマ「Stargazer」にちょうどいい曲
・内田真礼
今年の「ギミレボ」/コラボ常連/姉弟コラボ曲も発表されたけど…/最近の「大人系」楽曲
【参照:2024春アニソン総決算回( https://spoti.fi/4dIbamx )】
・岡咲美保
去年は1曲/「Stargazer」にピッタリな曲/デビュー曲の可能性
・小倉唯
衝撃の「ハム太郎」コラボ/「Raise」並みの「振れ幅」/最近ご無沙汰なあの曲
・カノエラナ
ソキウス待望の出演/聴きたいタイアップ曲がたくさん
・GRANRODEO
「modern strange cowboy」の衝撃/「Go For It!」はいつ?/もう10年も経っていた曲たち
・鈴木このみ
「This game」10周年/盛り上がれる曲がいくらでもある
・芹澤優 feat. MOTSU
自身の曲でも相手の曲でもあり得る
・太陽と踊れ 月夜に唄え
今年1番びっくりした選出/「オトワ」を全力で楽しみたい/カバー?新曲?
・土岐隼一
信用するに足る古参(?)エピソード/イントロのフォルクローレ調待ち
・TrySail
「adrenaline!!!」皆勤賞の行方/「偏差値2」のセトリ/今年は「緩」あり?
・蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
全体曲とユニット曲/スリーズブーケ被り/アニサマというリアルでリンク?
・早見沙織
「plan」を聴きたい/「ダンまち」待ち/アルバム曲の可能性
・早見沙織 feat.HoneyWorks
「あれ」をやらない未来はない/「告白実行委員会」繋がりで…
・平野綾
ソロ名義としては15年ぶり/「God knows…」待望論/「Super Driver」と古のオタク
・フラガリアメモリーズ
男性声優大集合/色イメージとユニット曲/差に驚かされた曲
・MyGO!!!!!
去年より曲はかなり増えている/やっぱり「壱雫空」は良い
・MASOCHISTIC ONO BAND
『ぼのぼの』…?/なぜか思い出す「黒薔薇」「ドメラバ」/DGS曲も普通に聴きたい
また限られた時間ではあるものの、30日・1日の出演アーティストについても少し触れます。
やすおは、Aimer、宮田俊哉 (feat. 一ノ瀬トキヤ)、FIELD OF VIEW、オーイシマサヨシ(30日)、TRUE(1日)。
【参照:本日の一曲で「Nemophila」を紹介した「ポータブルオーディオ」回( https://spoti.fi/3FPYr0j )】
ソキウスは、ASCA(大倉明日香)(30日)、茅原実里、花澤香菜、ReoNa(1日)を挙げました。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、とある製作者好きならばぜひ聞いてほしい楽曲を紹介。
ノリ、流麗さ、男女デュエットなどが楽しめます。
【今回のキーワード】
Animelo Summer Live/土岐隼一/愛美/MyGO!!!!!/岡咲美保/TrySail/内田真礼/芹澤優 feat. MOTSU/小倉唯/太陽と踊れ 月夜に唄え/カノエラナ/早見沙織/早見沙織 feat.HoneyWorks/MASOCHISTIC ONO BAND/GRANRODEO/伊藤美来/鈴木このみ/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ/フラガリアメモリーズ/平野綾/Aimer/ASCA/宮田俊哉/FIELD OF VIEW/茅原実里/花澤香菜/ReoNa/オーイシマサヨシ/tiny baby/星銀乃丈
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/4cGhzgR
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今回も(本編で紹介しなかったものも含めた)「2024年春アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/3Ijfr23 )を作成しました。
ぜひ、こちらも併せてお聞きください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )、2023冬( https://spoti.fi/3N2vcxm )、2023春( https://spoti.fi/3s5dq4u )、2023上半期( https://spoti.fi/4637PL3 )、2023夏( https://spoti.fi/3HuBS3S )、2023秋( https://spoti.fi/3QaRaiM )、2024冬( https://spoti.fi/4e4dtQV )】
今回は2024年春クールの「最新アニソン総決算」シリーズ。
まずやすおが触れたのは『Lv.2チート』。EDがDIALOGUE+の「ユートピア学概論」だったものの、それ以上にOPの「旦那様とのラブラブ・ソング」の衝撃が大きかったようです。
次に挙がったのは『天使つき』から、サンドリオンの「Sunny Canvas」。事前の期待通り、お互いの好きなポイントを的確に突いていた楽曲だった様子。この場では、初披露ライブの話や、渡部チェルの経歴といった点が話題となりました。
続いてソキウスが挙げたのは、『終末トレイン』から中島怜の「GA-TAN GO-TON」。楽曲制作の裏話も参照しつつ、その「不気味な」気持ちよさを語ります。
次は、『ゆるキャン△』からキミのねの「レイドバックジャーニー」。
バイオリニストをメンバーに含むその形態に驚いたソキウス。その構成を説明していると、場の流れは同じくメンバーの1人である久下真音の話へと進んでいきました。
次に挙げるのは『ひみつのアイプリ』から、P丸様。の「ぜんりょくじょしかくめい!」。
その「エグみ」を残しつつも「マイルド」になった、そのバランスの良さに魅力を感じています。
続いてやすおが挙げたのは『じいさんばあさん』の楽曲。
ED「添い遂げYO-YO!!」では「2000年代前半」感から、OP「君がおじいちゃんあたしがおばあちゃん」ではコレサワの世界観とのマッチ加減からそれぞれ感じられた「インパクト」が話題の中心となりました。
またやすおは、インパクトという点で『ただいま、おかえり』での「優しい」MADKIDの楽曲もこの流れで紹介。
「ふたつのことば」における優しい歌い方と、曲後半での「MADKID、居たな」なポイントとの差で話は盛り上がります。
さらに「好み」な楽曲として、『ささ恋』の「Follow your arrows」を挙げたやすお。
やすおは楽曲が持つ「ソフト」な雰囲気を、ソキウスは歌詞における韻の気持ちよさという点をそれぞれ好きな点として挙げました。
そしてここまでの「驚いた」という点を引き継ぐ形で、『ザファブル』の「Professionalism」を挙げたソキウス。
原作から受ける「闇」の印象と、この楽曲から感じる印象との差に驚かされていました。
続いてソキウスが「ここ起用してきたんだ」という観点から名前を挙げたのは『SAND LAND』のOP・ED。
OPのKroi「Water Carrier」では、その経歴も軽く振り返りながら、『SAND LAND』だからこそ生まれた掛け合わせの妙を語り、EDのTempalay「ドライブ・マイ・イデア」では、彼らの「世界観」がどのような形で「ポップス」に落とし込まれているかという点を熱く語ります。
ここからは様々な作品の名前が一気に挙がりますが、その中で2人とも言及したのは、『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』。
ソキウスは三月のパンタシアの「スノーノワール」を、やすおはLiSAの「Shouted Serenade」を挙げました。
《主として今回挙がった作品》
・Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
・ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
・終末トレインどこへいく?
・ゆるキャン△ SEASON3
・ひみつのアイプリ
・じいさんばあさん若返る
・ただいま、おかえり
・ささやくように恋を唄う
・ザ・ファブル
・SAND LAND:THE SERIES
・ダンジョン飯
・アストロノオト
・HIGHSPEED Etoile
・魔法科高校の劣等生
・月が導く異世界道中 第二幕
・うる星やつら
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、懐かしの特撮ソングを紹介。
現在のイメージとは少し違います。
【今回のキーワード】
DIALOGUE+/釘宮理恵/サンドリオン/渡部チェル/中島怜/姉田ウ夢ヤ/キミのね/久下真音/P丸様。/三木眞一郎/能登麻美子/俊龍/コレサワ。/MADKID/hisakuni/SSGIRLS/ALI feat.般若/Kroi/Tempalay/sumika/降幡愛/水樹奈々/光増ハジメ/三月のパンタシア/LiSA/前田佳緒里/MAISONdes/TETRA-FANG/瀬戸康史
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3rwsBDX
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今回も(本編で紹介しなかったものも含めた)「2024年冬アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/47SAaVc )を作成しました。
ぜひ、こちらも併せてお聞きください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )、2023冬( https://spoti.fi/3N2vcxm )、2023春( https://spoti.fi/3s5dq4u )、2023上半期( https://spoti.fi/4637PL3 )、2023夏( https://spoti.fi/3HuBS3S )、2023秋( https://spoti.fi/3QaRaiM )】
今回は2024年冬クールの「最新アニソン総決算」シリーズ。今回も気になった作品を一気に語っていきます。
まず登場するのは、やすおが挙げた『友崎くん』の2期。1期に引き続きDIALOGUE+が主題歌を担当する作品ですが、2人ともED「誰かじゃないから」が好み。ただ、1期の「幻影」がちらつくOP「イージー?ハード?しかして進めっ!」も捨てがたい様子。
そんな2人が、OP/EDそれぞれへと繋がる文脈を自身の関心から辿っていきます。
続いて挙がったのは『かな天』。
ED・石原夏織の「Gift」では、サビへと盛り上がっていくバラードが持つ良さや、その歌詞に注目。
OP・太陽と踊れ月夜に唄えの「オトワ」では、「アイドル的カオスさ」に驚かされた話で盛り上がりました。
次にソキウスが挙げたのは、『スナックバス江』からotonari feat. RIRIKO,佐高陵平の「ウラオモテアクアリウム」。
一聴すると「何の作品だったっけ」と思わせられるこの楽曲が持つ「冒険心」に惹かれたことを熱く語ります。
続いては、前回でも名前が挙がっていたSizukから『もふなで』の「Cotton Days」と、『結婚指輪物語』の「Lover’s Eye」。
ボーカリストは違えども共通する良さという観点から、それぞれの曲の推しポイントを挙げていきます。
【参考:水樹奈々回( https://spoti.fi/36dPSQw )】
次に挙がったのは、『真の仲間』2期。
OP・ゆいにしおの「routine life」では、彼女のアルバムでの流れとも関連付けながらそのメッセージ性の話へ。
ED・JYOCHOの「導き、捧げて」では、ポストロック的な技巧や1期の楽曲との差から語っていきました。
【参照:推語り回でのポストロックへの言及( https://spoti.fi/33MIWYQ )】
再びやすおに尋ねると、名前が挙がったのは『道産子ギャル』。OP/EDともにオーイシマサヨシが楽曲制作に携わっているのもあり、これらの楽曲を楽曲に纏わる彼の作品群とともに見ていきました。
やすおは、特徴的なメロディーや「ダンス要素」などが特徴的なOP「なまらめんこいギャル」も好きでしたが、それ以上にED「わやわやわー!」が「刺さった」ようです。
続いて挙げたのが、『まほチェリ』から声にならないよの「はじめては全部君がいい」。
声を「張り上げ」ずに「いい感じに力の抜けたボーカル」や、「甘酸っぱい」雰囲気の楽曲が好きだと語るやすおの話を承けて、ソキウスが『ギヴン』のセンチミリメンタル楽曲の話でそれに乗っかります。
次は2人とも好きな楽曲として挙げた、『魔女と野獣』から南條愛乃の「光のトリル」。
彼女が歌う前クールの楽曲とを対比させる形で、その歌い方や譜割りなどの特徴も相まって「浮遊感」のあるこの楽曲の「心地よさ」を提示していきました。
次にソキウスが挙げたのは『よう実』3期の楽曲。
OP・ZAQの「マイナーピース」では、『よう実』らしさに繋がるのかもしれない、アニソンと(ジャズテイスト×何か)な楽曲との関係について、以前の回から登場している「町中華」の喩えを用いながら言及。
ED・ニノミヤユイの「今世大革命」では、カップリング楽曲にも触れながら、ポップスに加えられた(「町中華」的に言えば)「苦味」の良さについて語ります。
続いては、『魔都精兵のスレイブ』から内田真礼の「CHA∞IN」。
思わず「こういう曲歌うんだ」となるような「お洒落さ」が感じられるこの楽曲。これまでのイメージとは違う、(歌詞の文言通りの意味で)「肩の力を抜いた」ことで生まれたグルーヴ感が推しポイントです。
ここで、このクールの楽曲ではニュース性が高いと思われるもののまだ言及されてない『マッシュル』2期のOP・Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の話に。
この場では「商業的な戦略」のハマり様にはあまり触れず、楽曲中で装飾音以上の使われ方をしている「マリンバ」に注目します。
そして最後にやすおが挙げたのは、『SYNDUALITY Noir』からARCANA PROJECTの「アイレ」。
楽曲のラストにある「愛してる」というフレーズ、そしてそこへ向けての盛り上がりの上手さという点で盛り上がりました。
さらにソキウスが、『もふなで』のED・harmoeの「ふわふわpartyつられてhappy」の話を強引に挿入。
ED映像から醸し出される「やさしい世界」のイメージだけでなく、(楽曲制作に携わっている)Tomggg的なサウンド感も随所に感じられるこの楽曲の「完成度」の高さにソキウスは驚いていました。
このシリーズの最後は、恒例である次のクールへの期待の話。
やすおは、24春も主題歌を担当するDIALOGUE+、今回はデュエット形式ではない『死神坊ちゃん』3期ED、そしてこの収録段階で既にライブで楽曲を聴いているサンドリオン。
ソキウスは、FlyingDog案件な『終末トレイン』OP、初のアニメ主題歌である降幡愛、『ただいま、おかえり』での「異色な」組み合わせなどに期待をしているようです。
【参考:『死神坊ちゃん』2期の話をした2023夏クールの回】
《主として今回挙がった作品》
・弱キャラ友崎くん 2nd STAGE
・愚かな天使は悪魔と踊る
・スナックバス江
・異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。
・結婚指輪物語
・真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd
・道産子ギャルはなまらめんこい
・30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい
・映画 ギヴン -柊mix-
・魔女と野獣
・ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season
・魔都精兵のスレイブ
・マッシュル -MASHLE- 神覚者候補選抜試験編
・SYNDUALITY Noir
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、去年聴きまくった楽曲を紹介。
人気ボカロPとのコラボです。
【今回のキーワード】
2024冬アニメ/DIALOGUE+/パスピエ/堀江由衣/石原夏織/太陽と踊れ月夜に唄え/佐高陵平/Sizuk/Kotoha/AYAME/ゆいにしお/JYOCHO/オーイシマサヨシ/亜咲花/声にならないよ/センチミリメンタル/南條愛乃/ZAQ/ニノミヤユイ/内田真礼/Creepy Nuts/マリンバ/ARCANA PROJECT/堀江晶太/harmoe/Tomggg/真野あゆみ/中島怜/姉田ウ夢ヤ/サンドリオン/渡部チェル/降幡愛/きなみうみ/hisakuni/Ado/Mitchie M
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3rzuUWT
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今回も(本編で紹介しなかったものも含めた)「2023年秋アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/43RjB9x )を作成しました。
ぜひ、こちらも併せてお聞きください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )、2023冬( https://spoti.fi/3N2vcxm )、2023春( https://spoti.fi/3s5dq4u )、2023上半期( https://spoti.fi/4637PL3 )、2023夏( https://spoti.fi/3HuBS3S )】
今回は2023年最後のクールの「最新アニソン総決算」シリーズ。今回も20作近くの主題歌の名前が登場します。
まず登場するのは、やすおが挙げた『DMDP』から水瀬いのりの「スクラップアート」。この楽曲から感じられる「カオス」さと「スクラップ」に因んだ楽曲上の仕掛けとを結びつけながら語りを進めます。
次は『まほよめ』からJUNNAの「眠らされたリネージュ」。やすお曰くALI PROJECTのように「いきなり世界観がぶつかってくる」というこの曲に対してソキウスは、「感情の入れ方」という視点で推語りに乗っかります。
続けてやすおが挙げるのは、ミュージックレイン関連で『カノジョも彼女』から小玉ひかりの「ドラマチックに恋したい」。やすおは、これまでの同レーベルの作品ではあまり見られなかった要素に注目しました。
ここからはソキウスが作品を挙げる流れになり、そのスタートとなったのが『100カノ』の「大大大大大好きな君へ」。ソキウス曰く「速さ、展開の多さ、電波ソング的な要素、目立つ弦、荒ぶるバンドマン」といった点で、とても「インパクト」があった楽曲でした。さらに同作品のED、岬なこの「スイートサイン」にも言及。ソキウスが好きな「AOR的なもの」との近さという点で迫っていきます。
次に『ダークギャザリング』から花澤香菜の「インタリオ」を挙げたソキウスは、前回(2023夏)の最後でも挙げた「深い音世界」の魅力をカップリング曲と絡めながら語りました。
ここで再びやすおに話題を振ると、『ポーション頼み』からharmoeの「Love is a potion」の名前が挙がります。白雪姫をイメージさせる楽曲であり、かつ「思わず体を揺らしちゃう」ようなその二面性を味わえる楽曲でした。また、2024冬クールでのharmoe楽曲への期待もこの段階で言及します。
【参考:Tomgggの名前が挙がった2023年夏クールの回】
続いて名前が挙がった作品は『柚木さんち』。やすおは、この作品のED・久保あおいの「ささくれ」のようなバラード曲が自身の好みに刺さった様子。そしてソキウスは、OP・flumpoolの「泣いていいんだ」のとある部分の響きにかなり注目していることをこの話題に乗っかる形で語りました。
次に挙がったのが、『とあるおっさん』からsajiの「Magic Writer」。彼らが以前発表した「フラッシュバック」や「スターチス」(2023夏)といった楽曲とも比較しながら、その「爽やかさ」に迫っていきました。
今度は「力の入ってる」作品こと『SPY×FAMILY』の話題へ。
OP・Adoの「クラクラ」に対しては、彼女の「歌い手っぽいアプローチ」としての魅せ方の変化というソキウスの見方を基にしながら、原作自体が持つ「ドタバタ感」とソキウスが好きな曲調とのマッチという点から、ED・Vaundy feat. Cory Wongの「トドメの一撃」に対しては、Vaundyの戦略的な活動とVulfpeckのような「ファンク」の要素という点から推語りしていきます。
次に名前が挙がったのは、『でこぼこ魔女』から水樹奈々の「Sugar Doughnuts」。あえて言うならば「アルバム曲っぽい」と語るソキウスは、楽曲の中に取り入れられた「遊び心」や、彼女のパブリックイメージからは若干異なるようなその音楽性といった観点がら熱く語りました。
【参照:水樹奈々回( https://spoti.fi/36dPSQw )、「ダブルシャッフル」を挙げた2022年春クールの回、「流線形メーデー」を挙げた2022年夏クールの回】
続いては、ソキウスが短時間とはいえども紹介したかった『暴食のベルセルク』からEverdreaMの「Jekyll & Hyde」。「暴れる」弦+ピアノの旋律からなるイントロに「一時のElements Gardenっぽさ」をソキウスは感じたようです。
残り少ない時間ながらもここでやすおが挙げたのは、『星屑テレパス』から伊藤美来の「点と線」。原作の「宇宙」というキーワードとも結びつきやすい「揺蕩う」イメージを2人とも感じています。
次に挙げたのは『クズ悪役』からセンチミリメンタルの「生きていかなくちゃ」。「元気になる」ようなその楽曲の構成に、彼らが以前発表した「青春の演舞」(2021春)を重ねながらやすおは聴いたようです。
続いては、『キミゼロ』からAliAの「あいことば」。ボーカルであるAYAMEが参加したSizukの「Dystopia」(2023冬)のイメージが強くあるというやすおは、今回の楽曲でもその「聴かせてくる感じ」に圧倒されていました。
同様にソキウスも(一部は名前を羅列する形で)色々な作品を挙げていきます。
まずは『BEYBLADE X』からaespaの「ZOOM ZOOM」。夕方放送の作品で「攻めた」楽曲を聞けることへの「驚き」を語ります。
【参考:「鍋奉行」を挙げた2022年秋クールの回】
さらに『ティアムーン』から上坂すみれの「ハッピーエンドプリンセス」では、楽曲制作をした大石昌良の「っぽさ」や、OP/EDでの「役割」の違いについて言及しました。
また、「Semisweet Afternoon」「Stereo Sunset」「アンノウンの色彩」「Cinematic」などといった楽曲もソキウスは気に入ったようです。
【参照:小林私について言及した推クリエイター回( https://spoti.fi/3Cp6YID )】
最後は、2024冬クールの楽曲の話へ。
ボーカル違いでWタイアップとなるSizuk、23秋と似た布陣での水樹奈々、実質パスピエのDIALOGUE+や伊藤翼との繋がりに早くも期待していることを熱く語りました。
《主として今回挙がった作品》
・デッドマウント・デスプレイ
・魔法使いの嫁
・カノジョも彼女
・君のことが大大大大大好きな100人の彼女
・ダークギャザリング
・ポーション頼みで生き延びます!
・柚木さんちの四兄弟。
・とあるおっさんのVRMMO活動記
・SPY×FAMILY
・でこぼこ魔女の親子事情
・暴食のベルセルク
・星屑テレパス
・クズ悪役の自己救済システム
・経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。
・BEYBLADE X
・ティアムーン帝国物語
・聖女の魔力は万能です
・MFゴースト
・ラグナクリムゾン
・川越ボーイズ・シング
・B-PROJECT ?熱烈*ラブコール?
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、大人風味な声優楽曲を紹介。
マルチな才能を味わえます。
【今回のキーワード】
2023秋アニメ/水瀬いのり/JUNNA/石川智晶/小玉ひかり/『100カノ』/岬なこ/花澤香菜/北川勝利/harmoe/久保あおい/flumpool/saji/Ado/Vaundy/Cory Wong/水樹奈々/サカノウエヨースケ/EverdreaM/伊藤美来/センチミリメンタル/AliA/aespa/上坂すみれ/大石昌良/結城アイラ/Himika Akaneya/小林私/Kaco/B-PROJECT/Sizuk/DIALOGUE+/パスピエ/伊藤翼/山村響
※本編の音声が、一部聞き取りづらい箇所があります。その点、予めご了承ください。
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/419tbnE
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今回も(本編で紹介しなかったものも含めた)「2023年夏アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/3PtQh3P )を作成しました。
ぜひ、こちらも併せてお聞きください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )、2023冬( https://spoti.fi/3N2vcxm )、2023春( https://spoti.fi/3s5dq4u )、2023上半期( https://spoti.fi/4637PL3 )】
今回は「最新アニソン総決算」シリーズ。短い時間ながら、出来る限り多くの作品を紹介していきます。
本題に入る前にやすおから、収録時期の関係で「アニサマ補正」がかかる可能性についての話が挙がります。今回はその「補正」も頭に入れた上でお聞きください。
【参考:アニサマ2023理想セトリの回( https://spoti.fi/3ZzhczM )】
その後やすおが名前を挙げたのは、『死神坊ちゃん』から「君とレヴュー」。1期のOP「満月とシルエットの夜」を引き合いに出しつつも、「高音」と「低音」という、花江夏樹の声に関する視点の違った感想が2人から示されました。
続いては、先ほどの曲と同様に「多幸感」のようなものを感じたという、『うちの会社の小さい先輩の話』から小林柊矢の「HONEY」。この「多幸感」が表れている様を作品PVなどにも触れながら語ります。
今度は「補正」ありの楽曲として、『ダークギャザリング』から花澤香菜の「灰色」を挙げたやすお。ライブ会場で、北川勝利制作の「影のある」楽曲と声の透明感との掛け合わせに驚かされたようです。さらにこれに乗っかる形でソキウスは、彼女の「音世界」が溢れ出してそうな来クールの楽曲も併せて言及しました。
ここからはソキウスが主に楽曲を挙げていく流れに。ここまでの流れを踏まえて初めに挙げたのが、saji-サジ-の楽曲。
1つ目は『AYAKA -あやか-』の「フラッシュバック」。アニサマでも披露されたこの楽曲。その間奏でのソロパートに一聴しただけで惚れ込んだようです。
そして2つ目は『Helck』から「スターチス」。ヨシダタクミがハイトーンボイスを駆使しながら歌い上げるバラードだったこの曲を受けて、ソキウスが好きな水樹奈々の楽曲とも関連付けながら推語りを進めていきます。
【参照:水樹奈々回( https://spoti.fi/36dPSQw )】
次に挙げたのが、ソキウス曰く「当然」のように好きになった楽曲ではあるものの、本人としては「意外な」ところから浮上してきた『いきものさん』の「もちもち」。スイートボイスなボーカルにR&Bやソウルの影響も垣間見えるようなサウンドを合わせた彼らの楽曲の「いわゆる」さをここで熱弁します。
今度はやすおも好みの楽曲として挙げるだろうという観点から、『ホリミヤ -piece-』の「幸せ」を挙げたソキウス。やはり好みだと語ったやすおとともに、以前紹介した「EVERBLUE」(2021秋)とも通ずるような音色の楽曲だけでなく、それとは少し異なるタイプの楽曲も触れました。
続いては『白聖女と黒牧師』から「トコシエスタ」。ソキウスが好きな楠木ともりの「もうひとくち」の制作もしていたササノマリイが本人名義で携わった楽曲でした。曲全体から柔らかさを感じたソキウスがその魅力を語ります。
ここでソキウスは改めてやすおに今期の楽曲について尋ねると、返ってきたのは『かのかり』からhalcaの「恋愛ミリフィルム」。楽曲制作に携わった北澤ゆうほの影響と、「アニソンっぽさ」という要素を中心に話が進んでいきます。また、ソキウスは同作品からAmber'sの「エンドロール」についても言及。「煌びやかなサウンド」と「芯があるハイトーンボイス」を生み出す彼らのメンバー構成から話題を繋げていきました。
次にやすおが挙げるのは『夢見る男子』の楽曲。OPの石原夏織の「paraglider」では、HAMA-kgnが作り出す独自の「ほどほど」感を夏川椎菜の楽曲と対比させながら紹介。さらに同作品のヒロインが歌うEDの「#夢は短し恋せよ乙女」では、サビ前での歌い方に注目し、その方法とアニソンとの親和性について思いを馳せます。
続いてやすおが挙げたのが『ライアー・ライアー』のED、SMILE PRINCESSの「fakey merry game」。楽曲制作に携わった広川恵一の経歴や音楽的特徴などに触れながら推語り。さらにソキウスが同作品のOPからMay'nの「LIES GOES ON」を取り上げ、彼女の楽曲には少し珍しい「デジタルっぽさ」の要素について触れました。
ここからは再びソキウスが主に語る流れとなり、その中で最初に挙げたのは『ライザ』から三月のパンタシアの「ゴールデンレイ」。ソキウスはこの楽曲の「6拍子の気持ちよさ」に惹かれたようです。またそれに加えて、彼女自身による多重コーラスや新たなアーティストコンセプトについても言及しました。
次に「クラブミュージック」的な楽曲として、『おかしな転生』からYuNiの「風味絶佳」。YUC'eとNorの「ゴールデンコンビ」が手掛けた煌びやかな楽曲を、YunomiやTomgggといったクリエイターとともに紹介します。
続いてはソキウスが驚かされた楽曲だった、『デキる猫は今日も憂鬱』からasmiの「破壊前夜のこと」。アニサマ2023回などでも言及したような彼女っぽい要素とそうとは言えなそうな要素について言及。
さらに引き続きこの観点で、『トニカクカワイイ 女子高編』から早見沙織の「plan」も取り上げます。「そのまま使いた」くなるような彼女の声をあえてカットアップすることで発生するその「異質さ」が、違和感なくまとまっている楽曲です。
最後に一つ付け加える形でソキウスが挙げたのは、『贄姫と獣の王』からHinanoの「LOVE INFINITY」。以前の「ヴァージニア」と同じ作詞作曲編曲で作られたこの楽曲。4オクターブを駆使する彼女の歌声の低音部分や、楽器隊の音などに注目して語りました。
同様にやすおにも最後に語りたい作品を尋ねると、オタク的に「強い」楽曲として『幻日のヨハネ』からAqoursの「幻日ミステリウム」を挙げました。『ラブライブ!サンシャイン!!』のスピンオフという性質から言及します。
また同じく「強い」ものとして挙げたのが、『政宗くんのリベンジR』から大橋彩香の「Please, please!」。こちらも「補正」の影響が垣間見える中で、1期の「ワガママMIRROR HEART」の「原理主義」にも負けない(?)その魅力を挙げます。
ただ時間の都合上、前回の最後でも言及していたFlyingDog枠・『シュガーアップル・フェアリーテイル』の楽曲を詳しく紹介出来なかったため、ソキウスは少々悔やんでいるようです。
【参考:FlyingDogが話題に挙がった「推語り③」回( https://spoti.fi/33MIWYQ )】
《主として今回挙がった作品》
・死神坊ちゃんと黒メイド
・うちの会社の小さい先輩の話
・ダークギャザリング
・AYAKA-あやか-
・Helck
・いきものさん
・ホリミヤ -piece-
・白聖女と黒牧師
・彼女、お借りします
・夢見る男子は現実主義者
・ライアー・ライアー
・ライザのアトリエ
・おかしな転生
・デキる猫は今日も憂鬱
・トニカクカワイイ 女子高編
・贄姫と獣の王
・幻日のヨハネ
・政宗くんのリベンジR
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、この番組でも何度か話題に挙がった作品から夏をイメージさせるユニット曲を紹介。
場の盛り上がりが尋常ではないです。
【今回のキーワード】
2023夏アニメ/Animelo Summer Live/花江夏樹/真野あゆみ/やしきん/小林柊矢/花澤香菜/北川勝利/saji-サジ-/ヨシダタクミ/猫戦/Omoinotake/ササノマリイ/halca/北澤ゆうほ/Amber's/石原夏織/HAMA-kgn/夏川愛華(涼本あきほ)/SMILE PRINCESS/広川恵一/May'n/三月のパンタシア/YuNi/Nor/YUC'e/asmi/早見沙織/in the blue shirt/Hinano/ Aqours/大橋彩香/Kanata Okajima/MADKID/サンドリオン/パソコン音楽クラブ/phritz/水樹奈々/キングレコード/『アイドルマスター ミリオンライブ!』/小玉ひかり/『IDOLY PRIDE』/ⅢX
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3KJ7cwJ
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今年の「理想」はどこまで現実になるのだろうか…?
今回のテーマは、「アニサマ2023で理想セットリスト語り」。
去年同様、この回の配信日当日(2023/8/26)は、Animelo Summer Live 2023の2日目が開催中。
よって今年も、2日目の出演者+αで妄想にも近い理想のセトリをひたすら語っていきます。
【参照:アニサマ2022の回( https://spoti.fi/3y666ps )】
本編では、8/26に出演する以下のアーティスト一覧を眺めながらこのようなことを語りました。
<五十音順>
・愛美
「マジデス」はやるだろう/ポニーキャニオン時代の楽曲/『バンドリ』で…?
・angela
この日のベテラン/angelaの「イケイケ」な曲中毒/発売20周年の曲/開幕でいきなり?/今年の名乗り芸?
・石原夏織
ゆいかおりではなく…/今年になってもまた聞きたい曲
・上坂すみれ
コール&レスポンスがしやすい曲/『ジャヒー様』も…
・岡咲美保
今年が実質初出演/「これで1曲目入ってください」な曲/転スラカバー?
・ClariS
2曲?3曲?/「淋しい熱帯魚」
・鈴木愛奈
民謡仕込みの歌唱力/まだ歌われていないタイアップ曲
・スタァライト九九組
軽々とカバー&コラボ?/去年は大黒摩季・鈴木雅之
・ChouCho
びっくりした追加発表/アコースティック版もあり/『ガルパン』も長い作品
・TrySail
去年は大トリ/「adrenaline!!!」に代わる曲/緩急の「緩」にあたるもの?
【参照:『異世界ワンターンキル姉さん』の楽曲を紹介した「2023春アニソン総決算」回( https://spoti.fi/3s5dq4u )】
・中島由貴
ここで初解禁?/フットワーク軽くコラボ/『バンドリ』/『てーきゅう』の可能性
・仲村宗悟
貴重な男性枠/「WINNER」はやるでしょ/1日目の遠藤正明/シークレット枠の話
・Hero Girls! “サマー”スカイ! プリキュア
意外と久々/このプリキュア曲が聞きたい/
・Machico
『プリキュア』も『このすば』もそれ以外も/「歌唱力ぶつけあいコラボ」/世代差コラボ
・MADKID
声出し解禁と「RISE」/どの曲歌う?/公式テーマソングの話
・松本梨香
大型コラボ要員?/JAM Project/新旧『ポケモン』/特撮の松本梨香/九九組と?
・Morfonica
生バイオリン/コラボでも?
・Lyrical Lily
DJプレイで何かが起こる?/カバーの実績
・Rainy。
「ビーイング枠」の一人/コナン以外の可能性/彼女と繋がる人?/年齢
また限られた時間ではあるものの、25日・27日の出演アーティストについても少し触れました。
やすおは、Cö shu Nie(25日)、DIALOGUE+、halca(27日)。
【参照:「SAKURA BURST」の話題が出た2022年冬アニソン総決算回( https://spoti.fi/388XOTv )】
ソキウスは、蒼井翔太、harmoe、GRANRODEO(25日)、花澤香菜、saji(27日)を挙げました。
【参照:本日の一曲で「SHINOBI-NAI」を紹介した回( https://spoti.fi/3Jq5leN )】
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、配信日当日の参加者の楽曲を紹介。
このバージョンが選ばれるアニサマ概念?
【参照:YouTuber/Podcasterの回( https://spoti.fi/3rIH39G )】
【今回のキーワード】
Animelo Summer Live/TrySail/岡咲美保/ChouCho/愛美/Morfonica/Lyrical Lily/仲村宗悟/松本梨香/スタァライト九九組/MADKID/歴代テーマソング/angela/ClariS/Hero Girls! “サマー”スカイ! プリキュア/上坂すみれ/石原夏織/Rainy。/中島由貴/Machico/鈴木愛奈/Cö shu Nie/harmoe/GRANRODEO/DIALOGUE+/花澤香菜/saji/halca/RudeLies/リミックス音源
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3KHKsgH
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
ぜひ、「2023年冬アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/3mEk92B )、そして「春アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/3N8mpJ4 )で楽曲とともにこの回を聞いてみてください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )、2023冬( https://spoti.fi/3N2vcxm )、2023春( https://spoti.fi/3s5dq4u )】
今回は前回の「最新アニソン総決算」回での消化不良感を受けて急遽設定された、2023年上半期のアニソンを対象にした延長戦。
冬クール・春クールの作品でまだ語れていなかった楽曲を語っていきます。
最初にやすおが挙げたのは、『UniteUp!』に登場するKIKUNOYUの「いいの」。Chinozoが制作に携わるこの楽曲が「シンプル」に好きだったようです。また、該当クールの回の収録時にはCD発売されていなかったものという共通点で次に挙げたのが、オーイシマサヨシの『ギフト』のシングル。ここから、同シングルに収録されている『グリッドマン ユニバース』の「uni-verse」の話題へと発展しました。
続いてソキウスが2023冬クールの楽曲というところで触れたのが、『弱虫ペダル LIMIT BREAK』から山下大輝・佐伯ユウスケの「アクション」。ブラックミュージックの影響も感じさせる佐伯ユウスケの楽曲に惹かれているようです。さらに同じく冬クールの楽曲で、OPの方を本編で熱く語ったもののこちらに触れることが出来なかったという点で、『氷属性男子』からNowluの「リナリア」。彼女の名前とこれまでの楽曲の特徴とを関連付けながら「夜感」の魅力を語りました。
続いてやすおが「中毒性」という観点で同クールの楽曲から挙げたのは『にじよん』の「わちゅごなどぅー」。さらに中毒性の話題から楽曲の記名性の高さという話題につなげる形で、『REVENGER』からレトベアの「ダウンタイマー」をそれぞれ提示しました。
またソキウスも似たような観点から『とーとつにエジプト神2』の「コシャリズム」について言及。いっけん「ありがち」そうに思える楽曲が持つ「楽曲展開の奇抜さ」に注目しながらソキウスはその魅力を語ります。
ここでやすおは「一発でそれと分かる」という要素から繋げる形で、春クールに放送された『U149』の楽曲について言及。「アイマス」シリーズの楽曲が好きなソキウスがそれに乗っかる形で推語りの流れへ進みます。ここではキャラクターの特徴と楽曲の特徴とを関連付ける形で、『U149』以前に発表されていたキャラソン、同作のコミック版で発表された楽曲、そしてアニメ用の新曲といった同作に纏わる様々な楽曲を挙げていきました。
続いて、時間が足りずに触れずじまいだった作品としてソキウスは、『逃走中』からfhánaの「Runaway world」を提示。この曲のっぽくなさとfhána自体の新展開とを結びつけますが、ソキウスとしてはこの楽曲が収録されているシングルのカップリング曲である「Spiral」の方がよりお気に入りの様子。(同ユニットのシングル収録曲としては比較的珍しい)ボーカル担当量のバランスなどの観点から楽曲の魅力を語りました。
次にソキウスが挙げたのは『THE MARGINAL SERVICE』から宮野真守の「Quiet explosion」。この楽曲が持つ「グルーヴィーさ」などの特徴を「歳を重ねたことで得た魅力」とも表現しながら、「疾走感」だけではない良さを2人で確認しました。
一方やすおは、『東京ミュウミュウ にゅ〜♡』でSmewthieが歌う「アイドル然とした」楽曲に注目。楽曲の「電波っぽさ」がある種の「王道のアニメソング」の性質を感じたやすおは、現代の「多様化」しているアニソンシーンを踏まえながら、「この時代にこのタイプの楽曲」が聞けることの「貴重」さについてここで触れました。
【参考:ソキウスが『東京ミュウミュウ』の作品について多少言及した「2022春アニソン」の回( https://spoti.fi/3TwiYym )】
最後にソキウスは残りの作品から2作品を提示。まず挙げた『トニカクカワイイ』の「刹那の誓い」では、いわゆるアニソン的なフォーマットとクラブミュージック的なサウンドとの微妙な差について。そして次に挙げたVoid_Chordsが手掛けた『ULTRAMAN』の「AVIATION」では、Void_Chordsこと高橋諒がかつて手掛けた『ACCA13区監察課』の楽曲を引き合いに出しながら、「ACCAの楽曲が好きならこの楽曲にはそのまま入れる」と両楽曲の共通点についてここで語りました。
《主として今回挙がった作品》
・UniteUp!
・グリッドマン ユニバース
・弱虫ペダル LIMIT BREAK
・氷属性男子とクールな同僚女子
・にじよん あにめーしょん
・REVENGER
・とーとつにエジプト神2
・アイドルマスター シンデレラガールズ U149
・逃走中 グレートミッション
・THE MARGINAL SERVICE
・東京ミュウミュウ にゅ〜♡
・トニカクカワイイ
・ULTRAMAN
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、ハイトーンボイスが特徴的な楽曲を紹介。
「ガチ」です。
【今回のキーワード】
2023冬アニメ/2023春アニメ/KIKUNOYU/Chinozo/オーイシマサヨシ/山下大輝/佐伯ユウスケ/Nowlu/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会/レトベア/下野紘/梶裕貴/赤城みりあ(CV:黒沢ともよ)/櫻井桃華(CV:照井春佳)/結城晴(CV:小市眞琴)/俊龍/Sizuk/fhána/宮野真守/Smewthie/Neko Hacker/Void_Chords/ONE III NOTES/星野一成/パーパー
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3KKgc4X
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
「熱さ」はもちろん大事。そしてさらに…
今回のテーマは「特撮」。これまでも要所要所で語られてはいた特撮作品、そしてその楽曲に焦点を当ててその魅力を語っていきます。
【参照:音楽ゲームの魅力回( https://spoti.fi/42GPUHJ )、2011年のオタク回( https://spoti.fi/3lliprX )】
まず、以前の回でも断片的に話題になっていたやすおの特撮遍歴をここで改めて見ていきます。
自身に兄弟がいたこともあってかリアルタイムでの出会いとして、ビデオなどで少し上の世代の作品を見ていたというやすお。主にスーパー戦隊シリーズがその対象で、『鳥人戦隊ジェットマン』などがこれにあたります。それに加えて、同世代のものとして『百獣戦隊ガオレンジャー』『忍風戦隊ハリケンジャー』といった名前がここで挙がりました。
やすおは一時期特撮作品からは離れていましたが2007年頃の「復帰」後は、いわゆる「ニチアサ」(テレビ朝日系列の日曜朝の放送枠の通称。同枠では特撮作品が放送されていたことが多い。)の一連の流れとして、『仮面ライダー電王』といった作品を見だすように。それ以降はニチアサを中心に特撮作品によく触れているとのことでした。
さらにソキウスは(先ほどの兄弟由来での『ジェットマン』のような例とは別の形での)後追いで見始めた作品についても尋ねると、それにあたるものとして『科学戦隊ダイナマン』(83~84年放送)ぐらいの時期まで遡ったことを提示します。
ここまではスーパー戦隊シリーズの話が主だったので、ウルトラマンシリーズなどの他の作品群についてはどうだったか質問すると、やすおは特に昭和のウルトラマンシリーズ作品を「おもちゃ」の形で触れていた様子。またメタルヒーローシリーズ(宇宙刑事シリーズ、ビーファイターシリーズなどを含む、金属質のボディを持つ主人公が活躍する東映制作の作品の総称)の終わり頃が自身の世代であったやすおは、『重甲ビーファイター』なども同じような形で楽しんでいたとのこと。
続いてソキウスはやすおが思う特撮作品の魅力を尋ねます。これにやすおは特撮作品のストーリー展開としてよく見られる「勧善懲悪」の分かりやすさを指摘し、その性質が自身の幼心にとてもフィットしたのではないかと振り返り。そして成長するにつれ、特撮作品が元々持つ勧善懲悪以外の「複雑」さを理解することでさらにハマっていった可能性をここで挙げます。
そのようなやすおの経緯も踏まえつつ、具体的な作品名をやすおに尋ねてみたところまず挙がったのが『侍戦隊シンケンジャー』。伏線を回収しつつの「終盤にかけてのどんでん返し」にリアルタイムで驚かされた模様。
続いて名前が挙がったのは『鳥人戦隊ジェットマン』。「戦うトレンディドラマ」と称されるようなこれまでの特撮作品のイメージとは一線を画すこの作品をやすおは何度も見返しているようです。
ここでソキウスはこの後も続く特撮語りにおいて参考になるようにと、ごくごく簡単に特撮作品の歴史を確認します。
初めに言葉としての「特撮」の意味合いに触れた後で、いわゆる「変身ヒーロー」がその主軸となっていることを再確認。そのうえで、『牙狼』シリーズやガールズ×戦士シリーズといったまだ名前が挙がっていない代表的な特撮シリーズの存在について言及しました。
そのうえで改めてやすおに尋ねるとそこで名前が挙がったのが『有言実行三姉妹シュシュトリアン』。ハチャメチャな物語に巻き込まれてしまう三姉妹が主人公であるこの作品。その記憶がおぼろげとはいえ、テレビ朝日系列ではない「ニチアサ」ともいえるこの作品を当時触れていたとやすおは語りました。
この回の最後は、好きな特撮作品の楽曲の話に。
やすおは、特撮らしい「熱い」楽曲の代表として『爆竜戦隊アバレンジャー』や『侍戦隊シンケンジャー』の楽曲、逆に「特撮っぽくない」楽曲の代表として『鳥人戦隊ジェットマン』のED、さらにスーパー戦隊以外から『重甲ビーファイター』や『仮面ライダーキバ』の楽曲を提示。
それに触発されたソキウスも「和風ユーロビート」っぽい『忍者戦隊カクレンジャー』のOP、そして「っぽくない」「異質感」を覚えるものとして『仮面ライダーエグゼイド』や『仮面ライダー響鬼』の楽曲についてその良さを語りました。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、10年代のアニソンの中ではあまり言及されない曲を紹介。
キーワードは、宮川弾と高音の地声?
【今回のキーワード】
特撮/スーパー戦隊シリーズ/『鳥人戦隊ジェットマン』/『百獣戦隊ガオレンジャー』/『忍風戦隊ハリケンジャー』/ニチアサ/『仮面ライダー電王』/『科学戦隊ダイナマン』/メタルヒーローシリーズ/『重甲ビーファイター』/特撮作品の「勧善懲悪」の性質/『侍戦隊シンケンジャー』/『牙狼』/ガールズ×戦士シリーズ/不思議コメディーシリーズ/『有言実行三姉妹シュシュトリアン』/『爆竜戦隊アバレンジャー』/『忍者戦隊カクレンジャー』/『仮面ライダーエグゼイド』/『仮面ライダーキバ』/『仮面ライダー響鬼』/YOHKO/宮川弾
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3A4UrrA
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今回も(本編で紹介しなかったものも含めた)「2023年春アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/3N8mpJ4 )を作成しました。
ぜひ、こちらも併せてお聞きください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )、2023冬( https://spoti.fi/3N2vcxm )】
今回は「最新アニソン総決算」シリーズ、9回目(10クール目)。今期も駆け足で出来る限り多くの作品の良さを語っていきます。
まず語るのは、J-POPシーンとの交わりという文脈で『いせれべ』からスガシカオの「ハチミツ」。いわゆる「なろう系」の作品に彼の楽曲が使用されることへの驚きも交えながら、一つの音に対して「言葉を詰める」ようなこの楽曲について言及します。
次に挙げたのは、『くまクマ熊ベアーぱーんち!』から一期に引き続いての和氣あず未「キミトノミライ」。ここではソキウスが言うところの「本歌取り」手法の存在の流れで、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』にまで話が拡大。また、そのEDへの驚きも話題に挙がります。
ここで前回の最後でも言及した『カワイスギクライシス』の話へ。まずはED・DIALOGUE+の「にゃんぼりーdeモッフィー!!」から。やすお曰く「いい意味でバカになれ」て、ライブでも「何も考えずに盛り上がれる」この楽曲が持つ可愛さ×「スペーシー」さの魅力語りに。その中で、彼女たちの作品リリースの間隔の影響でどうしても当該クールの回では紹介できなかったカップリング曲の話題にも対話は進展します。また、OP・超学生の「スペースキャットビッグバン」もED同様のスペーシーさから語りは始まりますが、そこから楽曲制作に携わっているJazzin' Parkの話へ展開。他作品の名前も出しながら、J-POPシーンだけではない多作さの話で盛り上がりました。
【参照:本日の一曲で「perfect blue」を紹介した「新年の抱負2022」の回( https://spoti.fi/44CvKQH )】
続いて、ソキウスが強いて言うなら今期一好きな楽曲だという『わたゆり』の小倉唯「秘密 Melody」。牧野由依の名前も挙げながら、制作に参加している滝澤俊輔的な楽曲の特徴(「複雑な響き」)+ウィスパー成分多めで重ねられたコーラスに対する自身のハマりっぷりを語ります。
また『山田999』のED「トリック・アート」では、ソキウス的には「好き×好きでしかない」というビッグバンド的要素とフリッパーズ・ギター的な渋谷系サウンドの組み合わせの部分を取り上げました。
【参照:本日の一曲で「Will You Marry Me?」を紹介した「カバー曲語り」の回( https://spoti.fi/3bRtSu1 )、小林私の名前を挙げた「推クリエイター」の回( https://spoti.fi/3Cp6YID )】
次に言及したのは『マジデス』の音楽の凄さについて。OP・愛美の「MAGICAL DESTROYER」におけるパンクのレジェンドとの共演を挙げた後、ED・The 13th tailorの「Gospelion in a classic love」でヒートアップ。羽柴吟のソロプロジェクトというこの楽曲に纏わる事実と『ポプテピピック』などの作品との関係、さらにこのプロジェクトにおける彼の楽曲の特徴について推語りしていきます。
再びソキウスがやすおに語りたい曲を尋ねると、ここで返ってきたのが『一撃姉』からTrySailの「華麗ワンターン」と、VALISの「無窮プラトニック」。その中にかなり詰め込まれている「ライブ映え」しそうな要素という視点から前者の楽曲、そして近年のバーチャルシンガーの隆盛と耳に残る音使い(ex.「妖しい」)という視点で後者の楽曲をそれぞれ語りあいます。
次にやすおが、さらにそこに乗っかる形でソキウスも「好き」だと挙げたのが『江戸前エルフ』の楽曲。OPのナナヲアカリ「奇縁ロマンス」に対しては楽曲全体に漂う「和」の要素とノリの良さという視点、EDのCody・Lee(李)「おどる ひかり」には楽曲への「生活感」「日常の温度感」という印象と『江戸前エルフ』という作品自体が持つ性質からその魅力を挙げていきます。
さらに『事情を知らない転校生がグイグイくる。』ED・Kitriの「ココロネ」では、ピアノの音色と制作に携わる網守将平が作り出しそうな現代音楽っぽい耳への違和感からアプローチしました。
ここからはソキウスが好きな楽曲をどんどん挙げていく時間に。
「FlyingDog」の文脈にも繋がる『まほよめ Season2』では、特に1期の「ソリッド」な感じからの変化という意味での「心情の広がり」と表現したOPについて。
【参考:FlyingDogが話題に挙がった「推語り③」回( https://spoti.fi/33MIWYQ )】
『このすば』では、YeYeの参加と「力を入れすぎない」雰囲気が本人名義での楽曲っぽいキャラ2人(高橋李依・豊崎愛生)によるED・「JUMP IN」(+ハンバートハンバート)と、「駆け上がらない」OP・Machicoの「STAY FREE」について。
『マッシュル-MASHLE-』では、やすお曰くOPとともに「頭空っぽにして」「曲に溺れたい」EDのフィロソフィーのダンス「シュークリーム・ファンク」をピックアップ。ED映像から見る、この楽曲とアニメ作品との「良い関係」について言及します。
さらに、「読み応えのある物語」を読了したかのような感覚を味わえる『君は放課後インソムニア』OP・aikoの「いつ逢えたら」や、「超大作の映画のED」ぐらいの壮大さを持つ『彼女が公爵邸に行った理由』ED・SERRAの「Always and Forever」もここで一気に語りました。
ここまで足早に様々な作品の楽曲を紹介してきた中でやすおが『【推しの子】』のOP・YOASOBIの「アイドル」にまだ触れていないことを指摘。ソキウスも当初から「オチ」として置くことを半ば決めていた程の衝撃さであったこの楽曲の「語るべきことと語りたいこと」をどうにか少しづつ言語化していきます。
やすおは作品の世界観を上手く伝えているという意味で「凄い」と一言述べますが、それと同時に「この楽曲を語る語彙が無い」という言葉で、「もっと詳細に見ていく」ための言葉が紡げないことへのもどかしさもここで表しました。一方ソキウスもその凄さに圧倒されつつも、自身が言語出来そうな範囲として「過剰なアニソン」「K-POP」「ラップっぽくないラップ」「コール&レスポンス」といったキーワードを用いて語っていきました。
最後は、2023夏クールで気になっている楽曲の話に。
次回、2023夏の回は9月末配信予定です。
《主として今回挙がった作品》
・異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~
・くまクマ熊ベアーぱーんち!
・カワイスギクライシス
・私の百合はお仕事です!
・山田くんとLv999の恋をする
・魔法少女マジカルデストロイヤーズ
・異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~
・江戸前エルフ
・事情を知らない転校生がグイグイくる。
・魔法使いの嫁 Season2
・この素晴らしい世界に爆焔を!
・マッシュル-MASHLE-
・君は放課後インソムニア
・彼女が公爵邸に行った理由
・【推しの子】
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、以前名前を挙げた楽曲のカップリング曲を紹介。
歌詞とキャラの年齢差にも注目です。
【参照:本日の一曲で「ミツバチ」を紹介した「本日は百曲」の回( https://spoti.fi/42ZnGIg )】
【今回のキーワード】
2023春アニメ/スガシカオ/和氣あず未/DIALOGUE+/超学生/Jazzin' Park/滝澤俊輔/愛美/The 13th tailor/TrySail/VALIS/ナナヲアカリ/和ぬか/100回嘔吐/Cody・Lee(李)/Kitri/網守将平/JUNNA/edda/FlyingDog/YeYe/豊崎愛生/Machico/aiko/SERRA/YOASOBI/halca/SMILE PRINCESS/『死神坊ちゃんと黒メイド』/なすお☆/『シュガーアップル・フェアリーテイル』/中島怜/Kanata Okajima/大橋彩香/DECO*27/堀江晶太/神田ジョン/田所あずさ/ササノマリイ/Omoinotake/Le☆S☆Ca
(今回のメンバー:キョン、ソキウス)
音楽のステレオタイプな雑食とそうでない雑食がある?
今回のテーマは「音楽を聞く幅」。イントロクイズ経験と音楽を聞く(その見方も含めた)幅との関係について、各々の実感と以前参照した調査の分析とを突き合せることで少しずつ言語化していきます。
【参照:音楽生活の調査回≪質問編≫( https://spoti.fi/3wWXTDH )、≪対話編≫(前編)( https://spoti.fi/3x8W07f )、(後編)( https://spoti.fi/3nUDUQM )】
初めにイントロクイズ経験と音楽を聞く幅との関係についての現時点での実感を挙げていきます。
イントロクイズの経験を積んだことで幅は広がったと考えるキョンは、自身にとっては馴染み深さのレベルが異なる複数の音楽群を例に挙げながら「自分の見える音楽の世界そのものが広がった感覚」について言語化。また音楽との出会いという点では、イントロクイズ以外の要因だとキョンにとって「近しい第三者」のような存在である音楽ゲームやNHKはある意味「惰性」の付き合いなのかもしれないと語りました。そのなかで、以前の回でも挙がった自身のまたは「システム」の「外部」への意識という論点が再び登場します。
【参照:2022年の「洋楽」回( https://spoti.fi/3JYBxau )、音楽ゲームの回( https://spoti.fi/42GPUHJ )、NHK(Eテレ)の回( https://spoti.fi/38tSpmV )】
ここでソキウスは調査の回を踏まえながら音楽雑誌やラジオといった「外部」の性質が高いと思われるメディアを提示し、「なぜそこへ向かわないのか」とキョンに尋ねます。これに対してキョンは、そのようなメディアを「身近」なものとは感じてないこと、また「惰性」の影響もあってか「大きなきっかけ」が無いと「生活は変わらない」と感じていること、そしてラジオは「面白いとは思う」けど限られている「時間を割く」ほどのものではないと考えていることを回答。この「今は違う」けれど特質上は「理想的」に思えるメディアというキョンの捉え方を聞いたソキウスは、「出会う側面」よりかは今自分が好きなものを繰り返し聞くことにキョンが重点を置いている可能性を指摘します。
【参照:ラジオの回( https://spoti.fi/2Xuokls )】
さらにソキウスはキョンの言う「自分の知っている幅」の中の「知らない曲」がとても多いという自己認識もここに結び付ける形で、調査の回で「好きなジャンル」として挙げていなかったものから広がっていく幅という有り様の可能性は少ないだろうという点も指摘。併せて自分が元々知っている世界の「ディティール」を知る(≒キョンの言う「『再』発見」)というキョン的な「出会い」は、「あまりよろしくない意味での『懐古主義』」に繋がりかねないということを一言残しました。
これらの実感を踏まえたうえで、ここからは今回のテーマを「雑食性」の分析[南田ほか 2019]と結び付けていきます。
≪下記の調査結果・分析に関する記述は南田らによるものを基に作成しています。≫
まず調査回の質問の中から「好きなジャンル」の選択数をピックアップ。キョンにその予想も聞きつつ、多くのジャンルへの興味に関する現状へ。
キョンもソキウスも8個挙げたこの質問でしたが、平均値は4.2で中央値は4.0。また、ほぼ三等分になるようにグループ分けすると、0-2個の群・3-4個の群・5個以上の群という結果になり、「Jポップ」を選んだのが75.7%であることを踏まえるとJポップ+αの組み合わせが多いということもここで確認。そのうえで、ジャンル数は多くても実はよく似たジャンルを好んでいるだけで雑食ではないという可能性も検討しようと「ジャンルの親近性」の分析を基に、(「その他」以外の)22ジャンルを<DJ系><ポップ系><ロック系><オタク系><伝統系>に分類したものを導入。この5グループの分け方を前提とすると、音楽の好み方のパターンは4つのクラスターに「モデル化」できることをここで提示します。
そのモデルの1つ目が、「Jポップ」以外をほとんど好まないことと、<ロック系><DJ 系>にはほぼ食指が伸びていないことを特徴とする<一点型>(構成比:64.7%)。
2つ目が、<ポップ系><ロック系>に好みのパターンが特化していること、<ロック系>の「パンク」「ヘヴィメタル」「ヴィジュアル系」と<ポップ系>の「アイドル」「Kポップ」をほとんど好まないことを特徴とする<二色型>(構成比:18.3%)。
【訂正:本編中で<二点型>と述べられているものはこの<二色型>のことを指しています。】
3つ目が、<DJ 系>の音楽を好む割合が他よりも高いこと、<ロック系><オタク系>を好む割合が相対的に低いことを特徴とする<特化型>(構成比:7.7%)。
4つ目が、<ロック系>を好む割合が突出し、さらに<オタク系><伝統系>も他のクラスターよりは高いこと、<DJ 系>だけ食指が伸びていないこと、他のクラスターと比較すると「Jポップ」を選ぶ割合が相対的に低いことを特徴とする<分散型>(構成比:9.3%)。
この分類を受けて、キョンが想定する「ステレオタイプ」な雑食とモデルとの差から何が雑食なのか「答えに窮する」こと、<分散型>に近いだろうというキョンの自己認識、さらにジャンルの好みの絶対数とグループ間の相対的な差の重要性の違いを確認したうえで、続いては雑食と称されるもの(主に<特化型>と<分散型>)の有り様を見ていきます。
そのためにまずソキウスは以前の趣味遍歴に関する一連の回、特に読書遍歴の回( https://spoti.fi/3M0Sa42 )でのキョンと活字文化との繋がり方を例に出し、映像文化的な文化ジャンルへの関心が高い<特化型>と活字文化的なそれへの関心が高い<分散型>の違い[南田ほか 2019: 156]をキョンの音楽生活と対応させていくことに。音楽情報を提供する媒体ごとの特徴の違いを念頭に置きながら、雑食性の有り様を検討していきます。
【参考:YouTuber/Podcasterの回( https://spoti.fi/3rIH39G )】
その中で、「他者とのツール」としての音楽の利用傾向の違い、最も好きなアーティストとして挙げるアーティストの洋/邦・メジャー/マイナーの違い、音楽への吸引要素の違いなどの要素が雑食性の有り様の違いとして見いだせることをデータから確認しました。(本編で言及しなかった要素については[南田ほか 2019: 160]を参照)
【参照:remix音源の回( https://spoti.fi/3z7m1Fs )】
調査を受けたこれらの結果の分析として、雑食と非雑食の二極分化やそれの相似形としての消費の細分化、複数の雑食性の存在可能性とそれが依拠する文化の違い(活字文化と正統性との間にあるイデオロギー的な結びつきetc)という二点が雑食性の現状として挙げられそうなこと。またそもそも雑食性を判断する前提の段階で浅いコミットの可能性を否定できていない以上、多くの領域にコミットしてたとしてもそれがどのような形なのかが未だ不明瞭だという問題があること。さらにこれらの点を踏まえて雑食性は質的な差異を考慮に入れた概念として検討を進めていくべきだという課題をここで確認したうえで、この回の最後は、調査データとその分析の結果をイントロクイズと音楽を聞く幅との関係にも適用させて改めて考えます。
その結果、ここまで示してきたデータとその分析がイントロクイズ出題者が持つある種の「常識」(≒「ステレオタイプ」な雑食という想定)を相対化するきっかけになるのではないかというソキウスの考えと、正解を目指していくというクイズという遊びの性質と「多くの音楽幅」で聞いている人が「正義」だとは限らないということ(ex.「一つのジャンルの音楽しか聴いてないから良くない」訳ではない)とを関連付けさせるキョンの考えがここで提示されます。
ただソキウスは、各々が依拠する文化の違いが(場合によっては複数の次元で)存在するとき、その違いによって生まれる差を埋めていくために「解像度」を上げていこうとするキョンの行動や態度は、「本当に解像度を高めることになっているのか」という点をここで指摘。自らと親和性の高いクラスター内での「閉じた傾向」によって判断された高い解像度ではないかということへの批判的視点を持つことと今後のイントロクイズの可能性(=「『外』を見ていく必要」)との関連性について言及しました。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はキョンが、男性声優がボーカルを務めていたバンドの楽曲を紹介。
正統派ロックでないところが好き?
【今回のキーワード】
音楽聴取の雑食性/システムとしての「アメリカ」/新発見と再発見/懐古主義/音楽ジャンルの親近性/音楽の好み方のパターン/「ステレオタイプ」な雑食/雑食と非雑食の二極分化/消費の細分化/正統性/音楽へのコミットの深さ/雑食性の質的な差異/「解像度」の高さ/The NaB's/KENN
【参考資料】
南田勝也・木島由晶・永井純一・小川博司編著; 溝尻真也・小川豊武著, 2019, 『音楽化社会の現在: 統計データで読むポピュラー音楽』新曜社.
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3L4HgwV
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
第5弾は2人とも「あえて」のセレクト?
【参照:過去の本日の一枚回[#18( https://spoti.fi/37Wf2QO )、#33( https://spoti.fi/3ufZQII )、#51( https://spoti.fi/3H8i5F9 )、#71( https://spoti.fi/3xmXACU )]】
今回まず紹介するアルバムは、やすおが紹介する大塚愛の『LOVE PUNCH』。やすおにとっては「アルバムを全部通して」聴いた初めての作品がこれでした。自身が見ていたドラマ『すいか』の主題歌として彼女の「桃ノ花ビラ」が使われていたことがきっかけでハマり、このアルバムも「『桃ノ花ビラ』目当て」で聴き始めたところがあったとやすおは語ります。
ソキウスはやすおにこの楽曲が自身に刺さった理由のようなものを尋ねると、今もそのような傾向を持っているという「耳に残るような」「キャッチ―」な曲調だったからだろうとのこと。また、やすお的にはこの楽曲に「沖縄民謡」っぽさを感じていました。
ここまでは1stシングル単体の話が中心でしたが、「さくらんぼ」で彼女の楽曲のことを意識するようになったと語るソキウスとともに、「さくらんぼ」も収録されている『LOVE PUNCH』の魅力に迫っていきます。
始めにやすおは、このアルバムの1曲目に収録されている「pretty voice」を「疾走感」という言葉で表現。その疾走感の直後に2曲目の「桃ノ花ビラ」が続く組み合わせがとても好きで、この部分を何度も繰り返して聞くこともあるとのこと。さらに「ネタ曲」のような扱いをされている曲として、石川と大阪の良いところを詰め込んだコミカルな楽曲「石川大阪友好条約」も挙げました。
続いてソキウスは、『LOVE PUNCH』以降のやすおと大塚愛楽曲との関係を尋ねます。それに対してやすおは、3rdアルバムの『LOVE COOK』、シングルだと「プラネタリウム」まではよく聞いていたと回答。この回答を受けてソキウスも、自身と彼女の楽曲との接点を振り返りました。
「心の弊社」こと「ミュージックレイン」だけでないやすおの「原体験」を確認したところで次のソキウスが紹介するアルバムは、シェリル・ノーム starring May'n、ランカ・リー=中島愛の『cosmic cuune』。テレビアニメ『マクロスF』の劇場版作品である『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』の公開を記念したクリスマスソングアルバムです。
【参考:声優ユニット「スフィア」の回( https://spoti.fi/2X3lxQ5 )、「ミュージックレイン」の回( https://spoti.fi/3yS6VR7 )】
ソキウス曰くこのアルバムは「決して強いインパクト頭に残る」「刺激の強い」ではなく、「スルメ曲感」がある楽曲が集まった作品。1曲目の「Songbird」からもそのような魅力満載であることを語っていきます。映画の直接のイメージアルバムではないにもかかわらず、単曲で聞いても「泣かせにかかってる」「映画の主題歌」っぽい「Songbird」に対して2人は、作詞を担当した詩人・銀色夏生の話題も絡めながら盛り上がりました。
作品自体の物語と、キャラクターボイスそして歌唱も担当している中島愛の成長物語とを掛け合わせながら、その「完成」された魅力をまだまだ語るソキウスは、続いて「サイレントでなんかいられない」や「Merry Christmas without You」という楽曲について言及。このアルバムに収録されている「楽しい感じ」のデュエットソングや「ネオアコ」っぽい曲などを紹介していきます。
「キャラソン集」をあまり聴く方ではないと語るソキウスですが、この作品のような「作品と繋がってはいるけど、(音楽的な)特色のある」作品には惹かれるようで、そのような作品の例として『スロウスタート』のアルバム作品もここで少し紹介。
また今回紹介した『マクロスF』もソキウスが度々話題に挙げている音楽レーベル「FlyingDog」関連(+福田正夫)だったため、その繋がりで今回も名前を出してその作品群の凄さに浸ったりもしました。
【参照:「FlyingDog」が話題に挙がった「推語り③」回( https://spoti.fi/33MIWYQ )】
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、ピアノの連弾スタイルなアニメ作品の主題歌を紹介。
こういうタイプのインスト楽曲が主題歌になったことに驚いています。
【今回のキーワード】
大塚愛/『LOVE PUNCH』/「桃ノ花ビラ」/「さくらんぼ」/『マクロスF』/『cosmic cuune』/クリスマスソング/菅野よう子/銀色夏生/中島愛/FlyingDog/福田正夫/EIKO+ERIKO/「秘密結社鷹の爪」
(今回のメンバー:キョン、ソキウス)
今回振返るのは、出来る限り不毛な形にならないように注意しながら問うてみた「歌詞」と「曲」の関係の回( https://spoti.fi/3KBT5Zh )。
本編にも登場した、キョンの「アニソン卒論」をきっかけに話を進めていきます。
【参照:音楽生活の調査回[前編( https://spoti.fi/3x8W07f )、後編( https://spoti.fi/3nUDUQM )]】
まずソキウスはキョンに、この卒論での「歌詞に対するアプローチ」という点での問題意識と現在のイントロクイズ経験にどの程度繋がりがあるのかを尋ねます。
これに対してキョンは「ほとんど繋がっていない」と回答。楽曲の中での言葉の使われ方という問題意識は「研究の中だからこそ触れていた」ものであり、研究から離れた今、歌詞を眺めることも無いとのこと。ただ、研究が自身の音楽生活に活かされていない現状を「もったいない」し「残念」だと感じているようです。
この回答を受けてソキウスはキョンに本編収録以降の歌詞に対する意識の変化を問いますが、その問いを思いつくに至った「自己反省」として、(予め「卑怯」だと断ったうえで)歌詞のことを意識した楽曲の語り方の取り入れがあったことを語りました。
【参考:ソキウスが言う「歌詞」を気にした語り方の例として、2023年冬アニソン総決算回( https://spoti.fi/3N2vcxm )】
ここでキョンが本編でも話題に挙がった「漢字」の側面で気になったことをソキウスに質問します。それに対してソキウスは、「私」(そして「あなた」)を中心とした「一人称的」「私小説的」な歌詞を話題として提示。私小説的な表現ではないものにより惹かれるソキウスとしては、歌詞に対するアプローチとして、そのような表現をも射程に入れたものを望んでいるようです。
推語り、さらにはイントロクイズにおける分類について考えていくうえで、例えばアニソンだけに絞って見たとしても、その現状は「色々ある」ようで「色々ない」と半ば矛盾しているようなことをソキウスは考えているようですが…
最後にソキウスは、このような問題に対する「研究意欲」「解決意欲」は現在どの程度キョンに存在するのかを質問。これにキョンは「無限に時間があったら」やってみたいと半ば諦めの境地。生活における優先順位とも相まってかアニソンに絞って考えてみても、歌詞へのアプローチよりかは、「最新」のものを追いたいという願望により意識が向くとのことでした。
(今回のメンバー:キョン、ソキウス)
今回振返るのは、カバー曲に対して各々が思っていることを出し合った回( https://spoti.fi/3bRtSu1 )の続編として設けられた、カバー曲が持ちうる「面倒くささ」「ややこしさ」に関する回( https://spoti.fi/3rapeA5 )。 本編には参加していなかったキョンと改めてその「ややこしさ」とイントロクイズとの関係について考えていくために、(理念的にというよりかは)カバー実践の適切な評価のために設けられた4つの枠組みをここでも導入します。 (この「模倣的カヴァー(mimic cover)」、「演出的カヴァー(rendition cover)」、「変形的カヴァー(transformative cover)」、「指示的カヴァー(referential cover)」の詳細については、本編またはそこに掲載した資料を参照してください。) 【参考:コピバン音源だけのイントロクイズ回( https://spoti.fi/38BKTKJ )
まずソキウスはキョンに、イントロクイズでカバー曲が出題される際に「懸念」していることは何かあるかを尋ねます。 カバー曲の出題割合が高いと自負しているキョンは、「題名」がカバー元と違う可能性がある変形的カヴァー ―「題名」という点では「指示的カヴァー」も違う可能性が高いがここでキョンは挙げませんでした。この指示的カヴァーの捉え方については、この回の後半で再度話題となります。― が出題されたときに、そのカバー先の「題名」で回答しなかった場合について言及。そのような場合には(趣味としてのクイズを楽しむ人たちにとってはもはや当たり前な慣習の一つとなっている)「もう一度」ルールを使ってその場をまとめていること、さらに「原曲」とされるものに限りなく曲調が近いカバーバージョンに対して「注意」を仄めかすという出題者の一手間をここで挙げました。なおキョンは、(キョン自身は明確に区別はしていないがその主旨としては)変形的カヴァーだけに限らず、回答者側での「ややこしさ」は特に気にしていないようです。
これを受けてソキウスはキョンが挙げたような意味での変形的カヴァーの「ややこしさ」も確かに存在すると述べたうえで、特に「演出的カヴァー」と「原曲」との違いという点での「ややこしさ」についてどのように考えているかを投げかけます。 キョンはイントロクイズで演出的カヴァーを「出しすぎてしまう」ことで、「この回答で良いのかな」という困惑を最も生み出しやすいと思われるこのカバーバージョンの「ややこしさ」が、「これじゃない感」を生み出すかもしれないという考え。この考えを聞いたソキウスは、「これじゃない感」を覚える理由について尋ねます。 キョンは、カバー曲は「原曲あって」のものだと考えているということ、そして「普通」の参加者がイントロクイズに求めているような「正統派」(≒「皆のよく知っている」バージョンを出題に用いることで)の早押しクイズを成立させようとしていることという2点から、(「正統派」でないことを予め「標榜」していない限り、)「変化球」ばかりの出題では「普通」のイントロクイズを楽しめなくなるので「これじゃな」くなると答えました。 カバーバージョンも何らかの「芸術的達成」が成されている以上、「原曲」とされるものと原理的には違いが無いはずなのにそこに差が生まれてしまうこの現状をどう考えるかについては、ここで挙がった「正統派」や「普通」といった言葉とイントロクイズとの関係という別のテーマの回で引き続き今後も扱う予定です。
この回の最後は、今回のテーマであるカバー曲の観点で「普通」と「これじゃない」ものとの差について少しだけ触れてみようとします。 カバー曲は「原曲」が無ければ「存在しないはずのもの」、カバー曲はあくまでも「派生」であり「原曲」が「正義」だと考えるキョンに対して、「指示的カヴァー」の例を受けてどのように考えるかを問うソキウス。《楽曲》も《トラック》も「模倣」していないこのカヴァー実践によって「原曲ありき」の意識はある程度相対化できるのではないかと考えるソキウスに対してキョンは、そのようなカバー実践と出会った場合、ある種それが「カバーという認識から外れ」てしまい「へぇー、そうなんだ」という思いに至って、「原曲ありき」の意識から生まれる「嫌悪感」が生まれる余地も無くなるのかもしれないと答えました。
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3T1WOmn
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
クイズ番組の歴史を辿ることで、イントロクイズの可能性が見えてくる?
今回は「クイズ文化」に関する議論の蓄積を色々と取り入れてみる回の後編。
前編( https://spoti.fi/409atLv )ではもしもの質問をきっかけにカルチュラル・リテラシーに関する議論をさらったので、続いてソキウスが話題に出したのは「歴史」。その歴史の中でも今回は特に、日本における「クイズ」という単語の使われ方の歴史と、その始まりと深く関わるクイズ番組での問題文の変化の歴史を見ていきます。
そのような歴史の話題へと進んでいくために提示されたのが、「日本で『クイズ』という言葉が使われ始めたのはいつからだと思うか」という問い。この問いに対してやすおは「クイズ番組」のことを想定したうえで、(それ以前にも言葉自体はあったとは思うが、)現在のような意味で使われ始めたのは「戦後」だろうと回答します。(ここでの「戦後」以前のものとして想定しているであろう「なぞなぞ」や「とんち」のようなものは「複数の正解の存在を原理的に許容」[丹羽 2003: 102]していると言えるが、クイズの歴史を記述するうえで、丹羽(2003)は単一化された正解を志向する「クイズ」とそれらを明確に区別している。後述する「当てもの」的な問い-答えの一対一対応は、その両者の「混同」として位置づけることも可能といえる。)このような感覚を踏まえたうえで、ソキウスは日本におけるクイズの歴史と欧米におけるそれとの区別を強調する形で紹介していきます。
その一つの例として挙げたのが、1940年代頃からイギリスに広まった「パブ・クイズ」。ささやかな勝利や多少の報酬を目指すことを主目的としたコミュニティ内におけるゲームというその起源を紹介。そのうえでそれとは異なる日本におけるクイズの起源として、第二次大戦後のGHQによって行われた「民主主義的」な施策の歴史、つまり、クイズという自分たちの知識を競い合うという行為を通した民主主義的な考え方の会得、さらには政府によるコントロールの手段としてではない一般大衆を中心とするメディアへの変化のために導入されたことも併せて確認します。[石田 2003]
日本におけるクイズの起源を確認したこの対話は、続いて、日本初のクイズ番組『話の泉』で出題された問題をその具体例として導入することに。クイズの競技的なゲーム性というよりかは、クイズをきっかけに始まるある種の「儀礼」性を帯びたトークが人気だったこの番組。その中で視聴者の投稿によって出題されたクイズの中には、現在のような意味での問い-答え形式からすれば想像しづらいものもあったことを見ていきます。
まずソキウスが紹介した問題は、「英国人が嘘のつきっこをして、最も優秀なものに賞金を与えたことがあります。その嘘の傑作は、『僕は一生賭け事をしたことがない』というのです。では今の日本にあてはめて見た場合、どういう嘘が最優秀の嘘でしょう。」。そしてその正解が「僕(わたし)は、かつて、闇ということをしたことがない。」[丹羽 2003: 92]というもの。(本稿での同番組で出題された問題に関する記述は、番組が公式に発売した本の記述を丹羽(2003)が現代仮名遣い・新字体に改めたものを参照している。)これにやすおは、現代のクイズは「一問一答」を「ポピュラー」なものとして考えているだろうと言及したうえで、この「頭捻る」ような問題に「明確な答え」が無いように思えたことを告白します。
ソキウスは、このような「明確な答え」が無いように思える問題はあくまでも全体の中の一部であるということや、同番組における「あいこ」の事例[丹羽 2003]をここで確認し、もう一問例を挙げます。それが、「標準の適温表」の存在を仮定した状態で尋ねられる「コーヒーを飲みたいが、何度にして飲みますか?」。そしてその正解が「68度」[丹羽 2003: 92]というもの。先ほどとは異なり答えとなる数字が「明確」に示されているこの問題にやすおは、当時の視聴者がこの答えを問い-答えの一対一対応と考えて投稿してきているという事実を踏まえても、その「明確」さの理由が気になる様子。ただこのような性質をもった問題を「面白い」とも考えていました。
これらの例を踏まえて次にソキウスは、日本で「クイズ」という単語が一般的に使われるようになったのが1951年以降であること[小池 1984]と、この単語が一般的に使われる以前は『話の泉』のような番組に対して「当てもの」などの訳語が用いられていたこと[丹羽 2003]を基に、この性質が「クイズ」という単語の歴史とも大いに関わるという話題へと繋げていきます。
現代の人々から見れば問い-答えの一対一対応でないように思えるものでも、「当てもの」的な考え方においては特に違和感のないものとして捉えられていたという意味で、「人々はクイズ番組を通して、試行錯誤をするなかで、問いと答えが一対一で対応するクイズ的な文化の形式を学んでいった」[丹羽 2003: 78]過程が日本におけるクイズの歴史の中から見えてくるということ。その意味で、現代のクイズにおける「一問一答」の性質はかつてはそれほど自明なものではなく、カルチュラル・リテラシーの形で「継承されるべき」ものとして後に学んでいったという、クイズ文化に関する議論の流れをここで紹介しました。
(「当てもの」的な考え方の「デメリット」とも関連する『話の泉』以降の日本におけるクイズ番組の歴史、特に今回の論点で言えば、「正解の多様性」が否定されていく[丹羽 2003: 99]までの流れについては丹羽(2003)を参照。また「当てもの」を成立させる基盤となった「教養主義」的性格[丹羽 2003]は、このような一見「古き良き教養」との対比で捉えられるような「ビジネスシーンにおいてうまくやる、周りを出し抜くためのスキル」[レジー 2022: 70]としての教養と繋がる点もあるという点についてはレジー(2022)を参照。)
最後にこの対話の場は、これらの議論の蓄積をイントロクイズの場合で考えてみるとどのようなことが言えるのかについて考えていきます。
クイズで問われる対象とクイズという概念の受容のされ方を「一気見」したこの前後編を受けてやすおは、自身は「当てもの」的な考え方を面白いと感じているが、そのような考え方は「一問一答」の考え方に「縛られている」イントロクイズとは相性が悪いように思えるとのこと。このやすおの言葉を受けてソキウスは、この相性の悪さを「正解の多様性」の否定という歴史的経緯とを結びつける形でまずは言及。そのうえで、「当てもの」的な要素に自身も面白さを感じていること、そしてその要素をイントロクイズへ導入することに可能性を感じていることを述べます。
その導入までは「難しい」とやすおは考えている「当てもの」的な要素。この要素とイントロクイズとの関係をこれを聞いてくださった方はどのように感じたでしょうか?
【今回のキーワード】
クイズ文化/カルチュラル・リテラシー/クイズの歴史/パブ・クイズ/『話の泉』/「当てもの」/XIIX/橋本愛
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、声の表現力に驚かされた楽曲を紹介。
Aimerっぽい楽曲?
【参考資料】
石田佐恵子, 2003, 「『クイズ文化の社会学』の前提」 石田佐恵子・小川博司編, 『クイズ文化の社会学』世界思想社, 1-20.
小池清, 1984, 「辛口クイズ甘口クイズ」『放送批評』176: 42-46.
丹羽美之, 2003, 「クイズ番組の誕生」 石田佐恵子・小川博司編, 『クイズ文化の社会学』世界思想社, 75-103.
レジー, 2022, 『ファスト教養――10分で答えが欲しい人たち』集英社.
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
出題される問題が決まるまでの過程は、これを使えば言語化できる?
今回は「クイズ文化」に関する議論の蓄積を色々と取り入れてみる回。
前編ではその導入として、もしもの質問を投げかけてみることから始めていきます。
【参照:「森羅万象なサブスク」回( https://spoti.fi/3q9cIPR )】
本題へと入る前に、「全世界」に向けたイントロクイズの出題者として作成する出題リストの選曲方針という問いの導入と、その問いに対する5つの前提条件(参加者の個人情報、出題リストの作成時期、「クイ研」文化との関わり、参加者とのコミュニケーション、音源の「所有」)を設定。これらの点を踏まえた上でソキウスはやすおに問います。
まず率直な感想として、「全世界のありとあらゆる」音楽を「詰め込みたくなる」と答えたやすお。「オープン大会」での実践と比較しながら、特にイントロクイズの場合ではありとあらゆる音楽を「網羅」することで生まれる「バランス」によって、自身の「バイアス」の影響を減らしたいと考えていました。
この回答にソキウスは、この「全世界の音楽の『網羅』」とは具体的にはどのような状態のことを指すのかを質問。それには、世界的に「知られているようなもの」から、ある特定の国では「メジャー」だとされている曲までの様々な曲を揃えることだと答えました。そこでソキウスは、やすおが挙げたこの2つの方向性の間での「バランス」はどうするのかをひとまず尋ねます。するとやすおは、ここでの「全世界」は字義通りの意味での全世界ではないだろうと一言。厳密な意味での全世界が達成できない以上、全世界で知られているとされている曲の中から「自分も知ってる」ものが量として増えるだろうと吐露しました。
【参照:知ってる曲/知らない曲の回( https://spoti.fi/3OfGb5g )】
ここまでを受けてソキウスは、(「バランス」という点からではなく、)全世界で知られているという状態それ自体は何がなされていることを意味するのかについて尋ねます。やすおはこれを明確に示すのは「難しい」と断ったうえで、「売上」などの「客観的な」指標を使って測ることを提示。ただし、この「売上」がどのような範囲・基準で捉えられるものなのかという点はやすお自身も悩みの種である様子です。
ソキウスはここで挙がる国ごとでの偏りという論点を、傾向としての音楽マーケットにおける英米中心の「不均衡」な構造やリスナーの音楽の受容の態度[Negus 1992; Walis and Malm 1984=1996]と関連づけた後、続いて、ある特定の国で知られている状態についても同様に尋ねていきます。
【参照:2022年の「洋楽」回( https://spoti.fi/3JYBxau )】
これにやすおは今回の条件下では、国を単位とするよりも「地域」を単位にして「バランス」を「担保」することが現実的には選択されるだろうと答えました。
最後にソキウスが「網羅」の論点に関して尋ねたのは、選曲方針に「日本での動向」をどの程度加味するのかという点。
やすおは、日本で知られているという事実もそれ単体で見ればあくまでも一国での話なのでその点では他と変わらないことを挙げ、今回のように出題者としての「色」を出していい場ではないと考えたときは、日本でメインとされているものの出題は減るだろうと述べました。
今回の想定におけるやすおの選曲方針を確認したソキウスは、次に「クイズ文化」の議論に繋げる話として、全世界で知られている楽曲の「量」はどの程度あると思うかという質問をやすおに投げかけます。これに対するやすおの回答は「究極無い」。受容者の経済的格差、さらにそれぞれの国のメインストリームに「割って入る」ような楽曲の存在を自身がよく知らないということをその理由として挙げました。
この「究極無い」と捉える態度を読み上げ形式のクイズでの問題と比較しながら考えていくために、ここでソキウスが挙げた例が「元素記号」。おそらく全世界で通用するであろう元素記号の例を用いながら、徐々に今回の本題であるクイズ文化の議論の紹介へと移っていきます。
ソキウスは元々はイギリスで制作され日本でも独自に放映された「クイズ$ミリオネア」という番組についてここで言及し、ここからはそれぞれの国で出題される問題の違いについて考えてみることに。これに対してやすおは、出題される問題の性質は国ごとで変わるだろうと答えたので、この対話はその国ごとの差という部分により焦点を当てていきます。
そのためにソキウスは「その国に即した内容」の問題が変化するだろうと答えたやすおに乗っかる形で、さらに新たな例として「漢字」を導入。日本以外では(問うこと自体は出来るけれど)問おうとはしないであろう漢字と、そのような差が起きにくい元素記号という性質の違いを確認し、ここからはそのような性質の差は出題される問題の性質の差という形で一般化できるということを見ていこうとします。
以前配信の回で導入した、クイズという遊びが持つ「実力のゲーム」と「偶然のゲーム」の二重構造と、問い-答え形式からなる「統一ルール」とそれを基にした出題者の役割[石田 2003]についての議論も念頭に置きながら、その一般化のためにソキウスは「カルチュラル・リテラシー(cultural literacy)」という考え方をこの対話の場に導入。
【参照:イントロクイズと「正解」の関係回( https://spoti.fi/3PN9ooJ )】
石田(2003)によると、元々は「我々の子どもたちが知るべきこと」という副題が付けられた書籍の題名として使われたこの言葉は、「継承されるべき文化を理解する能力」を指すもの。かつては「家庭教育によって『自然に』身につくことを期待されていた」もので、さらに「アメリカ人なら知っておくべき文化にかかわる知識」であるとも考えられていました。また、それらの知識の80%は「百年以上に渡ってアメリカ人に共有」されてきたとされ、残り20%は時代とともに変化していくとされることも併せて述べられています。ただしこれらの知識はその前提として、ある立場・観点から見て「望ましいとされているもの」である必要があります。
先ほど挙げた中でも漢字の例についてはこのカルチュラル・リテラシーに当てはまるだろうということを確認したうえで、この回冒頭での想定に対してやすおが挙げた全世界/国別(地域別)という対比の考え方を、クイズにおける問題の面白さとカルチュラル・リテラシーとの関係に接続させていきます。そのように接続させた場合、クイズの面白さは「時代や時間に強く刻印づけられている」[石田 2003: 15]といえることが見えてきました。(なお石田(2003)では、時代や時間以上に「国民国家」にも強く境界づけされていることが併せて述べられている。)また、科学などの「世界共通」と見なされた知識は(様々な境界づけを越えて)共通設問になるということも、元素記号の例を用いながら改めて確認します。
ここまで見てきた概念をイントロクイズの場合にも適用すると、イントロクイズで扱われる(文字情報の判断ではなく、音波として知覚されるものとしての)音楽という対象は、読み上げ形式のクイズで扱われる対象と比較すると「世界共通」と見なされるものが少ないということと、先ほどの「究極無い」という態度とに関連を見いだせるだろうというのがソキウスの考え。この「世界共通」と見なされるものの量の相対的な少なさという点には、やすおも同意見のようです。
この量が少ないということは、クイズの場において「世界共通」の枠組みを参照することがあまり出来ないということ。そうであるならば、時代や時間、国民国家の違いなどの影響がクイズを成り立たせるうえで強く反映されるので、カルチュラル・リテラシーによって規定される「知っておくべき」知識も自ずと変化する。つまり、そのような能力とクイズにおける問題の面白さの関係がより色濃く表れるだろうとソキウスは考えています。
カルチュラル・リテラシーに関する議論をひととおり確認したので、次にこちらも重要な論点である「歴史」の話題へ。そのためにソキウスがやすおに投げかけた質問は、「クイズという単語はいつから日本にあったのか?」
後編ではクイズの歴史、日本におけるクイズという言葉の歴史を紐解くことから「クイズ文化」について引き続き考えていきます。
【今回のキーワード】
クイズ文化/出題者のバイアス/全世界の楽曲の「網羅」とバランス/世界的に知られている/その国では知られている/「客観的」な指標/英米中心の音楽マーケット/国別と地域別/出題者の「色」/全世界で知られている楽曲の量/元素記号と漢字のそれぞれの知られ方/カルチュラル・リテラシー
【参考資料】
石田佐恵子, 2003, 「『クイズ文化の社会学』の前提」 石田佐恵子・小川博司編, 『クイズ文化の社会学』世界思想社, 1-20.
Negus, Keith, 1992, Producing Pop: Culture and Conflict in the Popular Music Industry, Arnold.
Walis, Roger and Krister Malm, 1984, Big Sounds from Small Peoples, Constable.(岩村沢也ほか訳, 1996, 『小さな人々の大きな音楽――小国の音楽文化と音楽産業』現代企画室.)
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3CH6oGc
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
今回も(本編で紹介しなかったものも含めた)「2023年冬アニソンまとめ」プレイリスト( https://spoti.fi/3mEk92B )を作成しました。
ぜひ、こちらも併せてお聞きください。
【過去の「最新アニソン総決算」回はこちら:2021上半期[#19]( https://spoti.fi/31OkRzO )・[#20]( https://spoti.fi/2Y1Ha3O )、2021夏( https://spoti.fi/33yF5i6 )、2021秋( https://spoti.fi/3Jq5leN )、2022冬( https://spoti.fi/388XOTv )、2022春( https://spoti.fi/3TwiYym )、2022夏( https://spoti.fi/3CH6GwM )、2022秋( https://spoti.fi/3TNmPr4 )】
今回は「最新アニソン総決算」シリーズの8回目。2023年最初の総決算もたくさんの楽曲が話題に挙がります。
まず語るのは、前回(2022秋回)でも言及していた『久保さん』でのDIALOGUE+の「かすかでたしか」。やすお的には歴代でも「トップ5」に入るほどの「ぶっ刺さり度」の高さを誇ります。
ミディアムテンポで進む中での「目まぐるし」さや、まるで(やすお的には)「合唱曲」のような「ハモり」からも垣間見える「遊び心」などがやすおには刺さったようです。
次にYOASOBIの一員でもあるAyaseがソロで歌唱した「SHOCK!」への驚きを前クールの作品での推しと繋げたところ、ソキウスが「ピアノ」という共通点で話題に乗っかり。特にピアノの印象が強かった楽曲として、『東リベ』から(ヒゲダンに一瞬触れた上で)ツユの「傷つけど、愛してる。」をピックアップします。
ボーカルが生み出す高音の響きの効果と歌詞の畳みかけがギターやピアノといった楽器類の音色と交わることで生まれる魅力を熱く語りました。
続いてやすおが挙げたのは、『冰剣の魔術師』からSizuk feat.AYAME(from AliA)の「Dystopia」。このプロジェクトを手掛けている俊龍の「情熱的な曲」の魅力(=やすお曰く「良質な俊龍」)やボーカルのAYAMEのパフォーマンスの凄さ、そしてその公式YouTubeチャンネルにアップされている「興味深い」取り組みで盛り上がりました。
ここまでも様々な箇所で乗っかっていたソキウスは、ここで改めて『シュガーアップル・フェアリーテイル』の楽曲に言及。(曲名とも繋がる)譜割りの「ミュージカル」っぽさと、作品の「おとぎ話」的世界観とを結びつける形で推語り。またDIALOGUE+とも繋げる形で、ONIGAWARAが提供した鈴木みのり楽曲についても語ります。
【参照:「FlyingDog」が話題に挙がった「推語り③」回( https://spoti.fi/33MIWYQ )】
そして『トモちゃんは女の子!』でのマハラージャンの「くらえ!テレパシー」では、そのビジュアルと音楽性のミスマッチさ、そしてその魅力の話へ。この楽曲におけるアニソンっぽさという新たな挑戦にやられているとのことでした。
そんなソキウスが「今期の中では一番」と言うほどの作品として挙げるのが、『氷属性男子』から佐久間貴生の「FROZEN MIDNIGHT」。
(ソキウス的には声優の新谷良子と繋がる)R・O・Nのタッグで生まれたこの楽曲の「J-POPっぽさ」と「今の海外」要素の掛け合わせという点を、「アニメのOP」であることを強調する形で語ります。
今度はソキウスがやすおに再び今期の推し楽曲を尋ねると、まず挙げたのが『文スト』からラックライフの「しるし」。
過去の『文スト』でも主題歌を担当していた彼ら。その楽曲が劇中での「ここで入れろ」のタイミングにピッタリと合わせて使われる様にカッコよさを感じていました。
2つ目は『とんでもスキル』から、Van de Shopの「贅沢な匙」。「ゴキゲン」になれる「弾ける」ようなピアノの音や、「スウィング」感が2人ともにヒットしている様子。
さらに、前回でも名前が挙がった田所あずさの「ドラム式探査機」がここでも挙がりました。
ここで、ソキウスが言及するであろうとやすおが思っていた楽曲がPENGUIN RESEARCHの「変幻自在」であったことが判明したため、話題は彼らの楽曲の流れに。
ソキウス的には彼ら「っぽくない」イントロから始まるこの楽曲。そんな新たな一面を別作品の主題歌との対比も入れつつ紹介。
その流れのまま、まだ言及していなかったソキウスの「トップ15」級楽曲の列挙へ。
『久保さん』ED・花澤香菜の「ドラマチックじゃなくても」では「ストレートなラブソング」感を、『英雄王』でのゆいにしおの「セルフハグ・ビッグラヴ」ではそのED映像の「ビックリ」した表現を、そして『うる星やつら』でのMAISONdes feat. asmi, すりぃの「アイワナムチュー」ではこの番組的な視点も入れつつすりぃ楽曲の魅力をそれぞれ語ります。
【参照:「アンチテーゼ」も収録されている『コンポジット』を紹介した「本日の一枚④」回( https://spoti.fi/3xmXACU )】
前クールで使われていた「アイウエ」と『うる星やつら』っぽさをより感じさせる「賑やか」さという点で盛り上がった後は、『転生王女』での花たんの「アルカンシエル」から感じた「ちょっと懐かしいアニメソング」要素を、『吸血鬼すぐ死ぬ2』での福山潤の「NEW DRAMA PARADISE」を、このクールの「バラード」で一番好きだったものとしてTRUEの「rebind」をどんどんと挙げていきます。
そして次に挙げた『お隣の天使様』でのオーイシマサヨシの「ギフト」の話題では、MVに登場していたウーリャの存在をきっかけに、彼の「純愛ラブソング系」とでも言うべき系譜を振り返ることになりました。
これらの紹介を受けてやすおは、『ツンリゼ』からダズビーの「イビツナコトバ」の「ド直球」さを挙げ、また『吸血鬼』EDのTRDの「Cozy Crazy PARTY!」では、先ほど挙がったOPと併せる形で「ゴキゲン感」「お祭り感」のワードを使いながらその魅力を語っていきます。
最後の2023年春クールに向けての流れでは、来期もタイアップが付くDIALOGUE+の気になる楽曲情報や、アニメ主題歌を担当することになるとソキウス的には思っていなかったアーティストの名前に「衝撃」を受けた話が飛び出します。
【参照:DIALOGUE+について言及した「ライブエピソード回の振返り回」( https://spoti.fi/3uPO09N )】
さらに今回参加している2人の「文脈」(?)から、TrySailとfhanaをお互いが提示。収録時時点で判明している情報から期待を膨らませました。
《主として今回挙がった作品》
・久保さんは僕を許さない
・Buddy Daddies
・東京リベンジャーズ 聖夜決戦編
・冰剣の魔術師が世界を統べる
・シュガーアップル・フェアリーテイル
・トモちゃんは女の子!
・氷属性男子とクールな同僚女子
・文豪ストレイドッグス
・とんでもスキルで異世界放浪メシ
・神達に拾われた男2
・アルスの巨獣
・英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~
・うる星やつら
・転生王女と天才令嬢の魔法革命
・吸血鬼すぐ死ぬ2
・もののがたり
・お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
・ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、今回の対象時期と同時期にアルバムが発売された人物の楽曲を紹介。
「マシマシ」のストリングスが味わえます。
【今回のキーワード】
2023冬アニメ/DIALOGUE+/Ayase/ピアノ/ツユ/Official髭男dism/Sizuk/AYAME/俊龍/FlyingDog/鈴木みのり/諸星すみれ/マハラージャン/R・O・N/ラックライフ/Van de Shop/田所あずさ/PENGUIN RESEARCH/花澤香菜/ゆいにしお/MAISONdes/すりぃ/花たん/福山潤/TRUE/オーイシマサヨシ/ダズビー/TRD/Neko Hacker/Cody・Lee(李)/TrySail/fhana/藍井エイル/重永亮介
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3fRgPh5
(今回のメンバー:キョン、やすお、ソキウス)
現実はもっと複雑だけど、あえてスッキリと割り切ることで見えてきたもの。
今回のテーマは「イントロクイズにおける問題数と情報量の関係」について。
それを見ていくために、「フォロー行為」を例に各々の考えを挙げていきます。
このテーマについて考えてみるためにソキウスはあくまでも「仮定」の問いとして、イントロクイズ出題の解説/フォロー行為の際に、情報をあまり入れず多数の問題を出題するスタイルと、情報を多く入れこみ少量の問題を出題するという「両極」のスタイルのうち、どちらに自身が「よりなびく」かという問いをまずは設定し、その傾向と各々が想定する「TPO」とを突き合せていこうとします。
まずはやすおに最初の問いを投げかけると、もちろん場合にはよるが、自身の出題スタイルがそうであるというのもあって後者のスタイルによりなびくと回答。特に企画形式で出題者の「熱が入っている」ようなものだとその傾向はより顕著になります。
そしてキョンにも同じ質問を投げかけ。「究極」に迷うとしたうえで「気分によってどちらの出題を浴びたい」かが変わると答えたキョンに、その「気分」が指す内実をソキウスは問います。
フリーバッティング(フリバ)形式を大切にしていると語るキョンは、とにかく問題を量で浴びたい瞬間が自身にあるため「究極」に迷うとのこと。そのうえでキョンは自身の出題スタイルが傾向として情報重視であるところもあって、後者のスタイルによりなびくと回答します。
【参照:企画/フリバ回( https://spoti.fi/3HFzV2K )】
企画形式とフリバ形式とでは「動き方」が変わると語るキョンは、特にフリバ形式では「ボタンを押すことで自分の知識になっていく」という考えから、「誤答してなんぼ」だとある程度は思っているとのこと。また企画形式では「気軽に押せない」ようなルールになっていることが「ままある」というキョンの実感、さらにそのようなルール設定だと自身が感じた場合は「誤答があまり出ないような企画にしたい」のだろうという「意志」の汲み取りを行っているという言葉などから見え隠れする、企画形式の方が「曲が重視されている」というキョンの感覚がここで見えてきました。
この回答を受けてソキウスは「この回の主旨とはちょっとずれる」論点だと断ったうえで、先ほど挙げたようなキョンの態度は、極端に言えば「企画者の出題意図の裏読み」なのかどうかをここで尋ねます。これに対してキョンは「そうとも言える」とし、そのような「意図」は「出来るだけ考えたい」と明言。「曲とかに注目する」のではなく、「ルールの形式を試したい」イントロクイズの場の可能性についてここで言及しました。
ここまでの2人の回答を受けてソキウスは冒頭の質問の「派生」として、イントロクイズの場において、競技クイズ的な「プレイング」の要素と(そのような場で提示される)音楽情報という要素とを比べたときに、その両極の中でどちらをより重視するかという新たな問いを投げかけます。
【参考:「競技クイズ」関連回[「競技クイズ」回( https://spoti.fi/2SjYvSr )、イントロクイズと勉強の回( https://spoti.fi/3BP5cNq )、「座学」と「暴力性」の回( https://spoti.fi/3cesvWf )、競技スタイル回( https://spoti.fi/3FTRFrf )]】
この問いに対しやすおは、過去の競技クイズ関連の回でも述べたような自身のクイズのスタイルもあって音楽情報の方を選択。キョンもどちらかといえば音楽情報寄りではあるが、自身が出題者か参加者かでその傾向が少し変わると回答。自身が参加者の場合は音楽情報も気にはするが、「やはり勝ちたい」という思いが情報への意識よりも先行するようです。
ソキウスはここでのクイズで「勝ちたい」という欲望と音楽情報の関係は、過去の回と今後の「勝利への価値」回とを結ぶ一つの線になるだろうということを示し、その接続を踏まえた場合、先ほどの回答はクイズとしての「型」をキョンがより重視していると考えてよいのかを尋ねます。
【参照:クイズ王からの難問回[前編( https://spoti.fi/3CcWr34 )、後編( https://spoti.fi/3PMzPKg )]】
これにキョンは、「ガシガシ押していく」ことが想定されるような形式であれば自身は「型」を優先しているだろうと回答したので、ソキウスはキョンの傾向に関する「極端」な例として、自身が情報を重視しているときは勝利にこだわらないのかをさらに質問。キョンはクイズの場においては「勝ちたい気持ちは当然ある」ということを前提としながらも、企画者の「意図」、そして特にその「意図」によって構成された選曲と「相性」が「絶望的に合わない」と自身が感じる場合は「勝てなくても仕方ない」と考えると返しました。この態度は、そのような「仕方ない」場面と「自分の頭の中に無いものを引き出されている」状態とをほぼイコールと捉えていることや、その際の楽曲情報とクイズのトレードオフ的なキョンの言葉(ex.情報の「吸収」、「受け流す」)からでも見てとれます。
ここでソキウスはこのキョンの考え方と、(過去の回で挙がった)「ゲートウェイ」としてのクイズ・「感性」に触れる場としてのクイズという考え方との相違点や共通点を探ろうとします。
【参照:参加者/観戦者回( http://bit.ly/41n531o )】
「感性」的な出題者の態度を「なんとなく」「後で思い出す」こともあると答えたキョンは、自身の出題の際に参加者側からの「この企画で出」ていたという反応を経たときには確かに「感性」に触れていたと言えるが、その点を重視しているとまでは言えないとのこと。この返答を受けソキウスは、キョンの中では出題者/回答者という対立軸と、(今回の場合は、音楽情報や「感性」よりも「プレイング」を「文化資本」的な観点で好むという意味での)自身への「馴染み深さ」という評価軸とが絡み合っているのではないかと考えました。
【参照:音楽生活の調査回≪対話編≫(後編)( https://spoti.fi/3nUDUQM )、音源量回(後編)( https://spoti.fi/3637Nco )】
一旦ソキウスの出題の場で「何が求められているか」と、「今後のことを考え」て「こういう性質」の楽曲を「今は出しておいたほうが良い」かをともに考えるという「TPO」を確認し、やすおにもその「TPO」を尋ねます。
やすおはフリバ形式のような「押すことを目的としている」場では情報の要素を抑えめにするだろうとしたものの、「一曲に対して個人的な思い入れがある」ような場の場合では情報の要素を前面に押し出すスタイルの方を望んでいました。ここでもやすおにおける「語る言葉」の重要性が垣間見えます。
【参照:語る言葉回( https://spoti.fi/3A3uJlH )、振返り回( https://spoti.fi/3StdGTX )】
さらにソキウスはやすおが言う「場の『目的』」が意味することについて問うと、キョンが言う意味での「形式」の違いという点では意見は違うが、「主催している人の心持ち」といった「意図」を重視する態度(ex.何らかの別のクイズの場へ向けての「対策」の場合)という点では共通していることが分かってきました。
また(自身が深く参入している文化圏の文化・作品に文化資本的な観点でより好む(≒キョンの言う「相性」)という意味での)「馴染み深さ」についてやすおに尋ねると、そのような「馴染み深さ」が自身に無いわけではないとしたうえで、馴染みが無いならば「自分で調べればいい」という「辞書的」な情報への態度を表明しました。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はやすおが、「オタク大歓喜」な声優シンガーの楽曲を紹介。
2人の意見が一致した「名盤」からの一曲です。
【今回のキーワード】
イントロクイズとフォロー行為/問題数/情報量/企画形式とフリバ形式/企画者の出題意図の裏読み/ルールを試す場/競技クイズ的な「プレイング」/勝利への価値/企画者の意図とその裏読み/「ゲートウェイ」としてのクイズ/イントロクイズと「感性」/文化資本と「馴染み深さ」 /語る言葉/クイズの場の目的/辞書的な情報/小松未可子
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3yjxdNS
(今回のメンバー:キョン、ソキウス)
現状、アーケードとアプリでは雲泥の差??
今回は(過去の回でもその開催が予告されていた)「音楽ゲーム」の魅力を語る回。
その歴史やデータなども参照しながら、過去配信された回で音楽ゲームに対して独特なこだわりを持っていることが見えてきたキョンとともに語っていきます。
【参照:「2011年のオタク」回( https://spoti.fi/3lliprX )、「ジャケット写真」回( https://spoti.fi/3jl0dRh )、「Remix音源」回( https://spoti.fi/3z7m1Fs )】
まずは過去の回でのキョンの発言を振り返りつつ、キョンの音ゲー遍歴をざっくりと確認。
キョンは2010年に『jubeat』という音楽ゲームと出会ったことで音ゲー沼へ。
出会ってからしばらくの間はjubeat専門でプレイしていたものの、2013年に行われた「私立BEMANI学園」という、他機種の楽曲を遊ぶことができる連動イベントをきっかけに、jubeat以外の機種もプレイするように。
その後、これらのアーケード機種だけでなく、スマホアプリでの音楽ゲームをプレイするようになったキョンは、アイドルコンテンツ由来のアプリ音ゲーの中でも特定の作品群由来のもの(「スクフェス」etc)や、台湾のRayark社製のもの(『DEEMO』etc)へと手を伸ばしていきました。
こういった遍歴から見えてくるのは、KONAMI社製の「BEMANI」シリーズと呼ばれるアーケード機種を中心に、特定のアイドルコンテンツ由来のアプリと海外勢のアプリが混ざり合っていくというキョンがプレイする音ゲーの傾向。この点についてはキョンも納得のようです。 これを受けてここからは、このキョンの遍歴をある部分で(過度な「BEMANI」シリーズ中心史観にならないような形で)相対化させようと、日本における音楽ゲームの受容史をざっくりと見ていきます。
1996年発売の『パラッパラッパー』を皮切りに、キョンが言及しなかったものの中から(KONAMI社製ではない)『太鼓の達人』や『リズム天国』といったものもピックアップ。黎明期のアーケード機種や家庭用ゲームからスマホアプリの隆盛という流れを軸とした歴史を今後の対話の前提として確認します。そのような歴史を見ていく中で、『KEYBOARDMANIA』や『ミュージックガンガン』といった機種の推語りも飛び出しました。
そしてこの対話は、キョンにとっての音楽ゲームという存在が持つ魅力の話に。
キョンは、まず「音楽を聴きたい」というのが第一にあるとしたうえで、音楽に合わせて「体を動かす」ことで得られる「軽い達成感」をその魅力として挙げます。ただこの「達成感」は、音ゲーの歴史的観点から見れば比較的初期には大きな要素であったといえる「楽器の演奏」によるものとは少し違う様子。それは体感による達成感が、主に「視覚的」な形で「直感的」に得られることが重要そうだということ。「落ちもの系」の例も挟みながら、そのキョンが考える魅力とスマホ音ゲーとの近似性についても話題は広がりました。
続いてソキウスは、楽曲の「音楽性」という意味での好みをキョンに尋ねます。
これにキョンは「ドラム」や「メロディ」といった点を挙げますが、それらとともに挙げた「DTM、EDM的なもの」という点を受けて対話の流れは少し脇道へ。
【参照:キョンから「ドラム」というキーワードが出た「NGワードトーク」の回( https://spoti.fi/3i1DnK1 )】
Remix音源回の問題意識を重ねる形で、改めてキョンの音ゲーとの関わり方を見ていきました。
この回の最後はまた別の視点で音ゲーについて語っていくために、アーケード機種/スマホアプリそれぞれで数値的なデータを参照してみることに。
まずアーケード機種の現状についてキョンの実感を尋ねてみると、そこで挙がったのが「斜陽産業」という言葉。この言葉がどの程度で実態を反映しているのかがここでの焦点になりました。
日本アミューズメント産業協会(2020; 2022)のデータを見てみると、確かにそのような「斜陽」な傾向を示す部分もあるが、「オペレーション売上高」と「製品販売高」や「設置台数(ex. 2020年度は前年比で109.5%)」を見る限りではそこまで事態は単純でないことを確認。
(cf. 店舗の「一極集中」化について考えるうえで、「業務用AM機の設置台数別店舗数の状況」[日本アミューズメント産業協会 2020; 2022]での様々な言及は示唆に富んでいる)
これらのデータを踏まえながらその実態について考えていきます。
次にスマホアプリにおけるデータとして挙げたのは、ゲームのアクティブユーザー数のランキング[ゲームエイジ総研 2021; 2022]。
こちらでもキョンの実感を尋ねてみると、「少なくともアーケードよりは隆盛している」だったり、アプリの(≒コンテンツとしての)「流行り廃り」といった言葉が挙がりました。
それを踏まえながら値を見てみると、「プロセカ」が全体の10位にランクインしていること(2021年現在) ―なお、収録後に発表された2022年版では全体の8位― や、10代以外では音ゲーはトップ10にランクインしていないこと(2021年現在)といった結果。これらのデータを受けてキョンは、音ゲーアプリが大衆での人気アプリに「食い込めている」と判断したようです。
ただこの「食い込」みが果たしてどこまで進んでいるかという点については、ソキウスはやや批判的な見解。それに関係するデータとして、約10年前に配信が始まった「スクフェス」が、10代より上の世代に人気なアプリとして(各世代でのシェア率という点で)定着していないことを挙げながら、確かにコンテンツそれ自体の流行り廃りの影響はあれども、それぞれ特定の時期における若い世代での「食い込」みが、(現在でもシリーズ展開が盛んである『ラブライブ』シリーズでこの状況だということは、)そのような世代が成長した後の時期基準で考えるとあまり影響を及ぼしていない可能性についてソキウスは言及。
この可能性を「懸念」しているソキウスと、そこまで「懸念」する必要はないと考えるキョンとの差が鮮明になりました。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はキョンが、実は今回の内容と関係がある楽曲を紹介。
キョンの音ゲー経験の中で重要な意味を持ってます。
【今回のキーワード】
音楽ゲーム/『jubeat』/「BEMANI」シリーズ/アイドルコンテンツ×音ゲー/(日本における)音楽ゲームの歴史/「体を動かす」ことで得られる「軽い達成感」/楽器の演奏/直感的な操作で出来る音ゲー(「落ちもの系」)/「DTM・EDM的なもの」/アーケード機種の「斜陽産業」化の可能性/店舗の一極集中/スマホアプリの流行り廃り/スマホ音ゲーにおける10代のシェア率/POLYSICS
【参考資料】
ゲームエイジ総研, 2021, 「2021年ゲームアクティブユーザ数ランキング 総合1位は『LINE:ディズニーツムツム』 ~2021年を最も賑わせたアプリは『ウマ娘 プリティーダービー』~」(2023年2月11日取得,https://www.gameage.jp/release/report/index_034.html).
――――, 2022, 「2022年モバイルゲームアクティブユーザー数ランキング 2022年新作アプリ1位は『勝利の女神:NIKKE(ニケ)』 ~2022年は男性向けゲームが躍進~」(2023年2月11日取得,https://www.gameage.jp/release/report/index_050.html).
日本アミューズメント産業協会, 2020, 「2018年度アミューズメント産業界実態調査 要約版」.
――――, 2022, 「2020年度アミューズメント産業界の実態調査」『JAIAプレス』52: 1-10(2023年2月11日取得,https://jaia.jp/2022-7/).