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terapyon channel
Manabu TERADA
126 episodes
23 hours ago
terapyon こと、Manabu TERADA(寺田学)です。 Pythonでシステム構築したり、IT系技術コンサルをしています。このポッドキャストでは私が普段感じていることやイベント情報、書籍などのIT技術の幅広い話をしていきたいと思います。
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All content for terapyon channel is the property of Manabu TERADA and is served directly from their servers with no modification, redirects, or rehosting. The podcast is not affiliated with or endorsed by Podjoint in any way.
terapyon こと、Manabu TERADA(寺田学)です。 Pythonでシステム構築したり、IT系技術コンサルをしています。このポッドキャストでは私が普段感じていることやイベント情報、書籍などのIT技術の幅広い話をしていきたいと思います。
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Episodes (20/126)
terapyon channel
#117 清水川さんをゲストに PyCon JP 2025振り返りと1分間マネージャーの実践

Summary:

レギュラーゲストの清水川さんをお迎えし、PyCon JP 2025 at 広島を深く振り返りました 。清水川さんが担当した遠方支援の裏側(PretalxとPayForexの活用)や、お互いのトーク(Pytest高速化、開発環境ライブデモ)の準備について語っています 。また、伊藤徹郎さん回をきっかけに、寺田さんが「声をかけられやすくする」「先回りしない」という目標を立て、清水川さんがマネージャー役を務めた「1分間目標」の実践結果も共有 。寺田からの理事退任発表の背景や、清水川さんの四国キャンピングカー(酷道)体験談も飛び出しました 。


Guest:

清水川(@shimizukawa)

(株) BePROUD で IT Architect、ドキュメンテーションサービスの開発チーム。Python歴 2003年頃からなので22年ちょっと。


Contents:

  • PyCon JP 2025 at 広島の全体振り返り
  • 清水川さんの役割:一般社団法人支援担当、公開ミーティング、会計報告
  • 清水川さんのトーク:Pytestのスピードを10倍にする10の方法
  • 寺田の役割:主催メンバー(座長サポート)、宿泊手配、トーク(たかのりさんと)
  • 寺田の意識:「やりすぎない」よう自重し、役割を制限
  • Day0:広島への移動(清水川さんは新幹線、寺田さんは飛行機)、会場準備
  • Day0:アジアメンバー飲み会で初日から盛り上がる
  • Day1:早朝集合、PAOブース対応、スポンサーブース巡り
  • Day1トーク:koxudaxiさんによるPython 3.14の紹介
  • Day1:PAOのポスターセッションで多くの人と交流
  • Day1キーノート:セバスチャン・ラミレスさん(同時通訳で理解度向上) 
  • Day1夜:約300人が参加したパーティー
  • Day2:D&Iパネルディスカッション
  • Day2昼:一般社団法人の公開ミーティング(清水川さん担当)
  • Day2午後:清水川さんと寺田、それぞれのトークセッション
  • Day2キーノート:大塚さん(事前に本を読んで臨んだ)
  • Day2夜:清水川さんはPyCamp/PyLadiesミートアップに参加
  • Sprint:GitHub Actions勉強会やPAOミーティングを実施
  • スプリント夜の飲み会にキーノートスピーカー(セバスチャン)も合流
  • 広島開催総括:500人以上が参加、会場の雰囲気、英語話者の多さ
  • 裏側話:遠方支援の仕組み化(清水川さん担当) 
  • Pretalxで申込管理、PayForexで海外送金を効率化(去年は現金手渡し)
  • トークネタ(寺田):初心者向け開発環境構築のライブデモ(PyCon JP TVの凝縮版) 
  • トークネタ(清水川さん):Pytest高速化10の方法
  • メイン:伊藤徹郎さん回がきっかけの「1分間目標」実践
  • 清水川さんにマネージャー役を依頼
  • 目標1「声をかけられやすくする」:忙しそうに見せない
  • 目標2「先回りしてやりすぎない」:メンバーを信頼し、口出しを我慢
  • 結果:無線に反応しそうになる葛藤はあったが、概ね達成
  • 寺田、PyCon JP Association理事の退任を発表(2026年2月まで) 
  • 退任理由:Python Asia Organization (PAO) への注力と、組織の新陳代謝・属人化解消
  • おまけ:清水川さんの四国キャンピングカー旅行(8月)
  • 香川の「うどんバカ一代」、中野うどん学校、高知のキャンプ 
  • 「酷道」193号線で巨大キャンピングカーが迷い込み、引き返す恐怖体験
  • 告知:Python Asia 2026年3月マニラ開催、トーク募集中
  • 告知:Pythonチャリティートークス 1月末オンライン開催予定
  • BPスポンサーのクイズ、寺田さんは2問(pytestとDjango Ninja)間違う


Links:

  • PyCon JP 2025: https://2025.pycon.jp/
  • 新1分間マネジャー (書籍) [‎ ダイヤモンド社]  https://amzn.to/4qmEFBh
  • 100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった (大塚さんの書籍) [日経BP]  https://amzn.to/3WTWwlm
  • PythonAsia (Conference) https://2026.pythonasia.org/


このノートはGemini Gemでカスタム指示を行い生成したものを一部修正しています。

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1 week ago
1 hour 18 minutes 44 seconds

terapyon channel
#116 伊藤徹郎さんをゲストに 組織論や新1分間マネージメントを考える

Summary:

徹郎さんのClassiでのマネージメントの経験の話から、書籍『新1分間マネージャー』と『冒険する組織の作り方』を題材に、マネジメント論を深掘りしました。トップダウンとボトムアップを組み合わせる「創発戦略」や、アジャイル開発にも通じる目標設定・称賛・修正の重要性が議論され、徹郎さんは自身の経験を交えて共感を示しています。AIが進化する現代において、「問い」を立てる能力がますます重要であることなどが更に重要であろう。


Guest:

伊藤徹郎: @tetsuroito

  • Classi株式会社 プロダクト本部本部長をやっています
  • 過去に何度か登場した中で話していますが、元々はデータサイエンティストとして入社して教育データの利活用のために色々やっていましたが、必要なことをやっていく上でマネジメントアップして今ではプロダクト全般の職能を統括する形となりました
  • 昨年度は取締役を務めていましたが、今年度は取締役を降りて本部長職に戻っています
  • 取締役経験により、より経営に対しての関心が高まり、直近では株式投資に熱を上げています(各社のIRや戦略、財務諸表などを見るのが大変勉強になります)


Contents:

  • 伊藤徹郎さんの紹介と近況。
  • キャリア初期はデータサイエンティストとして教育データ活用に従事、昨年6月に取締役へ就任したが、今年6月に任期満了で退任した。
  • 本部長就任時に設定した「次に譲る」という目標を達成。現在は、計画的な後継者育成である「サクセッションプランニング」を実行している。
  • 今回のポッドキャストのメイン、『新1分間マネージャー』と『冒険する組織の作り方』の2冊を紹介。
  • 『新1分間マネージャー』は40年以上前に原点がある古典であり、マネジメントの普遍性を示している
  • 人間の本質はあまり変わらないが、技術進化が加速し、過去の手法が通用しなくなるスピードが速まっていると考察。
  • トップダウンではなく、メンバー全員で考えることの重要性を強調した。
  • ミンツバーグの「創発戦略」(トップダウンとボトムアップの融合)に共感を示した。
  • 『1分間マネージャー』の3つのポイントは「1分間目標設定」「1分間称賛」「1分間修正」であると説明。
  • 目標設定における「責任範囲の合意」の難しさと、等級制度の有効性について議論。
  • 新入社員向けに「3ヶ月3連勝」という、段階的な目標設定と達成を促すオンボーディング制度を実践していると紹介。
  • 日本文化では「称賛」が難しく、「ダメ出し」が多くなりがちであるという課題を指摘した。
  • 迅速な「修正」は目標の妥当性検証に繋がり、アジャイル開発やトヨタの「改善」の考え方と共通すると述べた。
  • アウトプットを通じた学習である「反転学習」が、より深い理解に繋がることを説明。
  • 『冒険する組織の作り方』の著者・安西さんが「問い」の重要性を提唱していることに言及。
  • AI時代において、適切な「問い」(プロンプト)を立てる能力がますます不可欠になっていると強調。
  • 『冒険する組織の作り方』が提唱する「軍事的世界観を抜け出す」という概念は、『失敗の本質』で語られる硬直的な組織の問題と共通すると考察。


このNoteは、NotebookLMで生成し部分的に修正。


Links:

  • 新1分間マネジャー: https://amzn.to/42xdGbI
  • 冒険する組織のつくりかた「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法: https://amzn.to/4n36KLI
  • 問いのデザイン: https://amzn.to/4pqJAkc
  • ミンツバーグの組織論 7つの類型と力学、そしてその先へ: https://amzn.to/48ifvgs
  • ニュータイプの時代: https://amzn.to/3KoHK35
  • 失敗の本質: https://amzn.to/4nCn9aa
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1 month ago
1 hour 31 minutes 43 seconds

terapyon channel
#115 もりもとさんをゲストに AIがもたらす開発スタイルの変化

Summary: 

年一ゲストもりもとさんと、OSS TechにおけるID連携ツール開発の近況から、AIエージェント活用で、Claude Code、Devin AI、DeepWikiなどを使い分け、プロトタイプ作成(ブートストラップ的)と既存プロダクト拡張(メンテナンス的)の2パターンを深堀り。AIは品質向上に貢献する一方、生産性や学習阻害、「AIを賢く使うには自身が賢くなければならない」というパラドックスも課題として提起。この技術変化の中で、Git活用やメタ認知の重要性など、AI時代の開発スタイルと学習方法について議論した。


Guest:

神戸でひとり会社をやっているもりもとです。

いまは受託開発をしていて osstech さんという、統合認証のパッケージベンダーさんで id 連携ツールのプロダクト開発のお手伝いをしている。この11月で3年経つ。


Contents:

  • もりもとさんの自己紹介と近況報告
  • ID連携ツールの開発は、顧客要件の多様性から複雑で、まだまだ開発が続き、運用を効率化する非機能要件の追加開発を行っている。
  • プロダクトはオンプレミスとクラウド両対応を目指し、現在はDocker Composeで運用している。将来的にKubernetesへ移行や、Podmanの利用がセキュリティ面から注目されている。
  • マネージャーの役割は年長者に限らず、誰でも可能であると考えている。
  • 顧問の原氏と小宮氏に相談しており、特に小宮氏とはAIエージェント開発の議論で理解を深めた。
  • 原氏の指導のもと、OSSテックの管理画面UI/UX勉強会を実施し、情報設計の重要性を学んだ。
  • 寺田氏はLinearを課題管理ツールとして継続利用し、その便利さを強調した。
  • GitHubとの連携により、PRのレビューや会話がスムーズに行える。
  • もりもと氏はGitLabを利用しているが、GitHub Actionsの利便性からGitHubの独り勝ち傾向を感じている。
  • もりもと氏は最近Claude Codeを多用、fukabori.fmをきっかけに、AIエージェントの活用方法を本格的に理解した。
  • AIエージェントの活用パターンとして、ブートストラップ的使い方(プロトタイプ作成)とメンテナンス的使い方(既存プロダクト拡張)の2種類を区別している。
  • 寺田氏はLinearとDevin AIを連携させ、メンテナンス的使い方で詳細な指示により開発を進めてい。
  • ブートストラップ的使い方では、「子供にクレジットカードを渡すようなもの」という表現で、保守の難しさを指摘した。
  • AIが生成したコードは、人間が手で最終修正することが多く、アシスト的な役割として活用している。
  • 事例として、AIに2ヶ月で約4万行のコード生成を委託したケースが紹介された。 実用品を作って探る生成AIを使ったソフトウェア開発の現在
  • AIによる複雑な処理の自動化は、人間の学習と批判的思考力の低下を妨げる可能性がある。
  • 若手エンジニアがプログラミングのステップアップを学ぶ機会を奪われるリスクも指摘された。
  • コードレビューはAIも活用できるが、経験ある人間の判断が不可欠である。
  • ハッカソン参加者のAI利用調査では、Claude Codeが最も人気を集めていた。
  • Devin AIはレポジトリをインデックス化し、ドキュメント自動生成やイシューからの開発進行をサポートする。
  • Deep WikiはGitHubのオープンソースコードを詳細に分析し、質問に答えることでコード調査を効率化する。
  • AI時代でもGitなどのバージョン管理システムの適切な利用と開発ワークフローの理解は不可欠である。
  • 課題管理システムを日々の「気づき」や「考え」を記録するメタ認知のツールとして活用する可能性が議論された。


このNoteは、NotebookLMで生成し部分的に修正。


Links:

  • fukabori.fm 131. AIコーディングの現在地 w/ twada: https://fukabori.fm/episode/131
  • 実用品を作って探る生成AIを使ったソフトウェア開発の現在: https://tech.dentsusoken.com/entry/2025/08/27/%E5%AE%9F%E7%94%A8%E5%93%81%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%8E%A2%E3%82%8B%E7%94%9F%E6%88%90AI%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E9%96%8B
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1 month ago
1 hour 37 minutes 45 seconds

terapyon channel
#114 清水川さんをゲストに TRACERY MCPサーバ開発の裏話

Summary:

清水川さんをゲストに迎え、AIコーディングとMCP(Model Context Protocol)を活用した最新の開発手法が深く掘り下げられています。特に、清水川さんが開発を主導したドキュメンテーションサービス「TRACERY」のMCP連携が紹介され、AIエージェントがコードベースからドキュメントや設計書を自動生成し、開発プロセス全体を加速する事例が詳細に語られました。GitHub Copilotの活用やリモートMCPの登場により、開発効率が飛躍的に向上した体験談、そしてGitを中心とした開発スタイルの重要性が強調されています。


Guest:

清水川(@shimizukawa)

(株) BePROUD で IT Architect、ドキュメンテーションサービスの開発チー。Python歴 2003年頃からなので22年ちょっと。先日はじめてPyCon USに参加しました。


Contents: (NotebookLMで作成)

  • 清水川さんの自己紹介と、BeProudのIT Architectとしての活動が紹介され
  • 清水川さんのPython歴は2003年頃からで、約22〜23年になると述べられ
  • PyCon US 2025に初めて参加し、技術だけでなくコミュニティの話題が深いと感じた経験が語られた
  • Pythonの20年間の変化について議論された
  • 清水川さんが8月にキャンピングカーを借りて家族で四国へ旅行する計画を明かした
  • 運転やコストに関するキャンピングカーの課題や、アイデアのきっかけとなったポッドキャストが紹介された。 https://www.momit.fm/episode/75
  • 今回のポッドキャストの主題は、7月28日のBPStudy 215での清水川さんの「MCP連携で加速するAI駆動開発」の発表であることが説明された
  • 清水川さんがAIコーディングやAI駆動開発という用語を使用すると述べた
  • LLMツールとして、調べ物にPerplexityとGemini、開発にClaude Sonnet 4を主に利用していると説明された。GitHub CopilotでGPT-5が利用可能になったことと、そのトークン消費モデルについて言及された
  • 寺田もLLMの利用状況(ChatGPT, Gemini, NotebookLM)を共有した
  • 清水川さんがAIエージェントとしてGitHub Copilotをメインに利用していると話した
  • 清水川さんの開発環境がGitHub Codespaces上で動作し、月額約1万円の費用がかかると述べられた
  • AIエージェントにプルリクエスト作成まで任せる開発スタイルが紹介された
  • 人間が細かい指示をAIに与え、AIは探索的な作業や設計書作成に活用するという役割分担が議論された
  • MCPの活用として、GitHub MCPサーバーがIssueの読込みに便利だと語られた
  • MCPのユースケースとして、クローズド情報の参照や、面倒な計算・情報まとめの自動化が挙げられた
  • TRACERYのMCPサーバーの開発は清水川さんが主導したと説明された
  • TRACERYはシステム開発のためのドキュメンテーションサービスであり、無料枠も提供されていると紹介された
  • TRACERYは、情報分断や更新の課題を解決し、図の作成機能も持つドキュメンテーションツールであることが説明された
  • TRACERYのMCPサーバー開発では、認証周りの実装が特に大変だったと語られた
  • リモートMCPは2025年6月18日版の仕様から正式に定義され、VS CodeやGitHub MCPが迅速に対応したことが述べられた
  • デモでは、LLMにコードから用語集やAPI設計書を作成させ、TRACERYに登録するプロセスが示された
  • 開発終盤でAIエージェントを活用し、2日間でGitHub Copilotのプレミアムリクエスト300回分を使い果たすほど開発効率が向上した経験が語られた
  • Gitの適切な利用(コミットやプルリクエスト)が、AIエージェントを活用した開発において重要であると再確認された
  • 環境構築の自動化(Devコンテナなど)が、AIエージェントの活用において非常に重要であると強調された
  • 今後のPyCon JPが9月末に広島で開催されること、寺田さんと清水川さん両名がトークを行う予定であることが告知された


Links:

  • BPStudy: 215 https://bpstudy.connpass.com/event/361340/
  • BPStudyの資料: https://speakerdeck.com/bpstudy/mcp-integration-accelerates-ai-driven-development
  • TRACERY: https://tracery.jp/
  • TRACERY MCP: https://docs.tracery.jp/integration/mcp.html
  • MCP連携で加速するAI駆動開発 - その1:TRACERYがMCP対応した理由とその背景: https://tracery.jp/articles/entry/ai-context-and-tracery-mcp
  • MCP連携で加速するAI駆動開発 - その2:設計書からAPIまで──TRACERY連携の実演: https://tracery.jp/articles/entry/tracery-mcp-live-demo
  • MCP Authorization Flow Steps: https://modelcontextprotocol.io/specification/2025-06-18/basic/authorization#authorization-flow-steps
  • PyCon JP 2025: https://2025.pycon.jp/ja
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2 months ago
1 hour 53 minutes 29 seconds

terapyon channel
#113 小山さんをゲストに SciPy con 2025参加報告

Summary: 

SciPyは科学技術計算と可視化に特化した国際Pythonカンファレンスで、NumPyやJupyterなど著名ツールの誕生地です。カンファレンスの詳細を小山さんに書いたっていただきました。小山さんはAIエンジニアとしてLLMやClaude Codeに注目。Git対応・AIネイティブなMarimoの台頭や、Anacondaライセンス問題と新パッケージマネージャーPixi、OSSの公共インフラ活用などが議論されました。


Guest:

小山 : @tkoyam010

燈株式会社という建設・製造業のAIスタートアップでAIエンジニアをしています。現在はLLMチームでPythonをバリバリ書いています。最近はClaude Codeにハマっています。前職では建築土木の物理シミュレーションをしていました。現職でもそれを活かし、物理シミュレーションのAIプロジェクトにも参加しています。Pythonコミュニティには6年ほど前から参加しています。


Contents:

  • ゲスト紹介: 小山さんは転職してAIエンジニア(LLMチーム所属)。
  • 寺田さんも7月にPyCon US振り返りやEuroPythonなど多数イベントに参加。
  • 夏山合宿でAI活用におけるGitと開発ワークフローの重要性を議論。
  • 小山さんはSciPyカンファレンスの常連参加者からの報告
  • SciPy 2025は科学技術計算・可視化に特化した国際Pythonカンファレンス
  • SciPyはNumPy、Jupyterなど著名Pythonツールの「生まれ故郷」。
  • 参加者数400~500人で、ワシントン州タコマで開催。主催は**OSSスポンサーNPO「NumFOCUS」**で、AI分野への資金配分を増加中。
  • 小山さんはSciPyチュートリアルスタッフを3年連続で担当。
  • チュートリアルでGit・AIネイティブな「Marimo」の利用が増加。
  • キーノートでHAF氏が「公共インフラにおけるOSS活用」の重要性を強調。
  • MatplotlibのKyle氏が動的プロットの新機能「DataContainer」を発表。
  • Jacob氏がユーザー視点での移行負担に基づく「Effective Versioning」を提唱。
  • SciPyのトーク採択倍率は約10倍で、セッション数拡大を検討。
  • 「SciPy Tools Plenty」で主要ライブラリ活動報告、Jupyter Book公式採用も。
  • 小山さんはライトニングトークに登壇、ユーモラスな発表。
  • BoFセッションで「Anacondaライセンス問題」を議論。代替案としてコミュニティベースの「Conda-Forge」利用を推奨。
  • Rust製高速パッケージマネージャー「Pixi」が注目され、Conda-Forge利用をデフォルト化。
  • 小山さんはNumFOCUSの支援に感謝し、PyVistaユーザーの声がモチベーションに。
  • 来年1月に日本で「SciPy Data Japan」開催予定。
  • PyCon JP 2024が9月末に広島で開催。


Links:

  • SciPy 2025 カンファレンスレポート: https://tech.akariinc.co.jp/entry/2025/07/24/190000
  • pyOpenSci Pythonパッケージガイド日本語版を公開しました: https://tech.akariinc.co.jp/entry/2025/05/01/190000
  • https://numfocus.org/
  • pyOpenSci Pythonパッケージガイド: https://www.pyopensci.org/python-package-guide/ja/index.html
  • https://marimo.io/
  • https://pixi.sh/latest/
  • https://conda-forge.org/
  • https://www.anaconda.com/


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3 months ago
1 hour 17 minutes 24 seconds

terapyon channel
#112 Koudaiさんとwhitphxさんを ゲストに EuroPython 2025 振り返り

Summary: 

EuroPython 2025プラハへの参加を振り返り、カンファレンスの雰囲気、プラハの魅力、そしてAIを活用したコーディングの最新動向について語るものです。参加者の移動から始まり、イベントでの交流、トークの裏側、コミュニティ活動、そしてPyCon USとの比較まで、詳細な体験談が共有されています。AIコーディングでは、Claude Codeの活用やDevinとの使い分け、AIとの連携における明確な指示の重要性が強調されています。


Guest:

@koxudaxi(コウダイ)の名前で活動している青野高大です。 普段はOSSでPython関連のツールを開発していて、代表的なものとしてはOpenAPIやJSON Schemaからコードを生成するdatamodel-code-generatorや、RuffやPydantic用のPyCharmプラグインなどを作っています。OSS自体はAndroidのハックなども含めると15年以上続けているのですが、Pythonコミュニティに本格的に関わるようになったのは比較的最近で、2024年のPyConUSが初参加でした。去年はPyConUSとEuroPythonでスピーカーとして登壇させていただき、今年のPyConUSでも再びスピーカーとして参加してきました。実は現在働いているMirascopeという会社も、去年のPyConUSがきっかけで転職することになりました。Astralのパーティーで、PydanticのSamuel経由で今のCEOと出会い、その場で誘っていただいて、去年の8月から働いています。

橘祐一郎(whitphx)です。4年前くらいからStreamlitまわりで色々作っています。動画・音声をリアルタイムに伝送して処理できる拡張や、Streamlit自体のWebAssemblyフォーク(Stlite)などを作ったりしています。過去に幾つかのPyConでこの辺のトークをしました。今はHugging Faceという会社で働いています。入社後、Stliteの知見をベースにGradioのWasm版、Gradio-Liteを作りました。その辺の流れで、最近はWeb MLと言われるような領域(ブラウザで推論するMLモデル)にも片足を突っ込んでいます。Hugging FaceにちょうどTransformers.jsの作者がいるので、その辺りとも絡みが出てきています。これらは全部OSSです。OSSの活動が好きですし、それでどうやって生計を立てるかに興味があります。その辺の話も過去にterapyon channelでしました。


Contents:

  • ポッドキャスト導入とゲスト紹介:寺田氏がパーソナリティを務め、EuroPython 2025の振り返りについて、ゲストのKoudai氏(ミラースコープ所属のOSS Pythonツール開発者)とwhitphx氏(Hugging Face所属のソフトウェアエンジニア、Streamlit関連プロジェクトに注力)を紹介
  • 旅程: whitphx氏が7月13日深夜に出発し14日朝にプラハへ到着し、会場で交流を始めました。寺田は7月14日朝に成田を出発し同日夜にプラハに到着し、翌日からのイベントに備えてホテルで休息しました。Koudai氏は7月15日朝に羽田を出発し夕方にプラハに到着、効率的な移動でスピーカーディナーに間に合いました。
  • whitphx氏のトークは、会期直前の月曜日夕方に急遽採択が決定し、焦りながらも準備を進めました
  • 寺田は火曜日(Day 0)にプラハ城観光を楽しみましたが、雨により途中で切り上げ、PAOブースの設営を行いました
  • スピーカーディナーには約100人のスピーカーが参加し、FastAPI作者のSebastián Ramírez、PyScriptチームのNicolas、Strawberry GraphQLのPatrick、PyCon GreeceのTheo Panisらと交流しました
  • EuroPython 1日目のキーノートでは、Core DeveloperになることやOSS貢献の重要性が語られました
  • 寺田はPSFボードメンバーのChuckと共にPAOとPyCon JPに関する動画インタビューを受け、日本語を交えてPRを行いました
  • 寺田はNVDAトークのスピーカーなどと積極的に交流し、自身の「挑戦」を実践しました
  • カンファレンスのランチやスナックは人気が高く、早めに行かないと手に入りにくい状況でした
  • whitphx氏のトークは、StreamlitとstliteさらにはHugging FaceのJavaScriptライブラリを利用する方法を紹介しました
  • Koudai氏はPyCon USと同じ「型ヒント」に関するトークを行い、会場はほぼ満員となり、参加者から高い評価と反響を得ました
  • 非公式の飲み会では、Armin Ronacher(Mitsuhiko)らが参加し、技術以外のカジュアルな話題で盛り上がりました
  • PyPIサポートエンジニアのトークでは、世界インフラであるPyPIのユーザーサポートの苦労と改善(リードタイムの短縮)が紹介され、「PyPI」という正しい発音が強調されました
  • Sebastián Ramírez(FastAPI作者)のキーノートは「エモい」と評され、彼がPydanticからFastAPI、そしてクラウドサービスへと発展させた5年間のキャリアとコミュニティへの貢献が賞賛されました
  • Sebastián RamírezはPyCon JP 2025(広島、9/26-27)のキーノートスピーカーとして来日予定です
  • 公式パーティーは雨の中開催されましたが、アジアの参加者など様々な国の人々と交流し、haitchライブラリの開発者との出会いもありました
  • Day 3のKoudai氏は、Paul EverittやPyJSXの作者Thomasと、PythonでのT-stringやDSL表現、Web開発の未来について深く議論しました
  • コミュニティオーガナイザーのオープンスペースでは、イベントの資金調達や若者参加促進に関する議論が中心で、寺田は開催地の選定方法について質問しました
  • ドキュメンタリーとパネルディスカッションでは、Python 2から3への移行の苦悩やPyLadiesの立ち上げの歴史、そしてPythonコミュニティの未来が語られました
  • Koudai氏はスプリントでCPythonコアデベロッパーのThomas(PyJSX作者、CERN勤務)やŁukaszらと交流しました
  • whitphx氏がスプリントでhaitchライブラリのテーブルに参加し、具体的な貢献には至らなかったものの、開発ワークフローのユニークさ(メーリングリストベース)に触れました
  • EuroPythonはPyCon USに比べて規模が小さく、より親しみやすい雰囲気で交流しやすく、非ネイティブ英語話者にとってもハードルが低いと評価されました
  • プラハの物価は東京よりやや高い程度で、ミュンヘンに比べてはるかに安いと報告されました
  • 寺田は自身のEuroPythonでの挑戦(NVDAスピーカーやGELのブース訪問、ビデオインタビュー)を振り返り、成果を報告しました
  • PyCon USとEuroPythonの両方に参加することで、主要な開発者との出会いのカバレッジが非常に高いと推奨されました


Links:

  • EuroPython: https://ep2025.europython.eu/
  • PyCon JP 2025: https://2025.pycon.jp
  • PythonAsia Online Charity Talk H1 2025: https://events.pythonasia.org/charity-talks-h1-2025/page/about/
  • https://github.com/strawberry-graphql/strawberry
  • https://pypi.org/project/haitch/
  • https://github.com/tomasr8/pyjsx
  • https://pypi.org/project/python-jsx/
  • https://sourcehut.org/
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3 months ago
2 hours 3 minutes 52 seconds

terapyon channel
#111 福田さんをゲストに EuroPythonとプラハ話から、AIコーディングの今

Summary:

EuroPython 2025プラハへの初参加の意気込みと、PyCon USとの比較を通じたEuroPythonの親しみやすい雰囲気の紹介。現在のAIを活用したコーディングの最前線として、Claude Codeをメインに活用し、GitHub ActionsでのPRレビューやDevinとの使い分けの2025年7月のスナップショット。池内さんの「エージェントの年」という予言が現実化する中で、AIとの効果的な連携には明確な指示、型ヒント、テストコードが重要と感じている話。


Guest:

ふくだじゅんやといいます Xはjunyafff です。

GROOVE-Xという会社でソフトウェアエンジニアをやっています。Pythonの非同期がかっこいいので大好きです。技術評論社さんのwebで「Pythonマンスリートピック」を連載させていただいたり、本を執筆・翻訳させていただいたりしています。

最近ハマっていることはランニングでビールが大好きです。よろしくお願いします。


Contents:

  • 福田さんの自己紹介: Groove Xのソフトウェアエンジニア、Pythonの非同期が好き、技術評論者の連載や執筆・翻訳、最近はランニングにハマっている
  • 寺田の初EuroPython 2025(プラハ)
  • EuroPythonとPyCon USの比較: EuroPythonの方が規模が小さく、より親しみやすくコミュニケーションが取りやすいという福田さんの感想
  • EuroPythonでの参加者との交流方法: ランチやコーヒータイムでの積極的な声かけ、拙い英語でも受け入れてもらいやすい雰囲気
  • EuroPythonの参加規模: 2023年は約1300人、PyCon USの半分程度で「また会える」感覚がある
  • カンファレンスでの楽しみ方: トークだけでなくブース訪問やオープンスペースでの交流
  • プラハの街の魅力: 「街全体がディズニーシーのよう」、ゴシックやルネサンス様式の美しい建物、写真映えする街並み
  • プラハの治安と交通: 夜間でも安全、Uberが非常に使いやすい
  • プラハの食事: 肉とビールが美味しい
  • AIを活用したコーディングの現状(2025年7月)の概論
  • AIエージェントの進化: 年初に池内さんが提唱した「エージェントの年」が現実化。Devin、Cline、GitHub Copilot Agentを経て、Claude Codeが主流に
  • Claude Codeの主な利用状況: 福田さんは日常の開発でClaude Codeを活用
  • Claude CodeのGitHub Actions連携: PRレビューコメントやIssueへの対応指示が可能
  • Devinの活用: LinearのIssueトラッカーと連携し、Issueの自動作成や課題の解決に利用(プロダクションでも使用)
  • AIへの指示の重要性: 人間が理解しやすい明確な指示が、AIの成果に直結
  • Claude CodeとMCP/Slack連携: Slackでの議論からIssueやConfluenceドキュメントを自動生成する活用例
  • 企業のAI活用推進: 生産性向上と最新技術探索のため、会社が積極的にAIツール費用を負担
  • AI技術の急速な進化とノウハウの陳腐化: 数ヶ月で主要ツールや最適解が変化し、キャッチアップの難しさ
  • AIと開発ワークフローの安全性: プルリクエスト(PR)を通じた人間によるレビューの重要性
  • Devin Search/Devin Wikiの活用: 未知のコードベースのオンボーディングや影響範囲の理解に役立つ(複数リポジトリの検索も可能)
  • Claude CodeとDevinの使い分け: Devinはコード理解やドキュメント作成、Claude Codeは実際のコーディングに利用
  • AI時代における型ヒントとテストコードの重要性: AIによるコード生成量が増える中で、品質と安全性を保つために不可欠
  • ソフトウェア開発以外のAI活用: 寺田はPodcastの概要作成にNotebookLMを利用。グラフィックデザインなど他分野への応用はまだ課題が多い
  • 音声文字起こし技術: Whisperが一般的に利用されているが、最新版の調査は不足していることを共有
  • PyCon JP 2025広島開催の告知: 9月26日・27日、スプリントは28日。キーノートはFastAPI作者のSebastián Ramírez氏
  • Python Asia Organization (PAO) チャリティートークの告知: 7月26日(土)午後2時(日本時間)オンライン開催、PyCon Steering CouncilのDonghee氏らが登壇


Links:

  • EuroPython: https://ep2025.europython.eu/
  • Devin: https://devin.ai/
  • Claude Code: https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/overview
  • NotebookLM: https://notebooklm.google.com/
  • Whisper: https://github.com/openai/whisper
  • PyCon JP 2025: https://2025.pycon.jp
  • PythonAsia Online Charity Talk H1 2025: https://events.pythonasia.org/charity-talks-h1-2025/page/about/
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4 months ago
1 hour 31 minutes 39 seconds

terapyon channel
#110 tokibitoさんを ゲストにDjango話やコミュニティ そしてAIとの向き合い方まで

AI翻訳を活用したDjango Congress JP 2025のオンライン開催が振り返り。SQLワークショップ登壇、EuroPython初参加とPython Asia Organization (PAO)設立について発表。さらに、AIを活用したコーディングの現状とプログラミング教育への影響。PyCon JP 2025が広島で開催されること、キーノートスピーカーも告知されました。


Guest:

tokibito 

  • おかのしんやです。
  • ハンドルネーム ときびと
  • ObotAI(オーボットエーアイ)の取締役CTO、オープンコレクターの取締役
  • PythonとDjangoフレームワークを2006年から使っています


Contents:

  • オープニングと時さんの過去の出演歴紹介
  • tokibitoさんの現在の仕事と子育てにおける多忙さ
  • 技術研鑽と最新技術へのキャッチアップの課題
  • terapyonの最近の仕事の多忙さと大規模案件
  • Django Congress JP 2025のオンライン開催振り返り
  • オンラインカンファレンスの配信とパブリックビューイング
  • 2トラックオンラインイベントの運営と視聴体験
  • Django Congress JPにおける海外登壇とAI翻訳の活用
  • AI翻訳の精度と評価、およびその効果
  • 海外からの登壇者の地域分布と技術トレンド
  • カンファレンスのオンライン開催とオフライン開催の比較
  • テックラーメンカンファレンス 2025への参加とSQLワークショップ
  • terapyonのEuroPython 2025への参加
  • Python Asia Organization (PAO)の設立と目的
  • PAOの活動と今後のオンラインイベント計画
  • Django Software Foundation (DSF)メンバーとしての活動
  • Djangoフレームワークの保守性とWeb技術の進化
  • AIを活用したコーディング(バイブコーディング)の現状と課題
  • PyCon JP 2025の広島開催とキーノートスピーカー
  • PyCon JPの地方開催における課題と国際的な魅力


Links:

  • DjangoCongress JP 2025: https://djangocongress.jp/
  • DjangoCongress YouTube: https://www.youtube.com/@djangocongressjp3623/featured
  • TechRAMEN(テックラーメン): https://techramenconf.net/
  • DSF: https://www.djangoproject.com/foundation/
  • PAO: https://pythonasia.org/
  • PyCon JP 2025 Camp Tutorial GitHubリポジトリ: https://github.com/PyConJP-Organization/PyConJP2025-Camp-Tutorial
  • PyCon JP 2025公式サイト: https://2025.pycon.jp
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4 months ago
1 hour 47 minutes 2 seconds

terapyon channel
#109 Koudaiさんとwhitphxさんをゲストに PyCon US 2025 振り返り

Description:

前回に続きPyCon US 2025参加レポートです。Koudaiさん、whitphxさん、寺田の3人が、ピッツバーグでのカンファレンス体験を詳細に語ります。トークやスプリントでの活動、新しい機能T-string(PEP 750)の開発話、OSS活動、現地での交流、そして移動中のエピソードまで、盛りだくさんの内容です。今後のEuroPythonやPyCon JPに関する告知もあります


Guest:

@koxudaxi(コウダイ)の名前で活動している青野高大です。 普段はOSSでPython関連のツールを開発していて、代表的なものとしてはOpenAPIやJSON Schemaからコードを生成するdatamodel-code-generatorや、RuffやPydantic用のPyCharmプラグインなどを作っています。

OSS自体はAndroidのハックなども含めると15年以上続けているのですが、Pythonコミュニティに本格的に関わるようになったのは比較的最近で、2024年のPyConUSが初参加でした。

去年はPyConUSとEuroPythonでスピーカーとして登壇させていただき、今年のPyConUSでも再びスピーカーとして参加してきました。実は現在働いているMirascopeという会社も、去年のPyConUSがきっかけで転職することになりました。Astralのパーティーで、PydanticのSamuel経由で今のCEOと出会い、その場で誘っていただいて、去年の8月から働いています。


橘祐一郎(whitphx)です。4年前くらいからStreamlitまわりで色々作っています。動画・音声をリアルタイムに伝送して処理できる拡張や、Streamlit自体のWebAssemblyフォーク(Stlite)などを作ったりしています。過去に幾つかのPyConでこの辺のトークをしました。

今はHugging Faceという会社で働いています。入社後、Stliteの知見をベースにGradioのWasm版、Gradio-Liteを作りました。その辺の流れで、最近はWeb MLと言われるような領域(ブラウザで推論するMLモデル)にも片足を突っ込んでいます。Hugging FaceにちょうどTransformers.jsの作者がいるので、その辺りとも絡みが出てきています。これらは全部OSSです。

OSSの活動が好きですし、それでどうやって生計を立てるかに興味があります。その辺の話も過去にterapyon channelでしました。


Contents:

  • ゲスト紹介
  • KoudaiさんのOSS活動(データモデルジェネレーター、PyCharmプラグインなど)とカンファレンスでの登壇経験(US/EuroPython)
  • whitphxさんのOSS活動(Streamlit関連、WebAssembly版、Hugging Faceでの仕事)と過去のポッドキャスト出演
  • KoudaiさんのPyCon USをきっかけとした転職とMirascopeでのフルリモートワークについて
  • PyCon US 2025の概要(開催地:ピッツバーグ、期間、イベント構成:トーク、チュートリアル、サミット、スプリント)
  • 寺田のPyCon USでの活動(PAOブース担当)
  • KoudaiさんのPyCon USでの活動(トーク登壇、テーマ:タイプヒント)
  • PythonコミュニティにおけるTypeヒントの現状と課題(浸透度、型パズル、ツール利用)
  • Koudaiさんのトーク発表体験(緊張、スライド作成の工夫)
  • whitphxさんのPyCon USでの活動(WASM Summit参加、Pyodide/PyScript関連、CPythonスプリント参加、REPLのIssue解決、メンテナーとの交流、CLA署名)
  • KoudaiさんのPyCon USでの活動(FlaskCon参加、PEP 750関連)
  • キーノートの話(スライドのない発表、テックジャイアント批判、話術の高さ)
  • その他気になったトーク紹介(free threading、Marimo、OSSを仕事にする、Unicodeなど)
  • steering councilの発表(Python 3.14、T-string関連)
  • T-string(PEP 750)の詳細(Templateクラス、目的:インジェクション対策、JSのタグ付きテンプレートとの比較)
  • T-string開発の経緯(Jim Baker, Guido, Paul Everittとの協力、ツール整備、PyCharmプラグイン開発)
  • T-string関連ツールの開発(E-Linterによるシンタックスハイライトなど)
  • T-stringの今後の可能性と用途(Web開発、DSL、SQL/HTMLライブラリ連携、シェル呼び出し)
  • アメリカへの渡航・入国体験談(ESTA、MPC、空港でのトラブル、乗り継ぎ)
  • 今後のカンファレンス参加予定(whitphxさん:Snowflake、Koudaiさん/whitphxさん/寺田:EuroPython)
  • PyCon JP 2025広島や関連イベントの告知(PyCon JP TV報告会、渋谷振り返り会)


Links:

  • Mirascope: https://mirascope.com/
  • Keynote関連: 「大いなる力には何の責任も伴わなかった」 https://p2ptk.org/monopoly/5369
  • Marimo: https://github.com/marimo-team/marimo/blob/main/README_Japanese.md
  • Textual: https://textual.textualize.io/
  • PEP 750 – Template Strings: https://peps.python.org/pep-0750/
  • https://t-strings.help/
  • T-linter: https://pypi.org/project/t-linter/
  • whitphxさんのSprintでの貢献 https://github.com/python/cpython/pull/134275


Description、Contentsは、NoteboolLMを利用して作成し、文字表記を一部修正しました。

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5 months ago
1 hour 58 minutes 21 seconds

terapyon channel
#108 PyCon US 2025帰りのドライブ中に振り返り

車窓の動画を見たい場合はYouTubeで閲覧できます。

hhttps://youtu.be/rDjYzlPW7hM


出演

  • 鈴木たかのり @takanory 
  • 清水川 @shimizukawa 
  • 吉田 @koedoyoshida


収録

PyCon US 2025の帰りに、ピッツバーグからシカゴにレンタカーでドライブ中に車の中。オハイオ州からインディアナ州の高速走行中: https://maps.app.goo.gl/CRvwKzwHfGMTxQKj6


話題と関連リンク

  • PyCon US 2025: https://us.pycon.org/2025/
  • PAO: https://pythonasia.org/
  • sphinx-nekochan: https://pypi.org/project/sphinx-nekochan/
  • T-String: https://peps.python.org/pep-0750/
  • PyCon JP TV: https://tv.pycon.jp/episode/53.html
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5 months ago
37 minutes 53 seconds

terapyon channel
#107 Nyohoさんをゲストに PyCon JP 2025 広島と AI 時代のコミュニティ談義

Guest:

Nyoho @NeXTSTEP2OSX

Appleの上級副社長たちがiPadなどの製品の説明するビデオを、広島弁に吹き替えたことで、一部界隈に声が広まった者です。


Description:

広島弁 iPad 吹き替えで知られるNyohoさんを迎え、PyCon JP 2025 広島の舞台裏とテーマ「あつまれ Python のピース」、ローカルコミュニティの醍醐味、生成 AI/LLM/MCP が変える開発体験、イベント運営の苦労と楽しさまで、笑いと気付きが満載の 1時間超。


Contents:

  • Nyohoさん自己紹介と広島弁吹き替えシリーズ誕生秘話
  • PyCon JP 2025 広島開催決定までの道のり
  • テーマ「あつまれ Python のピース」に込めた想い
  • ローカルコミュニティが持つ “つながり” の強み
  • スタッフ/ボランティア募集の現状と課題
  • 座長制/サブチーム制による組織構造とリーダーシップ課題
  • Slack・Jira・Confluence 導入と「慣れないツール」の壁
  • 初心者でも意思決定できるしくみ&心理的安全性の確保
  • 初参加者・学生向け企画アイデアブレスト
  • ベクトル検索で Podcast 文字起こしを活用する構想
  • Blender で作る“ピース”集合 CG—PyCon JP テーマ映像案
  • MCP Server・Claude・GitHub Copilot 等 AI ツール比較と活用例
  • 100 日ブログ連続投稿チャレンジがもたらす学習効果
  • LLM 技術が拓く開発者教育と業務自動化の未来展望
  • OpenAI 新モデル O4‑mini/O3 がでた
  • AI による自作楽曲分析:イントロ構成や音楽理論アドバイス
  • AI コード生成の“確認疲れ”と人間の役割再考
  • 画像生成失敗談:踏切ロボ戦隊のプロンプト試行錯誤
  • AlphaZero の自己対戦学習と「教師データ不要」議論


Links:

  • 目からうろこの機械学習 https://amzn.to/4lYtbSv



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6 months ago
1 hour 38 minutes 32 seconds

terapyon channel
#106 清水川さんをゲストに AIコーディングやMCPの話題から、学びはAIからか読書なのか

Guest:

清水川 (@shimizukawa) です。普段は主に自社サービスの開発を行っています。

最近使っている技術要素は、PythonとTypeScriptをメインに、Django, Celery, Vue3, Nuxt3, AWS Lambda, SAM, OpenAI API, Qdrant Cloud あたりです。


Note:

  • ゲスト清水川さんの近況報告・自己紹介
  • 年度末(3月)が忙しくなる理由と実際のプロジェクトの進め方
  • 短納期プロジェクトでの現実的な技術選定(FastAPI、SQLAlchemy、Jinja2を選んだ背景)
  • フロントエンドの技術選択(API化 vs サーバーサイドレンダリング)の考え方
  • AIやChatGPTを活用した開発プロセスの変化(コード生成、ドキュメント生成)
  • GitHub Copilotの実際の活用方法・利便性とその限界
  • MCPサーバーの仕組みと活用事例(GitHub API連携、AWSドキュメントの活用)
  • タイプスクリプト(TypeScript)の学習方法、技術書の利用についての体験談と考察
  • 良質な公式ドキュメントをどう効率的に活用するか(Python, AWS, MDNの例)
  • 技術書(入門書・専門書)を読む際の工夫や効率的な読書法(多読 vs 精読)
  • 図書館を使った本の選び方や活用法(経済性・効率性を考えた読書)
  • 技術情報を体系的にまとめた書籍のメリット、Web情報との使い分け方
  • AI時代の情報収集の変化(書籍 vs Web検索 vs AIツールによる情報収集)
  • 海外イベント参加時のコミュニケーション(日本語圏との交流 vs 英語による交流)
  • PyCon PHや海外イベントでのコミュニティ活動や参加の楽しみ方・注意点
  • GitHubスポンサーやPythonコミュニティ(PAO)への参加・貢献方法
  • 今後試してみたい技術、開発プロセスの効率化のための次の一手についての意見交換


Links:

  • 『失敗の本質』 https://amzn.to/42zfTE6
  • 『上達の法則』 https://amzn.to/3EenwXd
  • 『勉強の仕方』(羽生善治氏との対談本) https://amzn.to/423ertB
  • 『コーディングを支える技術』(西尾泰和氏)https://amzn.to/42kPZ5C 
  • PyCon JP 2025 https://2025.pycon.jp/
  • Python Asia Organization GitHub Sponsor https://github.com/sponsors/PythonAsiaOrganization
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7 months ago
1 hour 33 minutes 49 seconds

terapyon channel
#105 池内さんをゲストに 2024年の振り返りから2025年はAIエージェントの年かも

Guest:

池内 孝啓(いけうち たかひろ) @iktakahiro

メンタルヘルス領域のスタートアップ、アウェアファイでCTOしています池内です。Blog: https://librabuch.com 


Contents:

  • 準レギュラー池内さんとLinear.appの話から、Linear Connect ができたら最高という未来を語る
  • 池内さんは2024年はAIと触れていた1年になった
  • AIツールをいくつか紹介
  • QODO(PR-Agent)は、PRを適切に書いたりレビューしてくれる
  • Google検索ではなく、 Perplexitly や Felo を使うことがほとんど
  • Dify も活用している話
  • Devin.ai はAIのエンジニアを月に500ドルで雇い入れるようなサービスで期待できるかも
  • AIに指示するにも、新しいエンジニアを受け入れるにも、ドキュメントや開発の型があったほうがいいのでは
  • Awarefyのエンジニアは増えているが、ジュニアレベルを受け入れる体制ではない
  • 今後、ジュニアレベルのエンジニアの役割がどうなっていくのか??AIのほうが良いのでは?
  • Google Deep Research は複数サイトから調べてレポートしてくれるという強力なも
  • もりもとさんがOSSTechさんでやっている、課題管理ツールを活用してエンジニアを育てている話を振り返り
  • AIが助けてくれるとはいえ、エンジニアを育てなくてもいいのか?ビジネスとのバランスは?が池内さんの2025の裏テーマ?
  • 寺田が年始にterapyon channelの音声文字起こしを使った、DuckDBのベクトル検索活用のシステムを作って、デモ的にアプリを公開した https://huggingface.co/spaces/terapyon/podcast-search
  • ざっくり、寺田の2024年の振り返り。やっぱりPyCon JPの年だった。
  • Podcastは16話公開できたのでまぁまぁだったが、100回記念公開収録は面白かった
  • イベント登壇はそこまで多くなかったが、リアルイベントにはある程度参加できた。
  • Plone Conferenceには参加できなかった
  • PAO(Python Asia Organization)を立ち上げたのも大きかった。今年は注力するつもり
  • 本が出せなかった年になった。(例年は1冊は出していたと思う)
  • 入門書など書籍の必要性とAIの台頭や動画コンテンツの充実が望まれる?
  • 公式ドキュメントの充実があるが、概念を学ぶには1冊にまとまっている本はいまでも意義はあると思う
  • 池内さんのドメイン駆動開発の実践の話と寺田が概念を本で学ぶことをしている
  • DDDだと冗長と感じる部分とパフォーマス的に考える部分は無いか?でも型があるとわかりやすいしAIにも理解されやすいかも
  • サーバサイドもフロントエンドもDDDを採用しているのは、同じ考えになるようにしたいから
  • ドメイン駆動設計をはじめようというオライリー・ジャパンの書籍で寺田が勉強中
  • Awarefyさんにお世話になった2案件でお世話になった
  • Streamlit + HuggingFaceの活用
  • 研究系で困っていたものを、一部システム化して解決。そこで uvを使ったりもした
  • 池内さん的にはSnowflakeの活用が進んだ年だった
  • 池内さんの2025年の抱負は個人Blogを再開してこうとしている
  • 寺田の2025年のイベントスケジュール。PyCon JPは広島で、他にもPyCon APAC in Philippines、PyCon US、、Plone Conference
  • 寺田は、PAO(Python Asia Organization)を頑張っていく。オンラインイベントも計画中
  • 最近のPython界隈の話題は、パッケージマネージャー?決めてはuvなのか?
  • 他にもWeb UIフレームワークはStreamlitに集約??
  • Python界隈では、AI系ツールは話題に上がりにくい? LangChainとかDifyとかPythonベースのものも多いけど
  • API使うだけならPythonにこだわる必要はないよね。
  • 言語カンファレンスであるPyConと機械学習やAIの話題は別の話かな?
  • replitというクラウドIDEにAI内蔵しているものを試している。開発環境からデプロイまで可能
  • フロントエンド技術の進化が早すぎるけど、JAMStackのサービスはさほど変わっていないかも
  • 業務で見るとAI活用とかで効率化したいが、ジュニアレベルの役割や育て方については、2025年に考えてみるべきことかもしれない
  • イベントの楽しさを伝えていったり、良いものを提供していくのも今後必要かも
  • PAOでは次世代を育てたいと思っている。2025年は立ち上げを頑張るつもり
  • 2024年はじめにはPRを出してくれたり、コードをレビューしたり、自律的にコードを書くことは想像できていなかったかも
  • AIエージェントが業務に導入されるようになる年になるかも


Links:

AI系ツール

  • https://qodo-merge-docs.qodo.ai/
  • https://www.perplexity.ai/
  • https://felo.ai/
  • https://dify.ai/
  • https://devin.ai/
  • https://blog.google/products/gemini/google-gemini-deep-research/
  • https://replit.com/


書籍

  • ドメイン駆動設計をはじめよう https://amzn.to/3C1IuYc


terapyon channelの検索デモ

⁠https://huggingface.co/spaces/terapyon/podcast-search⁠

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10 months ago
1 hour 45 minutes 54 seconds

terapyon channel
#104 kyさんとtokibitoさん をゲストにDSFメンバーとDjangoコミュニティーの話

Guest:

kyです

  • DjangoCongress JPをやっています
  • 株式会社ゼンプロダクツという会社を作って、Shodoというサービスを作っています


おかのしんやです。

  • ハンドルネーム ときびと
  • ObotAI(オーボットエーアイ)の取締役CTO、オープンコレクターの取締役
  • PythonとDjangoフレームワークを2006年から使っています


Contents:

  • ゲストkyさん、tokibitoさんの紹介
  • この1年をちょっと振り返り
  • Python 3.13早くなっているよ
  • DSF(Django Software Foundation) のIndividual memberになった話
  • PSF(Python Software Foundation) のMembes制度
  • Plone Foundationの投票制度
  • コミュニティへの関わりはみんなやってほしい話
  • PAO(Python Asia Organization)を立ち上げた話
  • DjangoCongress JP が2月22日にオンラインで開催
  • DjangoCongress JPのCfP 1月14日締め切り
  • Python 非同期Webでもトークできるので応募をお願いしたい
  • FastAPIだとかっこいいと思って使った話
  • Pydanticもいい感じだった
  • Webのフロント側の役割が増えた
  • フロント技術が進化が早くて追いかけるのが大変
  • PloneのVoltoはReactだった。バックエンドとフロントのライフサイクルが違うのが厳しい
  • Webアプリケーションフレームワークに求めるものは何か?
  • Streamlitの適用事例とuvの気軽さが良いかも
  • モバイル向けの取り組みは?
  • アプリを作るときに何を選択するか?
  • わかりやすい技術スタックで表すのが難しい
  • Djangoバックエンドタスクの統一インタフェースが採用される予定
  • Django-ja Discordが盛り上がっている
  • Djangoミートアップもオンライン・オフラインともに盛り上がっている
  • Blog記事をもとに発表会をやると、気張らないイベントになって良いサイクルが回っている
  • kyさんがtokibitoさんと2011年にはじめて出会ったときの憧れがあった
  • Ploneのシングルサインオン系パッケージを改めて作っている
  • Djangoのドキュメント翻訳は活発になっているし、いまでも知らない機能がある
  • iris.fmのメールが迷惑メールに入っている理由がやっぱりわからないな・・。
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10 months ago
1 hour 43 minutes 39 seconds

terapyon channel
#103 taisaさんをゲストに マイクロサービス切り直しとDB統合の話

Guest:

taisa @taisa831

テックタッチ株式会社所属。SIerを経てアライドアーキテクツにてWeb広告・SNSマーケティング関連のWebサービス開発を経験し、複数のWebサービスの開発や立ち上げに従事。不動産テック企業にてCTOを経た後テックタッチに入社。現在はバックエンドを中心に開発を行っている。著書に「Python FlaskによるWebアプリ開発入門 物体検知アプリ&機械学習APIの作り方」がある。


Contents:

  • ゲストtaisaさんの紹介
  • スペシャリストもジェネラリストも求められる時代かも
  • 何かしらの強みは必要だが、幅広い知識も求められている気がする
  • 課題管理ツールでLinear.appを活用している話
  • しばらく参加できなかったカンファレンスに海外も含めて復活してみたいとtaisaさんは考えている
  • PyCon APAC 2025は、フィリピン マニラで3月開催予定 https://pycon.python.ph/
  • リーモーとワークも継続中だが会社に行くこともある話
  • 本題の2つのBlogを紹介
  • マイクロサービスからモジュラーモノリスを経て新マイクロサービスへ
  • 事業の成長にアラインするためにAWS DMSを活用してDB統合した話
  • マイクロサービスについて深堀り、メリットなどを確認
  • モノリスの概念を考えていく
  • モジュラーモノリス化への歩み
  • イベントストーミングでドメイン境界を見直し
  • マイクロサービス切り直してアプリケーション間の直接やり取りを廃止
  • 機能追加は継続しながら、構成の見直しをしていった話
  • DB統合へ向かうが一部は無停止でのマイグレが必要
  • AWS Database Migration Serviceを活用
  • 検証やリハーサルをなんども繰り返したが、精神的にはそれなりに辛い
  • AWS Database Migration Serviceを使ってみてわかったいくつかのポイントを確認
  • AWSへの問い合わせやさまざまな実験で確認していった
  • 今後、DB分割をやるかどうかは慎重に考えている
  • Rustについては勉強してみたいよねと同意した


Links: 

  • マイクロサービスからモジュラーモノリスを経て新マイクロサービスへ https://tech.techtouch.jp/entry/renew-microservices
  • 事業の成長にアラインするためにAWS DMSを活用してDB統合した話 https://tech.techtouch.jp/entry/db-integration
  • マイクロサービスアーキテクチャ 第2版 https://amzn.to/3BRnMKg
  • モノリスからマイクロサービスへ ―モノリスを進化させる実践移行ガイド  https://amzn.to/4eNTVRC
  • AWS マイクロサービスの概要 https://aws.amazon.com/jp/microservices/
  • AWS Database Migration Service (DMS) https://aws.amazon.com/jp/dms/
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1 year ago
1 hour 31 minutes 7 seconds

terapyon channel
#102 laughkさんをゲストに インフラコード(IaC)リポジトリの解体と統合を深堀り

Guest:

laughkさん https://github.com/laughk

Web系のエンジニア。いくつかのWeb系ベンチャー企業を経て2020年よりコネヒト株式会社にインフラエンジニアとして所属。(ただし10月いっぱいは有給消化中) 共著書に『スラスラわかるPython 第2版(2021年、翔泳社)』がある。


Contents:

  • ゲスト laughkさん紹介
  • 前回101回で話した課題管理ツールの使い方をちょっとだけ振り返り
  • 試してだめだったこと、失敗したことの方が残っていて価値がある
  • Notionの使い所とDBとしての考え方
  • 本題、インフラコード(IAC)をアプリケーションレポジトリに移行した話
  • https://tech.connehito.com/entry/2024/10/01/184156
  • 構成要素の話から、そもそもAWS ECSでバッチ処理をする仕組みの話
  • 自動化に使うツールは様々あるが、今回は ecschedule 前提の話
  • ECSタスク定義をJSONを書いて aws-cliでデプロイ
  • リポジトリをマージするための準備がそれなりに大変だったが、マージしないと余計な作業が発生することになっていった
  • まずは、YAMLの整合性をチェックするシェルスクリプトを準備してCIでエラーを出すようにした
  • リポジトリマージの際に、将来のために過去の変更ログをそのまま引き継ぐようにした
  • git-filter-repo を使い必要なコミット(ファイル)だけを抜き出し、ローカルでマージした
  • CI/CD による自動化のセットアップももちろんした
  • シェルスクリプトのチェックツールは共有化してCI/CDで利用
  • GitHub Actionsのテストの難しさ
  • CLI ツールは aqua で管理した話。Windowsも対応していて便利
  • ecspressoは、ECSサービスを更新してくれるツール
  • laughkさんのツールの見つけ方や採用プロセス
  • 社内に浸透させるには、何度も言ったり、ドキュメントの整備が重要
  • laughkさんのさらなる挑戦はこれからのお楽しみ


Links:

  • ecschedule用のYAMLファイル専用リポジトリを解体して、各アプリケーションのリポジトリへ移管した話 https://tech.connehito.com/entry/2024/10/01/184156
  • ecschedule: https://github.com/Songmu/ecschedule
  • git-filter-repo: https://github.com/newren/git-filter-repo
  • aqua: https://aquaproj.github.io/
  •  ecspresso: https://github.com/kayac/ecspresso
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1 year ago
1 hour 17 minutes 59 seconds

terapyon channel
#101 清水川さんをゲストに 課題管理ツールの使いこなしのススメ

Guest:

清水川です。普段は主に自社サービスの開発を行っています。

最近使っている技術要素は、PythonとTypeScriptをメインに、Django, Celery, Vue3, Nuxt3, AWS Lambda, SAM, OpenAI API, Qdrant Cloud あたりです。


Contents:

  • 100回記念公開収録をちょっとだけ振り返り
  • 普段使っている課題管理ツール清水川さん編・・GitHub Issues & Projects / Radmine / Jira
  • 寺田が普段使っている課題管理ツール・・Linear.app / Jira / Backlog / GitHub Issues
  • 気になっているが使っていない課題管理ツール・・GitLab Issues / Asana / YouTrack
  • Linear.appの良いところ、良くないところの話
  • ドキュメントにまとめる大変さとWikiの良し悪し
  • リポジトリ(Git)と課題管理ツールとの距離や紐づけ
  • Linearを契機に課題管理ツール使いこなしができ始めて、どんな使い方をしているか?
  • 大きなタスクを作ってから、細かなタスクにリストを書き出して分割している
  • 基本的にはIssueを作り、頭の中のことを書き出す。とくに検討したけどだめだったことは、正解よりも重要
  • 未来の自分のために書く、他の人が同じことをやらないように記録に残す、レビューの裏付けにする、なぜこのような実装になっているかの確認ができる
  • Issueを作り、コメントを残すのはコストや心理的な面倒さがあるが、結局レビューやミーティングで経緯や進捗を聞かれるので、書くことで結局は時間が短縮できるはず
  • Issueの棚卸し方法については特にポリシーはないが、月1回のなんでもやれる日に見るようにしている。またはミーティングでやることもある
  • Issueのタイトル決めや本文を考えるのが大変だけど、OpenAI APIとベクトルデータベース qdrant を使い、ワークフローにGitHub Actionsを使って便利にした
  • 寺田自体の課題管理ツールへの向き合い方が変わった話
  • Issue 1個を箱と表現したが伝わりにくかった。箱じゃなくて足場なのかな??
  • 本文なないIssueはどう思うか? なにするかわからなくなるからやめたほうが良い vs ないよりあったほうが良い
  • 家庭内Slackではなく、家庭内Linear。非同期で物の手配とかには向いているがハードルが・・。
  • フロー情報にしかならないIssueをどのようにアップデートされるドキュメントにするか問題が次の課題かな
  • 書籍自走プログラマーには、PRの出し方、コメントの書き方、ドキュメントの残し方の指標が書かれている。抜粋版がWebで公開されている
  • Pythonプロフェッショナルプログラミング第4版をPyCon JP 2024のBPへの挑戦でもらった
  • 課題管理ツールの使いこなしをすると良いよって寺田はもっと言っていきたい
  • 現状の効果としてミーティング時間が短くできるようになったかも


Links:

  • Linear.app: https://linear.app/
  • 【書籍】自走プログラマー: https://amzn.to/400e7Lo
  • 自走プログラマー 【抜粋版】: https://jisou-programmer.beproud.jp/
  • 【書籍】Pythonプロフェッショナルプログラミング第4版: https://amzn.to/400e7Lo
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1 year ago
1 hour 34 minutes 8 seconds

terapyon channel
#100 仲間たちと公開収録

概要:

terapyon channel podcast 100回記念公開収録東中野のPodcast beer bar 雑談にて、約15人に集まっていただき、公開収録を行いました。

過去のゲストやリスナーなどが来てくれました。ビールを飲みながら、さまざまなゲストと真面目な話から、酔っぱらいの雑談まで。


タイムライン:

  • 00:00:00 100回記念公開収録オープニング w/ hirokiky
  • 00:22:48 ゲスト入れ替わりterapyon channelにでた思い出から、使っているOS w/ aodag, JunyaFff, laugh_k
  • 00:34:00 近況からマイクロサービスの切り直しや、IACのバラシ w/ taisa831, laugh_k
  • 00:39:15 一人乱入しても真面目な話を続ける w/ taisa831, laugh_k, tsjshg
  • 00:47:43 Podcastで話す甘さと引き出しの開け方から、ビールの話 w/ aodag, tsjshg, taisa831
  • 01:00:34 休憩中に頂いたメッセージをお届け t2y, Nyoho, JesseTetsuya
  • 01:06:50 Pythonの開発とmethaneさんがPyCon JP 2024で発表など w/ koxudaxi,  JunyaFff, hirokiky
  • 01:24:51 乗っ取りして居酒屋的雑談 JunyaFff, koxudaxi, shimizukawa, takanory
  • 01:31:26 koxudaxiさんの転職話を再度聞く w/ koxudaxi, JunyaFff, takanory
  • 01:38:55 OSSで仕事をする話とSphinx開発 w/ tkoyama010, shimizukawa, koxudaxi
  • 01:57:09 転職でPythonを仕事に使う話 hirokiky, kumappp27, aodag
  • 02:08:37 新しい技術の学び方とkumappp27さんから質問 w/ takanory,  kumappp27, aodag
  • 02:27:51 ヘビーリスナーに聞く良かったのは? w/ shimizukawa, takanory, kumappp27
  • 02:34:38 休憩中に頂いたメッセージをお届け whitphx
  • 02:37:03 terapyon channelをどこで見つけた?? w/ hhama, ryu22e, aodag
  • 02:49:49 執筆活動は良かったし勉強になったが継続できるか? w/ sugita, ryu22e, hhama
  • 03:00:15 Podcastは継続できるか? からLinear.appとJiraの話 w/ koty, JunyaFff
  • 03:15:33 クロージング w/ hirokiky


今回をきっかけに次に繋がる:

  • laugh_k: IACの話Podcast
  • taisa831: ドメインとマイクロサービスからDBの切り直しの話Podcast
  • 辻、aodag会
  • Python Monthly Topicsに杉田さん出稿
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1 year ago
3 hours 18 minutes 48 seconds

terapyon channel
#99 tokibitoさん をゲストにプログラミング教育とDjangoとその他の技術話題

Guest:

ハンドル名はtokibito(ときびと)、本名はおかのしんやです。

Pythonで作られたウェブアプリケーションフレームワークであるDjangoを長く使っています。Pythonもそのころから使っています。(大学生のころ、2006年から)

仕事: 概ねウェブアプリ周りをずっとやっています。株式会社ObotAI(オーボットエーアイ)取締役CTO、株式会社オープンコレクター 取締役

コミュニティ活動: DjangoCongressJPのスタッフをしています。

Contents:

  • Podcast100回記念の公開収録お知らせ https://terapyon.connpass.com/event/326314/
  • PyCon JP https://pyconjp.connpass.com/event/324211/
  • Python初心者向け教育に関しての話
  • JMOOC Python入門と高校の授業の情報Iに関して
  • 情報Iで嫌いになる?そこまで気にしないって考えるのもありかな
  • ITが一般の人に受けれられているのである程度理解していると良いよね
  • プログラミングのゴール設定が難しい
  • プログラミングだけではないく要件定義・要求事項分析などで、機能分割していく話
  • 情報IIはもっと難しそうだけど、どうやって教えていくのか?
  • Djangoの初心者を脱した人向け、中級者向けのイベントをやっている
  • Djangoのチュートリアルがたくさんあり、日本語でも学べる情報が多い
  • Djangoの本はたくさんあり、最新に対応しているものもある。LTS(4.2)に対応しているものも多い
  • DjangoのLTSは3年サポート、4.2のあとが、5.0, 5.1, 5.2となり、8が月でリリース。
  • PloneはRDBではないフレームワークの理解していったらいいかなって思っている
  • Djangoの初心者を脱した人向け、中級者向けのチュートリアルで「セッション」と「認証」についてやっている
  • Webの世界のセッションをなぜ学のか?
  • Authについて、どのようにカスタマイズできるかって話をチュートリアルで教えているが、ロールまでは教えていないし、説明が難しいし理解してもらうの難しい。
  • Webの世界もフロントから入る人が多いと思っている
  • 時代を追ってWeb技術を覚えられる時代だったけど、いまは何から教えていったらいいのかな?
  • AWSでFargateを勉強してもらっている話
  • StreamlitはPythonの学習にも向いていると思っている
  • StreamlitはFlaskでやっていたものを置き換えている
  • 最後にDuckDBの良さを熱く語る
  • 寺田から見たDuckDBは、「複雑なクエリに対応」「SQLiteの代替え」あたりかな
  • WikipediaのデータをDuckDBにした話
  • 永続化しないDuckDBを使うとselectできるのは他の使い方がありそう
  • DataFrameとかで取り出せる、DuckDBクエリは面白い
  • 新しいことへの挑戦と既存技術で解決する方法のアプローチの違い

Links:

  • JMOOC Python入門: https://platjam.jmooc.jp/230410681
  • 高校生だけじゃもったいない 仕事に役立つ新・必修科目「情報Ⅰ」:  https://amzn.to/4cOtDg3
  • Django JA: https://djangoproject.jp/
  • Django ドキュメント(日本語): https://docs.djangoproject.com/ja/5.1/
  • Django Girls: https://tutorial.djangogirls.org/ja/
  • MDN Djangoチュートリアル: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Learn/Server-side/Django
  • DuckDB: https://duckdb.org/


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1 year ago
1 hour 40 minutes 44 seconds

terapyon channel
#98 Koudaiさんをゲストに EuroPython参加で得た開発者の輪の話

Guest :

Koxudaxi (https://github.com/koxudaxi)

東京でソフトウェアエンジニアをしています。青野高大(Koudai aono)です。普段はGitHub上でkoxudaxiという名前でOSS活動をしています。このPyConの話でも話題に上がると思いますが、Ruff, Pydantic, Poetry向けのPyCharmプラグイン[ruff用,pydantic用, poetry用]を開発しています。 (poetry用はPyCharm本体にマージ済み)Python実装のプロジェクトではdatamodel-code-generatorという、PydanticモデルやTypedDictなどのデータモデルをJSON Schemaなど生成するコードジェネレーターなどを作っています。(fastapi-code-generatorやbacklogのPython SDK、aws関連のOSSも作っています)


Contents:

  • terapyon channel 100回記念公開収録 9月7日開催のお知らせ
  • ゲスト Koudaiさんの紹介
  • 日本に住む友人 BenさんとEuroPythonを楽しんだので最初に紹介
  • Koudaiさんは、USに続いてスピーカーとしてチェコ プラハで開催されたEuroPythonに参加した
  • Finnariでヘルシンキ経由で、カンファレンスDayの前日に現地入り
  • プラハはどこも絵になり、写真をたくさん撮影した
  • Day 0の夜にスピーカーパーティーがあり、PydanticのSamuelとPyodideのhoodと再開した
  • ここでもまた、Snowflakeが話題に
  • Carol WillingさんのキーノートからDay 1がスタート https://ep2024.europython.eu/session/embracing-python-ai-and-heuristics-optimal-paths-for-impactful-software
  • EuroPythonは英語がゆっくり話されていたように感じた
  • EuroPythonの参加者は、バリバリ開発者が多く感じた
  • Day 1はKoudaiさん自身のトーク準備でトークはほとんど聞けなかった
  • USと同じ内容のトークで、デコレーターとタイプヒントについての話をし、USよりもゆっくり余裕を持って話せたと思う
  • その後、廊下で質問を受けたり、カンファレンス中などでたくさんの反響を聞けた
  • Benさんには、トークのレビューをしてもらったり、トークを聞いてくれたり、その日の夕食を一緒に取ったりとお世話になった
  • 夕食はビール付きで2000円程度とUSに比べて半分以下だったのと、現金はほぼ使わずに済んだ
  • Day 2 / Day 3は、いろいろなトークを聞いていた
  • ブルームバーグの方のOSSプロジェクトのプロジェクト継続の方法は参考になった https://ep2024.europython.eu/session/lessons-learned-from-maintaining-open-source-python-projects
  • Day 2夜のキーノートにFlaskの作者で有名な「mitsuhiko」さんが登場。Ryeの話をしていた。 https://ep2024.europython.eu/session/the-catch-in-rye-seeding-change-and-lessons-learned
  • PyConUSでGuidoとPaulと立ち話をしていた真相は、ドラフト中の PEP 750 – Tag Strings For Writing Domain-Specific Languages についての話だった。 
  • Tag StringsがPythonの新しい文法としてほしい理由を深堀り
  • チュートリアルを準備する役割をKoudaiさんが担っていて、WASMで動く版のために、Pyodaide作者Hoodとも話ししたり、作業をDay 2のオープンスペースでお願いしたり。
  • Pythonバージョンの今と近い未来を確認
  • PyodideとCPythonの関係を確認
  • Koudaiさんが作っている、datamodel-code-generatorという、PydanticモデルやTypedDictなどのデータモデルをJSON Schemaなど生成するコードジェネレーターとPET 750の関係
  • カンファレンスで実際に顔を合わせて、ディスカッションしたり一緒に作業する良さ
  • 知り合いが知り合いを呼んでランチしたら、言語寄りの実装者が居て面白い話が聞けた
  • ランチタイムでは、課題を持っている人がいろいろな人に話を聞きまくっていて、Koudaiさんからのヒントに感動してくれた場面があった
  • EuroPythonのブースはJP的な雰囲気みたい。もう少しフランクに話すみたいですが。
  • PabloさんのCPythonで出会ったバグの話は面白く聞けた https://ep2024.europython.eu/session/tales-from-the-abyss-some-of-the-most-obscure-cpython-bugs
  • Łukaszさんの最後のキーノートは対話モードを使ったデモで音楽を作るものだった https://ep2024.europython.eu/session/live-coding-music-with-pyrepl-in-python-3-13
  • Day 2のパーティーを改めて振り返り。修道院で朝まで騒げる場所だった
  • Sprintはプラハ駅の近くで開催。半日だけ参加
  • Sprintでは、コアデベロッパーに話をきくことをしていた
  • Koudaiさんが旅費を捻出したGitHubスポンサーの話とHatchの作者とUSで出会いスポンサーになってくれた話
  • 来年もUSには行きたいとのこと。トークネタを考えないと・・。
  • PyCon JP 2024にも参加予定
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1 year ago
1 hour 43 minutes 6 seconds

terapyon channel
terapyon こと、Manabu TERADA(寺田学)です。 Pythonでシステム構築したり、IT系技術コンサルをしています。このポッドキャストでは私が普段感じていることやイベント情報、書籍などのIT技術の幅広い話をしていきたいと思います。