私は主の日に御霊に捕らえられ、私のうしろにラッパのような大きな声を聞いた。
短いセンテンスですが、ここは黙示録全体をどう理解するかにかかわる重要な部分です。
この箇所の背景にあるイザヤ書58章が、さらにどのような背景で書かれているかを理解しなくてはなりません。
それがレビ記23章です。
「イスラエルの子らに告げよ。第七の月の一日はあなたがたの全き休みの日であり、角笛を吹き鳴らして記念する聖なる会合を開く。あなたがたは、いかなる労働もしてはならない。食物のささげ物を主に献げなさい。」レビ記23章24節,25節
「特にこの第七の月の十日は宥めの日であり、あなたがたのために聖なる会合を開く。あなたがたは自らを戒め、食物のささげ物を主に献げなければならない。その日のうちは、いかなる仕事もしてはならない。その日が宥めの日であり、あなたがたの神、主の前であなたがたのために宥めがなされるからである。」同書27節,28節
油絵が何重にも塗り重ねられているように、黙示録も旧約聖書の記述が何重にも重ねられているので、ひとつひとつ見ていく必要があります。

イスラエルに定められた7つの祭りについては、このチャートでイメージしつつ番組をお聴きください。
気長に黙示録#17.m4a
聖書 新改訳2017(c)2017新日本聖書刊行会
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