
みなさま、こんにちは。「いとへん」オーナーの鯵坂です。
いとへんは、大阪・梅田のほど近くにある、ギャラリー・カフェ・書籍販売の複合施設です。このPodcastでは、いとへんで開催される展示や、そこに関わる作家の声をお届けしています。
第3回となる今回は、展示「合間を巡る。」をご紹介します。
本展は、作家・エッセイストの大平一枝さんと、美術作家の鈴木安一郎さんによる二人展。静岡・伊豆、東京・銀座と巡回し、各地でご好評いただいた展示が、このたび、いとへんでも開催できる運びとなりました
大平さんは、『ジャンク・スタイル』や『正解のない雑談』など、暮らしや人に寄り添った言葉を綴ってこられた作家です。一方の鈴木さんは、ウッドブロックの版画を中心に、静謐で豊かな造形表現を探求されてきました。
言葉と版画という異なる表現が交わることで生まれる「合間」。
それは、空間の余白であり、行間の静けさであり、鑑賞者の心にふと立ちのぼる、ことばにならない感覚かもしれません。
会期中には、お二人の作品をまとめた特装版書籍(限定50部)や、版画と言葉を組み合わせた額装作品(全20点)の販売もございます。
インタビューでは、鈴木さんに創作の背景や、本展に込めた思いについて、お話を伺いました。