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おやこでレッスン!ちゃんねる
まゆみ
81 episodes
1 week ago
親子の信頼関係を深めるコミュニケーション方法や、自分で考え行動できる子供の育て方について発信。 チャイルドコーチングアドバイザーとチャイルドカウンセラー資格を持っています。 stand.fmでも配信中▼ https://stand.fm/channels/5ff6d450fc3475e2c8f492ff ▷▷「おやこでレッスン!」とは? おやこの学びをアップデートさせるブログメディアです。 各種リンクはこちら▼ https://linktr.ee/mayumi_writer
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Episodes (20/81)
おやこでレッスン!ちゃんねる
#160 子どもにとって答えやすい質問って?

お子さんが学校から帰ってきた時

「今日学校どうだった?」と聞くお父さんお母さんは多いんじゃないかなと思います。

私も娘に対してこのように質問することがあります。

でも「今日学校どうだった?」と聞いても

「うーん。普通」

「覚えてない」

とか言われてしまうこともあるんですよね(苦笑)

別にそれで会話が終わってしまうのもアリといえばアリなのですが、できれば学校の様子について知りたいと思うのが親心ですよね。

ではお子さんの話を引き出すにはどうしたらいいのでしょうか?

ヒントは「お子さんが答えやすい質問をすること」です。

ではお子さんが答えやすい質問とはどのようなものなのでしょうか?

その1つとして挙げられるのが「限定質問」です。

限定質問っていうと少しわかりにくいですが、例えばYesかNoかで答えられたり、

「葡萄とバナナどっちが好き?」など、選択肢が限定されていたりするものを限定質問と言います。

この限定質問を冒頭で言ったお子さんが学校から帰ってきた時に使うとすると、次のようになります。

「今日学校楽しかった?」

こうすると自然とYesかNoかで答えられるようになり、その後の話の引き出し方の方向性もある程度定まってきます。

例えば私の娘の場合たいてい

「楽しくなかった」というので

まずは

「そっか〜楽しくなかったんだ」

とおうむ返しをします。

そのあとは娘の表情なども読み取りながら

「その中でも楽しかったことってある?」

「もう、全然楽しくなかったんだ?」

など、しばらくYesかNoかで答えられるような質問を繰り返し、より話が引き出せるようになったら、拡大質問につなげるようにしています。

拡大質問とは、限定質問とは反対の質問方法で、Yes/Noや選択肢が限定されていない質問です。

例えば冒頭で述べた「今日学校どうだった?」も拡大質問に入ります。

つまり最初は限定質問、話が引き出せるようになってきたら拡大質問、というふうに、お子さんの話し方を観察しながら、答えやすい質問に切り替えるのがおすすめです。

例えば限定質問→拡大質問→限定質問→拡大質問…という風に、限定質問と拡大質問を交互に繰り返すのもいいですね。

このように質問にも種類があることを知っておくと、お子さんの話がなかなか引き出せないな、と悩んだときに別の質問のアプローチを考えやすくなります。

もし「今日学校どうだった」→「普通」で会話が終わってしまっているのであれば、今日紹介したような限定質問で、お子さんの話を引き出してみてくださいね。

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4 years ago
6 minutes 47 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#159 伝え方を工夫するともっとポジティブになれる

例えばお子さんがテストである教科だけ苦手意識を持っているとき、どのように声をかけますか?

私の娘の場合、4教科の中では算数に苦手意識を持っているのですが、例えば国語などは満点で、算数だけ平均点数より低い点数を取ってきた、というとき

「国語はよく頑張っているね。でも算数はもうちょっと頑張らないといけないね」

そんな言葉をかけることもあるかもしれません。

このフレーズ、実はいいところもあるんです。

どういうところがいいのかというと、まずは頑張りを認めている点。

「国語はよく頑張っているね」とまず子どもの頑張りを認められることは、とてもいいことだと思います。

ただ、その後の「でも…」は、もう少し言い方を変えてみるともっとポジティブな働きかけをすることができます。

では、「でも算数はもうちょっと頑張らないといけないね」の部分をどのように変化させたら、よりポジティブな働きかけができるのでしょうか。

例えば、こう伝えてみてください。

「国語よく頑張ったね。算数ができるようになると、もっといいよね!」

どう変わったのか分かりますか?

「国語はよく頑張っているね。でも算数はもうちょっと頑張らないといけないね」

という声かけは、今の状態は認めているのですが、その後の算数の話題でマイナス面を伝えているような状態です。

でも「国語よく頑張ったね。算数ができるようになると、もっといいよね!」

という声かけは、今の状態を認め、さらに高みを目指すためには?という、より良い未来に向かいやすいアプローチ方法です。

少しの違いですが、後者の方が、今の自分も認め、より良い状態を目指しやすい声かけなんです。

このように、日常的な会話の中でも、少し言い方を変えるだけでよりポジティブに、未来志向になれることはたくさんあります。

このような言い換えをたくさんできるようになると、親子でポジティブ思考になれ、課題が見つかったとしても、今の自分自身もきちんと認め、より良い自分を目指すには?と考えられるようになりますよ。

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4 years ago
5 minutes 11 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#158 あなたならどんな人に「相談したい」と思いますか?

子どもから話を引き出すためには、子どもに傾聴しなければならない──このラジオでも繰り返しお伝えしてきたことです。

「でもいまいち傾聴ってどんなことをすればいいのかわからない」…そんな方も当然いらっしゃると思います。

そもそも「傾聴」って難しい漢字で書かれた言葉ですし、言葉からすぐにどのようなことをすればいいのかはイメージしにくいですよね。

そこでお勧めしたいのが

「自分ならどんな人に相談したいと思うか?」

と考えてみる方法です。

あなたが心を開いてなんでも相談できる人ってどんな特徴を持つ人でしょうか?

例えば次のような人ではないでしょうか?

・自分が話すことに最後まで耳を傾けてくれる

・自分の話を遮らない程度の相槌を打ちながら話を聞いてくれる

・自分の考え方をそのまま受け止めてくれる

・何か質問するときも穏やかな口調で質問してくれる

このような「相談したい」と思う人の特徴を真似すると、お子さんへの傾聴の姿勢につながります。

例えば「自分が話すことに最後まで耳を傾けてくれる」は、傾聴においてとても重要なポイントです。「自分の話を遮らない程度の相槌」もそうですが、お子さんの話を一旦全て受け入れるという観点からも、この「最後まで耳を傾ける」「話を遮らない程度の相槌」は大切にしたいポイントですね。

「傾聴」という言葉だけを聞くとイメージが湧きにくいですが、このような「自分にとって相談しやすい人って?」と考えてみると、お子さんとコミュニケーションを取る上で目指すべき姿勢が見えてきます。

あなたも試しに「私だったらこんな人に相談したい」という人の特徴を、メモなどに書き出してみてください。

きっとお子さんに対してどういう態度で接すればいいのか、イメージしやすくなりますよ。

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4 years ago
4 minutes 49 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#157 自分の子どもの「らしさ」について考えてみよう

昨日、とある人から言われてハッとしたことがあります。

それは「そこが完全になくなっちゃうと、〇〇ちゃんらしさがなくなるよね」

という言葉です。

実は私の娘は学校で先生が全体に向けて言っている指示が聞けないことが多く、それはなぜかというと、近くの子に話しかけたり、ちょっかいを出したりしてしまうからなんですね。

なので学校ではそのことが課題で、ちゃんと先生の話を聞こう、お友達にちょっかいをかけるのは相手の子が嫌がることもあるからやめよう、と話しています。

ただそのことを相談したときに「トラブルになることもあるかもしれないけど、それって〇〇ちゃんらしさでもあるよね」と言われたんです。

確かに、娘はそのようなお友達に気を取られすぎで全体指示を聞けない部分はありますが、そのぶんお友達が何か困っているときにもすぐに気づいて助けてあげますし、初めて会った子ともすぐに打ち解けて、楽しそうに遊んだりできる子です。

そのような、一方から見ると欠点に見える部分でも、他方から見ると長所につながっていたり、本人らしさになったりしている部分があることを、昨日改めて実感しました。

お父さんお母さんにとっては、お子さんに直して欲しいなと思う部分も多々あると思いますが、今回私が気づいたように、その部分がお子さんらしさにつながっていることもたくさんあると思うんです。

もし「この部分がすっかりなくなってしまったら…?」と考えてみるといいかもしれません。果たしてそればその子らしさにつながるのかどうか、冷静になって考えてみると、完全に辞めさせる以外のアプローチ方法も見つかるかもしれません。

私自身、今回のことを反省し、「やめよう」以外の声かけも積極的に行っていこうと思いました。

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4 years ago
6 minutes 2 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#156 子どもを観察し記録をつけてみよう

私自身、チャイルドコーチングを学び実践していく中で、子どもを観察し記録をつけることの大切さに気づきました。

なぜ子どもを観察し記録をつけるのが大切かというと、子供とのやりとりをスムーズにするためのアプローチ方法が見えてくるからです。

子どもって気分が変わりやすいですから、昨日うまく行った方法も、今日になるとうまくいかなくなることってありますよね。

でも長い目で見てみると、子どもに合ったアプローチ方法が見えてきます。

私の娘の場合、ゲーム時間を1回30分と決めているのですが、どうしてもオーバーしてしまうことがあります。

そんな時、10分以上過ぎてから声をかけると、なかなか辞められないことが多いんです。

でも終わる5分前に

  • 「今こんなゲームしてるんだ」
  • 「あと5分だけど終われそう?」

などとあらかじめ声をかけると、スムーズに辞められることが多いことに気づけました。

このように自分の子供にとってどのようなアプローチが向いているのかを記録していくと、子供との関係性を良くするノートみたいなものも作れると思います。

何事もやってみないと分からないですから、新しいアプローチ方法を試したときも、まずは記録しておくのがおすすめです。

初めは親子にとってなかなか慣れないアプローチ方法でも、繰り返していくうちに馴染んでいくこともあります。

ぜひ今日からはお子さんに対するアプローチ方法とそれに対するお子さんの反応を記録してみてくださいね。

きっと自分たち親子にとってぴったりなアプローチ方法が見つかるでしょう。

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4 years ago
3 minutes 20 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#155 子どもが自分の成長を実感できる声かけとは?

子どもと話をしたり、子どもの言動を観察していたりするとき、

「あ、成長したな」

と思うポイントに気づくことがあります。

そんなときはできる限り、その成長ポイントをお子さんに伝えてあげてください。

ではどのようにして成長ポイントを伝えればいいのかというと、少し前からの変化を伝えてみるのがおすすめです。

例えば

  • 「前は靴を脱ぎっぱなしだったけど、きちんと揃えられるようになったね」
  • 「前よりも晩ごはんの準備を手伝ってくれるようになって助かるよ」

など。

少し前からどんな部分が成長したのかを伝えられると、お子さんも自分の成長を実感しやすくなります。

さらにおすすめなのが、お子さんに成長の理由を聞いてみることです。

  • 「どうして靴をきちんと揃えられるようになったの?」
  • 「何か意識するようになったことがあるの?」

など、成長したきっかけを聞いてみると、さらにお子さんの成長を親子で喜ぶことができます。

みなさんもお子さんが「あ、成長したな」と感じたときは、今回紹介したような以前からの変化を伝えたり、成長した理由を尋ねてみたりして、成長したことを深く喜ぶ機会を作ってみてくださいね。

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4 years ago
3 minutes 37 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#154 何事もジャッジすることをやめてみる

普段、私たちは物事をジャッジすることが非常に多いと思います。

ここでいうジャッジとは「良い」か「悪い」といった判断をするということです。

でもなんでもジャッジすることを一旦やめてみると、実はすごく楽になるんです。

例えば職場の人に対して

「この人は何でも人にすぐ相談するからちょっと苦手だな」

と判断するよりも

「この人は人に相談することが多いのだな」

と考えてみるんです。

このように、何かを「苦手だ」「よくない」と判断するのではなく、ただ事実のみを受け入れるようにすると、余計なストレスを抱えずに済みます。

これはお子さんとのコミュニケーションでも同様です。

例えばお子さんが学校で友達とケンカしたことを話してくれているときも、親御さんはお子さんから聞く話から、「これはうちの子が悪い」「これは相手の子も非があるかも」とジャッジしてしまうこともあると思います。

でもそんなふうなジャッジをせずに、お子さんの話をただ受け入れるようにすると、お子さん自身で話を整理しやすくなります。

言ってしまえば、お子さんから聞く話はお子さんのフィルターを通した話なので、事実はまた異なるものかもしれません。

しかしお子さんはお父さん・お母さんに話を聞いてもらい、トラブルを解決したいと思っているのでしょう。

なのでこのようなケースではうちの子が悪い・相手の子が悪いということをジャッジするのではなく、お子さんの話を受け止めることを最優先にしてもらいたいなと思います。

試しに今日、自分がどれほど物事をジャッジしているのかをチェックしてみてください。

おそらく想像以上に、さまざまなことに判断を下していることが分かると思います。

でもその中には、別にジャッジしなくてもいいこともたくさんあると思うんです。

「あ、今私はあまり必要ない判断をしたかもしれない」

そう感じることがあれば、ただ事実を事実として受け止めることにフォーカスしてみてください。

必要以上にジャッジしないようにすると、ストレスから解放されることもあります。

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4 years ago
5 minutes 8 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#153 子どもの目標は具体的な数値で表すべき?

「目標を立てるときはなるべく具体的な数値に表し、期間も定めた方がいい」

そんなことを、ビジネス書などで目にするお父さん・お母さんも多いと思います。

確かに目標は具体的な数値で表したほうが達成度も測定しやすいですし、軌道修正もしやすくなるでしょう。

しかしチャイルドコーチングにおいては、目標の立て方もお子さん一人一人に合わせることを大切にします。

なぜならある子供にとっては具体的な数値に表たほうが効果的でも、他方の子供にとっては他の形で目標を表したほうが効果的なケースもあるからです。

では数値ではない目標の表し方には、どのようなものがあるのでしょうか。

例えば、以前話したフューチャーペーシングも、目標を立てるときにとても効果的なアプローチ方法です。

フューチャーペーシングとは、子どもの将来について、子ども自身に理想の姿を思い描いでもらえるようにアプローチをする方法です。

この時に大事なのはワクワク感です。

すぐに「そのためにはこれをしなければならない」という具体的な行動についての話題に移すのではなく、理想の自分を思い描く時間をじっくり設けることも、目標を立てる際には重要なステップになります。

実は私の娘の場合も、このフューチャーペーシングのアプローチをしっかり行なったほうが、目標に向かって積極的に行動できることに気づきました。

自分の理想の姿を思い描く時間を十分に取ることで、「そうなるためにはどうしたらいいのだろう?」と考えるモチベーションが上げられるようです。

もし、いままでお子さんと目標を立てる際に

「具体的な数値で表さなければ」

と固執していたお父さん・お母さんがいれば、今日からは

「まずは漠然とした目標でもいい」

と考え方をゆるめにしてみてください。

「こんな風になれたらいいな」

「あんな人のようになりたいな」

このような、一見漠然とした目標でも、そのワクワク感が、お子さんから具体的な目標を引き出す原動力になることもありますよ。

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4 years ago
4 minutes 52 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#152 些細な変化に気づけるようになると、子供とのやりとりがもっと楽しくなる

自分のお子さんに対してチャイルドコーチングのアプローチを行う場合は、親である自分がコーチにならなければなりません。

そんな時、いつでも大切にしてほしいのが

「どんな些細な変化も見逃さないこと」

です。

私自身も、娘の些細な変化も見逃さず、その場で伝えるようにしたら、コミュニケーションがどんどん円滑になりました。

例えばこれはちょうど今月の頭にあった出来事だったんですが、我が家には脱いだ服をひとまず入れておくかごが置いてあるのですが、ある日娘が登校した後に娘用のカゴを見てみると、脱いだパジャマが綺麗に畳んで入れてあったんですね。

これを見て「やるじゃん」と思ったのですが、もう娘は登校してしまっていたので、本人にこのことを伝えることができません。

そこで私はどうしたかというと、付箋に「パジャマちゃんとたためていてえらい!」と書いて、カゴの部分に貼っておきました。

するとその日のお風呂の準備をするときに娘が「これ、お母さんが書いたの?」と嬉しそうに付箋を見せてきて。

「こうやって書かれるとうれしい…」とつぶやいていました。

そしてその日からずっと、カゴの中の服はきちんとたたまれています。

このように子どもの些細な変化を認めてあげられるようになると、お子さんもその親御さんの反応に応えてくれるようになります。

すぐに伝えられない時は、今回私がやったような付箋などを活用してもいいと思います。

もちろん、些細な変化には、いいことも、あまり良くないこともあります。

あまりよくない変化に気づいた時は、

「どうしたの?」

「いつもの〇〇らしくないね」

などと伝えてみてもいいでしょう。

このような些細な変化を見逃さず、伝えるようにしていると、お子さんは「お父さん・お母さんはいつも自分のことを気にかけてくれている」という安心感を得られます。

この安心感が、何か悩み事があったときに相談したり、辛いなと感じたときに素直に打ち明けられたりする関係性を築けるのです。

ぜひ今日からは「子どもの些細な変化も見逃さないぞ!」という決意を持って、お子さんを観察してみてくださいね。

きっとたくさんの成長ポイントを見つけられるようになると思います。

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4 years ago
4 minutes 50 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#151 あなたの「傾聴」の方法は大丈夫?

チャイルドコーチングにおいて、重要となる「傾聴」。

そもそも傾聴とは、子どもの話にじっくり耳を傾け、子供が話したいように話ができる状態に導く目的で行います。

でも傾聴になれない時や、まだ意識しないと傾聴がなかなかできない時、傾聴と賛同を間違えてしまうことがあります。

傾聴ではなく賛同になってしまうと、自分が賛成できることに対してリアクションをとることになります。

でも傾聴は、たとえお子さんの考え方や意見に対して賛成はできなくても

「あなたはそう思ったんだね」

と受け入れるアプローチ方法です。

もし傾聴しているつもりで賛同になってしまっていると、どうなるのでしょうか。

いつも一緒に過ごしているお子さんなら、親御さんの反応を敏感にキャッチします。

親御さんが自分の話をただ受け止めるのではなく、自分が賛成できる考えのみにリアクションしていることにも気づいてしまい、、思い通りに話をしてくれなくなるかもしれません。

でも傾聴によって、お子さんのどんな考え方も一旦は受け止めるようにすれば、お子さんはありのままを話せるようになります。

お父さん・お母さんにはなんでも話せるという安心感を養うことができます。

このような関係性が普段から築けていると、お子さんが本当に困っている時、親御さんにヘルプを求めやすくなります。

もし最近傾聴を意識し始めたというお父さん・お母さんがいらっしゃれば、今回お話ししたような「賛同になっていないか?」を注意してみてくださいね。

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4 years ago
4 minutes 57 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#150 「もっと自信を持って!」という言葉が実はNGな理由

お子さんが何か新しいことにチャレンジしようとしていて

でも自信がなさそうで一歩を踏み出せないとき。

周りにいるお父さんお母さんは

「もっと自信持って!」

ということもあると思います。

もちろんこの声かけもお子さんの力になることはありますが、お子さんによってはプレッシャーになってしまうことも。

特にそもそも自信を失いがちなお子さんに対しては

「もっと自信持って!」

という言葉よりももっといいアプローチ方法があります。

それは

「自信はなくてもいい」

と伝えることです。

皆さんは何か新しいことにチャレンジしたいとき、自信がなくてはならないと考えていませんか?

私もチャイルドコーチングを学ぶ前はそう感じていて

「娘には自信がないことが課題だな」

とさえ思っていました。

でも実は自信って持っていなくてもいいんです。

この「自信はなくてもいい」という考え方が根本にあると

ありのままの自分で新しいことにチャレンジできる心の土台ができます。

例えば「自信がなくてはならない」と感じていた時は

「失敗したらどうしよう」

「これでうまくいかなかったら次はもうないかも」

という不安が少しでもあれば、チャレンジできなかったかもしれません。

でも「自信はなくてもいい」という考え方がベースにあると

「たとえうまくいかなくても、それが今の自分の実力」

「失敗から学んで次に生かせばいい」

と思え、何事にもチャレンジしやすくなります。

ではどのようにしてお子さんに

「自信はなくてもいい」

ということを伝えればいいのかというと、

「自信はなくてもいいんだよ」

と直接伝えるのももちろん効果的ですし、今のお子さんにある強みを伝えてみるのもおすすめです。

例えば試合の本番前に練習している時に

「今の部分とてもよくできていたね」

「この部分、お母さん素敵だと思う」

といったふうに、現時点で培われているお子さんの強みを、ぜひ口に出して伝えてみてください。

これを繰り返していくうちに、お子さんは今の自分を肯定的に受け入れられるようになります。

今日からはぜひお子さんに「自信をつけさせる」のではなく、

「自信がなくてもチャレンジできるような心の土台を整える」のにフォーカスしてみてください。

きっと生き生きといろんなことに挑戦できるお子さんに育っていくはずです。

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4 years ago
5 minutes 5 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#149 親子でエネルギーがチャージできる習慣を考えてみよう

今回は「親子でエネルギーをチャージできる習慣について考えてみよう」をテーマにお話ししていきたいと思います。

皆さんは

  • なんとなくいつもの調子が出ないな
  • やる気が出ないな

と感じた時にやることはありますか?

ワタシの場合、仕事のやる気がない時はとりあえずパソコンの前に座り、好きな曲を聴きながら手を動かすようにしています。

仕事中に聴く曲は、集中したい時は歌詞のない音楽にしているのですが、やる気が出ないなという時は歌詞つきの曲を流して、とりあえず手を動かしてみて、それから集中力がアップしてきたら歌詞がない音楽に切り替えて仕事に集中するのを習慣にしています。

このような

  • なんとなくモチベーションが上がらない時
  • 元気が出ない時

の習慣を持っておくと、自分の行動をコントロールするのに役立つので、ぜひ親子でこのようなやる気や元気を出すための習慣について話し合ってみてくださると嬉しいです。

ちなみに私の娘もやる気が出ない時の習慣をある程度持っていて、その中の1つに

「チョコとちょこっと食べる」

というものがあります。

なので冷蔵庫にはチョコを常備しておくようにしているんですね。食べ過ぎは禁物ですが・・・

時には「やる気出すためにそんなにチョコ必要ですか?」っていうくらい食べている時もあるのですが(苦笑)

でも気持ちの切り替えには役立っているなと思います。

そう、このようなエネルギーをチャージできるような習慣をいくつか持っていると、気持ちの切り替えに大いに役立ちます。

特に元気が出ない時って、ネガティブな考えにとらわれがちなのですが、エネルギーをチャージできる習慣を試してみると、その間に他の考え方も頭に浮かんできて「とりあえずやってみよう」と気持ちを切り替えるきっかけになります。

親子でそのような習慣をお互い紙に書き出してみると、お互いのエネルギーチャージできる習慣を知ることができ、実際にやる気や元気が出ない時にアドバイスすることもできます。

実際に我が家でも、娘がなかなか宿題のやる気が出ない時、

「じゃあチョコでも食べてリフレッシュしたら?」

と言ったりしています。

皆さんもぜひ、自分たち親子にとってのエネルギーチャージ習慣について、考えてみてくださいね。

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4 years ago
5 minutes 41 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#148 「自分が言われてうれしい言葉集」を作ってみよう

前回までは、チャイルドコーチングの基本となる傾聴・承認・質問についてチェックテストを行い、それぞれ効果的にするための方法を紹介してきました。

今回からはまたチャイルドコーチングを軸にお子さんとのコミュニケーションを円滑にするためのヒントを発信していきたいと思います。

もし前回までの内容で、ここの部分もう少し詳しく聞きたかった、などありましたら、ぜひレターやコメントなどでお知らせくださいね。

さて、今回は「自分が言われてうれしい言葉集を作ってみよう」をテーマにお話ししていきたいと思います。

チャイルドコーチングのアプローチを日々実践していくなかで大切となるのは、言葉や考え方のバリエーションをたくさん持っておくことだと、私は思っています。

例えば褒め言葉1つでも「すごいね」「えらいね」というのも十分素敵な言葉だと思いますが、毎回同じ言葉をかけられすぎると、やっぱり慣れてしまって最初に感じた嬉しさは徐々に少なくなってしまうんですね。

なので褒め言葉もバリエーションを持っておくのがおすすめです。

褒め言葉のバリエーションを考える上でおすすめなのが、この方法をお聞きくださっているお父さんお母さん自らが、かけられてうれしい言葉集を作っておくこと。

例えば

  • ずっと頑張って練習していたことができるようになった時
  • 自分では周囲に気づかれていないと思っていた行いを気づいてもらえた時

など、自分がこうやって言われたらすごくうれしいなと思う言葉を、ぜひノートなどに書き出してみてください。

もちろん褒め言葉だけでなく、

  • 人と喧嘩して自分の言動を後悔しているとき
  • うまくできると思っていたことがうまくできずに落ち込んでいる時

など、元気が出ないときにかけられてほっとする言葉集を作っておくのもとてもおすすめです。

自分がかけられてうれしい言葉って、おそらく自分も子供の頃にかけられたかった言葉も含まれると思うんです。

そしてそのような言葉を自分のお子さんにかけることによって、あなた自身の子供自体もちょっと救えるような感じになるんですね。

これについては以前紹介した本にも書かれていたんですが、子供の頃に抱えていた不満って、今のお子さんとのコミュニケーション上の問題に発展しているケースってあるので。

なので自分がかけられてうれしい言葉を考えるのって、実は深い意味で大事なステップだと私は考えています。

この放送をお聞きくださっている方も、ぜひノートなどに、自分がかけられてうれしい言葉集を、作ってみてくださいね。

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4 years ago
5 minutes 55 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#147 失敗も1つの経験

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの10番目にあった

  • 「□失敗に落ち込みすぎず、次に進むための重要なステップだと捉えられるような質問をしている」

についてです。

お子さんが何か新しいことにチャレンジしてうまくいかなかったり、いつもはできていることがうまくできなかったり

何か失敗して落ち込んでしまうこともあると思います。

お子さんが落ち込んでいるのを見るのは、親御さんも辛いですよね。

そのようなときには、まず無理やり元気付けずに、今の落ち込んでいる気持ちをそのまま受け止めてあげてください。

何事もまず傾聴からです。

おうむ返しなどをしながら、じっくり、お子さんが今の感情をそのまま口に出せるように、話を聞いてみましょう。

それから次のステップに進んで欲しいのですが、大事なのは「失敗」を悪として捉えないようにすることです。

うまくできなかった自分を否定してしまうことは、自己肯定感の低下も招いてしまいます。

しかし、

  • 失敗は次のステップに進むために必要なことだ
  • 失敗があるから次にその経験を生かすことができる

とお子さんに伝えられれば、これからまた新たな挑戦をするときも、失敗しても構わないというマインドを持てるようになります。

では質問によってどうやってこのような失敗してもいいというマインドを育てられるかというと、例えば次のような質問の方法があります。

  • 「次、もう一回チャレンジできるとしたらどうしよう?」
  • 「今回うまくいかなかったからこそ、次できることがあるんじゃないかな?」

この質問は失敗を失敗と捉えるのではなく、1つの経験として捉えています。

私は、人生の中で失敗も成功も、正直言ってないと思っています。

その瞬間成功した・失敗したと思っても、長い人生の中では1つの経験にすぎず、その経験を「失敗」にするか「成功」にするかは、その後の自分の考え方や働き次第だと思っているからです。

なのでお子さんも「失敗した」と落ち込んでいたら、まずはその気持ちを受け止め、むしろいい経験をしたんだということを、ゆっくり伝えてあげてください。

いきなり「そんなの大丈夫!」と言ってしまうのは「全然気持ちを分かってもらえない」と思われる可能性もありますので、まずは気持ちを受け止める段階を踏むことも重要です。

失敗に落ち込んでいるお子さんをしっかり受け止め、心を開いてくれた後に、今回紹介した「失敗も1つの経験」ということを、じっくり話していただけるとうれしいです。

このことを繰り返していくうちに、きっとお子さんの中に「失敗しても自分は自分」「失敗してもそれを次に活かせばいい」というマインドを育めると思います。

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4 years ago
6 minutes 19 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#146 子供とワクワクしながら将来の話をしよう

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの4つ目の項目にあった

  • 「□子どもが自由に答えられるような質問をしている 」

についてです。

この放送をお聞きくださっているお父さん、お母さんのお子さんにとってはまだ少し先かもしれませんが、例えばお子さんと今後の進路について話し合うとき、

  • 「大きくなったら何になりたい?」
  • 「何か興味のある仕事はあるの?」

といった質問をすることもあると思います。

そのようなとき、親御さんは忙しい合間をぬって話し合いの場を設けていると思いますから、効率的に話を進めたいと考えるかもしれません。

でもこのような、お子さんの将来など、未来について話をするときこそ、お子さんに自由に語ってもらう機会をしっかり持って欲しいなと思います。

何故なら、将来への希望やワクワク感が「じゃあ今はどういう行動に落とし込むべきか?」という具体案へとつながっていくからです。

例えばお子さんが

  • 「お医者さんになってたくさんの人の命を救いたいな」

といってきたとします。すごく素敵なことですよね。

でも親御さんにとっては、医者への道が厳しいことはわかっていますから

  • 「そのためにはもっと勉強しなきゃ」
  • 「お医者さんを目指している子はもっと前から塾に通って勉強しているんだよ」

といった現実的な話をしたくなるものです。

しかしそこはグッと堪えて、お子さんの将来の夢をもっと自由に膨らませるステップを踏んで欲しいです。

例えば

  • 「たくさんの人の命を救いたいって、すごく素敵だね」
  • 「何かそう思うきっかけがあったの?」

などと質問してみるといいでしょう。

するとお子さんから

  • 「テレビでお医者さんが難しい手術をして人を助けているのをみて感動した」
  • 「私もあんな風に人の命を救ってみたい」

といった返答があるとします。

そうしたら、

  • 「お医者さんが難しい手術をして人を助けていたんだね」
  • 「あなたもそのようなお医者さんになれたら、すごいよね」
  • 「そういう風に難しい手術をするためには、きっとたくさん、人の体のことについてとか、勉強したんだろうね」

みたいな感じで、お子さんがなりたい姿に向けて、今からできることについての話題にシフトしてみましょう。

このように、お子さんの将来の希望についてじっくり耳を傾けながら、「じゃあそのために今からできることは?」を考えるメリットは、意欲的に将来に向けて考えられる点にあります。

「お医者さんになりたい」→「じゃあもっと勉強しなきゃだめよ」

とすぐに言われるよりも、

「お医者さんになりたい」→「そのきっかけは?」「どういうお医者さんになりたいの?」

という、将来の夢について想像を膨らませる段階を踏んだほうが、「そうなるためには?」をワクワク感を持って考えられるようになります。

そして具体的なイメージを持ったことで、納得感を持って次のステップに進めるメリットもあります。

先程の例であれば

「難しい手術を成功させて人を助けられるお医者さんになりたい」
→「そのためには人の体のことをたくさん勉強しなければらない」
→「今勉強している科目の中で人の体のことを学べるのは理科かな?」
→「じゃあ理科の勉強を中心にこれから勉強頑張ろう」

というようなロジックで、お子さん自ら今できることを見つけられるかもしれません。

あるいは

「じゃあ人をたくさん助けられるお医者さんになるにはどうしたらいいのか、ちょっと調べてみよう」

といって、親子でお医者さんになるまでの過程を調べてみるのもいいかもしれません。

ポイントは、お子さんの将来の夢を、ワクワクしながら語ってもらうような質問をすることです。

今日からは、将来の夢について現実的な話をしたくなるのは少し我慢して、お子さんのワクワク感を引き出せるような質問をしてみてくださいね。

少し回り道に感じるかもしれませんが、このステップを踏むことで、お子さんはきっと納得感を持って、自ら将来の夢に向かって行動に移せるようになりますよ。

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4 years ago
6 minutes 59 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#145 悩みの解決に向けて効果的に質問するには?

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの7つ目の項目にあった

  • 「□子どもが何か悩みを打ち明けてくれたときは、悩みを解決した後の理想の状態を軸に質問をしている」

についてです。

普段、お子さんが会話をしていると、

  • 「今日学校で友達と喧嘩しちゃって…」

と悩みを打ち明けられることもあると思います。

そのような時はまず傾聴してお子さんの気持ちを受け入れるとともに、「あなたはどうしたいのか?」を質問によって引き出していくアプローチが効果的です。

例えば

  • 「そっか友達と喧嘩しちゃったんだね。喧嘩になったきっかけは何だったんだろう?」

と尋ねてみて、その時の状況を聞いてみます。

この時注意して欲しいのが、お子さんの話を一旦は全て受け入れるように聞くこと。途中で突っ込みたくなっても、深呼吸しながらお子さんの話が一旦終わるまで待ちましょう。

その後に状況を整理するような質問をしていきます。

例えば

  • 「そっか、鬼ごっこで同じ子をずっと狙ってたら、その子が怒ってしまったんだね」
  • 「その子はどんな様子だったの?」
  • 「怒っちゃってることに気づいた時、あなたはどうしたの?」

など。

くれぐれも問いただすように尋ねるのではなく、お子さんの感情も受け止めながら聞き出しましょう。

その上で

  • 「今は友達が怒っちゃって話しかけても答えてくれない状態だけど、あなたは仲直りして、これからも仲良くしたいんだね?」

などと尋ねてみます。

これが悩みを解決した後に目指したい理想の状態を尋ねる質問です。

これに対してお子さんが

  • 「うん、仲直りして、これからも一緒に遊びたい」

と言ったら

  • 「じゃあそうなるためにはどうしたらいいかな?」

と尋ねてみましょう。

このように、話の状況を整理しながら、自分のなりたい理想を引き出せるようになると、お子さん自身でそのような理想に近づくためにはどうしたらいいのか、考えられるようになります。

この時、大切になるのが、やはり傾聴です。

お子さんの話にじっくり耳を傾け、文章の終わりまでしっかり話を聞くようにしながら、たとえ「それはあなたが悪かったんじゃない?」と突っ込みそうになっても、グッと堪えることが大切です。自分が悪いことは、お子さんも十分わかっているはずだからです。

その上で、「じゃあこれからどうすればいいのだろう?」と、お子さんと一緒に考えてみましょう。

もしかすると、傾聴によって、自分の状況を口に出すことで、もう自分の中で答えが導き出せているかもしれません。

その答えが出る最後の一押しとなるような質問ができると、とてもいいと思います。

今回の話はこうやって口にするのは簡単ですが、実際にやろうとするととても難しいと思います。特に私の場合、娘が話している途中で突っ込んでしまいたくなるのですが、グッと堪えています(笑)

でもこの「一旦は話を受け入れること」が習慣になると、お子さんが自ら理想の状態を考えられたり、そこから解決方法を考えられたりできるようになるんです。

そのうちに、話を聞いてあげるだけで、自分で解決方法を導き出せるようになるかもしれません。

無理に質問しようと思わなくても大丈夫なのですが、もし質問をするときは、お子さんが自ら考え出した理想の状態に近づけるような質問を投げかけてみてくださいね。

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4 years ago
7 minutes 37 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#144 はじめは2択で質問してみよう

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの3つ目の項目にあった

  • 「□子どもが質問に答えにくそうだったら、シンプルに答えられる質問(2択など)を投げかけている」

についてです。

普段、お子さんが帰宅したとき

「今日学校どうだった?」

と聞くお父さんお母さんは多いのではないかなと思います。

私自身も娘にそう尋ねることがありますが、大抵「普通!」とか「うーん、忘れた」とか、はっきりしない返事が返ってくることが多いです(苦笑)

これは、もう友達と遊びに行く準備で頭がいっぱいだったり、帰宅して早々ゲームを始めていて答えるのが面倒だったり、あるいは本当に学校であったことを忘れていたり…色々原因はあると思うのですけど

質問の仕方を少し変えると、お子さんの話を引き出すきっかけになります。

その方法の1つが、限定質問です。

限定質問とは、Yes/Noで答えられる質問のこと。

例えば

「今日学校どうだった」から「今日学校楽しかった」に変えてみると、Yes/Noで答えられるようになります。

このように初めはYes/Noの限定質問で会話を始めて、そこからYes/Noでは答えられない、拡大質問へとシフトしていくと、どんどん話を引き出すきっかけになります。

例えばこのような流れになります。

  • 親「今日学校で楽しいことあった?」
  • 子「あったよ」
  • 親「どんな楽しいことがあったの?」
  • 子「友達と氷鬼して遊んだよ」
  • 親「友達と氷鬼して遊んだんだね。鬼になったの?それとも逃げる方?」
  • 子「どっちにもなったよ」
  • 母「どんなところが1番楽しかった?」

これはあくまでも一例ですので、お子さんが何か返答に困っている時や「わからない」で会話が止まってしまったときは、限定質問を使ってみてください。

私の娘の場合、先ほどのような質問をしていくと、自然とこちらから何も尋ねなくても、その日あった出来事を怒涛のように話してくれます(笑)

そうなると私は「うん、うん」と頷いて、娘の話をただ聞くに徹する感じです。

このように、何かきっかけがあると、お子さんは自分の気持ちをつらつらと話してくれるものだと感じます。

そのきっかけの一つとして、今日からはYes/Noで答えられる限定質問を、ぜひ活用していただけると嬉しいです。

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4 years ago
6 minutes 13 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#143 子供にアドバイスする前に「許可」をとってみよう

今回の放送からは、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

前回もお話しした通り、質問力が高まると、お子さんが自ら考えて答えを導き出す力を引き出せるようになるので、ぜひこれからお話しする内容を実践していただければなと思います。

今回は質問力チェックテストの1つ目の項目にあった

「□子どもに何かアドバイスをする前に、アドバイスをしてもいいか質問している」

についてです。

普段、お子さんが、例えば

「宿題わからない」といってきたり、「今日友達と喧嘩しちゃったんだ」と話してきたりした時、皆さんはどうしていますか?

「宿題わからない」と言われた時は、問題の解き方をアドバイスすると思います。

あるいは「今日友達と喧嘩しちゃった」と打ち明けられた時は、友達と仲直りする方法をアドバイスすると思います。

もちろん、このようなアドバイスをすることはお子さんにとって役に立ちますし、悩みや課題の解決につながると思います。

でも「子供が自ら考え、答えを見つけ出していく」ことにフォーカスするのであれば、1点注意して欲しいことがあるんです。

それが、「アドバイスの前に許可を取ること」です。

どういうことかというと、例えば「宿題わからない」と言われた時に、その問題の解き方を見て間違いに気づいた時、間違っている部分をすぐに指摘するのではなく、こう許可をとってみてください。

「今この問題の解き方を見ていて、惜しいな〜と思う部分を見つけたんだけど、言ってもいい?」

これは、私も娘の宿題を見ているときによくやる方法です。

こうやって尋ねると、娘はよく「ちょっと待って!自分で見つける!」と、私のアドバイスを阻止してきます(笑)。

このように、いきなりアドバイスするのではなく、アドバイスをしてもいいかどうか尋ねることで、子供に選択肢を与えることができます。

今回の場合でしたら、「問題に間違いがあるのを指摘してもらうか」それとも「自分で間違いを探してみるか」を選択できるということです。

このような許可を取らずにアドバイスすると、例えば私の娘の場合、「なんでいっちゃうの!今考えていたのに!」と怒ってしまうことも多々あります。

皆さんもお子さんからこのように言われた経験お持ちなのではないでしょうか・・・苦笑。

このような事態を避けるためにも、この「アドバイスする前に許可を取る」というステップは、とても大事になってきます。

なぜなら一旦許可を取ることで、お子さん自身もアドバイスを受け入れる心の準備ができるからです。

皆さんも自分でなんとかしようと考えている時、横から色々と言われると「ちょっと黙ってて…」ってなっちゃいますよね(苦笑)。

そうならないために、今日からは「アドバイスする前の許可どり」を意識してみてください。

きっとお子さん自ら考える力が高まったり、アドバイスをスムーズに受け入れてくれるようになったりすると思います。

今回お話しした「許可」について、以前インスタグラムアカウントでも紹介しました。概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひそちらもチェックしていただけると嬉しいです。

▷▷子供に「許可」をとったことがありますか?(Instagram投稿)

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4 years ago
7 minutes 1 second

おやこでレッスン!ちゃんねる
#142 【質問力チェックテスト】子どもの答えを引き出す質問って?

#142 【質問力チェックテスト】子どもの答えを引き出す質問って?

前回の放送までは、135回目の放送で行った「承認力チェックテスト」の内容に応じたお話をしていきました。

そして今回は、チャイルドコーチングにおいて、「傾聴」「承認」と同様に重要なステップである「質問」についてお話していきたいと思います。

ここでチャイルドコーチング自体について、今いいちどお話ししておきたいのですが、チャイルドコーチングの「コーチング」ってどんな意味があるのか、覚えていますか?

これは「ティーチング」のことを考えるとわかりやすいのですが、「ティーチング」が子どもに答えを教えるアプローチであるのに対し、コーチングは子供から答えを引き出すアプローチなんです。

この答えを引き出すために大切となる最終ステップが「質問」と考えてください。

では現時点でみなさんが普段この「質問」のスキルがどのくらいあるのか、今回も10の質問でチェックしていきたいと思います。

これから「質問」に関する10の質問をしていきますので、

  • ◎…いつもできる
  • ○…おおむねできる
  • △…たまにできる
  • ×…いつもできない

で答えてみて、あなたの質問力を測ってみてください。

【質問力チェックテスト】

  • □子どもに何かアドバイスをする前に、アドバイスをしてもいいか質問している
  • □子どもに対する質問はなるべく簡潔にするようにしている
  • □子どもが質問に答えにくそうだったら、シンプルに答えられる質問(2択など)を投げかけている
  • □子どもが自由に答えられるような質問をしている
  • □子どもを責めたり問いただすような質問はしていない
  • □子どもが何か悩みを打ち明けてくれたときは、悩みを解決した後の理想の状態を軸に質問をしている
  • □子どもの目標をより具体的にするための質問を投げかけている
  • □子どもの考え方や感情に寄り添いながら、子ども自ら行動に移せるような質問をしている
  • □失敗に落ち込みすぎず、次に進むための重要なステップだと捉えられるような質問をしている
  • □質問したあとに子どもが沈黙してしまっても、しっかり待って、子どもが考える時間を与えられるようにしている

いかがでしたか?

特に自分の子供と話しているとき、ここまで意識して質問することはそんなにないかもしれません。

でも少し質問の仕方を変えるだけで、お子さんの考え方や感情をどんどん引き出せるようになり、何か悩み事があるときも、お子さんが自ら考え解決に導けるようなアプローチができるようになります。

具体的な質問の方法については、次回から解説していきますので、どうぞお楽しみに。

今回チェックがほとんど入らなかった…という方も、大丈夫です。

質問力は、いつからでも誰でも高めることができます。

ぜひ次回からの放送を聞いて、質問力を磨いていきましょう。

ちなみに今回の質問力チェックテストも、私がチャイルドコーチングを学んだテキストを参考に作成しています。

もしこの機会にチャイルドコーチングを本格的に学びたい、という方がいらっしゃれば、以下に私が受講した資格取得講座のリンクを貼っておきますので、ぜひご覧くださいね。

▷チャイルドコーチングアドバイザー

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4 years ago
6 minutes 21 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
#141 文字でも子どもにメッセージを送ってみよう

今回も、第135回目に行った「承認力チェックテスト」の内容に沿って、子供を承認する方法について紹介していきたいと思います。

今日は承認力チェックテストの中にあった

「□普段直接話をするだけでなく、手紙など文字でも褒めたり認めたりするメッセージを伝えている」

についてお話ししていきます。

これについては、私も普段なかなかできていないなと思っていて、今回日常的に文字で褒めたり、認めたりする機会ってあるかな?と考えてみました。

そして思いついたのが、音読カードでした。

小学校のお子さんをお持ちのお父さんお母さんなら、お子さんの音読を聞く機会があるんじゃないかなと思います。

私の娘の小学校では音読の宿題が毎日出されるので、それを毎回聞いて、音読カードにサインをつけるようになっています。

この音読カードのサインに、何かメッセージを記すのはどうかな?と思いました。

私もそうなんですが、音読カードのサインって単純に苗字を書くことが多いと思うのですが、そこに「がんばったね」や「元気な声でした」といった一言をつけるだけでも、お子さんの承認につながると思います。

私は今日からさっそくやってみたいと思います。

またこれは過去に私がやっていたことなのですが、娘と交換日記をしていたことがありました。

もし日記をつける習慣がある方はぜひやってみていただきたいのですが、交換日記もお子さんの承認を文字でできる絶好のチャンスだと思います。

ひとことずつでも、その日あった出来事を書き合って、それに対して文字でメッセージを伝えることで、普段口ではなかなか言えない言葉も記しやすいのではないかなと思います。

そう、口では褒めたり、認めたりするのが苦手という方は、もしかすると文字で伝える方法のほうがスムーズにいくかもしれません。

文字で子どもに何か伝えるって、意識しないとなかなかできないと思うので、今回紹介した音読カードを活用する方法や、交換日記など、皆さんが取り入れやすい形でやってみてください。

我が家は付箋をよく使う習慣があるので、仕事だけでなく、娘のメッセージを書くものとしても活用していきたいと思います。

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4 years ago
4 minutes 41 seconds

おやこでレッスン!ちゃんねる
親子の信頼関係を深めるコミュニケーション方法や、自分で考え行動できる子供の育て方について発信。 チャイルドコーチングアドバイザーとチャイルドカウンセラー資格を持っています。 stand.fmでも配信中▼ https://stand.fm/channels/5ff6d450fc3475e2c8f492ff ▷▷「おやこでレッスン!」とは? おやこの学びをアップデートさせるブログメディアです。 各種リンクはこちら▼ https://linktr.ee/mayumi_writer