おひさしぶりのD-radioです。それぞれ最近何を考えているのか、ゆっくりゆっくりききあっていきます。
大変お久しぶりです / 「借金を抱えたりね」 / 伝わらないイベントをしてしまった / もう少し伝わるイベントをします / 最近どんな本を読みましたか? / podcastは沈黙できていいなあ / 不利益を被るひとが不公正を正当化する / 「これっていいのかしら?」 / 勉強につながらない読書 / AIが絵を描く / 著作権という概念はどうなる? / つくること、囲い込まれること / AIのつくる兵器 / シンギュラリティこわいな / 困難さのかたわらに詩があること / 「あなたはきっと橋を渡って来てくれる」 / ただの文字列は詩なのか? / いかにして表現をするのか / 病と差別の中でうまれる表現 / 狭い時間軸での問題意識 / 読むことの射程を長くする / 沈黙の中に沈む言葉 / 触媒の波 / つづきは来週に
10/13イベント「Dと後藤と東郷と」詳細 https://eplus.jp/sf/detail/3704730001-P0030001P021001?P1=1221
千葉雅也『現代思想入門』https://honto.jp/netstore/pd-book_31527210.html / ジョン・T・ジョスト『システム正当化理論』https://honto.jp/netstore/pd-book_31751782.html / ジョナサン・ゴットシャル『ストーリーが世界を滅ぼす』https://honto.jp/netstore/pd-book_31724621.html / チョムスキー『気功嬉々とグローバル・グリーン・ニューディール』https://honto.jp/netstore/pd-book_31333229.html / 阿部正子編『訴歌 あなたはきっと橋を渡って来てくれる』https://honto.jp/netstore/pd-book_30916992.html
このサイズ感でいいんだっけ? / 工業化したくない葛藤 / 消費ではなく生み出すことの楽しさ / 欲望の手綱をどこまでひけるのか / ゴッチが感じた消費されている感覚 / 会社への忠誠心 / 折り合うためにはどうしたらいいの? / バンド的共同体 / 自分がいなくなってもいい共同体 / 漕いでいる感覚 / 人生をかける働き方をするべき? / 船だと思ってたら島っぽくなったアジカン / いつから消費になっちゃうんだろう / 地酒の酒蔵的あり方 / 蔵元っぽいあり方 / 「駆け出しのバンドみたいな気持ち」 / ものづくりとあきらめ / 拡大じゃなくて増殖 / しなやかなチームってなんだろう
D2021×haccobaのライブイベントはこちらから:https://d-dcomposition.peatix.com/
国家ってなんだ? / 人類が最近発明したものじゃないの / 帝国主義 / 国ってどうなん大調査 / ハーフタイムショーの話 / 「国を愛するとはどういうことか」 / がんばれニッポンってなんだ? / 「伸び縮みするな」 / 帰ろうとすると小さくなる / うまく咀嚼できない国への愛着 / ごはんという文化 / どうしようもなさとしての国への愛 / 嫌韓でも焼き肉は食べる / 政府と国 / 浮いていたことを事後的に知ったゴッチ / 社会がもう始まっている / ゴッチの登呂遺跡の思い出 / 「このPodcastを聞いている小学生たちは気を悪くしないでほしいけど…」 / 体育会系神話 / ひとはなんで集まるとこんなにわけわからなくなっちゃうのか / 言い訳をつくる / ゴッチのあだ名エピソード / 「ずるい」という言葉 / 「特権」「ずるい」となぜ言ってしまうのか?
元気ですか? / NOWAR0305について / 答えはない / ドサクサ日記 / 無力だと嘆くことはナルシシズムなのか / 手応えがないということ / わたしもいたかったと思うこと / どういう気持であそこにいたのか / 功名心と社会運動 / 秒で出る坂本龍一さんの名前 / ゴッチと屈折 / エモーションだけが炸裂 / いろんな言葉がある場 / NO NUKESの話が書いてある本 / 音楽イベントをやることは奇妙な行動? / ロックフェス幻想? / 「NO NUKES主催なんで…」 / デヴィット・バーンの考え / フェスとデモの近さ / ボヘミアンブルジョア / カウンターカルチャーは権威的な文化ではないか / 音楽があるから行けた / 集まるってなんでこんなに難しいんだろう / 言い訳をつくる / 手段として音楽をつかうことを引き受ける / 音楽なしで幕張メッセを埋められるのだろうか? / デモ楽しくてよくないか / 無償でいいの? / 手が止められない働き方 / 全感覚祭と食料品配布と東京マラソン / 集まる場所なさすぎる / 広場がない日本 / ずっと戦時中 / 暗いままに終わる
長﨑励朗『偏愛的ポピュラー音楽の知識社会学』(創元社)
わからないがわからない / わかるっていう時に何が起きてる? / わかるって言われて憤る / わかってほしくて書いてるのに、なぜ? / 相手のスケールを疑いたい / 共感できればいい作品? / 「新しいね〜」 / 手渡すという気持ち / わからないものを受け取りました / 贈り物をわたすことについて考える / 一緒に持ちたい / わかると受け取るを分けよう / コミュニケーション能力ってやり過ごす力なの? / 本当に武器になるのかな / カードの切り合いモデル / 表現者が加担したくないもの / 武器はいつか兵器になる / 自分をさらにわからなくさせてくれる読書体験を信じる / 「哲学するコツ」 / 安心してつまづきたい / 自分が自分であることを楽に肯定したい / ヘイト本のかなしみ / 手を止めたら即干からびてしまう社会 / 「俺もうわかんなくなってきちゃったよ」 / 自分が言い続ける責任を楽しみたい / 荒野を食い止めたいひとたち / 「長い目」ってどう持つことができるんだろう?
ローマン・クルツナリック『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』
twitterをやめた温又柔さん / ことばって何だろう? / 日本語って誰のもの / 宙吊り状態であること / 言葉の方がずっとのろま / 書けないからこそ書く / 感情と言葉の一番ちかいところ / twitterって何でこんなにつらいんだろう / 奥行きがない / そのとおりに読んでいるのに、そのとおりにならないこと / 答えってそんなに必要? / 間違ってokだった時間が少ない / 台湾人?日本人? / 「ヒンディー語がとどまっている」 / ただの器 / 私の中に滞在するという感覚 / わからないことへの快感 / 相手のことを全部わかったら / 「俺という人格が崩壊する」 / わかるとこわい、わからないとこわいは違う / わからないことに救われる / 言葉以前の世界 / 話すことばかりに夢中になってる
温又柔『真ん中の子どもたち』(集英社)
中島岳志『思いがけず利他』(ミシマ社)
#32 「受け手」であることについての対話:後藤正文×Yuri Kim×永井玲衣
"嫌な社会”に加担するということ / そこにいないと生きられない切実さ / ゆるせなかった自分をゆるす / 世の中って無邪気にひどい / 違うって言ったら干されちゃう / 自己否定が他者否定へ / 自己嫌悪は自己愛の可能性をもてる / どこからこの技術がやってきたのか / どうやって社会に参加したらいいんだろう / 参加しなきゃいけないって思った / 正しさではなく、よりまし / 恥に突き動かされる / 使っちゃえ / 手渡していく責任 / わたしたちは受け手でもあり渡し手でもある / やってきて、とどまっている / 僕たちの中に社会がある / 利他は過去からやってくる / バトンを受け取る感度 / きれいなことばをうけとるとは / 「ことわざつくろうかな」 / 未来のことを考えられるってすごいね / 日本語も受け取ったもの / よい受け手ってなに?
中島岳志『思いがけず利他』(ミシマ社)https://mishimasha.com/books/omoigakezurita.html
はじめにおしらせです / CLPについて / 自分で殺せないものを食べるってどういうことなんだろう / 立ち止まってぐずぐずしたい話 / 自然とわたしたちのあいだのグラデーション / ピュシスとロゴス / 非倫理的な中でのかろうじての倫理学 / ふしぎなニュース / 不義さ / 動物園とか水族館とか / 自然の解釈と改良 / 自然主義からすべりおちる優生思想 / ままならなさにどうやったら立ち止まれるんだろう / バサッと切れなさ / 考える猶予がほしい / 追い込まれた先で答えを出したくない / でも、何かを選べないわけではない / 何かを通って言葉にする / ナウシカから考えることたち / 「論破とかよくないっすよ」 / 論破じゃなくて説得 / 論破は可能性の破壊 / 「パクって使おう」
福岡伸一・伊藤亜紗・藤原辰史『ポストコロナの生命哲学』(集英社新書)https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-721185-6
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(ハヤカワepi文庫)https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/310051.html
宮崎駿『風の谷のナウシカ』(徳間書店)https://www.tokuma.jp/book/b504001.html
ゴッチさんが最近考えていること / 正しい尺度のなさ / 関係性でしかないわたしたち / コペル君の気付き / なんでこの感覚は失われたの? / 個ってなんだろう / 確固たる個というときに想定するわたし / 議論と対話のちがい / 「みんな死ぬじゃん」 / 流れの一部でしかない自分 / 「確固たる」のしんどさ / 自己更新 / 変わるし流れていくし / 失敗と地続きだと呪われる / 失敗したLIVEの話 / 新陳代謝するように生きている / 瞬間を生き返す / わたしもまた過程 / 「アップデート」という言葉への違和感 / アップデートよりも読み込み中 / 計画的陳腐化 / わたしたちはあらゆるものと関係している / 前回の放送は寝てしまった / お呼びでない / 聞く耳を持つこと
カルロ・ロヴェッリ『世界は「関係」でできているー美しくも過激な量子論』(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140818817)
吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(https://honto.jp/netstore/pd-book_28640808.html)
「聞く」って当たり前じゃない / 受け渡しとしてのケア / 相手の言葉を引き受けるってなに? / 伝えると聞くは一体なのかも / 使っているのは耳だけじゃない / 聞いてるときは考えているとき / 能動的行為としての聞く / 「聞く」を強いることのつらさ / 吐き出す場としてのtwitter / 見ると聞く / 潜ると聞く / 一緒に潜っているという瞬間 / 「聞かれる」体験って何だろう? / 「聞かれない」社会 / 心拍数が速い社会 / 応答関係に入ること / めちゃくちゃ喋る聞き手 / 賛同しているからって聞かれてるわけじゃない / 連帯と「聞く」 / 「賛同であっても連帯ではない」 / 運動を自分の中に取り込むこと / 人間と人間の連帯がつくられる場が対話 / 「これだからやめらんねえな」 / 哲学対話を観察することはあまり意味がない / 聞くことをゆるさない社会ってなに? / お風呂が湧く音が入ってすみません / なんで聞いてほしいと思うんだろう? / 対話ってアナーキー?
BUMP OF CHICKEN「メーデー」https://www.youtube.com/watch?v=4N8miWIdD54
ケアってなに? / 今日受け取ったケアってなんだろう / ケアは人類的な活動 / セルフケアについて考える / セルフケアって本当にセルフなの? / わたし「を」・わたし「で」のちがい / 貨幣によって不可視化されるケア / 自分はどういうケアを与えているのか / 水中の哲学者たち / エンパワメントよりもささやか / ケアとしてのBTS / BTSめっちゃ好き… / ケアは革命的な実践 / コミュニティ形成に必要 / やさしいけど抵抗運動 / 新自由主義は個人をバラバラにする / ベタに聞こえちゃう / わたしたちはなぜこんなに自立が好きなのか / 地球環境にもケアされている / 人間の価値なんて無数にある / 生きてるだけで充分でしょ / 全員遅刻した / 今日のケア実践 / ただ存在するだけ運動 / 「全部ケアじゃん…」 / ケアじゃないものって何だ? / ケアを与えるひとの不均衡さ /
ジョアン・トロント『ケアするのは誰か?ー新しい民主主義のかたち』(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784768479827)
The Radical History of Self-Care(https://www.teenvogue.com/story/the-radical-history-of-self-care)
永井玲衣『水中の哲学者たち』(https://honto.jp/netstore/pd-book_31196011.html)
ケア・コレクティヴ『ケア宣言』(http://www.otsukishoten.co.jp/book/b583928.html)
熊谷晋一郎「自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと」(http://www.tokyo-jinken.or.jp/publication/tj_56_interview.html)
選挙どうだった? / これからどうしよう / 未来への希望は票に反映されたか / 変わるのはこわい? / 自分の位置がわからない / 不思議だけど身に覚えがある / まだ見ぬものを求めるより奪われることをこわがる方が簡単 / 「政策見てないです」/ 有権者は合理的な選択をしている / 投票率低すぎ! / 選挙に感情をはじめて持った / 対話のおこる街宣 / わたしたちが大切にしてるものって社会は大切にしていないんだ / なんで市民がこんなに傷つかなければいけないんだろう / 個別イシューから政治へ / やさしい社会運動 / ケアが後回しになっちゃう運動 / 「みんなで達成するか、さもなくば達成しない」 / 傷つくくらいならスピードダウンしよう / ケアのリレー / 「これがケアか…」 / ケアのプレッシャー / caring about / 自分はどんなケアを受け取っているんだろう? / 自己責任とケア