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気長に黙示録
土器boxy
34 episodes
1 month ago
キリスト教たんぽぽ教会牧師、原雅幸が難解と言われるヨハネの黙示録を細かく解説するショートメッセージシリーズ
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キリスト教たんぽぽ教会牧師、原雅幸が難解と言われるヨハネの黙示録を細かく解説するショートメッセージシリーズ
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Episodes (20/34)
気長に黙示録
第34回「いのちの木のシンボル」(2章7節その2)
耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。勝利を得る者には、わたしはいのちの木から食べることを許す。それは神のパラダイスにある。』(2章7節) エペソ教会へのメッセージの締めくくり部分を迎えました。七つのメッセージのそれぞれは<冒頭>と<結尾>が「多面的な要素をもつ事柄から1つを選んで描く」という手法で構成されています。冒頭は、キリストの姿の諸相、結尾は、信仰者に与えられる永遠のいのちの諸相です。さらにその選ばれた表現は、メッセージが向けられた教会の実情と関係します。詳しくは番組で。 気長に黙示録#34 .m4a artemis2.jpg エペソの町は、女神アルテミス神殿のおかれた人口25万人の大都市だったそうです。 この女神像、たくさんの実がなっている椰子の木のように見えます。「アルテミスの樹木」と呼ばれるそうです。「いのちの木」のシンボルは、聖書だけではなく、古代信仰の随所に見られるものでした。それがこの箇所の解読の鍵になります。 神である主は東の方のエデンに園を設け、そこにご自分が形造った人を置かれた。神である主は、その土地に、見るからに好ましく、食べるのに良いすべての木を、そして、園の中央にいのちの木を、また善悪の知識の木を生えさせた。(創世記2章8節~9節) 神である主はこう言われた。「見よ。人はわれわれのうちのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、人がその手を伸ばして、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きることがないようにしよう。」(創世記3章22節) 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第33回「御霊に聞くこと」(2章7節その1)
耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。勝利を得る者には、わたしはいのちの木から食べることを許す。それは神のパラダイスにある。』(2章7節) 2章7節については、第28回で一度取り上げていますが、取り上げ切れていない部分を改めて解説します。 気長に黙示録#33.m4a 目があっても見えない民、耳があっても聞こえない者たちを連れ出せ。(イザヤ書43章8節) さあ、これを聞け。愚かで思慮のない民よ。彼らは目があっても見ることがなく、耳があっても聞くことがない。(エレミヤ書5章21節) 「耳のある者は聞きなさい。」(マタイの福音書13章9節) 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) いつもありがとうございます。
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3 years ago
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気長に黙示録
第32回「ニコライ派とは何か」(2章6節)
しかし、あなたにはこのことがある。あなたはニコライ派の人々の行いを憎んでいる。わたしもそれを憎んでいる。(2章6節) 突然登場する「ニコライ派」という怪しげなグループ。しかしその実態は歴史の中で把握されていません。それには理由があると考えます。詳しくは番組で。気長に黙示録#32.m4a ニコライ派の起源と言われることがある「ニコラオ」についての記述はこちらですが… そこで、十二人は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばを後回しにして、食卓のことに仕えるのは良くありません。そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵に満ちた、評判の良い人たちを七人選びなさい。その人たちにこの務めを任せることにして、私たちは祈りと、みことばの奉仕に専念します。」この提案を一同はみな喜んで受け入れた。そして彼らは、信仰と聖霊に満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、そしてアンティオキアの改宗者ニコラオを選び、この人たちを使徒たちの前に立たせた。(使徒の働き6章2節~6節) 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第31回「愛を見失った教会」(2章2節~5節)
わたしは、あなたの行い、あなたの労苦と忍耐を知っている。また、あなたが悪者たちに我慢がならず、使徒と自称しているが実はそうでない者たちを試して、彼らを偽り者だと見抜いたことも知っている。あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れ果てなかった。けれども、あなたには責めるべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。だから、どこから落ちたのか思い起こし、悔い改めて初めの行いをしなさい。そうせず、悔い改めないなら、わたしはあなたのところに行って、あなたの燭台をその場所から取り除く。 7つの教会へのメッセージを順番に学びますが、全体を見渡しながら、少しずつ読み進めます。黙示録は緻密に構成された文学作品の顔をもっていますので、ただ前から順に読むだけでは見えない部分があるのです。詳しくは番組で。 気長に黙示録#31 (1).m4a 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) いつもありがとうございます。
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3 years ago
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気長に黙示録
第30回「わたしは知っている」(2章2節その1)
エペソにある教会の御使いに書き送れ。『右手に七つの星を握る方、七つの金の燭台の間を歩く方が、こう言われる──。わたしは、あなたの行い、あなたの労苦と忍耐を知っている。(2章1節~2節a) 7つの教会への手紙の具体的な話題に入る前に、7つの教会への手紙の共通項を確認することが肝要です。今回はその1つ「わたしは知っている」というフレーズを取り上げて学びましょう。 気長に黙示録#30.m4a 「わたしは知っている」という言葉の背景にある旧約聖書の記述は以下の2か所です。 主は言われた。「ソドムとゴモラの叫びは非常に大きく、彼らの罪はきわめて重い。わたしは下って行って、わたしに届いた叫びどおり、彼らが滅ぼし尽くされるべきかどうかを、見て確かめたい。」(創世記18章20~21節) 「主は言われた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみを確かに見、追い立てる者たちの前での彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの痛みを確かに知っている。」(出エジプト記3章7節) また、黙示録の中で何度か取り上げられるエゼキエル書9章もこの7つの教会への手紙を理解する上で重要です。 「まず、わたしの聖所から始めよ。」(エゼキエル9章6節) 主は私に言われた。「イスラエルとユダの家の咎は非常に大きく、地は流血で満ち、都も不正で満ちている。彼らは『主はこの地を見捨てられた。主は見ておられない』と言っているのだ。 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第29回「教会の"間を歩く"方」(2章1節)
エペソにある教会の御使いに書き送れ。『右手に七つの星を握る方、七つの金の燭台の間を歩く方が、こう言われる──。(2章1節) 2章1節は、すでに1章で取り扱った「教会の御使い」「右手に七つの星」「七つの金の燭台」が再登場します。 けれども、少しだけ異なる表現が使われているのです。そこが着目ポイントになります。詳しくは番組で。 気長に黙示録#29.m4a 今回の箇所の背景になる旧約聖書は以下の通りです。 「そよ風の吹くころ、彼らは、神である主が園を歩き回られる音を聞いた。」創世記3章8節 「わたしはあなたがたの間を歩み、あなたがたの神となり、あなたがたはわたしの民となる」レビ記26章12節 「あなたの神、主が、あなたを救い出し、敵をあなたに渡すために、あなたの陣営の中を歩まれるからである。こうして、あなたの陣営は聖でなければならない。」申命記23章14節 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第28回「型ではなく的」(2章7節:2章~3章のイントロダクション)
耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。(2章7節) お久しぶりです。一ヶ月ほど中断していましたが、Season2再開です。 「気長に」、ごひいきにお願いします。 今回は、しばらく間があいたこともあり、少し復習をしながら、2章~3章に取り組む準備的な内容になっています。 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) いつもありがとうございます。 気長に黙示録#28.m4a
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気長に黙示録
第27回「世の光はどこに?」(1章20節)
あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台の、秘められた意味について。七つの星は七つの教会の御使いたち、七つの燭台は七つの教会である。(1章20節) いよいよ1章の最終回です。今回は、いつも以上に込み入った話になっていますが、避けては通れない課題です。集中して聞いていただければ幸いです。気長に黙示録#27.m4a ダウンロード.jpg 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第26回「黙示録のアウトライン?」(1章19節)
それゆえ、あなたが見たこと、今あること、この後起ころうとしていることを書き記せ。(1章19節) 19節は、今後の黙示録の理解を分ける箇所です。 「あなたが見たこと」「今あること」「この後起ころうとしていること」の間にはギリシャ語原文には「カイ」という接続詞があります。「あなたが見たことと、今あることと、この後起ころうとしていること」という訳が可能なのですが、そうなっていません。そしてそれでよいのです。詳しくは番組で。 気長に黙示録#26.m4a 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第25回「恐れが要らない理由」(1章17節~18節)
この方を見たとき、私は死んだ者のように、その足もとに倒れ込んだ。すると、その方は私の上に右手を置いて言われた。「恐れることはない。わたしは初めであり、終わりであり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ、世々限りなく生きている。また、死とよみの鍵を持っている。 少しずつ、黙示録の読解が前進しています。1章の終わりが見えてきました。このペースで行くと22章を終えるのは、500回を超えそうですね。長旅ですので、気長にお付き合いください。気長に黙示録#25.m4a 今回も、ヨハネの言葉遣いの背後には、旧約聖書の言葉が詰まっています。 「それから彼は私に言った。「特別に愛されている人ダニエルよ、私が今から語ることばをよく理解せよ。そこに立ち上がれ。私は今、あなたに遣わされたのだ。」彼がこのことばを私に語っている間に、私は震えながら立ち上がった。」彼は私に言った。「恐れるな、ダニエル。あなたが心を定めて、悟りを得ようとし、自分の神の前で自らを戒めようとしたその最初の日から、あなたのことばは聞かれている。私が来たのは、あなたのことばのためだ。」(ダニエル書10章10節~12節) 「イスラエルの王である主、これを贖う方、万軍の主はこう言われる。「わたしは初めであり、わたしは終わりである。わたしのほかに神はいない。」(イザヤ書44章6節) 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第24回「顔が輝く理由」(1章16節~17節c)
また、右手に七つの星を持ち、口から鋭い両刃の剣が出ていて、顔は強く照り輝く太陽のようであった。この方を見たとき、私は死んだ者のように、その足もとに倒れ込んだ。すると、その方は私の上に右手を置いて言われた。「恐れることはない。」 幻がイエス様の「見た目」を伝えることを目的にしたものであれば、「ふ~ん、太陽のようだったのね」で通り過ぎることができます。けれどもそうではない以上、一つ一つの意味を探らずには読み進めることができないわけです。ということで、今回は、顔の象徴的メッセージを深堀します!気長に黙示録#24.m4a そのからだは緑柱石のようで、顔は稲妻のよう、目は燃えるたいまつのようであった。また、腕と足は磨き上げた青銅のようで、彼の語る声は群衆の声のようであった。(ダニエル書10章6節) 私が彼らにほほえみかけると、彼らはそのことを信じることができなかった。彼らが私の顔の光を陰らせることはなかった。(ヨブ記29章4節) 「私たちの神よ。今、あなたのしもべの祈りと願いを聞き入れ、主ご自身のために、あなたの荒れ果てた聖所に御顔の光を照り輝かせてください。」(ダニエル書9章17節) 主が立ち上がり、地を脅かすとき、人々は主の恐るべき御顔を、その威光の輝きを避けて、岩の洞穴や土の穴に入る。(イザヤ書2章19節) あなたは私たちの咎を御前に 私たちの秘め事を 御顔の光の中に置かれます。(詩篇90篇5節)
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気長に黙示録
第23回「教会は御使い」(1章16節その2)
また、右手に七つの星を持ち、口から鋭い両刃の剣が出ていて、顔は強く照り輝く太陽のようであった。(1章16節) あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台の、秘められた意味について。七つの星は七つの教会の御使いたち、七つの燭台は七つの教会である。 「七つの星」についての解き明かし(後半)です。星(天体)が古代世界でどのように考えられていたのかということと、御使いが黙示文学の中でどのように用いられているかを結び合わせると、幻の意図が見えてきます。この「星」についての考え方は、黙示文学を読んでいくために外せないものですので、この回は難しいですが必聴です。21世紀の現代人の思考ではなく、1世紀の思考を想像しながら読んでいきましょう。詳しくは番組で。気長に黙示録#23.m4a 「ペルシアの国の君が二十一日間、私に対峙して立っていたが、そこに最高位の君の一人ミカエルが私を助けに来てくれた。私がペルシアの王たちのところに残されていたからだ。」(ダニエル書10章13節) ミカエル.png こちらの画像はまさに「イメージ」ですのでご注意ください。 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第22回「七つの星のルーツ」(1章16節その1)
また、右手に七つの星を持ち、口から鋭い両刃の剣が出ていて、顔は強く照り輝く太陽のようであった。(1章16節) 黙示録を聖書の象徴だけで読み解くのは不可能です。というのも、当時に流布していた象徴イメージを塗り替える意図がヨハネにあったからです。この箇所もそういう箇所の一つ。古代のコインは、かの時代の象徴を知る良い資料です。詳しくは番組をお聴きください。ちょっと複雑なので、今回は、次回とあわせてひとつのまとまりになってますのでご了承ください。 気長に黙示録#22.m4a 写真 2022-05-16 17 14 23.jpg IMG_4836.jpg 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第21回「足の輝きが語ること」(1章13節~16節その3)
その足は、炉で精錬された、光り輝く真鍮のようで、その声は大水のとどろきのようであった。(1章15節) 幻の中に現れたイエス様の姿。その象徴的意味を解き明かしています。 「真鍮(黄銅)」という言葉は、最近ではほとんど耳にすることはなくなりました。英語で言えばBrass。Bronze(青銅)の親戚のような金属です。この2つが親戚関係にあることがわからないと、ヨハネが何を意図したのかをつかみ損ねてしまいます。詳しくは番組をお聴きください。 気長に黙示録#21.m4a brass bronze.png すでに学んだイエス様の服装は、出エジプト記の大祭司の服装にルーツがありましたが、足の輝きと合わせて考えると、幕屋の構造パターンの反映とみることもできます。幕屋の構造理解は、これからの幻で鍵となりますので、イラストでイメージをふくらませておきましょう。 幕屋.png 今回の参照聖書箇所は3か所です。 私は目を上げた。見ると、そこに一人の人がいて、亜麻布の衣をまとい、腰にウファズの金の帯を締めていた。そのからだは緑柱石のようで、顔は稲妻のよう、目は燃えるたいまつのようであった。また、腕と足は磨き上げた青銅のようで、彼の語る声は群衆の声のようであった。(ダニエル書10章5~6節) その幕のためにアカシヤ材の柱を五本作り、これに金をかぶせる。その鉤も金である。それらの柱のために青銅の台座を五つ鋳造する。(出エジプト記26章37節) すると見よ、イスラエルの神の栄光が東の方から現れた。その音は大水のとどろきのようで、地はその栄光で輝いた。(エゼキエル書43章2節) 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第20回「見た目ではなく」(1章13節~16節その2)
また、その燭台の真ん中に、人の子のような方が見えた。その方は、足まで垂れた衣をまとい、胸に金の帯を締めていた。その頭と髪は白い羊毛のように、また雪のように白く、その目は燃える炎のようであった。(1章13節~14節) 「人の子のような方」ってそもそもどういう意味なのか。気になっていた方も多いのではないでしょうか。これまた、旧約聖書のルーツがわからないと理解できない表現です。そして頭や目についての描写も、それらが象徴的にどんなことを意味するのかを知るのに、文化的な背景理解が必要です。そうしないと、自分の文化がもっているイメージを読み込んでしまう危険があるのです。では、この表現がどんな意味を伝えようとしているのでしょうか。詳しくは番組をお聴きください。 気長に黙示録#20.m4a 私が見ていると、やがていくつかの御座が備えられ、『年を経た方』が座に着かれた。その衣は雪のように白く、頭髪は混じりけのない羊の毛のよう。…私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲とともに来られた。その方は『年を経た方』のもとに進み、その前に導かれた。(ダニエル書7章9節、13節) すでに何回も引用している聖句です。それだけ、黙示録を理解するのに欠かせない御言葉だということです。今回は、この幻の文脈についても解説しています。お手元に聖書がある方はダニエル書7章を最初からお読みくださると理解が深まります。 「さあ、来たれ。論じ合おう。──主は言われる──たとえ、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとえ、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。」(イザヤ書1章18節) イザヤ書も、ヨハネの黙示録で頻繁に用いられます。 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第19回「大祭司のお手入れ」(1章13節~16節その1)
また、その燭台の真ん中に、人の子のような方が見えた。その方は、足まで垂れた衣をまとい、胸に金の帯を締めていた。その頭と髪は白い羊毛のように、また雪のように白く、その目は燃える炎のようであった。その足は、炉で精錬された、光り輝く真鍮のようで、その声は大水のとどろきのようであった。また、右手に七つの星を持ち、口から鋭い両刃の剣が出ていて、顔は強く照り輝く太陽のようであった。(ヨハネの黙示録1章13節~16節) いよいよヨハネが「見たこと」の記述が始まります。注意しましょう。「見たこと」が描写されていますが、「見た目」が伝達内容ではありません。「見た目」に込められた象徴的メッセージが伝達内容です。この違いがわからないと、黙示録からとんでもない解釈が引き出されてしまいます。詳しくは番組をお聴きください。 気長に黙示録#19.m4a この節にも、多くの旧約聖書からの引用や暗示があります。 主は私の口を鋭い剣のようにし、御手の陰に私をかくまい、私を研ぎ澄まされた矢とし、主の矢筒の中に私を隠された。(イザヤ書49章2節) 「彼らに、金色、青、紫、緋色の撚り糸、それに撚り糸で織った亜麻布を用いて、意匠を凝らしてエポデを作らせる。」(出エジプト記28章6節) えぽで.png 「会見の天幕の中で、さとしの板の前にある垂れ幕の外側で、アロンとその子らは、夕方から朝まで主の前にそのともしびを整える。これはイスラエルの子らが代々守るべき永遠の掟である。」(同27章21節) 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第18回「ギャップにこめられた恵み」(1章10節~13節a)
私は主の日に御霊に捕らえられ、私のうしろにラッパのような大きな声を聞いた。その声はこう言った。「あなたが見たことを巻物に記して、七つの教会、すなわち、エペソ、スミルナ、ペルガモン、ティアティラ、サルディス、フィラデルフィア、ラオディキアに送りなさい。」私は、自分に語りかける声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台が見えた。また、その燭台の真ん中に、人の子のような方が見えた。 黙示録では「位置関係」は重要です。ラッパのような大きな声が「うしろ」から聞こえてくるのは意図的なのです。詳しくは番組をお聴きください。 気長に黙示録#18.m4a そのとき、あなたの光が暁のように輝き出て、あなたの回復は速やかに起こる。あなたの義はあなたの前を進み、主の栄光があなたのしんがりとなる。(イザヤ書58章8節) syokudai.jpg 主は火の中からあなたがたに語られた。あなたがたは語りかける声を聞いたが、御姿は見なかった。御声だけであった。(申命記4章12節) 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第17回「角笛の音を補う声」(1章10節その2)
私は主の日に御霊に捕らえられ、私のうしろにラッパのような大きな声を聞いた。 短いセンテンスですが、ここは黙示録全体をどう理解するかにかかわる重要な部分です。 この箇所の背景にあるイザヤ書58章が、さらにどのような背景で書かれているかを理解しなくてはなりません。 それがレビ記23章です。 「イスラエルの子らに告げよ。第七の月の一日はあなたがたの全き休みの日であり、角笛を吹き鳴らして記念する聖なる会合を開く。あなたがたは、いかなる労働もしてはならない。食物のささげ物を主に献げなさい。」レビ記23章24節,25節 「特にこの第七の月の十日は宥めの日であり、あなたがたのために聖なる会合を開く。あなたがたは自らを戒め、食物のささげ物を主に献げなければならない。その日のうちは、いかなる仕事もしてはならない。その日が宥めの日であり、あなたがたの神、主の前であなたがたのために宥めがなされるからである。」同書27節,28節 油絵が何重にも塗り重ねられているように、黙示録も旧約聖書の記述が何重にも重ねられているので、ひとつひとつ見ていく必要があります。 Feasts-of-Israel-Calendar.jpg イスラエルに定められた7つの祭りについては、このチャートでイメージしつつ番組をお聴きください。 気長に黙示録#17.m4a 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第16回「主の日の謎を解く」(1章10節その1)
私は主の日に御霊に捕らえられ、私のうしろにラッパのような大きな声を聞いた。 旧約聖書を読んでいるとよく見かける「主の日」という表現。それから黙示録の冒頭で語られる「主の日」。どちらも日本語では同じ表現ですが、原語では異なる表記になっています。ということは、これは違うもの?この表現にこめられたヨハネの意図とは?詳しくは番組をお聴きください。 気長に黙示録#16.m4a 謎を解く手がかりは、こちら。 ギンのラッパ.jpg これが民数記に出てくる「銀のラッパ」のイメージ 一方こちらはユダヤの民族楽器として有名な「角笛」 tunobue.jpg この二つは違う楽器ですが、ギリシャ語にすると同じ「サルピングス」になってしまうのです! つまり「ラッパのような」は「角笛のような」とも翻訳できるのです。そうすると、この御言葉が思い浮かびます。 (黙示録には、ちゃんと「ラッパ」の音が響きますから「ラッパ」と「ラッパのような」は区別が必要なのです) 「精一杯大声で叫べ。角笛のように声をあげよ。わたしの民に彼らの背きを、ヤコブの家にその罪を告げよ。」イザヤ書58章1節 「わたしの好む断食、人が自らを戒める日とは、このようなものだろうか。葦のように頭を垂れ、粗布と灰を敷き広げることなのか。これを、あなたがたは断食と呼び、主に喜ばれる日と呼ぶのか。」同5節 聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
第15回「二重の居場所」(1章9節その2)
私ヨハネは、あなたがたの兄弟で、あなたがたとともにイエスにある苦難と御国と忍耐にあずかっている者であり、神のことばとイエスの証しのゆえに、パトモスという島にいた。私は主の日に御霊に捕らえられ、私のうしろにラッパのような大きな声を聞いた。 (聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会) 幻の本編として、改めて語り出されるヨハネの自己紹介。自分が何者かを述べたヨハネは、どこにいるかという情報を伝えますが、これを伝える言葉のチョイスが意味深いのです。詳しくは番組をどうぞ。 Map_of_Patmos_Island_in_Greece.png パトモス島は、いまや黙示録を書いたとされる洞窟とそこにある修道院を目当てに観光に来る人でにぎわっているようです。 c0010496_65359.jpg 気長に黙示録#15.m4a 使用した音素材 OtoLogic(https://otologic.jp) ポケットサウンド(https://pocket-se.info) いつもありがとうございます。
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気長に黙示録
キリスト教たんぽぽ教会牧師、原雅幸が難解と言われるヨハネの黙示録を細かく解説するショートメッセージシリーズ