上海で開催された「CeMAT ASIA 2025」で注目を集めたヒューマノイドロボット。
展示の多くはまだ試作段階でしたが、中国ではすでに100社が開発に参入し、
日本でもINSOL-HIGHと山善が物流倉庫で実証を開始。
現場導入の動きが着実に進む中、“人に近いロボット”の実用化が目前に迫っています。
日本GLPが入居企業向けに静脈物流支援サービスを開始し、
トレジャー・ファクトリーやshizaiと連携してリサイクル・リユースを推進。
一方、中国・上海で開かれた「CeMAT ASIA 2025」には900社以上が出展し、
AI・ロボティクスを活用した物流自動化が急加速しています。
さらに国内では、スキマバイト活用が物流企業で定着し、
人手不足を補う新しい雇用スタイルとして広がっています。
環境・人材・テクノロジー――
3つの視点から“持続可能な物流の形”を考える1回です。
山善とINSOL-HIGHが開発したヒューマノイドロボットが、
東京納品代行の倉庫に初めて試験導入。
97%の作業成功率を達成し、物流現場の自動化に大きな一歩を刻みました。
さらに、サントリーとユニ・チャームは関東-四国間を結ぶ
鉄道コンテナ輸送で年間200台分のトラック削減を実現へ。
環境対応と働き方改革を両立する新モデルです。
そしてロジスティードは、AR技術を活用した遠隔操作フォークリフトの実証を開始。
人が乗らずに操作できる新システムで省人化と安全性向上を狙います。
人とテクノロジーが共存する物流の“次のステージ”を切り拓く、
注目の3つの動きを取り上げます。
AIが工場を設計し、ロボットが製造ラインを動かす時代が到来。
米NVIDIAが発表した「次世代ロボットファクトリー構想」では、AIとデジタルツインを活用した物流DXと生産自動化が現実に近づいています。
一方、現場ではトレーラードライバー不足や物流コストの上昇が続き、荷主の6割が「対策が不十分」と回答。
最新のテクノロジーと人材育成、そしてコスト構造の見直し──
今、物流業界が直面する“次の課題”を読み解きます。
福岡で宅配ロボットが住まいに荷物を届け、
公取委は荷待ち問題に本格介入。
一方、運輸業界ではM&Aによる再編が進行。
現場・制度・経営の3つで変化が加速する物流ニュースをお届けします。
今日は、数字で見える物流の変化を3本まとめて紹介。
賃上げが進む一方で厳しさを増す運輸業界、賞味期限延長で食品ロスを235億円削減したチルド市場、そして自動梱包ライン連携で出荷作業を70%効率化。
現場の努力とテクノロジーが、確実に物流を進化させています。
ラストマイル改革の後編は、
“受け取る側のイノベーション”がテーマです。
佐川急便と日本郵便が組んだ郵便局受け取りの全国拡大、ヤマト運輸が始める大規模マンション向けの自動配送ロボ実証、そしてフェリシモが「新・お届け袋」で再配達と資源の無駄を同時に減らした取り組み。
運ぶ側だけでなく、受け取る側の設計を変えることで、再配達ゼロに近づいていく未来を描きます。
今回はLogipod特別編。
テーマは「ラストマイル革命 ― ロボットが街を走り出す」。
配送ロボット、商業施設の自動搬送、無人店舗の物流BPOなど、“人が減っても街を止めない”ための新しい仕組みが各地で動き出しています。
滋賀・甲賀で始まったパーソルのロボット配送、三井不動産によるアウトレット内の自動搬送、そしてセイノーグループが手がけるファミマ無人店舗の陳列BPO。
ラストマイルの最前線で、“運ぶ”の概念そのものが変わり始めています。ロボットと人が共に支える、次世代の街の姿を一緒に見ていきましょう。
後編は“面の最適化”がテーマです。
産学官で挑む九州の半導体共同輸送、行政が旗を振る埼玉県の「物流共同宣言」、そして異業種がデータでつながる「物流ビッグデータラボ」。
企業の壁を越え、地域と行政とデータが結び目になるとき、共同配送は単発の効率化から“社会の設計”へと変わっていきます。
今日の特番は「共同配送」。
人手不足、コスト高、CO₂削減という三つの壁に対して、いま現場で何が起きているのか。
前編は、物流施設を軸に配送を組み直す日本GLPの「ALFALINK共配」と、化粧品・医薬品メーカー三社の共同配送という、二つの連携モデルを取り上げます。競争が共創へと変わる瞬間、その中身を具体的に見ていきます。
今日は「インフラの進化」「市場のいま」「生活者の安心」を一気につなぎます。
三菱地所パークスが自動運転トラック前提の施設内自動走行に参画し、基幹物流の自動化を駐車場DXへ横展開。CBREの分析では首都圏の中でも千葉LMTが低空室を維持し、立地と賃料の優位が効いています。そしてヤマト運輸は置き配まで補償対象に含む“暮らしに寄り添う保険”をスタート。
現場と街と生活者、三つのベクトルで物流の「次」を見ていきます。
今日は“人と現場の変化”がテーマです。
無人決済店舗の裏側で進む物流BPOの新しい形、上がり続ける現場の時給、
そして物流業界で高まる管理職候補の採用ニーズ。
人が減る中でどう働き方を変えていくのか――
それぞれのニュースが、これからの現場のリアルを映し出しています。
今日は「AI」「ロボット」「4PL」の3つのキーワードから、物流のデジタル化と効率化の最新動向をお届けします。
ニチレイグループがAIで包装氷の生産計画を7割短縮、GA Roboticsは車輪付きヒューマノイドロボットの販売を開始。
さらに、4PL市場が2031年に約16兆5,000億円規模にまで拡大するという予測が発表されました。
今日は「政策」「国際物流」「テクノロジー」という三つの切り口から、物流の未来を読み解きます。
経団連が次期物流大綱に向けた提言を公表し、未達成施策の見直しを強く求めました。
国交省の国際物流代替ルート実験では、多くのコスト・品質課題が明らかに。
そして日本のフォークリフト市場は2033年に3兆円超規模へ拡大する見通しです。
今日は「物流効率化とDXの進化」をテーマに、3つのニュースを紹介します。
ミルボン、ロート製薬、Haleonジャパンの3社が共同配送を開始し、輸送コストを18%削減。
Logpose Technologiesはロジスティードと連携し、拠点横断での集中配車に挑戦。
そしてアルフレッサヘルスケアの九州物流センターでは、最新ロボット「Skypod」が稼働を始めました。
今日は「物流再編の狙い」と「現場からの工夫」を紹介します。
日本郵便がロジスティード株式取得の理由を明らかにし、フェリシモは再配達削減につながる環境配慮型の“お届け袋”を発表しました。
今日は「業界再編」「人手不足」「自動運転物流」という三つのニュースをお届けします。
日本郵便がロジスティードホールディングスの株式19.9%を取得し、資本業務提携を発表。
帝国データバンクの調査では、人手不足倒産が過去最多を更新し、物流業界にも影響が広がっています。
そして東急不動産とT2は、レベル4自動運転トラックを活用した物流ネットワーク構築に向けて、戦略的提携を結びました。
今回は「物流テクノロジー」「地域実証」「経済予測」という3つの視点から、物流業界の動きをお伝えします。
ロジスティクステック市場は2030年に7兆円規模へ拡大見込み。
パーソルは滋賀県で配送ロボットの社会実装に向けた実証を開始。
そしてNX総合研究所が、2025年度の貨物輸送量が2.3%減少するとの見通しを発表しました。
今日は「食品DX」「小売ロボット」「物流大手の中期経営計画」という3つの未来志向の話題を紹介します。
味の素やカルビーなど食品大手6社と日本包装機械工業会が、生産設備データの標準化に取り組むコンソーシアムを設立しました。
セブン-イレブンは、ロボット開発企業テレイグジスタンスと提携し、2029年までに人型ロボット「Astra」を店舗に導入する計画を発表。
そしてロジスティードは「統合報告書2025」を公表し、再上場を見据えた中期経営計画「LOGISTEED2027」を明らかにしました。
今日は「協業」「新モデル」「人材確保」という3つのテーマでニュースをお届けします。
コカ・コーラボトラーズジャパン、バローグループ物流子会社・中部興産、スギ薬局の3社が東海地方で物流効率化に向けた協業を開始しました。
さらに、農業総合研究所と共同配送システム「やさいバス」が業務提携し、物流と販路を一体化した新モデル構築に挑みます。
そして、アサヒロジスティクスは人材不足への対応として、髪色や髪型の自由化など社内ルールを緩和し、多様な人材が働きやすい環境づくりを進めています。