店長仕事で忙しいグッドゴリラさんの代わりに、曙太郎さんに来ていただきました!今回は『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~』と「メタ読み」の話をしています。
<お便りフォーム>
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeE8ayQ4JTbm1xMo7svTp9sIHfLtn5OAStH7-S_FezY6nkCHQ/viewform?usp=sf_link
グッドゴリラさんがなんか話したいことがあるようです!
みんなスペシャルを読もうよ、こんなPodcast聞く前にさ
実験が今年読んだマンガでオススメのやつをアレしています。
今年見た映画を思い返して良かったねの話をしています。トップガン、ドライブ・マイ・カー、RRR、NOPE、すずめの戸締まりとか見ました。
半年ぶりくらいに収録をしました。今後ともまたよろしくお願いいたします。軽く近況報告をしています。
hoshi368さんにゲストに来ていただきました。(ep14.5以来1年ぶり)
7/11発売のジャンプの話とかをしています。
見た目に社会経験が追いついていないのか、社会経験に見た目が追いついていないのか、よくわからなくなっています。
○三浦糀「アオのハコ」が読めない:読めるラブコメと読めないラブコメ
・実験がラブコメを読めない理由を一緒に考えてみよう!(読んでないマンガの話していいんですか?)
・実験が読める恋愛マンガ①桜井のりお「僕の心のヤバいヤツ」:スクールカースト主題のビターな話かと思ってとっかかりが大丈夫だった、桜井のりおのギャグ好き、中学校が舞台、市川の性欲がきちんと描かれる
・読める恋愛マンガ②:阿賀沢紅茶「正反対な君と僕」1話目で交際をスタートしているので、恋愛の駆け引きというより、「人間と人間が関係性を深める」というテーマに普遍性があっていい
・読めない恋愛マンガ①:筒井大輔「僕たちは勉強ができない」絵はかわいいかもしれんけど、脱臭された性欲とハプニングエロの組み合わせが「ウッ」ってなってしまう→GG「懐かしくね?」実験「え!?!?」
・読めない恋愛マンガ②:ミウラタダヒロ「ゆらぎ荘の幽奈さん」面白いってめっちゃ聞くんだけど、ハプニングエロが出てくるっぽいなってだけで避けちゃう→GG「コガラシさん(主人公)はマジの"漢"っすよ…!!」
・読めない恋愛マンガ③:古味直志「ニセコイ」お色気はあんまりなかった気がするけど、ヒロインレース感が嫌で手が出ない→実験「宮本るりさんの見た目好きなんだよな」GG「あああ~~~わかりやす~~~~い」
・読める恋愛マンガ③:山本崇一朗「ふだつきのキョーコちゃん」山本崇一朗の作品1個読んどくかで読んだ、もうバレてると想うけどヒロインの造形がめちゃ好き…(委員長キャラでヒロイン珍しくない??)
・読める恋愛マンガ④:とよ田みのる「ラブロマ」とよ田作品に共通しているけど、性欲への向き合い方(必ずセックスを描く)に誠実さを感じる
・読める恋愛マンガ⑤:「好きな子が眼鏡を忘れた」絵が良すぎる、中学生、主人公の感性ツイッター過ぎませんか?
・読めない恋愛マンガ④:桂正和「I"s」超頑張って全部読んだけどキツすぎて売った、先輩に怒られた思い出、好きなヒロインとかいない…
・読める恋愛マンガ⑥:おきらくボーイ「はじめラブコメ オガべべ」恋という概念を知らず性欲だけ認識している原始人が恋をする物語、おもしろギャグも読める!→GG「2001年宇宙の旅みたいな…」実験「モノリス出て来ないから!!」
・読めない恋愛マンガ⑤:高野苺「orange」モロ少女漫画、ちょっとSFミステリー仕立ての縦軸が気になったけど、雰囲気がきつくてダメでした
・読める恋愛マンガ⑦:「サバエとヤったら終わる」性欲が露骨で逆に好感が持てる、ギャグがおもろ
・読めない恋愛(?)マンガ⑥:吉田貴司「やれたかも委員会」逆にグロテスクな性欲?読んでないんですけどね…
・その他:ペス山ポピー「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。」作者頑張って生きて…
○結局何がOKなん?
・恋愛ばっかりやってるマンガきついかも:恋愛じゃない縦軸が欲しい!→少年バトル漫画で描かれるラブっていいよね
・ヒロインレースかなり嫌かも:好きの矢印が分散したり集約したりということに余り現実味を感じない、性欲ならわかるんだけど…
・エロ漫画はOK?→主題が違うのでOK!(純粋なものが好きなのかも?)
・GG「同時に女性を複数人好きになったことある?」実験「そもそもほとんど女性を好きにならない…」→これってただの性欲じゃね?という割り切りが発生しちゃう、そもそもとして人が大嫌い!
・今交流がある人達、マジでありがとう
・GG「家族愛・友愛とかも含む愛情を自覚的に発露させて行動することは?」実験「そもそも親しい人にも対応が雑なので、よくわかんない」
・「正反対な君と僕」は性欲薄いよね→GG「僕はあれは"健全な性欲の発露"だと考えてます」実験「なるほど?」
・中野でいち「hなhとA子の呪い」性欲を嫌悪する主人公→実験「素晴らしい作品です…」
・実験「なんかこれいつの間にか恋愛相談になってます!?!?」
○GGの恋愛観
・GG「ヒロインレースをやる男主人公、全員抱け!!!」実験「全員抱け!?!?!?」→アンチヒロインレース思想
・理想的な男性キャラ、範馬勇次郎(バキ)、レックス(胎界主)→実験「恋愛の話してるときにレックスの名前を出すな!!!」
・強い「性欲」を制御する「愛」という捉え方:性欲を超えて誠実であろうとするキャラクターに魅力を感じる
・渡辺ペコ「1122」夫婦が同意のもとにそれぞれ恋人を作る→GG「夫婦は契約なのでOK」
・実験「性欲が枯れた後に残るものってなんなの?」→GG「情、家族、金、いろんな物があると思うよ」
・実験の恋愛感:時と場合によって関係性が変化していくことに対して耐えられない?→ある種の関係の永遠性に対する幻想、却って関係を切れるという逃げ道を作りたくなる
・菊池成孔 feat. 岩澤瞳の「普通の恋」はいい曲です
前回の続きっぽいやつです。
○何かを得ようとしてマンガを読むという態度
・ワンピースを読むことで「仲間の大切さ」を学ぶことができるかもしれないが、「仲間の大切さ」を知るためにワンピースを読む人ってなんか変じゃね?(ていうか「仲間の大切さ」を知ろうとするってどういう状況??)
・「自分が鑑賞した作品は意義あるものだ」と言いたい気持ちが、「マンガから得られる何か」を重視する気持ちを生んでしまうのではないか、それは最終的に「自分は価値ある存在である」と言いたいということではないか
・漫画を読んで人間性が陶冶されていくことへの期待:実験「このPodcastだってそういうものの延長線上にあるわけです」
・「グラデーション」という考え方:便利だし妥当性が高いと思うけど、それでまとめるのも芸がないよね
・文学史についていろいろくっちゃべってますが、適当です、間違ってたら指摘してください
・「物語の本質」というものは抽出できるのか?:例え考証に誤りがあったとしても、”『アドルフに告ぐ』は戦争の悲惨さを描いた作品である”ということは言えそうではあるが…→構造主義的な考え方?(よくわかってません)
・ワンピースの「本質」とは?:いろんな描写の軸があるが、ルフィの成功物語と言っちゃうこともできる?
・作品を十全に楽しむということ:すべての描写の軸を拾っていくことだろうか?「バトルかっけー!!」でめちゃくちゃに感情をぶち上げることの価値は?
・GG「映画見てるとこのCGってどうやっているんだろう?みたいな好奇心が湧いていろいろ調べたりとかはありますね」→知識の話でもあるし、演出を楽しもうとするという話でもあるし…
・作中の政治描写を見て政治を考えるくらいだったら政治学の勉強したほうが良くない?
・実験「演出という要素は作品の根幹という気がしますね」→暴力的に演出が凄まじい作品、市川春子『宝石の国』(ちょうど無料公開中でした)
・ギャグ漫画はとても純粋な作品形式なのではないか→至高の虚無=純粋である『ボボボーボ・ボーボボ』
・作品を鑑賞するってどういうことなんだろう?????
※一回録音に失敗しているのでメンタルを折られているのですが、グッドゴリラ氏の丁寧な対応により無事再録完了しました
○「知識を学習できる漫画」の功罪
・田素弘『紛争でしたら八田まで』面白いよねえ:スパイサスペンス的作劇+魅力的なキャラクター+食事描写+世界中の社会知識
・手塚治虫『アドルフに告ぐ』の時代考証は雑?「ティーガー戦車が党大会で登場するはずがない」「ユーゲントの少年による(当時においても)違法な処刑の描写」など?(我々はよくわかっていません)→『ブラック・ジャック』と同じくらいのリアリティラインかと思って読むと痛い目に会う?
・問題点は現在においても『アドルフに告ぐ』が「歴史を学べる名作」として伝えられていること
・読者の想定するリアリティラインと作者の想定するリアリティラインに齟齬があると困ったことになる!
・シリーズ日本の歴史などは、バージョン更新に伴って知識が更新されるから問題ない(関係ないけどあおむら純の作画いいよね)
・山田芳裕『へうげもの』古田織部と千利休について知るには良い漫画だが、織田信長と豊臣秀吉を知る出発点がここだとまずい(そんなことあるかね?)
・「面白い」は「危うい」!!
・松井優征『逃げ上手の若君』ジャンプで稀有な「歴史漫画」:GG「一応フィクションとして読んでるけど…」実験「でも"鎧はマジで重い"みたいな描写は本当だと思ったでしょ?」GG「むう…」→気づかぬうちに漫画から「学習」してしまっているということ
・マンガを勉強のとっかかりとすることはアリだけど、あくまでとっかかりでしかないことを自覚できるか?
・日本財団(当時)の「これも学習マンガだ!」プロジェクト:今までの議論を考慮すると非常に危うい企画という企画がする→マンガを権威づけることで、「我々が嗜むマンガという文化は尊いものである」というステートメントとなるわけだが、それを無邪気にやってよいものか
○マンガで学習することは「悪」か?
・『紛争でしたら八田まで』は監修(東京海上リスクコンサルティング株式会社)がついているのだから、そこで出てくる知識を全部疑ってかかるのも非合理
・正しくなくとも世界が広がる「功」の面:ブラッディ・マンデイみてプログラマを目指す人
・インターネットで専門的な議論をする際に参考資料がフィクションだと…
・「歴史研究」という営み自体も事実から歴史観というフィクションを想像/創造する行為:実験「E・H・カーの『歴史とは何か』でそんな感じのことを言っていたような気がしなくもないです」GG「読んでみようかな?」実験「僕が読んでないので読まなくていいです!(?)」
実験「昨日シン・ウルトラマン見ました」
GG「奇遇ですね!僕も昨日見ましたよ!」
実験「ごめん、よく考えたら一昨日だったわ」(奇遇、終了…)
○割りと短めの傑作でおなじみ『惑星のさみだれ』アニメ化決定!
・実験「『スピリットサークル』(以下スピサ)は惑星のさみだれより短くて面白いので、水上悟志先生の進化を感じますね」GG「惑星のさみだれは全10巻、スピサは全6巻…」
・6巻のあとがき:水上悟志先生「本当はもうちょっと短く終わらせたかったんですけどね」→無理じゃね!?!?(全6巻できれいにまとめている時点で異常なのに…)(水上悟志作品はオチがしっかりしていることに定評がある)
・実験の好きなところ①「フロウ」編:あらすじが地味で変!ビターな味わい…→水上先生曰くこのエピソードが最初にできたとこらしい(そんなことある?)
・実験の好きなところ②過去生における死の描写:なんか全体的にあっさりと(ときには間抜けに)死ぬのがいい!→福島聡『少年少女』第1話とか、「死はばかでかいなにかじゃない(胎界主)」、主観目線では死があっけない
・絵柄に少年漫画的なものを感じるのに、ストーリーや演出の手付きがなんか王道のそれじゃない
○物語としての人生の重さ
・主観目線ではあっけないはずの死を、後から「人生」という形で再構成すると凄く重みが出る→過去生描写も全てが描かれているわけではなく、「物語」としての核だけが抽出されている(第2章「フォン」編でレイと出会うまでの人生の描写は省略される)
・一方で神官ストナの人生は「頑張って維持していた社会システムが一人の愚か者に破壊された物語」である(ただしそれは鉱子の言葉でのみ語られる=徹底的な風太一人称目線)
・物語化された「人生」を抱え込む主人公の変成→『スピリットサークル』において「人生は重い」(それをたったの6巻で描写できるの異常だよ)
・GGの好きなところ①第3章「ヴァン」編:「縁」についての説明編、因縁描写は薄め→穏やかでとても良い物語、あとレイがかわいい
・実験の好きなところ③第1章「フルトゥナ」編:フルトゥナの天才性描写が最高!!「なるほどね 宇宙見破ったり」天才であるがゆえに道を踏み外してしまうという描写の説得力!(これって大体新井英樹のSUGARなのでは?)
・実験「風太と鉱子とノノの三角関係、どうなっちまうんだ…!?」GG「鉱子も言ってたけど別にノノでもいいんじゃないの」実験「そうかなあ…」
○円環の理・人間存在
・コーコ「本来螺旋を描いて上昇するはずの人間のエネルギーは恨みの力で輪廻してしまう」→過去生システムを前提としなくとも、人類規模(歴史という流れ)を考えた場合も同じようなことが言えるのかもしれない
実験「近況どうですか?」GG「タコピーの原罪って感じですね」実験「大変すぎません!?」
○掃除当番:実験が一番好きなマンガ作品の一つ
・実験「この作品初出が1994年なんですね…28年前でこれ描けるの!?って作品有るなと思います」(「康子」など)
・表題作が実に傑作→面倒くさい掃除当番をサボる/サボらないを巡って、"恵まれた環境"に囲まれた子の隠された感情を暴く作品
・後ほどヒット作「鈴木先生」にてリサイクルされるエピソード→「鈴木裁判」編を読んでくれ!
○表題作以外の作品たち
・GGの好きな作品①「ポケットにナイフを」…中学生の破壊衝動、犯人探しのミステリ感、ヒロインのカッコよさ→GG「みんなストレス溜まってんな、って…」実験「なんかだいぶサックリした感想になっちゃったねぇ」
・実験「今の中学生にこの作品はピンとこないんじゃないかねえ?」→今の非行少年少女(歌舞伎町のトー横キッズ)とはあり方が違うかもね
・GGの好きな作品②「シャイ子と本の虫」…実験「シャイ子いいキャラだよね」GG「シャイ子は本当にいるんですよ!!」実験「過去になんかありました?」
・シャイ子のふてぶてしさが、主人公の期待する人間の美しさと大きくすれ違う…自分本位主義?
・シャイ子は竹富作品でもっとも可愛い女の子なのでは…?('99年の作品なのに…)
・主人公たちピュアすぎるっていう話→そのピュアを美しく思いながら、現実の醜さと折り合いをつけていく
・90年代の中高生の性経験率はやたら高かったらしい→GG「いわゆる恋愛戦国時代ってやつですかね…」実験「そんな単語存在します?」
○「恵まれた人生」について
・自分の人生は恵まれていたか?→恵まれていたので社会に還元したい、恵まれていたけどただ単に運が良かっただけなので還元するようなものでもない、などの考え方
・実験「自分は勉強ができるんですけど、そのきっかけは算数の授業で勘違いから自分は勉強ができると思い込んだことが起源にある気がするんですよね…」「大学の入試もなんかヤマが当たったし」→全体的に進路に関わるところで非常に運が良かったという印象がある
・実験「運が良かっただけなので、”やりたいなにかを我慢してやりたくないなにかに尽力する”という意味での努力はやったことない」
・GG「"勉強ができるバフ"ってどういうもの?」実験「人と話してて相手のことバカだと思うこと全然なくてむしろ頭いいな~って思うことばかりなんだけど、そういう人が自分より明らかに勉強ができないので、自分は勉強が得意なんだろうな、という考えに至りましたね」
・GG「自分はその辺はデバフかかってる感じですね…」→でも生きていけてるしなんとかなるよね、みたいな考え
・「掃除当番」では、「何らかの事情」がなにもない恵まれた人生によって、却って自分を追い詰めてしまう心の有り様が描かれている
○掃除当番の思い出と自我の確立、「掃除当番」の物語の面白さ
・GG「僕はサボりまくってましたが、あるときからちゃんとやるようになった」→大人になって自我を確立して、社会とうまくやってけるようになった
・実験「僕はどちらかというと周囲に流されるタイプの人間だったので、そういうのを無視できるようになったときに"自我を確立したな~"っておもいました」
・GG「最近は自我の再確立をやっている感じ?かもです」…今まで逃げていたことに挑戦してみたら意外とやれたので、人生の捉え方を見直すフェーズに入ってきた、具体的には他人のオススメに影響されやすくなったかも?(それは本来自分が好きだったものが何だったかを見失う危険性も孕んでいるように思われる)
・美学(自分なりの考え方)の構築:実験「美学とかって無いほうが生きやすくはあるよね…」GG「鈍感な自分には憧れがありますけどね」
・美学の理論化について:あくまで美学はプリミティブな感覚的なものとして活用して、それを言語化するものとして理論を活用するのが順序として正しいのであって、その逆をやると変なことになる気がする
・実験「僕はこの作品の良さをちゃんと言語化できていない感じはしますね…」GG「僕は共感ベースで読むのですが、掃除当番の主人公は共感は半分くらいですね」実験「でもこの作品には掃除当番に対するいろんな立場の人が出てきて解像度が高い感じがしますね」
・実験「色んな"事情"がある人々ではなく、何の事情もない人にスポットライトを当てるというのがいい」「掃除当番はエンターテイメントとは別の面白さをやっているよね」…「主人公が勝つことでスカっとする」とかではなく「読んだ人に"自分を見つけてくれた!"と思わせるような作品」→存在の承認と救い(現代文学ってこういうのですか?)、町田康『告白』や柳本光晴『女の子が死ぬ話』、『最強伝説黒沢』など?
『ヨルとネル』を中心に、施川ユウキ作品についてお話しました。無音部分を自動でカットする方法を知ったので今回から聞きやすくなっていると思います。
GG「牛丼食べました」実験「世界で2番目においしい食べ物じゃん」GG「1位なに?」実験「ビビン丼です」→上位2つを松屋が占めてるのヤバいだろ!!
<『ヨルとネル』について>
・GG「スッと読めるのに、最終的にはめちゃくちゃ心揺さぶられてしまいました」→映画みたいな読後感?
・実験「4コマギャグ中心だけど、シリアスがちゃんと小出しされて話が進むんで、読みやすいのに読み応えある」→ちゃんと毎回ギャグがしっかり面白いのも凄い
・毎回のしんみりラストが心に沁みる…、ギャグも二人の関係性の描写として機能していてほのぼの感→要素が全て無駄がなく、1巻で終わるけど物語としてしっかりしている
・実験「施川ユウキ作品、デビュー以来から物語性がだんだん強くなってきている気がします」→その極地としての『銀河の死なない子どもたちへ』、次回作も楽しみ!
・施川ユウキの絵の可愛さ:動物が本当にかわいい!(『もずくウォーキング!』の犬、『オンノジ』のフラミンゴ)
・実験の好きなシーン:『オンノジ』で誰もいない空港に行く回、エコノミー席で二人で毛布をかぶって星を見る
・GGの好きなシーン:『ヨルとネル』でのエレベーター脱出回、屋上からの町並みを見開きで「世界は確かにそこにあった」→希望と少しの不安
・『ヨルとネル』における「目的地の不確かさ」:あくまで動き続けるために設定している目標、そこに本当の安寧が有るのか?→実験「人生ぽいよね…今の発言バカっぽいですか?」
<施川ユウキとセカイ系>
・施川ユウキが描きたいものとしての「特別な関係性」:これってセカイ系なのではないかな?→GG「施川ユウキの描くお話では世界から切り離された人が中心になってるから、セカイ系にありがちな"世界を切り捨てる・蔑ろにする"描写がなくて良いんですよね」
・セカイ系の捉え方はジェネレーションなのか?:『ヨルとネル』において描写されないこと(研究所ってなに?小人の正体とは?二人の末路は?)
・人間二人の「関係」というものは既存の言葉を当てはめてしまいがちだけど、施川ユウキ作品においてはそれを避けようとしている気がする、それはとても優しく感じられる
・『鬱ごはん』主人公しかキャラクターが存在しない:関係をも排除した、人間ひとりの生き方を描くということ
・施川ユウキ作品は電子書籍がしょっちゅうセールになりますよ!
<ギャグ、コメディのコード>
・『サナギさん』は一番ギャグがキレがあると思う
・実験「最初施川ユウキのギャグが肌に合わなかった」→ボケがアクロバティックでツッコミがそんなに重要じゃないのではないか?
・ギャグセンスが合わないもの:GG「浦安鉄筋家族は笑えないんですよね…」実験「文化がちが~う!じゃん」→小学校の頃関西人の友達に面白がり方を教えてもらった!
・笑いのコードについて:実験「海外ではボケとツッコミの概念が無いので、ツッコミの人を"怒りっぽい人"として認識してしまうらしい」GG「確かに海外ではスタンダップコメディが主流だもんね」→誰もふざけていない、真面目にバカをやる?
・ギャグがわかるようになること、わからなくなるようになること:実験「今ボーボボ読めないんですよね…」笑いのコードは獲得することも有るけど、喪失してしまうものもある?
・今どきの子供たちのツボはどこにあるのか?:漢文→小説→漫画…教養は移り変わる→実験「Youtuberを見る人をバカにするのは絶対勘違いなのでやめましょうね」
・映画を1.5倍速で見る人、漫画のあらすじをググるだけの人…「物語の抽出」に需要があるのは確かだが、その行為に意味はあるか?
・GG「施川ユウキのギャグってブルースじゃない?」→逃避としてのギャグ
・実験「現代文だけ苦手でした、実験です」GG「全教科苦手でしたグッドゴリラです…」
<児玉まりあ文学集成、最高の作品>
・手塚治虫文化賞にノミネートされているので「ブレイク寸前の注目作」って帯に書いてある→ブレイクしてくれ~~!!
・実験「児玉まりあ文学集成は三島先生のキャリアにおける画期なのではないかと」
※訂正:『レストー夫人』の初出は「となりのヤングジャンプ」ではなく「アオハル」でした
・名前の通り文学をテーマにした作品だが、文壇とかではなく、「言葉遊び」「言語学」の領域をやっている→実験「筒井康隆で育った自分にはドンズバの作品なんですよね~」
・三島先生こんな甘酸っぱいラブコメ描けたんですか!?
・第1話「比喩の練習」:もう最初の2ページで完璧にかっこいいよ…→余白の多い作画がめちゃめちゃスタイリッシュ、多くを語らない台詞回し、それに比べて大きな吹き出しがそれに輪をかけている
・単行本についている「参考文献」(?):アンドレ・ブルトンの「溶ける魚」(シュルレアリスムの第一人者)→比喩されるものと比喩する言葉の関係を意図的に「外す」ことで言葉の機能を際立たせる
・第5話「盲目の文学」:文章という形式のテクニカルさに心惹かれる児玉さんが、強力な妄想家としての笛田くんに文学者としての素質を見出す、最強のギミック込の話
・抽象としての言語を扱うにあたって、三島先生の絵柄の相性が良すぎるのでは!?
・実験「2年前に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で絶対に何か受賞する!!って予言しましたが、見事に外しました、今後に期待!」
・第10話「ワールドプロセッサー」断章形式についての話:話の構成も短い区切りがついており日常系ショートみたいな形式になっているが、「世界においては日常の積み重ねで物語が構築されるようにできている」という話に帰結していく、形式と物語が上手くリンクしている
・実験「早口オタクになる…」(なぜかキレ気味)
・GG「なんか作品世界全体があやふやでミステリっぽさがある気がするな、児玉さんは実在するのか?みたいな」実験「そういう意味ではこの作品はフィクションなので児玉さんという人は実在しないんだけど、それすら前提の上で描かれているように思える」
・「美しい文章」としての文学の話(志賀直哉の「悪文」についての夏目と芥川の感想)→実験「僕はそういうのよくわかんない」
・第3巻の恋愛要素で大聲(おおごえ)出しちゃった、でも恋愛の帰結が作品の終わりとリンクしているわけじゃなくて嬉しい(そのほうがかっこいいというのとまだまだ続いてくれて嬉しいの気持ち)
・「ふたりモノローグ」ってツナミノユウ先生の作品からとってきてない?
・参考文献・アガサクリスティーの「有名作品」:ネタバレ回避の仕方がウケる(アガサ・クリスティーはミステリの禁じ手をいっぱいやってて面白いよ)
<実験的と呼ばれる作品群について>
・木原善彦「実験する小説たち: 物語るとは別の仕方で」がとても良いサブテキスト:ジョイス「ユリシーズ」(実験小説の嚆矢)、浅暮三文「実験小説 ぬ」(日本語の実験小説入門)、ジョナサン・サフラン・フォア「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(ビジュアル・ライティング)
・最近Tiktok発で筒井康隆「残像に口紅を」が流行っているらしい(日本のリポグラフ文学)→文字が使えなくなっていくたびに存在が消滅していく物語
・近年の漫画の実験的作品:野田彩子「わたしの宇宙」→登場人物が「自分が漫画作品のキャラクター」であることを自覚し始める
・博「明日ちゃんのセーラー服」って実験的作品では?(アニメ化でそういうところは表現できるんだろうか…)
・三島先生が過去にTwitterで連載していた「料亭うさぎ」本当に良かった:実験「2018年はこれで生き延びました」
<まとめ>
・実験「今回僕ばっかり喋ってますね」GG「相槌すら打つ暇がない」
・ほんとみんな児玉まりあ文学集成読めよ!!
今回は柳本光晴作品全体について、『響』を中心に話していっています。
・実験「『響』は賛否両論という気はするけど、変な作品で好きだし、売上が跳ねてよかったね~~の気持ち」
・天才を描くマンガ「Sugar」「RIN」(新井英樹)「昴」「MOON」(曽田正人):天才はいかにして天才になるか、天才足りうるか→一方『響』は、天才性に裏打ちされた響の人間性の強さ・かっこよさ、周囲とのギャップを書いてるけど、響がどのように天才なのかに対する描写がないのでは?(作品の欠点ではないです)
・響は利益ではなく、論理と筋で動く人間である:実験「響が文学のことが本当に大好きで、審査員の皆さんにめちゃめちゃ丁寧に挨拶するところ大好き」
・実験「中原が小説家を引退するエピソード好き…でも普通に友だちになってるのびっくりした」「『昴』における吉田ひとみのエピソードでは、すばると吉田ひとみは二度と出会わなかったという描写があって、それがすごいかっこよかった」
・GG「狂人涼太郎くんめちゃめちゃ好きで、響に普通の人生を送ってほしいと願いつつも、響のことを一切邪魔しないのいい関係よね」実験「祖父江父にめちゃくちゃ嫌われてるの好き」
・天才とはなにか:「天才はコツ」(ぼく脳氏の発言)→実験「わかるわ~おれ受験勉強の才能あったんだけど、ただコツを掴むのがうまかっただけで人間離れしているなにかがあるわけじゃないんだよな」
・天才と秀才:秀才は理解できる、天才は理解できない→一般人からみた距離の遠さの問題なのでは?
・実験「涼太郎くんは多方面の秀才でそれがある意味天才だけど、一点での天才性はないんだよな」GG「そういう意味では響に出てくる天才って祖父江父と鏑木だけなのかも」
・「常に本気で有り続けること」…響の根底にあるもの
・山本春平のエピソード:「凡人が積み重ねをした結果としての秀才」描写、世界は天才だけで作られているわけではない
・花井ふみの創作講座:作品全体に説得力が出てよかったと思います
・実験「『龍と苺』に出てくる女性蔑視、リアルなのかもリアリティーがあるのかもわからん」GG「囲碁は男女差あんまないんですよ、小さい頃に僕は女の子にコテンパンにされた過去があります」実験「んなるほど~~後でその話詳しく」
・「常に本気で有り続ける、お前はやれるか?」を毎週本気で訴えかけてきた素晴らしい作品!よく連載でこんなもん描けるね
・天災であり天才である
・実験「加賀美はTWIMに出てきた由利勘平感がありますね」
・「昴」情報量めちゃくちゃ多くて凝縮されててすごい、絵が良すぎてスルスル読める
・文学マンガについて①三島芳治『児玉まりあ文学集成』:文学のエッセンスが散りばめられた、めちゃくちゃラブコメ→実験「三島先生、そんなポップなもの描けたんですか!?」「物語とは何かについて関心がある人に読んでほしい」
・文学マンガについて②片山ユキオ『花もて語れ』:朗読についてのマンガ、文学に絶対必要な「読解」についての描写が多い→宮沢賢治の「クラムボン」ってそう読めるのか…!!
・GG「今日は玉ねぎを食いました」実験「今日はスシを食いました」GG「この落差よ…」実験「でもホラ、寿司ってファストフードだから!!」
・実験「今日は6ヶ月前に届いたお便りに答えていきます!本当にすみませんでした!!!!!!」
お便り「柳本光晴『龍と苺』について取り上げてください。読んでなければ『響~小説家になる方法~』でもいいです」
・GGの感想→タッキー(滝沢)めちゃめちゃかっこいいよね:GG「柳本光晴作品随一の真っ当な人物な気がするわ」
・実験の感想①→「コマ配置ミス多すぎじゃね!?!?」→本気でやれよみたいな作風なのに監修入れとらんのか?
・実験の感想②→「この作品に出てくる女の子全員可愛くない!主に顔が!」:かわいい女の子を書こうとしているときとそうでない時の落差が激しすぎる(柳本光晴はもともと涼宮ハルヒの同人を書いてた人です)
・実験「もともと『響』の肝試し回で解釈違いにブチギレてしまい、柳本光晴とはちょっと距離を置いてたんですよね…それで今回のお便りに答えるのが時間かかりました」「『響』の肝試し回以降、絶対面白くねえだろ…と思って読んでみたところ、普通に面白かったですね…」GG「せやね…」実験「それで『龍と苺』4・5巻読んで、やっぱ柳本光晴好き…になりました」GG「熱い掌返し!!」
・実験「響は最初と最後で変化(成長)がないので、天才を描く作品じゃないと思うんですよ」「むしろテーマとしてはセンセーショナリズムなのかな、周囲とのギャップを描くシーンが多いし」
・「将棋の天才である主人公が、プロを目指さない」という奇抜なストーリーがアツい!!:将棋に命をかけるなんて馬鹿みたい、将棋はただの喧嘩の手段という価値観→実験「最初は『龍と苺』は『響』の続編的立ち位置…天才が天才と争う話を描きたかったのかな、それは企画として『堅い』な、とか思ってたんですけど、外してきましたね…」
・総括としては「5巻まで読んで変な作品だったので、しばらくウォッチします」
・GG「鼻毛カッターで鼻から血ドバドバ出たことがあって怖い」実験「そんなことあるかね??」
・実験「お便り来ております、ペンネームは実験さん」GG「あ、はい」
○死を描く作品
・八十八良『不死の猟犬』…「老衰以外の死が存在しない」世界を舞台としたサスペンス作品→めちゃくちゃ面白いんだけどあんま感想を言っている人を見ない…
・死の物語:『アンデッドアンラック』『女の子が死ぬ話』『さよならも言わずに』
○死について思うこと
・GG「引きこもってた時期に死についてずっと考えてましたね」実験「死にたかったってこと?」GG「いや、"理不尽な現象としての死"についてどう捉えるべきかとかそういう感じです」
・子孫を残すこと…GG「子供の命の価値を考えると、自分の死はどうでも良いということに気がついた」実験「確かに自分の姪っ子が死ぬこと怖すぎるな…」→自分の死をどうでもよくする手っ取り早い方法
・死後の世界は絶対わからないということ:例えば「良いことをすればするほど次の人生では悪い人生がやってくるとしたら、今自分がよく生きる意味は?」「死んだあと、また別の世界がやってくる、それが無限に続くという世界の仕組みだとしたら?」→実験「こういう思考実験を最近よくやっていて、これを考えると生の意味は逆転したり消滅したりする」→ただしあくまで思考実験なので、本当に逆転したり消滅したりするわけではない、
・実験「死後の世界は完全に不可逆であるからこそ、人間はなんらかの仮定の上に生を積み重ねている」
・実験「例えば早く死ねば死ぬほど、死後に良い世界がやってくると仮定すれば、さっき言った子供の死も恐怖ではなくなってしまう」GG「まあ悲しいけど、あっちではよくやってんだろうな、みたいな感じか」
・世界の構造を仮定するもの:宗教…生と死の構造がわからないと不安
・実験「死について仮定をせずに生きてみようかな?生に意味を見出すことの生産性はない、みたいな」
・実験「人生、細く短く!!」→人生はこうあるべき、みたいなものから自由になった感じがあります(人を殺していいわけではない)、これは良いことでも悪いことでもないけど、楽
・でも「離別としての死」は悲しい
○物語上の死について
・『アンデッドアンラック』:風子とアンディが「死を最高の死を見つける物語」→実験「どんな死をみつけるんだろう?と考えるとこの物語の終着点が本当に楽しみ」GG「風子にとっての死が描写されたオータム編は素晴らしいエピソードでしたね…」
※このあとサマー編・ウィンター編のネタバレ
・山うた『兎が二匹』:実験「不死身を描く物語としてかなりクールな終わり方をしたと思います(ネタバレ回避)」
・実験「人が死ぬ作品は数あれど、実は死についての物語ってあんまなくて、大体火の鳥宇宙編のせいだと思う」→その中で柳本光晴は頑張った…!!
・『鬼滅の刃』は結構人が死ぬけど、死の物語では全く無いよね
・鬼頭莫宏・カエデミノル『ヨリシロトランク』:殺人者を殺すと、被殺人者が生き返る世界では何が起こるか?を描いた作品→実験「第3話でクソ複雑な法律描写に丸々一話使っててめちゃくちゃ変なマンガだな~って嬉しくなりました」
・鬼頭莫宏の世界『ぼくらの』『なにかもちがってますか』:人の死が軽いような、重いような…
・実験「面白い死のアイディア、マシュマロで募集しています、それでは良き死を~」
今週は急遽ゲストでhoshi368さんに来ていただきました。
・実験「なんか自己紹介的なやつあります?」hoshi「ただ年齢が同じなだけのコンテンツ性のない人間なんで…」実験(ひ…卑屈!)
○配信よもやま話
・hoshi「ツイキャスだと完璧なパフォーマンス出せるんですけどね…」「実験さんもやってみませんか?」実験「やってみようかな?」
・ツイキャスの利点:アーカイブ残せて便利、チャット欄がある、リアルタイム性が強い、youtubeにアップできてじんしこみたくできる、設定が楽などなど
・hoshi「おれはツイキャスのアーカイブを残しています…戒めのために…」実験(戒め?)
・実験「hoshiさんのツイキャス、なんかオーディエンス大体いてすごくないですか」→hoshi「逆に漫荼羅漫談はリスナーどれくらいいるんですか?」→500再生あるけど信用できない!
・実験「hoshiさんもピエール手塚さんもじんしこもペニーズ放送局も全部フォーマット違うのなんなの」→Podcastって群を抜いて強いプラットフォームない印象
・実験「漫荼羅漫談をやってる理由は普段の思考の"発話"によるアウトプットの効用を目的としてやっています」
・hoshi「漫荼羅漫談もトレンドに乗って成り上がっていきましょう!!」→そしてツイキャスへ…
○電書と紙について
・実験「秋田書店kindleセールやっとるな…kindleって読みます?」hoshi「紙派なんですけど秋田書店はよくkindleのみ発売やるんですよね…」
・実験「ビースターズはkindle、ビーストコンプレックスは紙」hoshi「ビースターズは(物理で)多いですからね…」
○今週もジャンプがやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!(その2)
・実験「SAKAMOTO DAYS本当に良くて嬉しいですね」hoshi「ジョン・ウィック風味を感じますね…映画っぽい」
・実験「ハイパーインフレーション今週は短くて悲しかった…ジャンプラ何読んでます?」hoshi「えーといろいろですね…奴隷遊戯…」→「ヤバいときのヤングサンデー」理論的な刺激的作品
・実験「ゲーミングお嬢様みたいな作品って今後絶対出てこない気がする」hoshi「ゲームをやらない人への配慮もうまいですよね」
・「エイトワード魔法学校へようこそ」のコメント欄「中学生が書いた漫画みたい」→実験「別にいいじゃんよお!そもそも絵がいいんだよ」→さりい・B先生をおうえんしよう!
今回はグッドゴリラ氏提供の映画回です。
ハイライト
・「実験です」「グォッドゴリラです」「ゴッドゴリラ!?」→存在級位の上げすぎには注意しよう!
・緊急事態宣言辛かったね→今回のは映画上映はいけるみたいだから良かったね
GGが見た映画①:シン・エヴァンゲリオン(3回目)
・実験「またこの話?と思ったら重ねてんな~回数」GG「今回は"ウスイホン"目当てに見に行きました」
・実験「ウスイホン、設定資料集じゃなくて漫画なの!?」:もうちょっとだけエヴァの世界に浸れる…ってコト!?
・GG「3回目は第3村を注視してましたが美しくてよかったです」(良かったね)
GGが見た映画②:「閃光のハサウェイ」
・実験「おれ全然ガンダム通ってないんだけど、これがめっちゃ人気出てることは知ってる」
・GG「ハリウッド的!デカすぎるせいでよくわからないモビルスーツ戦闘!ボンド映画っぽさ!」実験「ほほ~ん(マジでわかりやすい説明だ…)」
・実験「原作出たの僕らが生まれる前ってこと!?ガンダムってすげ~」
・GG「まぁといっても俺は別に熱烈なガンダムファンというわけではないんだけど…」実験「ガンダムファン、コワ~」
・GG「好きなガンダムはスターダストメモリーです」実験「カービイの必殺技かなんかですか?」GG「これ地味なガンダムなんだけどもね」実験「スターダストメモリーなのに!?」
GGが見た映画③「ゴジラVSコング」
・実験「その話したいんだろうな~ってずっと思ってた」
・実験「特撮にあんま関心ないんですよ」(速攻で話の腰を折るカス)
・実験「つーかコングってどうやって勝っていくの」GG「それはみんな思っていたことなんですよ…!!」
・GG「今作、カット前は5時間あったらしいです」実験(イカれてんのか)GG「マジで見たい」実験(イカれてんのか)
・実験「まあ確かにおれもSCP-173とSCP-682が戦うところとか見てみたいもんな」GG「そうやね…よくわかんないけど…」
・実験「僕は本質的に怪獣を楽しんだことないんだろうな~って…」→プロモーションに出てきた「大怪獣のあとしまつ」ちょっと気になる!→実験「怪獣8号がそういう作品になると思っていた時期もありました」GG「おれも」