みなさま、こんにちは。「いとへん」オーナーの鯵坂です。
6年目を迎える「8月のピクニック展」、今年のテーマは「ことばと絵」です。
絵を見て感じたことをもっと自由にことばにできたら——そんな思いから、5人の作家(Q-enta・廣田くみこ・福井美憂・マメイケダ・鯵坂兼充)の作品に、3人の“ことばのひと”(児玉由紀子・コバトケンタ・御手洗友紀)が文章を添えます。
ことばは絵を楽しむヒントにも、味わいを変えるスパイスにも。あなたのことばを会場に残していただくことも大歓迎です。
会期は2025年8月10日〜24日(初日9日はワークショップのみ)
会期中は、初日9日のワークショップをはじめ、16日・17日・24日に予約制ランチもご用意。展示とあわせて、企画期間限定のフードやドリンクもお楽しみいただけます。
メイン会場は Gallery Books Coffee iTohen、同時開催で ZAZIE hair でも展示。ご近所のお店や人々が力を合わせてつくる「8月のピクニック」、この夏、絵とことば、そして美味しい時間をぜひご一緒に。
話し手(敬称略・順不同):
チャッピー珈琲@珈琲の提供(8/23・24)
山口容平@気候変動問題のストーリーテリング(8/16)
テンカラ食堂・とらこ@運営メンバー
林智樹@運営メンバー
ミミ@運営メンバー
鯵坂兼充
8月のピクニック Instagram
展示詳細:iTohen_exhibition
みなさま、こんにちは。「いとへん」オーナーの鯵坂です。
いとへんは、大阪・梅田のほど近くにある、ギャラリー・カフェ・書籍販売の複合施設です。このPodcastでは、いとへんで開催される展示や、そこに関わる作家の声をお届けしています。
第4回となる今回は、中尾慶一郎 展 『やわらかく 不確か』をご紹介いたします。
中尾慶一郎さんとの出会いは、大阪で「オパール・タイムス」を運営されている内田ユッキさんのご紹介がきっかけでした。展示後すぐに、作品を携えて、いとへんまで足を運んでくださった中尾さん。
その作品は、どこか朴訥とした佇まいながら、ひとつひとつに表現への真摯な眼差しが宿っていて、じわじわと心に染み入ってくるものがありました。
ぜひこの場で、多くの方に中尾さんの絵と向き合っていただきたい——そう思い、今回の展示をお願いすることとなりました。
中尾さんは1987年広島県生まれ。2010年に名古屋芸術大学を卒業後、国内外での個展やグループ展に参加し、静けさと奥行きを感じさせる作品世界を築いてこられました。近年では、トーキョーワンダーウォール賞や審査員賞(丸山直文)などの受賞歴もあり、注目を集めています。
この機会に、静かで確かな中尾さんの原画作品に、どうぞ会いにいらしてください。
みなさま、こんにちは。「いとへん」オーナーの鯵坂です。
いとへんは、大阪・梅田のほど近くにある、ギャラリー・カフェ・書籍販売の複合施設です。このPodcastでは、いとへんで開催される展示や、そこに関わる作家の声をお届けしています。
第3回となる今回は、展示「合間を巡る。」をご紹介します。
本展は、作家・エッセイストの大平一枝さんと、美術作家の鈴木安一郎さんによる二人展。静岡・伊豆、東京・銀座と巡回し、各地でご好評いただいた展示が、このたび、いとへんでも開催できる運びとなりました
大平さんは、『ジャンク・スタイル』や『正解のない雑談』など、暮らしや人に寄り添った言葉を綴ってこられた作家です。一方の鈴木さんは、ウッドブロックの版画を中心に、静謐で豊かな造形表現を探求されてきました。
言葉と版画という異なる表現が交わることで生まれる「合間」。
それは、空間の余白であり、行間の静けさであり、鑑賞者の心にふと立ちのぼる、ことばにならない感覚かもしれません。
会期中には、お二人の作品をまとめた特装版書籍(限定50部)や、版画と言葉を組み合わせた額装作品(全20点)の販売もございます。
インタビューでは、鈴木さんに創作の背景や、本展に込めた思いについて、お話を伺いました。
みなさま、こんにちは。「いとへん」オーナーの鯵坂です。
いとへんは、大阪・梅田のほど近くにある、ギャラリー・カフェ・書籍販売の複合施設です。このPodcastでは、いとへんで開催される展示や、そこに関わる作家の声をお届けしています。
第2回となる今回は、画家・廣田くみこさんの展示をご紹介します。
廣田さんは、長く絵から離れていた時期を経て、2017年より制作を再開。はじめは人物を描いていましたが、近年は抽象的なドローイングへと変化しています。その変化も、また「ひと」を描くための時間なのかもしれません。
今回の展示は、2025年2月に東京で開催された個展の巡回展です。ただ、巡回といっても新作の発表も予定されており、大阪での展示に向けた新たな挑戦が感じられます。
展示期間中には、京都在住の料理家・sisiさんによるフード出店もあります。展示のイメージから着想を得た「おにわのご飯」。目で見て、舌で味わうひとときとなればと考えています。
また、メインビジュアルの絵を布地にして、服作家・山田衣(やまでんごろも)さんにスカートを制作していただきました。服への展開を思い描いていたところ、長年服作りを続ける山田さんとの出会いがあり、今回の受注制作へとつながりました。
額縁は木工職人・熊象の仕事場さんに依頼。作品との調和を大切にしながら、素材の持ち味を生かした一点を仕立ててくださいました。
それでは、廣田さんの制作のこと、そして絵に向き合う日々について、じっくりと伺ってまいります。
みなさま、はじめまして。「いとへん」オーナーの鯵坂と申します。
いとへんは、大阪の中心地・梅田のほど近くにあります、ギャラリー・カフェ・書籍販売の複合施設です。このPodcastでは、いとへんで開催される展示や、そこに関わる作家の声をお届けしていきます。
配信第一回となる今回は、タイルという素材に独自のアプローチで取り組むユニット・TOON〈トーオン〉による展示、「TOON TILE 隣りと隙間」をご紹介します。
TOONは2005年に陶芸教室としてスタートし、2014年からは山田由起子さんと菊地幸未さんによる制作活動が本格的に始まりました。
手作業でしか生まれない形や色の組み合わせに惹かれ、アート作品として、また建材としてのタイルの可能性を広く探求してこられました。
今回の展示では、TOON TILEのこれまでの歩みをたどりながら、大きなアートピースにも挑戦されています。
それでは展示にかけるおふたりの思いや、活動の経緯をじっくりと伺っていきたいと思います。