minneなどのハンドメイドマーケットやBASEといったネットショップ作成サービスでは、出品の際に「発送までの目安」を決める項目があります。納期はどのくらいに設定するべきか?について詳しく解説します。
ハンドメイドマーケットで作品を販売するとき、お客様とのトラブルを避けるためにも必要なのが注意書き。たとえば「minne(ミンネ)」では、購入時の注意点の記載が必須項目となっています。注意書きはどのように書くべきなのか?例文とともに詳しく解説します。
ハンドメイド作品が売れてきたら気になるのが「確定申告」。確定申告は、その人の就労状況や年間所得によって「申告する必要がない人」と「申告しなければいけない人」に分けられます。ハンドメイド販売でいくら稼いだら、確定申告をしなければならないのでしょう?その基準を詳しく解説します。
ハンドメイド作家として自分の作品をネットやイベントで出品・販売しているのなら、開業届を提出しなければなりません。たとえ、普段は会社員でハンドメイド販売は副業であっても、専業主婦で趣味の延長でハンドメイド販売をしているとしても、原則として提出しなければならない書類です。
では、どこにどうやって提出するのか?どうやって記入するのか?この放送で解説します。
ハンドメイド作品をつくるとき、誰のためにつくるか(=ターゲット)をきちんと決めておくことが大切です。誰のためにつくった作品か分からないと、誰にも買ってもらえないからです。では、どうやってターゲットを決めるのか?解説します。
minneなどのハンドメイドマーケットに自分の作品を出品すると、自分のページ(ショップ)を持つことになります。そこで重要になるのがお店の名前(=ショップ名)。お客様にどのようなショップかを表現するためのものでもあるので、しっかり考えましょう。
ハンドメイド作品は「minne」「Creema」などのハンドメイドマーケットや、「BASE」「STORES」といったネットショップで手軽に販売ができます。ところが、作品がなかなか売れない!なんてこと、ありますよね。どうすれば売れるようになるのか?売れないときの改善策を3つご紹介します。
ネットショップ作成サービス「STORES(ストアーズ)」は、出品した商品が売れたときと、売上金を振り込むとき、さらに振込を早めてほしいときに、それぞれ手数料がかかります。また、振込金額が1万円未満のときには別途、手数料がかかります。具体的にどれくらいの手数料がかかるのか?詳しく解説します。
ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は初期費用・月額が無料で、出品した商品が売れたときと、売上金を振り込むときにそれぞれ手数料がかかります。では、どのくらいの手数料が発生するのか?詳しく解説します。
ネットショップ作成サービスの代表格といえば「BASE(ベイス)」と「STORES(ストアーズ)」。どちらで売ったほうがいいのか?について解説します。
販売に必要な物の準備が整ったら、ハンドメイドマーケットで販売する作品を決めましょう。
作品づくりでは、コンセプトやターゲット層の設定が肝心。どういったコンセプトで、誰に届けるかを明確にしておくと、作品がつくりやすくなるだけではなく、作品の魅せ方や作品説明の書き方にも反映できるようになります。
すでに売りたい作品を決めていたり、作って用意している方もいるかと思いますが、ここで一度、作品のコンセプトやターゲット層について改めて考えてみましょう。
自分の作りたい物を作って気ままに販売するのもハンドメイドの醍醐味のひとつ。ですが、商売としてやっていくにはコンセプトやターゲット層をしっかり決めておくことが重要です。
何も考えずに自由気ままに作って販売してしまうと、作りたい物や届けたい相手が曖昧になり、誰のためのハンドメイド作品なのか?がお客様に伝わりません。これでは自己満足で終わってしまいますね。
まずは、自分が何を作りたいのか?何が好きなのか?目指している物はなにか?といった「こだわり」を明確にしましょう。
コンセプトはお店の骨格のようなもので、しっかりしていれば軸がブレず、統一感のある作品が作れるようになります。それがやがて自分のオリジナリティになり、ブランドの確立へとつながるはずです。
コンセプト設計が苦手な方もいるかと思いますが、何よりも重要なことなので最初に固めておきましょう。
ハンドメイドマーケットでの作品登録で悩まされるのが値段の設定。
値段は出品者が自由に決められ、正解もありません。それだけに悩みどころ。ここでつまづく作家さんは少なくありません。
ただ、決め方のポイントはあります。値段は雰囲気で決めるものではなく、さまざまな経費を含めたうえで赤字にならないよう設定することがポイントです。
ここでは、赤字にならずに利益を生む値段の決め方について詳しく解説していきます。
ハンドメイド作品の場合、値段を付けるなら原価の3倍程度にするのが一般的です。
原価とは、作品制作にかかった経費のこと。
経費は材料費だけではなく、労働費(人件費)、梱包資材費があります。細かい出費だと、材料を購入するための交通費、出品するための通信費などもあります。
これらの経費をきちんと計算しておかず、まわりの価格にあわせて設定してしまうと利益が出ずに運営が苦しくなってしまいます。
値段はあとから自由に変えることはできますが、頻繁に変えるようではお客様に不信感を与えてしまいます。「はじめに設定した値段は変えない」というつもりで値段を決めましょう。
価格が決まったら、それが妥当なのか?市場をリサーチしてみます。自分の作品イメージに近いテイストの商品を販売しているネットショップを訪問して、同じカテゴリーの商品がいくらで売られているのかをチェック。
ハンドメイドマーケットでは、価格を入力すると同じカテゴリーの作品の平均価格が表示されることもあります。これも目安にしてみると良いでしょう。
ただし、市場価格やライバルとなる作家さんたちの価格は参考までに留めておいてください。まったく同じ素材、作り方の作品はありません。まわりの価格に合わせすぎて安く販売し、利益が出なくなってしまっては意味がありません。
前述したように、原価の3倍程度にするのが利益が出る適正な価格です。原価の3倍にしたときの自分の作品価格が市場価格とかけ離れているようでしたら、原価をおさえる努力が必要です。
原価が高くなれば、当然、販売価格も高くなってしまいます。設定した価格が思ったよりも高いと感じた時は、原価を抑えてお客様が買いやすい値段に近づけましょう。
たとえば、
などの工夫によって、いくらでも原価をおさえることはできます。
ただ、原価を抑えようと思うと、それが作品のクオリティ低下に直結することがあります。たとえば、「人件費削減のため、短時間でつくろう」と思うと雑になったり、焦って失敗して廃棄なんてことに。また、「安い材料を使おう」と仕入れてみたら、見栄えが悪くなったり耐久性が低くなることも。
クオリティを維持しつつ、今よりも原価をおさえる工夫を模索することが重要です。
今回は、ハンドメイドマーケットで売っていいもの、ダメな物についてご紹介します。
ハンドメイドマーケットではオリジナルの制作物が売れます。ただし、制作物であっても権利を侵害してしまうような物の販売はできません。
では、具体的にどういった作品の販売はできて、どのような制作物が販売できないのでしょうか。この放送で詳しく解説します。
ハンドメイドマーケットでは、サイト側で販売禁止に指定されている物、法律で禁止されている物以外のオリジナルの制作物の販売が可能です。
「オリジナル」とは、独創的で他にはない物を言います。どこかで見たことのあるような物、何かをマネして作った物はオリジナルとは言えません。
何もないところからイメージを膨らませて作った物、見る人がはじめて出会う物、それがハンドメイド作品です。
ハンドメイドマーケットで販売と聞くと、自分で作った作品しか出品できないと思う方もいるでしょう。
しかし、ハンドメイドマーケットでは素材・材料・道具などの既製品も売ることができます。
たとえば、「丸カン」のようなアクセサリーパーツや、「ニッパー」といった工具が販売可能です。
これらの素材や道具は「卸問屋.com(おろしとんやどっとこむ)」「NETSEA(ネッシー)」「SUPERDELIVERY(スーパーデリバリー)」などの仕入れサイトで購入ができます。
仕入れの料金が必ず必要になるので、市場価格を見ながら適切な料金設定を行いましょう。
また、ハンドメイドマーケットによっては素材や材料の販売を禁止していることもあるので、事前に確認しておきましょう。
ハンドメイドマーケットで売れないものは、
などです。
このうち、もっとも注意したいのが「権利を侵害する物」です。たとえば、自分で制作した物であっても、著作権を侵害するような作品は法律で販売が禁止されています。
また、サービスや体験といった無形の商品の販売もできません。たとえば、コンサルティングやカウンセリングといった相談です。こういったサービスを販売したい方は、スキルを販売できる他サービスに登録しましょう。
自分の売りたい物が販売できるかどうか迷ったら、ハンドメイドマーケットの「よくある質問」などをチェックすると良いでしょう。それでも解決しない場合は、ハンドメイドマーケットに直接問い合わせてください。
まとめ
ハンドメイドマーケットでは、サイト側で販売禁止に指定されている物、法律で禁止されている物以外のオリジナルの制作物の販売が可能です。
制作物以外では、素材や道具の販売ができます。ハンドメイドマーケットで売れないものは、
「許可のない代理出品」「転売品」「権利を侵害する物」「食品や食べ物(一部)」「化粧品・石けん」などです。
出品後に「販売できない」と知るようでは遅いので、事前によく確認してから販売を開始しましょう。
今回は、ハンドメイドマーケットへの出品方法についてご紹介します。
自分の作品をハンドメイドマーケットに出品してみたいと思っても、何をどうはじめたらいいか分からない、という方もいるでしょう。
そこでこの放送では、ハンドメイド作品の出品方法の基本的な流れを解説します。
ではまず、販売する前に準備にしておきたいことについて解説します。
ハンドメイドマーケットに出品するにあたって、次のような準備が必要です。
いろいろと準備が必要ですが、販売する作品があれば誰でもすぐに出品ができるのがハンドメイドマーケットのいいところ。
先ほど ご紹介した作品の写真や説明文、プロフィールなどはあとからいくらでも変更ができるので、準備が整っていなくても、とりあえずハンドメイドマーケットに登録し、出品してみましょう。
次に、ハンドメイドマーケットへの登録の流れについて解説します。
どのハンドメイドマーケットに出品するかを決め、メールアドレスやID、パスワードなどを登録します。
販売者である自分の氏名や住所、売上金の振込先口座などを入力していきます。
プロフィールは設定しなくても販売はできます。ただ、お客様は作品だけではなく、作っている人も気にします。販売前に、プロフィールやギャラリーを設定しておきましょう。
作品の写真をアップロードしたり、作品名、作品説明を入力して、作品の登録を行います。
すべての準備ができたら、いよいよ作品を出品します。
最後に、ハンドメイドマーケットの運営方法について解説します。
ハンドメイドマーケットに作品を出品し、お客様が購入してくれるとやり取りが発生します。購入連絡が入ると嬉しいですが、ゆっくりはしていられません。次のような流れの取引があるので、手順を確認しておきましょう。
作品が購入されると、ハンドメイドマーケットから連絡が入ります。すぐにどの作品が売れたのかをチェックしましょう。
決済方法によっては、購入はされたけど、入金ができていないケースもあります。クレジットカードだとすぐに入金が確認できますが、銀行振込の場合は数日遅れての入金になることが多いです。
未入金だとキャンセルになる可能性も高いので、入金が確認できるまでは梱包準備はしないように。振込までは数日かかることもありますが、焦らずに待ちましょう。
入金が確認出来たら、素早く梱包し、発送します。発送したら、お客様に「本日発送いたしました。到着まで今しばらくお待ちください」と伝えておくとスマート。
お客様が作品を受け取ったら、取引完了です。連絡やレビューがあったら丁寧に対応しましょう。きちんと対応することで、リピーターになってもらう可能性もあります。
以上が、販売準備から出品方法、購入時の対応の一通りの流れです。
今回は「ハンドメイドと著作権」について解説いたします。
ハンドメイド作品の販売者として知っておかなければならない法律はいくつかあります。そのうち、ハンドメイド作家と関わりの大きいのが「著作権」。
著作権を正しく理解しておかずに販売をスタートさせてしまうと、ある日突然、著作者から「著作権を侵害された」と訴えられる可能性があり、そうなると作家活動が続けられなくなる可能性も出てきます。
そんな事態にならないよう、ハンドメイド作家として知っておきたい著作権について詳しく解説します。
まず、「著作権とは何か?」について説明します。
著作権とは、著作物とその著作者を守る権利のこと。「著作物」とは、自分の考えや気持ちを作品として表現したものを言い、それを創作した人を「著作者」と言います。
誰だって、自分の考えたオリジナリティある創造物を守りたいもの。それが利益を生むものであったら尚更のこと。無断で誰かにマネされてしまっては、その利益を侵害されることになります。こういった不利益から守るのが著作権です。
著作権で守られる創造物には「小説」「脚本」「論文」「音楽」「絵画」「彫刻」「写真」などがあります。
市場には著作権を侵害をするような手芸品が売られていますが、これは違法行為です。今は野放しになっているかもしれませんが、訴えられたら使用料を支払わなくてはなりません。
著作者に敬意を払うという意味でも、絶対に他人の模倣はしないようハンドメイド作品を製作しましょう。
それがマナーであり、プロとしての心構えでもあります。
次に、どんなハンドメイド作品が著作権の侵害となるのか?
その具体例をいくつか挙げます。
たとえば、
などは、権利侵害の可能性があります。
人気キャラクターがプリントされた布でバッグなどの制作物を販売する行為は、著作権の侵害となります。同様に、ブランドのロゴを使用した制作物の販売も著作権の侵害となります。
自分で作った物であっても、著作権で守られている物を使用すると、権利の侵害となるのです。
「知らぬ間に自分の作品が著作権を侵害していた」という事態にならないよう、類似品がすでに販売されていないか、権利関係を侵害していないかの確認をしてから販売しましょう。
さいごに、著作権を侵害せずにハンドメイド作品を販売するには、どうすれば良いのか?について解説します。
著作権を侵害せずに販売するには
などがあります。
ハンドメイド作品を販売するのであれば、「オリジナル」であることが大前提です。
「自分で考えたキャラクターである」「誰かのマネをしていない作品」であれば著作権の侵害とはならないので、販売が可能です。
また、単調な柄やパターンを使用したハンドメイド作品の販売もOKです。たとえば、ストライプや格子柄などは単調な柄ですので、それを用いるのは問題ありません。ブランドが生み出した独自の柄やパターンはNGです。
注意したいのが、「これは自分で考えたオリジナル作品だ!」と思っても、類似品がすでに存在している場合。
こういったケースはトラブルになるので、事前に似た作品がないか?よく確認することをおすすめします。
著作権とは、著作物とその著作者を守る権利のこと。
他人の模倣ではない創造物には著作権があります。
たとえば、
は著作物であり、著作権で守られています。
著作物を無断で使用すると、権利の侵害となり、罰則が科せられます。
ハンドメイド作品を販売する際は、著作権を侵害しないよう十分に注意しましょう。
自分で考えた、唯一無二のオリジナル品であれば著作権の侵害とはなりません。作品を販売する前に、類似品がすでに存在していないか?確認することも大事です。
今回は、「ハンドメイドマーケットの集客」についてご紹介します。
どのような流れでお客様が出品しているハンドメイドマーケットにやって来るのか?その概要をつかみましょう。
ハンドメイドマーケットに人が来る流れは、大きく分けて
の2つに分けられます。
まず、「インターネットからの集客」について解説します。
インターネットからの集客には、検索サイトやネット広告などがあります。たとえば、「ネットサーフィンをしていたら、欲しい作品のバナー広告が表示された」「検索サイトで『ハンドメイド アクセサリー』と入力したら、ハンドメイドマーケットが検索結果に表示された」などの方法でハンドメイドマーケットに人が集まります。
そのほか、SNSやブログ、YouTubeなどでハンドメイド作品が紹介され、そこに記載のあるリンクをクリックするなどの方法でハンドメイドマーケットに人が集まります。
集客はインターネット以外からも少なくはありません。ハンドメイドマーケットは、自サイトへの訪問を促すためにTVCMや雑誌掲載などで認知度を高めています。
そのため、「ハンドメイド作品が欲しい」と思ったお客様は、自分が知っているハンドメイドマーケットに直接アクセスし、作品を検索します。友人や知人からの紹介や、購入していただいたお客様からの口コミでショップに人が集まることもあります。
ハンドメイドマーケットなどが企画している販売イベントに参加することでお店の存在を知り、ショップに人が集まることもあるでしょう。
このように、集客の方法はさまざまあります。「出品して終わり」ではなく、自分の作品の存在を知ってもらうためにも、積極的に集客や販売促進活動を行いましょう。地道でなかなか効果が出ないこともありますが、コツコツと続けていくことで徐々に成果が表れます。
ハンドメイドマーケットの集客方法は、インターネットとインターネット以外の2通りあります。
インターネットでの集客とは、検索サイトやネット広告、SNSなどから人が来る流れです。インターネット以外の集客とは、テレビや雑誌、口コミで知り、ハンドメイドマーケットを検索して人が来る流れです。
ハンドメイドマーケットは集客に力を入れているため、出品するだけで多くの人に見てもらえるチャンスがあります。
ただ、集客をすべてハンドメイドマーケット任せにしてしまうのはNG。ハンドメイドマーケットには毎日多くの作品が出品されているので、自分の作品が他の作家さんの新作や人気作に埋もれてしまうからです。
SNSやブログなどを積極的に使い、自分の作品を認知してもらう工夫が大切です。
ハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」で作品を出品して売れたら、手数料が発生します。売上を振り込んでもらうときにも手数料を支払います。
では、どのくらいの手数料を支払うことになるのでしょう?この疑問を解決するために、minneで販売者側が負担する手数料について解説いたします。
minneの販売手数料は、税抜で9.60%、税込だと10.56%。どんなに売れている人からも、あまり売れていない人からも、一律で10.56%の販売手数料がかかります。
出品中の作品が売れたら、売れた金額の10.56%を手数料として支払います。支払いは自動的に売上から引かれる仕組みとなっています。
販売手数料は、作品価格とオプション価格に加え、送料も対象に含まれます。ハンドメイド作品が1つ売れるごとに、作品価格+オプション価格+送料の10.56%を販売手数料として引かれます。
販売手数料の計算式は、(作品価格+オプション価格+送料)×0.1056です。
minneの振込手数料は、税抜きで200円、税込みで220円。
振込手数料は、1つの作品が売れるごとに220円が発生するものではなく、1回の振込につき振込手数料220円が掛かります。
売上はminneに預けています。売上の入金は月に1回で、1カ月の売上が1,000円以上あると、登録した口座にまとめて振込します(毎月月末締めの翌月末払い)。
今回は、ハンドメイドマーケットの費用についてご紹介します。
ハンドメイドマーケットで自分の作品を販売するには、販売に応じた手数料などの費用がかかります。さらに、作品を発送する際に使う 梱包材などの費用もかかります。
これらの費用を作品価格に反映して販売しないと赤字になってしまいます。
ここでは、ハンドメイドマーケットの運営にかかわる費用をご紹介します。出品前に、どのくらいの費用が掛かるのかを把握しておきましょう。
まず、ハンドメイドマーケットの運営費についてご紹介します。
ほとんどのハンドメイドマーケットは無料で出品ができるようになっています。人気のハンドメイドマーケット「minne」「Creema」「iichi」も初期費用は0円。
ただ、すべて無料で運営できるわけではありません。無料なのは登録費用や月額料金だけで、作品が売れるごとに「販売手数料」「成約手数料」が発生します。
これとは別に、「振込手数料」もかかります。売上はハンドメイドマーケット側に預けており、この売り上げを振り込んでもらうときに「振込手数料」が発生します。
さまざまな費用が掛かりますが、これらの費用は作品が売れたときにだけ発生します。
「とりあえずハンドメイド販売をはじめてみたい」という初心者にとってはハードルが低いと言えるでしょう。
次に、作品販売で必要になる費用についてご紹介します。
ハンドメイドマーケットで販売するには、販売手数料や振込手数料以外にもさまざまな費用が発生します。
たとえば、
などがかかります。
このほか、宣伝をするなら「広告費」が、撮影モデルを依頼するなら「モデル料」が発生します。破損時の返品にかかった費用もあるでしょう。
必要な費用を忘れて価格を適当に設定してしまうと、いざハンドメイド販売をはじめてみたら大赤字になるかもしれません。
仕事を続けていくうえで、どれだけのお金が入ったり出ていったりしていくかを具体的な数字で把握しておくことは大切です。何にいくら使うのか?は製作する作品によって異なります。あらかじめ必要な費用をすべて書き出しておき、販売価格に反映するようにしましょう。
ハンドメイドマーケットの運営費は、初期費用が無料、作品が売れたときに「販売手数料」が発生し、売上を振り込むときに「振込手数料」が発生します。
作品販売で必要になる費用は、梱包資材や材料費などがあります。目に見えない「人件費」もかかっています。作品を販売する際は、これらの費用を価格に反映しましょう。
今回は「ハンドメイド販売に必要な物」についてご紹介します。
「ハンドメイド作品」と「スマートフォン」さえあれば販売スタートができるハンドメイドマーケット。とは言え、実際に販売を開始してみるとさまざまな物が必要になってきます。
販売してから「あれも必要だった」、売れてから「これも買わなきゃ」と慌てることがあります。
そんな事態にならないよう、今回ご紹介する、「はじめにそろえておくべき物」を出品前にチェックしておきましょう。
まず、「ハンドメイドマーケットの運営で絶対に必要になる物」についてご紹介します。
ハンドメイドマーケットへ出品するにあたって、最低限、次のような物は5つはそろえておきましょう。
それぞれ、詳しく解説します。
販売するにはまず、オリジナルのハンドメイド作品が必要です。
まだ販売できるクオリティに仕上がっていないのなら、とにかく作る練習をしてください。お客様に喜んでもらえるレベルまで達し、効率よく作れるようになったら、販売を開始してみてください。
スマートフォンはハンドメイドマーケットの注文状況をチェックしたり、作品の撮影にも使えます。販売用に新しく買い変える必要はないので、お手持ちのスマートフォンを活用してください。
メールアドレスは、登録したハンドメイドマーケットからのお知らせや注文の連絡を受けるために必要です。プライベート用ですでにアカウントを持っているかと思いますが、公私を分けるためにも新規に作っておくことをおすすめします。Googleの「Gメール」やYahoo!の「Yahoo!メール」なら無料で利用できるので、作っておきましょう。
銀行口座は、ハンドメイドマーケットの売上の振込に必要です。
プライベート用の口座も使えなくはありません。でも、それを使ってしまうと、仕事とプライベートの収支が混同してしまい、管理がはんざつになってしまいます。
口座開設は無料でできるので、仕事用に1つ用意しておきましょう。インターネットバンキングならオンラインで開設ができ、ネットでお金の流れが管理できるので便利です。
梱包資材も、はじめのうちに用意しておいたほうが良いでしょう。
というのも、売れてから梱包資材を探すようでは慌ててしまいますし、発送までに時間がかかってお客様を待たせてしまいます。余裕のある今のうちに一通り買いそろえておくことをおすすめします。
「ハンドメイドマーケットの運営で絶対に必要になる物」は以上です。
次に、「ハンドメイドマーケットの運営であると便利な物」についてご紹介します。
は、ハンドメイドマーケットへの出品で、絶対に必要ではないけれど、あると便利です。
1つずつ解説していきます。
パソコン
写真を加工したり名刺・ショップカードを作るなどの作業はパソコンでしかできないことも。
今はスマートフォンのアプリを利用すればほとんどのことはできますが、それでもパソコンの方が作業効率が良いのは確か。低スペックでも大丈夫ですので、予算や用途にあった物を用意しましょう。
ハンドメイド販売において、プリンターはかなり使用頻度の高いアイテム。領収書や納品書、名刺、ショップカード、お客様へのお礼状の印刷など、何かと必要になります。
コンビニやスーパーに行けばコピー機で印刷できますが、頻度が増えると手間とコストが余計にかかります。5,000円程度で購入できるプリンターもあるので、余裕があれば購入しておきましょう。
今はスマートフォンでも十分に高画質な写真が撮れますが、それでも一眼レフのクオリティには遠く及びません。写真のクオリティは売り上げに大きく影響します。使い方次第で魅力的な写真が撮れるので、できたら習得しておいてください。一眼レフの入門機であれば、50,000円以下で手に入ります。
納品書はお客様に作品の発送時にお渡しする書類です。ハンドメイドマーケット側で用意していることもあるので、そちらを利用するのも良いでしょう。自作したいのであれば、パソコンなどでフォーマットを作っておくと、いざ注文が入ったときにすぐに印刷ができます。
「ハンドメイドマーケットの運営であると便利な物」は以上です。
「ハンドメイドマーケットの運営で絶対に必要になる物」は
です。
梱包資材はあとから用意しても大丈夫ですが、注文が来てから買いに行くようでは遅いので、早めのうちに準備しておきましょう。
「ハンドメイドマーケットの運営であると便利な物」は
です。
このうち、特に「プリンター」は使用頻度の高いアイテムですので、もし持っていなければ購入をおすすめします。
今回は、ハンドメイドマーケットの種類についてご紹介します。
ここでご紹介するのは、今人気のハンドメイドマーケット「minne」「Creema」「iichi」の3社。どのサイトに自分のハンドメイド作品を出品すればいいか迷っている方のご参考になればと思います。
まず、
とその他ハンドメイドマーケットの特徴を簡単にご紹介します。
まず1つ目にご紹介するのは「minne(ミンネ)」。minne は、CMや雑誌などメディア掲載が多く一般認知度が高い人気のサービス。
アプリダウンロード数やユーザー評価数を見てみると、類似アプリより多いことが分かるかと思います。ユーザーが多いと言うことは、売買が活発している証拠ですね。ユーザー数が多ければ、購入してもらえるチャンスも増えます。販売手数料は安く、サポート体制も万全。これからはじめる人におすすめです。
minneの販売手数料は9.6%。振込手数料は一律200円となっています。
※ジャパンネット銀行の場合は一律55円。
2つ目にご紹介するのは「Creema(クリーマ)」。
今はminneの方が人気のある感じがしますが、Creemaはminneよりも2年早くサービスを開始したハンドメイドマーケット(2010年スタート)。minneの方が宣伝や広告をたくさん出しているので、今はCreemaよりも認知度が高いですね。
Creemaには、ネットでの販売に自信がない人や製作に専念したい人に向けた「代理出品サービス」があります。お気に入りの作品を紹介する独自のギャラリー機能「キュレーション」なんかもあります。
サイト全体の雰囲気としては、minneよりも商品単価が高く、クリエイティブ色が強い印象があります。
販売手数料は10%、振込手数料は金額が30,000円未満の場合は176円、30,000円以上の場合は275円となっています。ジャパンネット銀行の場合は一律55円となり、かなり安く抑えられます。
※ジャパンネット銀行の場合は一律55円。
3つ目にご紹介するのは「iichi(イイチ)」。博報堂のグループ会社が運営するサービスです。
プロの職人や本格的なクラフト作家が多く、ハイクオリティな作品が多く並びます。特別なプレゼントとして購入するお客様や、都市部のモノにこだわるユーザーが多い印象。男性ユーザーも多いです。
販売手数料は20%。高めの設定となっているので注意。振込手数料はCreemaと同様に、金額が30,000円未満の場合は176円、30,000円以上の場合は275円となっています。ジャパンネット銀行の場合は一律55円です。
ハンドメイドマーケットにもいろいろ種類があります。
では、どのサイトを選ぶべきなのでしょうか。
選び方としては
などがあります。
「使いやすさ」「自分の作品に合っているサイト」は実際に出品してみないと分からないので、とにかく使ってみることをおすすめします。また、1つのハンドメイドマーケットに固執せず、併用して、売れ行きを見てから絞るのも良いでしょう。