
チャイルドコーチングにおいて、重要となる「傾聴」。
そもそも傾聴とは、子どもの話にじっくり耳を傾け、子供が話したいように話ができる状態に導く目的で行います。
でも傾聴になれない時や、まだ意識しないと傾聴がなかなかできない時、傾聴と賛同を間違えてしまうことがあります。
傾聴ではなく賛同になってしまうと、自分が賛成できることに対してリアクションをとることになります。
でも傾聴は、たとえお子さんの考え方や意見に対して賛成はできなくても
「あなたはそう思ったんだね」
と受け入れるアプローチ方法です。
もし傾聴しているつもりで賛同になってしまっていると、どうなるのでしょうか。
いつも一緒に過ごしているお子さんなら、親御さんの反応を敏感にキャッチします。
親御さんが自分の話をただ受け止めるのではなく、自分が賛成できる考えのみにリアクションしていることにも気づいてしまい、、思い通りに話をしてくれなくなるかもしれません。
でも傾聴によって、お子さんのどんな考え方も一旦は受け止めるようにすれば、お子さんはありのままを話せるようになります。
お父さん・お母さんにはなんでも話せるという安心感を養うことができます。
このような関係性が普段から築けていると、お子さんが本当に困っている時、親御さんにヘルプを求めやすくなります。
もし最近傾聴を意識し始めたというお父さん・お母さんがいらっしゃれば、今回お話ししたような「賛同になっていないか?」を注意してみてくださいね。