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深夜の埠頭公園
海01
30 episodes
2 days ago
「失われた30年」=「年齢」の2人のカイシャインが夜の埠頭に集合した。日々のモヤモヤを雑談する。そんな魂を解放するpodcast。
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Documentary
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「失われた30年」=「年齢」の2人のカイシャインが夜の埠頭に集合した。日々のモヤモヤを雑談する。そんな魂を解放するpodcast。
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Documentary
Society & Culture
Episodes (20/30)
深夜の埠頭公園
チェンソーマンを全く知らない人間がチェンソーマン レゼ編を観て思ったこと

/ 日本の“緩さ”とアングラ文化 /

/ 韓国とアメリカ的正しさ /

/ 1軍カルチャーと観察者の視点 /

/ アジカンと坂本慎太郎 /

/ 日本の緩さが生んだニコニコ文化 /

/ K-POPの完成度と違和感 /

/ オアシスと90年代の空気 /

/ BUMPと繊細なゼロ年代 /

/ 『秒速5センチメートル』と光の感情 /

/ チェンソーマンと今の物語 /

/ 映画館と幸福の物理感 /

/ 朝のバナナと小さな感謝 /

/ 熊と現実の線引き /

/ 生きる領域が狭まる時代 /

/ フィジカルに戻る幸福 /

/ ポケモンと現実の重なり /



まあ。無能に厳しい社会じゃないんだな。日本は転職してわかったこと。まず結論だけど、ああ、そう。まあちょっといろいろあるけど……あるけど、まあ、まあまあそうだね。うん。いやだから、日本って語るのもあれなんだけど、韓国とかに比べると、なんか、とにかく緩めの社会ではあるよなとは思うよね。だから年功序列とかもそうだね。まあ、今はこれから変わってくるのかもしれないけど。でも、確かにカルチャーなんかも、日本のメインカルチャーというよりは、アングラカルチャーがこんだけ発展しているのって「許し」だと思う。緩いからこそ、あるんだと思うんです。韓国は今、結局成長しているのは、もう成果主義が極まってるっていう、厳しい社会なんだよな。そうだね。


だから、ソウル行った時に感じたのがさ、なんかアメリカみたいだなって思っちゃったんだよね。表面的にはアジアの街並みなんだけど、後ろに流れてる理屈はアメリカ的というか。意識的に「正しさ」を目指す感じ。まあ、それはそれで一つの正解なんだけど。K-POPとか大成功してるわけじゃんか。それはそれで結果出ててすごいねと思うけど、ちょっと「おもんないな」って思う時もあるじゃん。あんま面白くないな、やっぱ。なんだろう。クラスの端っこでさ、1軍だからね、あれ。1軍の文化ってやっぱ面白くないんだよな。なんでなんだろう。


アメリカだったら、ラグビーとかチアリーディングみたいな“ピラミッド”があるじゃん。もうそれって、俺の性格の話になってきちゃうから、わかるけど。エリートのやつが上手になんかやってるの見てても、「はいはい」みたいな。俺はクラスの中心にいる気がしないよな。中心というより、わりと観察者みたいな視点なのかなと思う。歌詞とかの世界でも。観察者で、諸行無常感ももちろんあって。これは俺の主観ね。無常感はあるんだけど、そういうものを捉えた上で観察してるって感じ。自分の意見を張るというより、情景を描く。小説っぽいというか。


クラスの1軍のやつらがやってるのは演劇っぽい。パフォーマンスで、自己主張って感じ。でも、実際身に染みるのは情景とか、観察とか、ちょっと引いた目で「そういうのってあるよね」みたいなことの方が共感性が高い。俺、この前オアシスの音漏れを聴きに行ったんだけどさ。アジカンもあってさ。久しぶりにちゃんと聴いたら「やっぱいいな」と思ったんだけど、アジカンのゼロ年代の歌詞って、世の中に無常感を感じつつ「そこからどう戦うか」って世界なんだよね。『君という花』とか。見えすぎたホームの絶望から、取り戻す、飛び出す、自分の色を見つける、みたいな。ロスジェネっぽいけど、無常感に「抗う」テーマが多かった。


坂本慎太郎は、そういうわけでもない。洗うとかでもないし、諦観でもあるし、「嘘みたいな人たちがいるな」とか、「日常はすすいでってるよな」という感覚。経済指標で測れない。だから、韓国的な場所からはアングラ、インディーカルチャーは出にくいのかな、と。もちろん、俺らが捉えてないだけでシーンはいっぱいあるはずだけど、ここまで巨大化してないんだろうな、とも思う。やりづらいだろうね。日本の緩さが生み出したニコニコとか、そういうのもある。


この前、韓国料理屋に行ったら、ずっとK-POPがモニターで流れてて、ちょっと嫌な気持ちになった。美男美女が踊ってて、もうええでしょう、みたいな。クオリティは高いし、いいんだけど、表面撫でるのもうやめてくれって気持ち。キャベツの葉っぱじゃなくて、芯を食わせてくれ……みたいな。音楽って現実逃避にもなるけど、現実もあるじゃん。現実の良いところだけ持ってきてキラキラにしてる感じが、もういいよって。たくさんあるから。俺は現実を見せてくれるとか、視点を変える方が好き。時間とか気持ちを一回受け入れてから、どう転換するか。坂本慎太郎は「観察して見てる」。で、オアシスが90年代に流行ったのって、そこもある気がする。最初期のオアシスには「こんなクソみたいな状況だけど、まあなんとかなるでしょ」という気分があった。『Live Forever』とかさ。駅で雨の中立ち尽くしてた、みたいな。そういう時代の空気。社会が荒れてるけど、ポジティブさもある。カート・コバーン以降のアンチテーゼとしての「俺とお前は永遠にいけるんだ」って新しさ。強い気の持ちよう、みたいな。音漏れ聴きながらそんなことを思った。


ナンバーガールはまた別だけど、共感する部分は絶対ある。ただ出力の方向が違う。表面的には似てるけど、態度は真逆かもしれない。共通項は「荒れてる時代」って前提だったのかも。90年代のオルタナ/グランジは爆心だよね。で、BUMPに関しては、正直まだよくわかってない。繊細すぎて。どっから生まれてきたのかわからない。でもBUMPが作った流れは、日本のカルチャーに脈々と流れてる気がする。この前『秒速5センチメートル』の実写版を観たんだけど、あれってBUMPを映画化した、って言うと怒られるけど(笑)、BUMP的な繊細な世界観が日本のカルチャーに流れてる、って話。情景描写、光の感じ。その世界に浸ると気持ちいい。言葉にしづらいけど、ある。


そういうモードになると、人間って気持ちいいし、写真集みたいな映画でも良くなる。ある人は「どうでもいいシーンがめっちゃあった」と言ってたけど、それも含めての“体感”なんだろうな。奥山監督は才能がめっちゃあると思った。MVもやってる人で、“きらめきを採る”みたいな感覚がある。シティポップのエモも、情景とか光の感じに近い。次の作品が気になる。


映画の話ばっかりになるけど、チェンソーマンのレゼ編を観た。漫画もアニメも中途半端に追ってたから、ちゃんと観たのは初めて。ただクオリティが高い。今、日本で一番元気な人たちが才能を投じてる感じ。作画の動きはもちろん、彩度や美術のセンスも先端。元々もっとアングラにあるはずの漫画が、メインカルチャーになってるのも面白い。小学生が観てて「大丈夫?」と思ったけど、時代が違うのかもしれない。情報量が多い時代だし、SNSで何でも入ってくる。


主人公の行動原理が「女の子と付き合いたい」みたいな低い欲望から始まるのも、昔の“世界を救う”系の大きな物語とは違う。今っぽい。ダークヒーロー像というか。共感性より「眺める面白さ」。半現実SFで、国家や戦争がバックにある。悪魔の設定も、恐怖が強いほど強力になる、とか面白い。裏設定はキリスト教モチーフもあるらしいけど、そこは半信半疑で見るくらいがちょうどいい。映画は映画単体で面白いかどうかがすべて、というこだわりは俺にもある。土俵の外の設定は勝手にやってくれ、くらいの。


劇場の体験はやっぱり別物。ドルビーアトモスやIMAXで観ると音がすごい。映画って音がすべてみたいなところある。低音の作り方とか、映画館でしか味わえない。ライブを観るのに近い。サブスクで観ても意味がないタイプの作品ってあるよね。ライブ上映やリバイバル上映は最高。『パルプ・フィクション』を福岡で雨宿りがてら観た時なんて、人生の名シーンだった。午前十時の映画祭もいい。朝映画館、幸福感がある。観終わって昼に何か食べて帰る、小市民の幸せだけど、それでいい。


幸せって案外すぐ感じられる。朝、仕事行く前にちょっと早く起きて、バナナケースに入れたバナナ持って川沿いを歩く。太陽に向かってバナナを食べる。恵方巻きみたいに(笑)。太陽礼拝みたいな感じで、「今日も頑張るぞ」と。一駅歩いて、太陽に向かってバナナ食べると、幸せをすごく感じる。セロトニンなのか、太陽光が効いてるのか。「ありがたいなぁ」って。変に“ありがたがりおじさん”にならない程度にね。深夜に帰ってきて、土砂降りでもコンビニが開いてるのを見て「ありがてぇ」と思うのもそう。ファイトクラブの序章みたいに、ちっちゃい現実の幸福。


……で、話を戻すと、俺は紙の本とか、映画館とか、フィジカルな体験に結局戻っていくんだよな。家で最高のスピーカーをそろえるより、映画館に行く。ライブに行く。午前中に何かする。そういう小さな営みの積み重ねが、今の俺にはちょうどいい。幸福の体感速度が上がる。バナナ食べて、太陽に一礼して、「行ってきます」。夜の自由時間は減るけど、それでいい。平日はコンテンツを一本観る余力がない日もあるけど、ゲームを少しやるとか、ラジオを流しながら街を走るとか、それで十分だったりもする。


最近はポケモンの新作を少し触ったり。アルセウスの思い出もある。コロナ禍の時にやって、音楽や大自然に救われた感じがあった。現実社会がだんだん“レジェンズ”みたいになってきたから、ローリングして逃げる記憶が蘇る(笑)。熊に会わなくてよかった、と今になって思う。


まあ、そんな感じ。お腹減った。食べに行くか。食べに行こう。

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2 days ago
1 hour 10 minutes 33 seconds

深夜の埠頭公園
1ヶ月間北海道で車中泊してきた話 ─ 道の終わりで考えたこと

プレイエリアの外へ—道東車中泊で見た「道の終わり」/伊豆の人工リゾート/台風の孤島体験/軽で二週間・半時計回り/車中泊の自由/セコマとサウナが命綱/鹿と野犬とリス/釧路・根室のさびれた町/明治公園で道が終わる/納沙布岬と北方領土の距離感/野付半島の沈みゆく大地/デスストとブレワイ的風景/知床と摩周湖/紋別のアザラシ/直線40キロの道/1500kmの走行とレンタカー故障/エスコンフィールドのテーマパーク感/豚丼とホットシェフの幸福/セコマはセーブポイント/一次産業のリアル/熊と人間の境界/旅で脳が組み替わる時間感覚/自然は厳しいが最高だった

「1か月ぐらいだっけ?」「そうだね、1か月ぐらい」。最初は、わけわかんないと思うけど、伊豆の—なんかリゾートみたいなところに行ってて。人工のリゾートみたいなとこ、多分そう。家族でね。人工のリゾート。リゾートというか、海沿いにある東急の……そう東急なんだ。部屋から、ベランダに寝るところがあって、そのままプール行けるみたいな。つながってるんだよ。部屋からプール行って、海も行ける。


夜、台風みたいな突風が吹いてきて、昼間は別に天気悪くなかったんだけど、夜だけ台風中継みたいになった。翌日には電車とかバスとか全部止まって、交通も麻痺して陸の孤島みたいになって、もう1泊追加。それからすぐ晴れた。別に特に話すことはない。何かしたわけでもない。ボケっとダラっとしてた。9月上旬で暑かった。音楽聴いて、ビーチで何もしない—あれはいいよね。リゾートは何もしないのが一番正解。何もしないために行く、みたいな。


——本題、札幌。レンタカーを2週間借りて、ステップワゴンみたいな……いやワゴンRみたいな軽自動車。寝袋も持ってって、基本は車中泊。札幌から帯広へ。道東を半時計回りで回った感じ。何も決めないで行けるのがいい。ホテルに着かなきゃいけない“イズ”がない。道の駅も結構ある。北海道はみんな車中泊してる。キャンピングカーが多いけど、俺は営業車みたいなのに寝てた。だんだん面倒くさくなって、最終的には運転席をガタッとやって3秒で寝る。セコマで弁当買って、缶ビール飲んで、そのまま横になる。アウトドアチェアも持ってって、海を見たりもしたけど、基本そんな感じ。身軽で良い。東京で車中泊は人がいて気になるけど、北海道は人がいないから気にならない。カーテンもなくて大丈夫。鹿が夜、近づいてきてうるさいとかはあるけど。百均でブルーシート買って前面だけ囲ったり、日よけしたり。


札幌から帯広へ行くとき、大雪山を通った。森の出来方、風景が本州と全く違う。ちょっとヨーロッパの大陸の山みたい。フィンランドの森みたいな感じ。針葉樹の景色。自然自体が違いすぎる。インフラや国境は日本だけど、自然は違う国みたい。町から少し離れるともう大自然。ポケモンみたいに、森の中からいきなり街が出てくる感じ。道路→街の転換が急。


帯広から太平洋側へ。海沿いは本当にやばい。海と草原しかない、誇張抜きでそれしかない。鹿が道路を占拠してる。帯広の森で野犬に囲まれた。飲酒検問みたいにバーっと囲まれて、リーダー格の犬が「もういいよ」みたいに仕切って、みんな退いてくれた。縦社会がある。朝、帯広の公園—公園って規模じゃない—を散歩したら、リスが100匹ぐらい。カンカン木の実を齧ってて、リスまみれ。白樺の木が基本で綺麗。ゴールデンカムイでリス食ってたのも、まあ分かるぐらいにいる。


そこから東へ。釧路、根室へ。さびれ具合がレベル超えてる。更新されてない感じ。昔は石炭や漁業で発展したらしいけど、ロシアの影響で獲れなくなって……。根室の真ん中を通る道路の先に明治公園があって、道が終わる。「ここで終点」。本当に道路の終点。作るのやめました、みたいな終わり方。明治公園からは2つ道があって、納沙布岬までは行ける。明治公園から左へ行くとオホーツク海ルート、太平洋側に戻るルート、みたいに1ルートだけ。


納沙布岬。国後、歯舞諸島が目と鼻の先。肉眼で見える。ロシアの警備隊の施設も見える。碑がいっぱい。「北方領土を返せ」系の鎮魂の詩や標語。地元の人は、もともと住んでた土地だから切実。超・日本の端っこ。太平洋は何もない。太平洋とオホーツクの境目、半無限。岬へ向かう道の風景がすごい。デスストとブレワイを足したみたいな新鮮風景。自然を形作った人工物が点在する。


走って寝て、寝て起きてまた走るので、エピソードは少ないけど、それが良い。物語とかいらない。最小限の荷物でも意外と余裕。道の駅にサウナがあって、それがめっちゃ良かった。釧路の近く、海沿いの道の駅。サウナから海が見えて、外気浴はビーチ。脳がやられたみたいに最高。貸切、新しいサウナ。


野付半島にも行った。ブレワイの渦巻き半島みたい。先へ進むほど両側の海が迫ってくる。数年で消えるんじゃないか、沈むんじゃないかって言われるほど低い。海が侵食して、枯れ木だらけ—だったけど、その枯れ木すらもう消えつつある。先端まで歩道があって、でも「ここで終わりです」。デスストの世界の空。国後が近くに見える。天気は晴れ。日本の“果て”をAIに描かせたら出てきそうな風景。ゲームみたいに「これ以上先はプレイエリア外」。


紋別にはアザラシの保護施設(とっかりセンター)。流氷の来る場所で、はぐれたアザラシを保護してる。名前の付いた個体がいて、ずっとテレビ見てるおじさんみたいなのもいる。頭が良いらしい。1日走ってサウナに着いて、一体化して寝る。結局、何してたのかよく分からないけど、平均200〜300キロ、5〜6時間、もっと走ってたかも。


家族を旭川空港に送ったあと、「自然はもういいや」と札幌に戻り、エスコンフィールドへ。テーマパーク的。野球を見に行くというより、ご飯を食べに行って、風呂もあって、応援でエンゲージして楽しい。飯は“北海道飯”、ちょっと高いけど旨い。日本ハム関連の店もうまい。野菜も肉も盛んで、飯は間違いない。豚丼は4杯ぐらい食べた。最初の3日間は毎日豚丼。焼き鳥丼(実際は豚)もコンビニで焼いてくれて、めっちゃ旨い。セイコーマートはセーブポイント。ここを逃すと次は100キロ先。ガソリンも半分になったら入れる。ほんとに何もないところがある。


本州では人のいない平地なんてあまりないけど、道東は「誰も助けを呼べないエリア」がある。住めないのかなと思うほど。寒さが厳しくて育てられるものが限られる。帯広あたりは野菜や畜産が見えた。まとめると、何をしてたか? とにかく走ってた。でも楽しかった。時間の流れは長く感じて、2週間が2〜3か月に感じた。東京のことは—忘れてはないけど、日常が遠のく。


新しい場所に行く面白さ、刺激。自由感もあるし、恐怖感もある。みんな車中泊のプロ。キャンピングカー、ハイエース、四駆のルーフテント、いろんなスタイル。アメリカのロードムービーみたいな世界観。ラジオ流して、洗濯して、わがくす……みたいな。金持ってそうな旅人も多い。


岬の草原と崖はめっちゃ綺麗。人がいないから、一人称視点ゲームみたい。世界が終わって走ってる感覚。セコマと郵便局があると「まあまあの街」。郵便局は町の最小単位。誰かが働いていることのありがたさ。ホットシェフは店ごとに裁量があって、ポテトの盛りや味が違って面白い。工場生産的な都心コンビニと違って、その場で作ってる。かつ丼もうまくて涙出た。


走ってばかりでめっちゃ疲れる。札幌に戻って「ニコーリフレ」に入り浸って寝てた。運転中はずっと気が張る。突風や倒木、動物の死骸、穴ぼこ、南米みたいな路面、頭文字Dよりやばいヘアピン……。でも楽しかった。転職前の旅はこれで終わり。10月1日から仕事。


旅中、時間が長く感じるのは、脳の回路が新しい刺激で繋ぎ直されるからだと思う。社会人1〜3年目は長く、4〜6年目は加速する、みたいな。新しい会社・書類・人間関係で回路が変わると時間が濃くなる。感受性を張り続けるのはストレスでもあり、幸福でもある。ずっと感受性MAXだと壊れる。たまの旅がちょうどいい。長すぎる旅は逆効果で幸福度が落ちるかも。後半「札幌行かせてくれ」ってなったし。羽田に戻って東京の景色を見たら涙が出た。けど2〜3か月いたら慣れてしまう。人間は慣れる。脳は効率化する。


ネットとの距離感も変わる。旅先でネットを見ると「どうでもいい」感じになる。自分の影響範囲に集中した方がいい。田舎の人のほうがネットに張り付いてる説もあるけど(暇な時間があるから)、根室の銭湯で漁師たちがクラゲの出方とか病気の話をしてるのはリアルだった。フリーランスに近い働き方。量の時期の総額は決まってるかもしれないけど、裁量はある。


一次産業の人たちは嫉妬とか少なそう。目の前のことに全集中。承認欲求も満たされていそう。海=“もの”の世界。情報産業じゃないフィジカル。人間のからくり的にはベタだけど合ってるのかも。幸福そうだった。羅臼は金持ってそうな雰囲気。昆布や加工でうまくやってるのかも。知床の観光船は波が高くて引き返した。あの半島は船じゃないと行けない先端もあって、海から見ると威圧的な自然。人間が住める場所じゃない。熊も多い。


公園の掲示にも「熊出没」。人間のための公園じゃなく、熊のための公園。北海道全域は熊の生息地。森に一人で入るのはやばい。猟友会の人たちは犬を連れてプロの装備。モンハンみたい。出会ったら神に祈るレベル。頭を抱えてワンチャン生き延びる、みたいな世界。銃でもすぐは止まらない。


——自然は厳しい。北海道は厳しい。だけど、最高だった。

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1 month ago
1 hour 25 minutes 54 seconds

深夜の埠頭公園
ドンキーコング買いに行ったら参政党の集会に出くわした夏

新橋でドンキーコング・バナンザを買った日の偶然

  - 参政党決起集会に遭遇

  - 大学の先輩との再会

  - 夏の空気と「全部フィクション」感

 政治の肌感・選挙のリアル

  - 参政党の印象、チーム未来に投票した話

  - SNSで見た分断、届かないロジックの話

  - 三島由紀夫 vs トランプ的な“鏡のリーダー像”

 再生の道や石丸氏の分析、バズと地盤の違い

  - TikTokと偶発的ヒット

  - 熱狂と持続のギャップ

 スピリチュアルな傾向と陰謀論の話

  - 小麦粉・ジャンボタニシ・自然食思想

  - 陰謀論=気持ちの話という見立て

 10年代のSEALDsの記憶と政治への距離感

  - 共感できなかった妖怪大戦争状態

  - いまなら少し共感できる政治との距離感

転職活動のリアルとエージェント不信

 - 自力でマッチした話

 - 結婚や婚活に近いという転職観

掃除と自己整理の共鳴

  - 掃除=人生の旅

  - 物を減らすことで価値が浮かび上がる

  - 内面と部屋のリンク

 夏の旅と現在の幸福感

 - 北海道へ旅に出る予定

 - 坂本慎太郎の「まともがわからない」と今の自分

 - 幸福=問題に対処している感覚

 - 1-1から始める人生

ね、バンザ……そうそう、博品館で。

あのドンキーコング・バナンザ、バイクで行って買ったんだけど、買ったらちょうど新橋で、参政党の軽い決起集会みたいなのやってて。

「へぇ、夏だなあ」みたいな。なんか夏って、わかんないけど何かが起きてる感じ。バナンザが出たタイミングって、あれ選挙のちょっと前だよね?ほんとの直前。

「え、これってほんとにやってんだ…?」って感じで、ちょっと巻き込まれた感じだった。

そしたら大学の先輩に偶然会って、「おー!久しぶり」ってなって。別に賛成とかにいたわけじゃなくて、その近くで働いてたらしくて。

「こういうとこで働いてるんですか?」って話してた。場所はたしかリクルートのビルあたりだったかな。ベンチャー的な仕事やってるって聞いて、「へー、あるんだな」って思った。

で、巡り合わせ的にそのまま一緒に豚丼食べに行って、死んだように満腹で。「なんか夏だな〜」って。

全部フィクションみたいだけど、なんかリアルだった。会社とか見て、「こういう仕事してるんだな」って。


でも人はいっぱいいた。なんか、普通の人たちだった。

いわゆる右翼団体的な感じではなくて、もっと一般的な雰囲気。サングラスに学ラン、そういうキャラじゃない。


あと東さんの生配信。まだ全部見てないけど、あれ面白いよね。

ちょっとニコ動的なノリもあって、「今、政治っておもしろくなってるのかも」って思った。


特に最近は多党化が進んでて、バラエティ的な色合いが濃くなってるから、ある意味エンタメとしても見られるようになってきてる。

「お前もコンサルかよ!」みたいなツッコミもあったりして、ユーモアとしても成立してる。


共産党のポスターを貼ってた人もいて、「人じゃなくて制度が悪い」って言ってたのが印象的だった。

その通りだと思った。やっぱり、言葉って大事だし、支持する人の背景にある人生そのものが、言葉の重みに繋がってる気がした。本当に、誰が何を基準にしてるかって、人によってまったく違う。だからこそ、他人の投票行動にあれこれ言うのって難しいんだよね。

正直、今回は俺も全然調べてなかったし、忙しかったっていうのもあって。でも、今の政治はちょっと面白いなと思い始めてる。


で、投票率も1.1倍ぐらいに上がってたらしくて。前回が50%前後、今回が55%ぐらい?

たぶんその5%〜7%分が賛成党が動員した数字なんじゃないかって。新橋で見た光景も、なんとなく勢いがあったもんな。


で、ああいう盛り上がりってさ、やっぱ「求められてるものをちゃんと提示してる」ってことなんだよね。

求められてる言葉を、ちゃんと与えてる。上手いなって思った。支持するしないは置いといて、やり方がうまい。


言葉が強いんだよな、実際。理屈とかじゃないんだよね、日常の中の不満にスッと入り込む感じ。言葉が「通る」っていうのは、そういうことなんだろうなって。


たとえばさ、飲食の人とか、氷売ってる人とか、現場でしんどい思いしてる人たちに、言っても響かない。

それが正しいとしても、届かない。現場と思想のズレって、埋まらないんだなって。大学がリベラル寄りだったから、なおさらそう思う。


結局、「現場の声を救い上げる言葉」があるかどうかなんだよね。そこが賛成党みたいな存在の「強さ」になってる。

もちろん、政策の中身とか、実行力は別問題として。


で、SNSで「東大生の周りには賛成党の支持者がいないから安心した」って書いてた人がいてさ、それに「それが分断だろ」ってツッコミが入ってた。

まさにそれ。価値観がすれ違いすぎて、もう会話が成立しないレベルの断絶。


ロジックで考えると、リベラルな考え方って確かに納得できる部分もあるし、俺もそっち寄りになりがちなんだけど、

それが「届くかどうか」は別の話なんだよな。ほんとに。


で、そういう届かないとこに届く言葉って、やっぱり賛成党とかトランプとかがやってる「強い言い切り」なんだよね。

あれって受け手が求めてる言葉を、ちょうど差し出してるだけっていうか。意思というより、反応してるっていう感じ。


ああ、これまさに鏡だなって思った。

受けるものを言う、外界のリアクションで動く、そういうリーダー像。意思があるというよりは、映してるんだよね。トランプもそうだし。


もしかしたら賛成党の神谷さんも、そういうタイプなのかもしれない。自分の思想というより、「とにかく受ける」言葉を発してる。

意思がないほうが、受けることができるというか。

だからさ、三島由紀夫の話になったのも自然だったんだよね。

あの人は、あまりに「意思の人」だった。だから、変えられなかった。

逆に、意思がなくて、外界の反応に応じて動ける人のほうが、歴史を変えていく——みたいなことを誰かが言ってて、確かにって思った。


トランプもそうだし。

彼が何を考えてるのか、正直わからない。

けど、「受けること」だけは的確にやってくる。

大衆の鏡みたいな存在。

何を映されるかで、その動きが決まっていく。


で、参政党のリーダーも、そういう存在なのかもしれないなって。

別に思想があるわけじゃないけど、受けがいい言葉を繰り出す。

で、それが「正しさ」とはまた別軸で、熱狂を生むんだよな。

最強の「鏡」っていうか。

その分析をしてる瞬間、ちょっとゾッとしたけど、めっちゃ腑に落ちた。


で、対になる存在が三島由紀夫。

あの人は意思と思想の塊で、それゆえに届かない。

民主主義のゲームルール的に言えば、意思の強さよりも「人気」が決定権を持つ。

だから、鏡みたいな人が強いんだよね。

このルール内では、ある意味で「正解」なんだと思う。


リーダー論の話でもある。

手を下さない存在。

天皇のような、意志を表明しない象徴。

そういう存在の方が、人々に影響を与える。

これはちょっと複雑な話だけど、でも腑に落ちた部分もあったな。


でも、ああいう人気の取り方って、実は持続性がないんじゃないかなって思ってて。

たとえば、「再生の道」みたいな動き。

あれも結局、再生できなかった。

石丸さんっていう人も、リーダーとしてのカリスマ性がちょっと弱かった。

素質というか、タイミングの相性ってのもあるけどさ。


TikTokでバズったりもしてたけど、あれって「支持基盤」じゃなくて、「偶発的なヒット」だった。

一時的な熱量ではあっても、それを継続する組織力や地盤がないと、流れてしまう。

だから基盤って大事だし、集まった人たちがどこに根を張るかが問われる。


で、その点、たまたま新橋で見た賛成党の集会は、いわゆる保守でも右翼でもなかった。

もう少し「スピリチュアル」に近いというか。

オーガニックとか自然派とか。

たとえば世田谷とかにいそうな、ちょっと収入に余裕のある自然志向の人たち。

「米を食べろ」とか、「小麦は陰謀」みたいなノリ。


なんか、ジャンボタニシを撒くとか、小麦粉はアメリカの陰謀とか、そういうネタ、2ちゃんとかでよくバカにされてたけどさ。

そういう陰謀論って、科学の話じゃなくて「気持ち」の話なんだよね。


DSがどうとか、ロジックじゃないじゃん。

「これはこうなんです」って事実だけぶん投げてくる感じが、かえって刺さる。

それもまた、さっきの話に通じるんだよね。

日常の不満を、ロジックで解消するんじゃなくて、「言い切り」で慰撫する。

あの力って強い。

反対派もいたんだよね、新橋のあのとき。

メロンパン配ってた気がする。なんかもう、お互いが「頂上決戦」みたいになっちゃってて。

新宿でもやってたよね、ああいうの。

反対派は反対派で、ちょっと大学の頃思い出したんだよな。


SEALDsとかさ。ラップ調で「日本を変えようぜ」みたいなやつ。

あのときもどっちにも共感できなかった。

やってることは理解できるけど、どっちも「うーん…」って感じで。

妖怪大戦争みたいだったんだよ、まじで。


だから、たぶん俺らは「政治から遠ざかった」ってより、共感できる何かがなかったんだと思う。

今になってようやく、ちょっと丸くなったというか、「まあ近いかな」って思える存在が出てきた感じ。

チーム未来とかね。まろやかというか、敵味方ってよりは「みんなでやろうぜ」感。

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3 months ago
1 hour 1 minute 23 seconds

深夜の埠頭公園
INFJな俺らはどう生きるか

MBTIやったらINFJ/性格と仕事/人生で気づいたこと


MBTI診断ってやったことある?

あー、あるある。知ってるよ。なんか、血液型診断のもうちょっと細かいやつ、みたいな感じだよね。まあ、信憑性はどこまであるかって言われると微妙だけど、でも、ざっくり自分をカテゴライズしてくれる感じはある。


「16タイプ」ってやつでしょ?俺、それでINFJ-Aって出たんだよね。なんか、すごく希少な性格らしいよ。いや、別にマウント取りたいとかじゃなくて、純粋に「あ、自分ってこういう性格なんだ」って気づきがあったというか。


ちなみに、INFJってどういうタイプなの?ポケモンで言うと…って例えじゃなくてもいいけど(笑)。

ああ、俺はINFJ-Tってやつだったよ。AとTの違いだけで、基本は同じみたい。INFJ自体が16タイプの中でも一番珍しいって言われてるらしいね。絶滅危惧種って呼ばれることもあるらしいし。なんか、お前もそれだったのか、ってちょっと安心した。


それでさ、MBTIって「向いてる仕事・向いてない仕事」みたいなのが出るんだけど、俺、今やってる仕事がまじで相性最悪でさ。「過度な競争は苦手」とか「ノルマ営業とかに向いてない」とか、全部当てはまってて。人前に出てバリバリやるより、ちょっと一歩引いて全体を見るような役回りの方が向いてるんだよね。


俺のINFJ-Aってタイプは、ざっくり言うと「洞察力があって思慮深い」みたいな特徴があって。構造的に物事を見るのが得意だったりもする。でもAの方は行動力がある方だから、「考えるけど動く」みたいな、ちょっと矛盾を抱えたタイプとも言えるかな。


ちなみに、INFJの有名人って、ネルソン・マンデラとか、ガンジーとか、キング牧師とか、マザー・テレサとか、歴史的に見ても「理想を追い求めて最終的に命を落とす」みたいな人が多いって言われてるんだよね。日本だと、太田光とか藤井風とかが該当するらしい。あくまで目安だけど。


それを知った時に、「職業選びってやっぱ大事だな」って思ったんだよね。俺、本当に一番向いてない仕事選んでたんじゃないか?って。それで自分の性格とズレた自己分析をしちゃってて、生きづらさを感じてた。


理想主義でありつつ、現実主義でもあるから、どっちも分かっちゃって辛い。普通に「この性格、生きづらくね?」って思ってる。


で、俺は思うんだよ。INFJって「気づいてしまうタイプ」なんだよね。社会の矛盾とか、空気の違和感とか、そういうのをスルーできない。で、気づいてしまうからこそ、自分の子どもとか、過去の自分に伝えたい「人生の教訓」みたいなものがあるなって。


例えば、「お金のない不幸ってでかい」ってこと。これは仕事をしてきて気づいたんだけど、衣食住が安定してないと、好きなことも何もできない。結局、生活って“ゲーム”みたいなもので、その“土俵”にすら立てない状況ってあるんだよね。


だから、「自分の得意なことを仕事にする」ってことがすごく大事だと思う。好きなことだけじゃだめで、「得意」で「続けられる」ことじゃないと、どっかで嫌いになっちゃうんだよね。


昔読んだ話で、「3つの円」があって──1つは「やってる仕事」、1つは「自分の得意なこと」、そして「自分のやりたいこと」。この3つの重なりが大きければ大きいほど、自己実現の度合いが高くなるって話。これ、まさにその通りだと思った。


でも、結局のところ、自分の性格の根っこって変わらないよね。6年働いて分かったけど、「適応」することはできても、「根っこ」は変わらない。


だから、職業選択って、性格特性と合ってないとマジでしんどい。俺が過去の自分に伝えたいのは、「自分の性格をよく理解して、それに合った道を選べ」ってことなんだよ。


じゃあ転職するかどうかって言われたら、今はまだ分かんないけど、もしするなら、ガラッと変えるつもりではいる。それぐらい、今は自分の特性とズレてるって感覚が強い。


で、もっと引いた視点で言うと、これからの日本ってやばいよね。収入は上がらないのに、物価だけ上がってる。うちの親の世代の方がよっぽど豊かだったと思う。毎日外食してたとか、信じられない。


俺たち、今じゃコンビニのリンゴジュースが350円とかして、買うのやめるくらいなんだぜ?外食も1,000円が当たり前で、でも給料はそこまで上がってない。働けど暮らしは楽にならず、だよ。


このままいくと、日本は“全員参加型の『いきなり!黄金伝説』状態”に突入するんじゃないかって思う。食費削って、電気代ケチって、もう精神論しか残らないような。


しかも、日本って移民も入れにくい国だから、労働力不足が補えない。仮に移民を受け入れたら、今度は治安や文化の問題が出てくる。詰んでるんだよな。


そんな中で、どう生き延びるかって言ったら、もう「複数の飯の種を持つ」しかないんだと思う。副業とか、スキマバイトとか、そういう分散型の生き方にシフトしていかないと、たぶん耐えられない。


それってつまり、東京みたいな固定費が高すぎる場所ではもう生きていけなくなるってことでしょ?そうなったら、ネガティブな意味での“地方移住”が起きるかもしれない。


俺、東京で生まれ育ったけど、このままだと東京から追い出されるかもしれないっていう不安があるよ。資産も相続できないし、税金ばっかり高くて。


なんかもう、希望が見えないね(笑)。でも、せめてこの先の世界がどう変わっていくかは知っておきたい。で、できる範囲で備えていくしかないんだろうなって。



コスパとかタイパって言葉もさ、俺、八丈島行ったとき思ったんだけど、

「目的と手段に完全に拘束されてる」っていうことが、貧しいんだなって。


余剰がない。無駄がゼロ。

そうなると、人生ってもう「最短距離でゴール」みたいな感じになって、

逆に“ルート”を楽しむって感覚が全部削がれる。


でも人生って、そもそも意味なんかないじゃん。

たとえば、八丈島の空が綺麗だった。それに理由なんかない。

でも、それでいいんじゃない?って。



人生、意味はないけど、「快・不快」っていう感覚がある。

で、「死ぬのが不快だから生きてる」ってだけなんだよ。

それ、めちゃくちゃ貧しいよな。



で、そんな中で仕事してるときって、意外と余計なこと考えない。

兵隊的な心地よさ。

目的がある状態だから、考える余地がない。それが楽だったりする。



でもさ、働いて笑おう、ってなんなん?

味のなくならないガムみたいに、時々社会に登場してくる。


労働って、普通に不機嫌だよ。働いてる人って不機嫌な人多い。

特に衣食住を支える現場の人たち。飲食とか清掃とか。

社会って、そういう働いて不機嫌な人たちが支えてんのに、

それを軽視してるような風潮ってあるよな。



ホリエモンみたいなさ、上から見下してる系。

「やりたくない仕事はやらなくていい」って言うけど、

じゃあ誰がゴミ拾うの?誰が米作るの?

いなくなったら社会が回らないよね。



結局さ、「働いて笑おう」とか言ってるのは、1%の勝ち組だけなんだよ。

あとは働いてしかめっ面。それが現実。



だから俺、NewsPicks的な意識高い感じのメディア、あんまり好きじゃない。

エリートママゴトっていうか。

上の人間だけで「世界を動かしてる気になってる」っていう匂いがダメなんだよな。



あと、年取ると人が黙るって話あるじゃん?

それも、「会話の100手先が見えるから」っていう理由らしいんだよね。

会話のパラレルワールドが全部見えて、もうこの未来いらないってなる。


だから、黙って空見上げる。それでいいやってなる。

結果、黙って働いて笑おう…って、それ皮肉すぎるだろ(笑)



最後の教訓みたいな話になるとさ、結局、自分が体験して気づくしかないってことだよね。

人から言われても響かない。けど、後で「あ、あれ正解だったんだな」って気づく。

だから一応、年長者の話は聞いとけ、片隅に置いとけ、ってことなんだよね。



社会のレールとかも、若い頃は疑問しかなかったけど、

あれって無数の失敗と試行錯誤の果てにできてんだなって思うようになる。



就活も、当時は「なんで新卒一括採用なんだよ」って思ってたけど、

アメリカみたいに「経験者しか採らん」って言われたら、どう始めんだよってなる。


そう考えると、日本の仕組みってよくできてる…完璧じゃないけど、

ありがたい部分もあるんだなって、今なら思える。



で、結局この話のオチは…なんだっけ?

人生、教訓なんて最終的に「包みなさい」で終わる感じで。

お前がまず落ち着けよ、みたいな(笑)


ジャンルって、結局「若い才能がどこに行ったか」で元気さが決まるんだよな。



今はやっぱTikTokとかショート動画だよね。何が流行ってるかわかんないけど、政治まで流れてくるし。60年代みたいな政治の熱狂とは違うけど、若い人が「政治家になりたい」って思ってる時代かも。宗教に近いね。


結局、選択肢が多すぎるから、「これが正解です」って言ってくれる人が求められてる。宗教家、あるいはカウンセラー、もしくはインフルエンサー。



最後に読んだ記事で面白かったのが、SNS普及後に「退屈だと自覚する人」が増えたってやつ。コンテンツありすぎて、切り替えが早すぎて、没入できなくなってるらしい。


だから映画館での「2時間縛り」が逆に贅沢だったりして。いまは全部が軽くて、選べすぎて、何も面白くなくなってる。選択肢が多い=自由ってわけじゃない。


それを狭めてくれる存在=新宗教的存在かもな

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