
販売に必要な物の準備が整ったら、ハンドメイドマーケットで販売する作品を決めましょう。
作品づくりでは、コンセプトやターゲット層の設定が肝心。どういったコンセプトで、誰に届けるかを明確にしておくと、作品がつくりやすくなるだけではなく、作品の魅せ方や作品説明の書き方にも反映できるようになります。
すでに売りたい作品を決めていたり、作って用意している方もいるかと思いますが、ここで一度、作品のコンセプトやターゲット層について改めて考えてみましょう。
自分の作りたい物を作って気ままに販売するのもハンドメイドの醍醐味のひとつ。ですが、商売としてやっていくにはコンセプトやターゲット層をしっかり決めておくことが重要です。
何も考えずに自由気ままに作って販売してしまうと、作りたい物や届けたい相手が曖昧になり、誰のためのハンドメイド作品なのか?がお客様に伝わりません。これでは自己満足で終わってしまいますね。
まずは、自分が何を作りたいのか?何が好きなのか?目指している物はなにか?といった「こだわり」を明確にしましょう。
コンセプトはお店の骨格のようなもので、しっかりしていれば軸がブレず、統一感のある作品が作れるようになります。それがやがて自分のオリジナリティになり、ブランドの確立へとつながるはずです。
コンセプト設計が苦手な方もいるかと思いますが、何よりも重要なことなので最初に固めておきましょう。