
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/3KKgc4X
(今回のメンバー:やすお、ソキウス)
「熱さ」はもちろん大事。そしてさらに…
今回のテーマは「特撮」。これまでも要所要所で語られてはいた特撮作品、そしてその楽曲に焦点を当ててその魅力を語っていきます。
【参照:音楽ゲームの魅力回( https://spoti.fi/42GPUHJ )、2011年のオタク回( https://spoti.fi/3lliprX )】
まず、以前の回でも断片的に話題になっていたやすおの特撮遍歴をここで改めて見ていきます。
自身に兄弟がいたこともあってかリアルタイムでの出会いとして、ビデオなどで少し上の世代の作品を見ていたというやすお。主にスーパー戦隊シリーズがその対象で、『鳥人戦隊ジェットマン』などがこれにあたります。それに加えて、同世代のものとして『百獣戦隊ガオレンジャー』『忍風戦隊ハリケンジャー』といった名前がここで挙がりました。
やすおは一時期特撮作品からは離れていましたが2007年頃の「復帰」後は、いわゆる「ニチアサ」(テレビ朝日系列の日曜朝の放送枠の通称。同枠では特撮作品が放送されていたことが多い。)の一連の流れとして、『仮面ライダー電王』といった作品を見だすように。それ以降はニチアサを中心に特撮作品によく触れているとのことでした。
さらにソキウスは(先ほどの兄弟由来での『ジェットマン』のような例とは別の形での)後追いで見始めた作品についても尋ねると、それにあたるものとして『科学戦隊ダイナマン』(83~84年放送)ぐらいの時期まで遡ったことを提示します。
ここまではスーパー戦隊シリーズの話が主だったので、ウルトラマンシリーズなどの他の作品群についてはどうだったか質問すると、やすおは特に昭和のウルトラマンシリーズ作品を「おもちゃ」の形で触れていた様子。またメタルヒーローシリーズ(宇宙刑事シリーズ、ビーファイターシリーズなどを含む、金属質のボディを持つ主人公が活躍する東映制作の作品の総称)の終わり頃が自身の世代であったやすおは、『重甲ビーファイター』なども同じような形で楽しんでいたとのこと。
続いてソキウスはやすおが思う特撮作品の魅力を尋ねます。これにやすおは特撮作品のストーリー展開としてよく見られる「勧善懲悪」の分かりやすさを指摘し、その性質が自身の幼心にとてもフィットしたのではないかと振り返り。そして成長するにつれ、特撮作品が元々持つ勧善懲悪以外の「複雑」さを理解することでさらにハマっていった可能性をここで挙げます。
そのようなやすおの経緯も踏まえつつ、具体的な作品名をやすおに尋ねてみたところまず挙がったのが『侍戦隊シンケンジャー』。伏線を回収しつつの「終盤にかけてのどんでん返し」にリアルタイムで驚かされた模様。
続いて名前が挙がったのは『鳥人戦隊ジェットマン』。「戦うトレンディドラマ」と称されるようなこれまでの特撮作品のイメージとは一線を画すこの作品をやすおは何度も見返しているようです。
ここでソキウスはこの後も続く特撮語りにおいて参考になるようにと、ごくごく簡単に特撮作品の歴史を確認します。
初めに言葉としての「特撮」の意味合いに触れた後で、いわゆる「変身ヒーロー」がその主軸となっていることを再確認。そのうえで、『牙狼』シリーズやガールズ×戦士シリーズといったまだ名前が挙がっていない代表的な特撮シリーズの存在について言及しました。
そのうえで改めてやすおに尋ねるとそこで名前が挙がったのが『有言実行三姉妹シュシュトリアン』。ハチャメチャな物語に巻き込まれてしまう三姉妹が主人公であるこの作品。その記憶がおぼろげとはいえ、テレビ朝日系列ではない「ニチアサ」ともいえるこの作品を当時触れていたとやすおは語りました。
この回の最後は、好きな特撮作品の楽曲の話に。
やすおは、特撮らしい「熱い」楽曲の代表として『爆竜戦隊アバレンジャー』や『侍戦隊シンケンジャー』の楽曲、逆に「特撮っぽくない」楽曲の代表として『鳥人戦隊ジェットマン』のED、さらにスーパー戦隊以外から『重甲ビーファイター』や『仮面ライダーキバ』の楽曲を提示。
それに触発されたソキウスも「和風ユーロビート」っぽい『忍者戦隊カクレンジャー』のOP、そして「っぽくない」「異質感」を覚えるものとして『仮面ライダーエグゼイド』や『仮面ライダー響鬼』の楽曲についてその良さを語りました。
【本日の一曲】
毎回最後に1分以内で今紹介したい1曲を持ち回りで語ってもらう「本日の一曲」。
今回はソキウスが、10年代のアニソンの中ではあまり言及されない曲を紹介。
キーワードは、宮川弾と高音の地声?
【今回のキーワード】
特撮/スーパー戦隊シリーズ/『鳥人戦隊ジェットマン』/『百獣戦隊ガオレンジャー』/『忍風戦隊ハリケンジャー』/ニチアサ/『仮面ライダー電王』/『科学戦隊ダイナマン』/メタルヒーローシリーズ/『重甲ビーファイター』/特撮作品の「勧善懲悪」の性質/『侍戦隊シンケンジャー』/『牙狼』/ガールズ×戦士シリーズ/不思議コメディーシリーズ/『有言実行三姉妹シュシュトリアン』/『爆竜戦隊アバレンジャー』/『忍者戦隊カクレンジャー』/『仮面ライダーエグゼイド』/『仮面ライダーキバ』/『仮面ライダー響鬼』/YOHKO/宮川弾