18回目のゲストは、麻婆豆腐のお店「かかん」の代表、小嶋章太さん。
幼少期から既存の社会の枠組みに縛られない環境で育ち、自然な流れで飲食の世界へ。
2000年初頭のカフェブームの真っ只中に立ち上がった「DEXEE DINER」の立ち上げに参加したことを皮切りに、目黒の伝説的なホテル「クラスカ」や七里ヶ浜の「bills」など、当時カルチャー起点になったお店の立ち上げに関わってきた小嶋さん。
正社員として責任ある立場を経験する中で、やっぱり社会の枠組みには馴染めないと会社をやめ、30歳を迎える直前に鎌倉にお店を開くことに。
本人曰く「社会からの逃げの独立」と言う言葉が印象的でした。
逃げたからこそ逃げられなくなった。手探りで目の前の課題に向き合う中、見つけ出した麻婆豆腐というカテゴリー。
現在は、麻婆豆腐のかかんを広げるために、代表として、経営者としてチャレンジを続けています。
起業や独立は目的ではなく、生きる手段の一つ。社会に合わなければ、起業という選択肢もある。そんな希望を与えてくれるインタビューです。
小嶋章太 :
-IG:https://www.instagram.com/shota188/
かかん 代表
1982年生まれ 愛知県生まれ。
小、中、高の学生時代は東京で過ごし高校時代にひょんな事からDEXEE DINERという人気店のカフェの立ち上げに携わる。
20代前半は一度映像の道を志すも挫折しカフェ時代の楽しかった飲食経験から様々な飲食店で働くことに。
2013年 30歳になる年に昔から会社という組織は自分に合わないと思っていた事から鎌倉にてビストロカフェ CALLEJERO(カジェヘロ)を料理人の小出と二人で独立開業。
フレンチをベースに多国籍な料理を提供しているお店の中で、夜だけ麻婆豆腐を裏メニューで提供していたところお客さんの反応があまりに大きく、麻婆豆腐の店を作ることを決意し2016年にかかん梶原店を開業。
現在は鎌倉に3店舗(鎌倉本店は小出に経営譲渡済み) 渋谷富ヶ谷店、京都店、下北沢店(11月開業予定)。
17回目のゲストは、アパレルブランドCOHINAのディレクター、田中絢子さん。
大学中に様々なインターンを経験し、就職活動後、大学4年生のときに立ち上げたアパレルブランドCOHINA。身長150cm前後の小柄女性向けのブランドとして、同じ境遇の人々から市民権を経て、事業を成長させ続けています。
今回は、立ち上げの経緯や、新卒で入社したGoogleとの二足の草鞋を履いた期間、その後COHINA一本に絞って伸ばしてきたこれまでの奮闘について深く聞きました。
「こんな商品があったら良いのに」と、自分自身の課題を発起点に、当事者として自分が欲しいものを作り続ける田中さんの話には、「自分だから見つけられるアイデア」のインスピレーションが湧いてきます。
田中絢子 :
-IG:https://www.instagram.com/ayako_cohina/
株式会社EGBA COHINAディレクター
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、Google Japan合同会社に新卒入社し、広告営業に従事。2018年小柄女性向けアパレルブランド「COHINA」を立ち上げる。2024年サザビーリーググループにジョイン。著書「148cmディレクターと学ぶ 小柄が輝くおしゃれの本」など。
16回目のゲストは、料理人であり、飲食店のメニュー開発やプロデュースも手掛ける西恭平さん。
料理人の家系に育ち、自然と食の世界に飛び込んだ西さんは、京都のホテルでキャリアをスタート。その後フランスのオーベルジュ、東京の二つ星レストラン、渋谷の「ビストロロジウラ」のシェフを経て自身のお店「Neki」を立ち上げました。現在は、自身の店舗運営に加え、ケータリング事業や外部案件のプロデュースも手がけるなど、ジャンルや枠組みを超えた柔軟な食体験の設計に取り組んでいます。
畑と隣り合う厨房で、料理と生活の両立や、決められた時間の中でいかに美味しいものを作るか学んだアルザスのオーベルジュ。
高い理想に向かい、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨しチームワークを学んだ東京の二つ星レストラン。
経営の壁に向き合い、集客や数字に悩みながら、それまでの「料理人」から視野を広げたビストロロジウラ。
現場で働くシェフを超えて、次世代の料理人の未来を作るために活動の幅を広げる現在。
それぞれのフェーズで得た経験と、点と点がつながり描く未来を聞きました。
西恭平 :
-IG:https://www.instagram.com/kyohei.nishi/
東京・フランスで経験を積み、2014年より渋谷「ビストロロジウラ」のシェフに就任。その後は日本橋兜町「Neki」や薪火料理「songbook」(世田谷代田)をはじめ、カフェ「MaryJane」(代官山)、和食居酒屋「Uké」(虎ノ門)など、多様なコンセプトの店舗を展開。自身の店舗運営に加え、ケータリング事業や外部案件のプロデュースなども手がけるなど、ジャンルや枠組みを超えた柔軟な食体験の設計に取り組んでいる。
第15回のゲストは、Hood martの店主、松坂生麻さん
12年のメンズアパレルブランドに勤めた後、独立してお土産屋Hood martを立ち上げた松坂さん。
店舗は持たず、ポップアップで活動しながら、各会場に並びができる程の人気店に。幼少期から好きだったサブカルチャーやおもちゃを取り扱い、ユニークなスタイルで自身の理想を実現しています。
アパレルからお土産屋へ。なかなか再現性がなさそうに見られるキャリア変遷の背景と、その戦略について聞きました。
松坂 生麻 @seimamatsuzaka @_hoodmart_
1988年愛知県出身。
専門学校上京後、12年メンズアパレルブランドに勤め、その後独立。
2023年に、2次元店主の"macoちゃん"と共に、日本のナードなスタイルを提案するお土産屋さん『Hoodmart』を立ち上げた。
第14回のゲストは、ホームグッズブランドMYTONEのディレクター、藤井悠海さん
アパレル企業のPRを経て、MYTONEのブランド運営を担う責任者へ。学生時代から伝える仕事を志し、憧れだったPR職にも上り詰めた20代。転職を期に配属されたブランドで事業全体の統括を経験し、その興味はものづくりへ。仕事を通してやりたいことを見つける過程や、急成長するブランドの内側を紐解きます。
-藤井悠海:https://www.instagram.com/fujii__yumi/
-MYTONE IG : https://www.instagram.com/mytone_design/
藤井悠海
新卒からアパレル会社に勤務。ライフスタイルブランドのPR職を経て、2021年にMYTONEチームにジョイン。現在はディレクターとして、商品開発や生産管理、販促や採用など、ブランドの運営を全面に担う。最近の趣味はレコード収集。
第12回のゲストは、クラフトジンブランドHOLONの代表、堀江麗さん。
誰もが知るIT企業に新卒で入社しながら、2年半で退社し選んだ道はクラフトジンブランドの創業。元々お酒が得意でなかった彼女がなぜクラフトジンの立ち上げに至ったのか。それまで歩んできた道が繋がったストーリーは、何かを始めたい人々に気づきを与えてくれます。
-堀江麗:https://www.instagram.com/rei_horie_/
-HOLON IG : https://www.instagram.com/holon_gin_/
堀江麗
蒸留家・HOLON代表
1992年生まれ。Google Japanに勤務の後、クラフトジン「HOLON」を立ち上げる。
その後植物の探究・表現をするコレクティブ「VERDE」、アイスクリームを通して植物を知る「erb」を設立。
クラフトジンをはじめとする飲料や嗜好品の企画プロデュースを続けながら植物にまつわる様々な領域を探求する。
第12回のゲストは、日本橋のレストラン、cavemanのマネージャーを務める森本浩基さん。
教師を目指していた学生時代から方向転換して飲食の道へ。
バーやスペインバル、そしてバンコクのトップレストランなど、様々な経験を振り返り、飲食業の仕事について語ってもらいました。
ソムリエとして見る昨今のナチュラルワインのトレンドについても聞いてみました。
森本浩基 : Instagram
第11回のゲストは、北参道にある美容室GOOD THINGの代表、伊藤竜さん。
美容室でありながら、服や食、雑貨など様々なジャンルのPOPUPを行い、幅広いカルチャーを提案するGOOD THING。個人としてはオンラインサロンも主宰し、得意とする動画の編集技法などについても発信しています。
業界内からは異端にも映る彼が今までどうやって自分のやりたいことを実現してきたか。また、これから何をしたいか。
専門領域を飛び越えて、複数の事業を形にしたい方へ刺激になるお話です。
-伊藤竜IG:https://www.instagram.com/ryuu.i/
-GOOD THING IG : https://www.instagram.com/goodthing.tokyo/
伊藤 竜 / イトウ リュウ
東京都 立川市出身。日本美容専門学校卒。
都内3店舗を経て2022年12月東京の北参道にて美容室【GOOD THING】をopen。「ヘアだけじゃない」をテーマにアパレル、雑貨、ヘアケア商品を展開。
自身が運営するオンラインサロンは500名を超える
第10回のゲストは、ケータリング屋「美菜屋」の代表でありモデルである浅野美奈弥さん。
モデルとして活動する中で行き着いた料理家としての仕事。華々しく見える経歴の裏に隠された努力があることを実感するお話をしてもらいました。
感じた葛藤に正面から向き合うこと。思い立ったらすぐ行動をしたり、自身を持つために勉強をすること。
自分の考えを形にするために必要なことに改めて気付かされる会です。
浅野美奈弥:
-IG:https://www.instagram.com/minami_asano/
-美菜屋 : https://www.minayainc.com/
-美菜屋IG : https://www.instagram.com/minayainc/
モデル、料理家
1991年生まれ北海道出身。モデル、DJとして活躍中、フルマラソン出場をきっかけに健康美に目覚め、ケータリングサービス「美菜屋」をスタート。旬の食材を取り入れた華やかなメニュー提案とビジュアルが話題。
9回めのゲストは、編集者の長嶋太陽さん。
広告代理店のコピーライターからウェブマガジン・フイナム、そしてメルカリへとキャリアを築き、この春独立して現在会社立ち上げの準備中。
異色かつ華々しくも見える経歴は、本人曰く「不時着」して、なんとか繋ぎ合わせてきた結果だそう。
いつかやりたいことがあるけれど、その道筋がわからない人には示唆のあるお話でした。
長島太陽 :
-HP:https://taiyo.ooo/
-IG:https://www.instagram.com/taiyo.ooo/
長嶋太陽 / TAIYO NAGASHIMA
エディター / ライター / コピーライター
1988年生まれ。2011年、株式会社電通に新卒入社。2015年、ウェブマガジン・フイナムの編集者に転職。2018年、株式会社メルカリのコピーライターに転職。同年より、フリーランスのエディター・ライター・コピーライターとして活動開始。
2023年春に独立。
8回めのゲストは、「若者と世界を繋ぐ」を理念に、食やアート、音楽をコンテンツに、人とひと、若者と大人、文化と価値観が交わる場と状況づくりをおこなう「The Youth」佐藤 岳歩さん。
仙台のEchoesや、六本木のCommonを経営し、更に新たなスペースも計画しているThe Youth。
後編については、EchoesやCommonが出来た経緯や、The Youthのこれからについて。
そして彼本人が指標とする人物についての話です。
佐藤 岳歩 / The Youth :
-HP : https://the-youth.com/
-IG(The Youth:https://www.instagram.com/theyouth_tokyo/
-IG(佐藤 岳歩):https://www.instagram.com/gakuho_sato/
1997年、宮城県仙台市生まれ。 株式会社The Youth 代表。 「若者と世界を繋ぐ」を理念に、食やアート、音楽をコンテンツに、人とひと、若者と大人、文化と価値観が交わる場と状況づくりをおこなう「The Youth」を創業。2021年、ローカルラウンジ「Echoes」(宮城・仙台)をオープン。2022年、カフェレストラン&ミュージックバーラウンジ「Common」(東京・六本木)をプロデュース、運営する。 現在は、東京と仙台の二拠点で活動中。
8回めのゲストは、「若者と世界を繋ぐ」を理念に、食やアート、音楽をコンテンツに、人とひと、若者と大人、文化と価値観が交わる場と状況づくりをおこなう「The Youth」佐藤 岳歩さん。
仙台のEchoesや、六本木のCommonを経営し、更に新たなスペースも計画しているThe Youth。
学生起業から2つの場所を手掛ける様になった過程や、これからのビジョンについて聴きました。
佐藤 岳歩 / The Youth :
-HP : https://the-youth.com/
-IG(The Youth:https://www.instagram.com/theyouth_tokyo/
-IG(佐藤 岳歩):https://www.instagram.com/gakuho_sato/
1997年、宮城県仙台市生まれ。 株式会社The Youth 代表。 「若者と世界を繋ぐ」を理念に、食やアート、音楽をコンテンツに、人とひと、若者と大人、文化と価値観が交わる場と状況づくりをおこなう「The Youth」を創業。2021年、ローカルラウンジ「Echoes」(宮城・仙台)をオープン。2022年、カフェレストラン&ミュージックバーラウンジ「Common」(東京・六本木)をプロデュース、運営する。 現在は、東京と仙台の二拠点で活動中。
7回めのゲストは、新丸子のBIG BABY ICE CREAMや目黒のNOONを経営する株式会社ダイナーの代表、吉田 康太郎さん。
大学を休学して始めたBIG BABY ICE CREAMは今年で5年目。
留学先のロンドンから帰ってきた直後、どのようにお店を始めたのか等興味深い話が盛りだくさんです。
兄弟で始めた小さなお店から、店舗を増やし20人以上を抱える組織へ成長する中での葛藤や挑戦についても深く切り込んで聴いてみました。
吉田 康太郎 / DINER :
-HP : https://www.dinerdirection.com/
-IG(BIG BABY ICE CREAM):https://www.instagram.com/bigbaby_icecream/
-IG(吉田 康太):https://www.instagram.com/kotaro_yy/
6回めのゲストは、アイウェアブランド"ayame"を手掛ける今泉悠さん。
美容師、ヘアメイクを経てayameを立ち上げ、今年で節目となる10年目。
ファッションに敏感な人々を中心に支持されるayameですが、今泉さんはデザインの専門的な勉強をすること無く、未経験でメガネ作りを始めました。
なぜ眼鏡だったのか、どの様に立ち上げたのか。金言に溢れたお話を聞くことが出来ました。
自分を信じて行動する。失敗を恐れない。
ありふれたように聞こえるそんな言葉も、実際に成し遂げてきた人の口から聞くことで、僕達の背中を押してくれます。
今泉悠 / ayame :
-HP : http://www.ayame-id.jp/
-IG(ayame):https://www.instagram.com/ayame_id/
-IG(今泉悠):https://www.instagram.com/uimaizumi/
5回めのゲストは、グラフィックデザイナー・ペインターのAsuka Watanabeさん。
広告制作会社、フリーランスを経て渡米、帰国し現在はWeWorkでデザイナー・キュレーターとして働くAsukaさん。
フルタイムの仕事をしつつ、フリーランスワークも継続しています。
過去3年に渡りFujirockのビジュアルを担当するなど、音楽業界の仕事を始め様々なジャンルで活躍するAsukaさんが、自分がやりたいことを仕事にしていった過程が刺激的です。
Asuka Watanabe :
-HP : https://asukawatanabe.com/
-IG:https://www.instagram.com/afo_asuka/
今回のゲストは、オーストラリア、シドニーでペインター・イラストレーターとして活動するKentaro Yoshidaさん。
高校卒業と同時に単身オーストラリアに渡り、今では誰もが知っている世界的ブランドやロックバンドのビジュアルを手掛けるなど、依頼が絶えない人気アーティストに。
日本人でありながら、異国の地で活躍するその原動力や背景を聞きました。
Kentaro Yoshida : https://www.instagram.com/kentaro_yoshida/
今回のゲストは、島野真希さん。
元ウェディングプランナーで、結婚・出産を期にカリグラフィーアーティストへ転身したMakiさん。どのように書く事を仕事にしていったのか、また、子供三人を育てながら好きなことを続ける秘訣について聞きました。
島野真希 : https://www.instagram.com/mscalligraphy/
今回のゲストは、CHALKBOYさん。
「手描き」というと必ず名前があがる存在になったCHALKBOYができるまでと、チームとして活動する今とこれからについて聞きました。
記念すべき第一回目のゲストはレタリングアーティストの小泉遼さん。
元庭師という異色の経歴から、アーティストとして独立するまでのキャリアの話、今後の活動方針について幅広く話を聞きました。
小泉遼:https://www.instagram.com/green_and_black_smith/