その足は、炉で精錬された、光り輝く真鍮のようで、その声は大水のとどろきのようであった。(1章15節)
幻の中に現れたイエス様の姿。その象徴的意味を解き明かしています。
「真鍮(黄銅)」という言葉は、最近ではほとんど耳にすることはなくなりました。英語で言えばBrass。Bronze(青銅)の親戚のような金属です。この2つが親戚関係にあることがわからないと、ヨハネが何を意図したのかをつかみ損ねてしまいます。詳しくは番組をお聴きください。
気長に黙示録#21.m4a

すでに学んだイエス様の服装は、出エジプト記の大祭司の服装にルーツがありましたが、足の輝きと合わせて考えると、幕屋の構造パターンの反映とみることもできます。幕屋の構造理解は、これからの幻で鍵となりますので、イラストでイメージをふくらませておきましょう。

今回の参照聖書箇所は3か所です。
私は目を上げた。見ると、そこに一人の人がいて、亜麻布の衣をまとい、腰にウファズの金の帯を締めていた。そのからだは緑柱石のようで、顔は稲妻のよう、目は燃えるたいまつのようであった。また、腕と足は磨き上げた青銅のようで、彼の語る声は群衆の声のようであった。(ダニエル書10章5~6節)
その幕のためにアカシヤ材の柱を五本作り、これに金をかぶせる。その鉤も金である。それらの柱のために青銅の台座を五つ鋳造する。(出エジプト記26章37節)
すると見よ、イスラエルの神の栄光が東の方から現れた。その音は大水のとどろきのようで、地はその栄光で輝いた。(エゼキエル書43章2節)
聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会
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