【今週の興味シンシン医療ニュース】
・腎不全の緩和ケア ついに診療報酬議論に!
・救急・集中治療の終末期医療
・認知症が血液検査で分かる時代に
・K大学病院が堺市に移転!
・医師の4割が現況届未提出⁉️
https://note.com/naikaitakeo/n/ne4b582ac1a9d
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#医療
#健康
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
「内科医たけおの心身健康ラジオ」の木曜コーナー「今週の興味津々医療ニュース」で、5つの最新医療トピックが紹介・解説されました。
1. **腎不全患者の緩和ケアが診療報酬の対象へ**
人工透析を中止した末期の腎不全患者が、新たに緩和ケア病棟の対象になるという厚生労働省の方針が示されました。これは医療界にとって大きなニュースであり、複数のメディアが報じました。話者は、各社の報道で「緩和ケア病棟の対象」や「診療報酬での評価」など見出しやニュアンスが微妙に異なる点に注目。実際の議論では腎不全だけでなく他の非がん疾患も含まれていましたが、社会的な関心の高さから腎不全が大きく取り上げられたと分析しています。
2. **救急・集中治療領域における終末期医療の新指針**
救急医療や集中治療における終末期医療のガイドラインが改訂され、緩和ケアに移行するタイミングの目安として「患者が1年以内に死亡する見込みがある場合」という基準を盛り込む方針が示されました。これは、緩和ケア領域で用いられる「サプライズクエスチョン(この患者が1年後に亡くなっていたら驚くか?)」という考え方に近く、より早期からの緩和ケア介入を促すものと期待されます。
3. **認知症の早期発見につながる血液検査薬**
製薬会社の富士レビオが、早期のアルツハイマー型認知症などを診断するための血液検査薬を年内に承認申請するとのことです。この検査は患者の身体的負担が少なく、承認されれば国内初となります。早期診断から早期治療へ繋がる期待がある一方、話者はあくまで補助的な診断ツールである点を強調。高額な治療薬(レカネマブ等)の過剰な使用に繋がらないか、慎重な運用が必要との見解を示しました。
4. **近畿大学病院の大規模移転**
近畿大学病院が大阪狭山市から堺市へ移転し、ICUの重症患者を含む入院患者125人の大規模な引っ越しが行われました。話者は自身の病院移転の経験に触れ、今回は安全を期して入院患者数をかなり減らした上での計画的な移転だったのだろうと推察しました。
5. **医師の約4割が「現況届」を未提出**
医師免許を持つ人の約4割が、2年に1度義務付けられている「現況届」を厚生労働省に提出していないことが判明。これにより、厚労省の公式な医師検索サイトに名前が掲載されない医師が多数存在します。話者自身も、クリニック勤務時代に提出した記憶がなく、制度が形骸化している可能性を指摘。死亡した医師の情報が更新されていないケースもあるため、マイナンバーカードとの連携など、より正確な管理体制の構築が必要だと述べました。
■本日のリクエスト
いつもありがとうございます。
放送のリクエストをします。
11月は薬剤耐性(AMR)対策推進月間です💊
「かぜには抗菌薬は効かない」
「細菌とウイルスの違い」など…
医療従事者の方は知ってると思いますが、一般人向けに話していただきたいです。
もし需要があると思いましたらご検討お願い致します🙇♀️
イベントなどの情報が記載されているリンク添付します🔗
https://amr.jihs.go.jp/information/campaign2025.html?s=06
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、11月の「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」にちなみ、リスナーからのリクエストに応えて抗菌薬の正しい知識について解説しました。
### 抗菌薬とは?風邪には効かない理由
感染症の主な原因には「細菌」と「ウイルス」があります。このうち、細菌を退治する薬が「抗菌薬(抗生物質)」です。一方で、インフルエンザや風邪の多くはウイルスが原因であり、これらに抗菌薬は効きません。ウイルスに効く薬は「抗ウイルス薬」と呼ばれ、抗菌薬とは全く別のカテゴリーの薬です。医療従事者の間では常識ですが、「風邪に抗菌薬は効かない」という知識を一般の方々も持つことが重要です。
### 薬剤耐性菌の脅威
抗菌薬が効かなくなった細菌のことを「薬剤耐性菌」と呼びます。これは、抗菌薬の不適切な使用によって生まれます。例えば、処方された薬を途中でやめたり、決められた量より少なく飲んだりすると、完全に死滅しなかった細菌が生き残り、薬への耐性を持ってしまいます。この耐性菌が増殖すると、次に同じ薬を使っても効かなくなります。
この問題は世界的に深刻化しており、2050年には薬剤耐性菌によって世界で1000万人が死亡するという衝撃的な予測も出ています。
### 薬剤耐性菌を増やさないための正しい使い方
薬剤耐性菌の発生を防ぐためには、抗菌薬の適正使用が不可欠です。
最も重要なのは、医師から処方された抗菌薬は、症状が改善したとしても自己判断でやめず、必ず指示された期間「飲み切る」ことです。中途半端にやめることが、耐性菌を生み出す最大の原因となります。
また、他人の抗菌薬をもらったり、自分のものをあげたりすることも絶対にやめましょう。
### 薬に頼る前の基本的な感染予防
薬に頼る前に、日頃からの感染予防を徹底することが最も大切です。
1. **手洗い**: 正しい方法で石鹸を使い、こまめに手を洗うことが基本です。
2. **咳エチケット**: 咳やくしゃみが出る際は、マスクやティッシュ、袖などで口と鼻を覆い、飛沫の拡散を防ぎます。特にマスクは、鼻から顎までを正しく覆って装着することが重要です。
3. **ワクチン**: ワクチン接種は、特定の感染症を予防し、流行を防ぐための非常に有効な手段です。
抗菌薬を正しく使うことは、自分自身の健康を守るだけでなく、未来の世代が使える薬を守り、地域社会全体を薬剤耐性菌の脅威から守ることに繋がります。
■本日のご質問
医師は、余命告知を、どのように行っているのでしょうか?
参考)たけお2号の解説・回答
https://chatgpt.com/share/69091535-4088-8001-ab30-a6f41d62404e
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけおが、リスナーからの「医師は余命告知をどのように行っているのでしょうか?」という質問に回答しました。医師は「余命告知」を、より広い概念である「告知」の一環として捉えており、これには大きく分けて3つの種類があると説明します。
特にがんの場合、告知は以下の3つに分類されます。
1. **病名告知**:「あなたはがんです」と病名を伝えること。
2. **病態告知**:転移の有無や進行度(ステージ)など、病気の詳しい状態を伝えること。
3. **予後告知**:残された時間、つまり「余命」について伝えること。
**① 病名告知**
かつては患者に伏せることもありましたが、現在では本人に真実を伝えるのが標準的な医療となっています。ただし、患者が大きなショックを受けるため、医師は研修などを通じて、伝え方のコミュニケーションスキルを学んでいます。
**② 病態告知**
病気の進行度は治療方針と直結するため、基本的に行われます。どのような治療法が選択できるか、あるいはできないかを判断するために重要な情報となります。
**③ 予後告知(余命告知)**
これは最も慎重に行われる部分です。まず大前提として、患者には「知らない権利」があります。そのため、医師側から一方的に「あと〇ヶ月です」と宣告することは基本的にありません。
医師はまず、患者が「なぜ予後を知りたいのか」という背景を探ります。例えば「孫の入学式に出たい」「子供の出産に立ち会いたい」といった具体的な目標がある場合が多いです。その上で、「あと〇ヶ月」という断定的な伝え方ではなく、その目標が達成できる可能性があるか、という形で対話を進めることが一般的です。
また、診断時に伝えられる予後は、あくまで多くの患者の統計データ(中央値)であり、その個人に当てはまるとは限りません。治療の進歩によっても変わります。一方で、終末期に月単位・週単位で伝えられる予後とは意味合いが全く異なります。
がん以外の病気(心不全や腎不全など)では、治療の選択によって予後が大きく変動するため、予測はさらに難しくなります。
結論として、告知は患者の権利や心情を最大限に尊重し、個々の状況に寄り添いながら、対話を通じて慎重に行われています。一方的な「宣告」というイメージとは異なり、患者とのコミュニケーションが非常に重要視されるプロセスです。
■本日のご質問
腎不全の緩和ケアについて、ご家族がいない場合、かつ、ご本人が意思決定できる判断能力がない場合、腎代替療法(HD、PD、腎移植)をCKM(保存的腎臓療法)を含めてたけお先生はどのように選択されていますか?教えてください。
参考)たけお2号の解説・回答
https://chatgpt.com/share/6907c45a-2bac-8001-8f56-2240ea289e86
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、腎不全の緩和ケアにおける意思決定についてのリスナーからの質問に回答しました。
質問内容は「腎不全の患者で、ご家族がおらず、かつご本人に意思決定できる判断能力がない場合、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)と保存的腎臓療法(CKM)のどちらを選択すべきか」という非常に高度なものです。たけお氏は、自身も同様のケースの経験はないとしつつ、今後増加が予想される重要なテーマであるとして、思考のプロセスを段階的に解説しました。
**第1段階:本人の意思決定能力の丁寧な評価**
まず最も重要なのは、本当に本人に意思決定能力がないのかを慎重に見極めることです。一見、認知機能が低下しているように見えても、意思決定ができるタイミングがあったり、言語ではなく表情(例:透析の話をすると顔をしかめる)で意思を示したりすることがあります。意思決定能力は「ある/なし」で明確に二分できるものではなく、せん妄などで一時的に低下している可能性も考慮すべきです。そのため、時間や状況、確認する人を変えるなど、本人の意思を最大限に引き出す努力が第一歩となります。
**第2段階:本人の「推定意思」の確認**
本人の直接的な意思確認が難しいと判断された場合、次に「本人が元気だったらどう考え、どう判断したか」という「推定意思」を探ります。通常はこの役割をご家族が担いますが、質問のようにご家族がいない場合は、関わりのある他の人々が重要な役割を果たします。最新のガイドラインでは代弁者を「ご家族等」と広く定義しており、必ずしも血縁者でなくとも、親しい隣人、民生委員、施設の職員など、本人の価値観や人となりをよく知る人物がいれば、その人の意見を参考にすることができます。
**第3段階:多職種チームによる合意形成**
それでも判断が難しい場合は、医療チーム内での合意形成が求められます。これは医師が単独で決めるべきではなく、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、リハビリスタッフなど、患者に関わる様々な専門職が参加する「多職種カンファレンス」で議論することが不可欠です。各職種がそれぞれの視点から得た患者の情報(医師には話していないが看護師には漏らした言葉など)を共有し、統合することで、本人にとっての最善は何かを総合的に検討します。
**結論としての治療選択**
これらのプロセスを経て、腎代替療法を行うか、あるいは治療を行わず症状緩和に専念する「保存的腎臓療法(CKM)」を選択するかを決定します。腎代替療法の中でも、通院が必要な血液透析だけでなく、在宅で可能な腹膜透析といった選択肢も考慮されます。たけお氏は、こうした意思決定支援は腎不全緩和ケアの領域で非常に重要なテーマであり、今後ますますその必要性が高まるだろうと締めくくりました。
■本日のご質問
耳にタコかもしれませんが、痛み止めと睡眠薬について解説お願いしたいです。この2つは患者さんからよく「癖になるから飲みたくない」と不満、不安の声をよく聞きます。
本当に癖になってしまうのか?慢性疼痛にはどれくらいの服用期間が適当とされているのか。ご教示頂きたいです。
参考)たけお2号の解説・回答
https://chatgpt.com/share/6906734f-8678-8001-9361-46d43065bc95
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、「痛み止め」と「睡眠薬」がクセになる(依存する)のか、という質問に回答しました。
**【痛み止めについて】**
結論として、**一般的な痛み止めはクセになりません**。アセトアミノフェンやロキソニンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)には依存性はなく、むしろ痛みを我慢する方が不利益になる場合もあります。
ただし、一部の痛み止めには注意が必要です。
* **オピオイド系薬剤**(がん性疼痛などに使用):適切に使用すれば依存の問題は起こりにくいですが、痛み以外の目的で不適切に使用すると依存のリスクが高まります。
* **市販薬(OTC)**:純粋な痛み止め成分以外に、依存性のある成分が含まれている場合があるため、自己判断での使用には注意が必要です。
**【睡眠薬について】**
睡眠薬は種類によって異なり、**依存性を考慮すべきものと、そうでないものがあります**。
* **依存性が低い薬**:最近主流のオレキシン受容体拮抗薬やメラトニン受容体作動薬は、依存性の心配はほとんどありません。
* **依存性に注意が必要な薬**:ベンゾジアゼピン系(または非ベンゾジアゼピン系)の薬は、長期間使用すると精神的・身体的依存のリスクがあるため注意が必要です。
**【慢性疼痛における薬の服用期間について】**
ガイドラインでは、**「レスキュー使用(痛い時だけ飲む)」を避けること**が重要とされています。慢性疼痛は不安などの心理的要因も痛みを増強させるため、頓服的な使用はその悪循環を強化してしまう可能性があります。痛みに関わらず定期的に服用する「ベース」としての使い方が推奨されます。
**【結論と注意点】**
現在、痛み止めや睡眠薬を服用している方は、この情報だけで自己判断で中断しないでください。
また、「クセになる」という言葉のネガティブな印象に捉われず、薬に対してフラットな視点を持つことが大切です。血圧の薬などを「クセになる」とは言わないように、薬は「使うべき時に使い、使わなくていい時には使わない」という原則が重要だと締めくくりました。
今週は
今週10月29日は「世界脳卒中デー」
・脳卒中予防十か条2025
・脳卒中を見逃さない‼️ACT FAST
・脳卒中🧠当事者の声を聴く
・忍たま乱太郎原作者 尼子騒兵衛先生と学ぶ脳卒中マンガ📖
・興味シンシン医療ニュース
を取り上げました!
今週もたくさんのコメントありがとうございました!
以下の宿題提出お願いします!
(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)
ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」
内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝
https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou
《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!
例)1134
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《AI要約》誤字はご容赦!
内科医たけおが医療に関する情報を発信するラジオ番組の、1週間の放送内容を振り返り、リスナーからのコメントに返信する金曜日の放送回です。
**先週の放送テーマ(第1373回まで)の振り返り**
先週は「薬と健康」「音楽療法のエビデンス」「がん相談支援センター」「乳酸菌でヘモグロビンA1cが下がる話」「興味深心医療ニュース」などをテーマに取り上げました。多数のコメントと宿題(良かった放送の投票)が寄せられ、リスナーからの関心の高さがうかがえました。
**今週の特集「世界脳卒中デー」**
今週は10月29日の「世界脳卒中デー」にちなみ、4日間にわたって脳卒中を特集しました。
* **脳卒中予防十か条2025(第1374回)**
日本脳卒中協会が発表した、2025年版の予防十か条を紹介。特に改訂されたアルコールに関する項目について解説しました。リスナーからは、脳卒中の原因が塩分だけでなく、肥満やLDLコレステロールなど多岐にわたることに改めて気づいたとのコメントがありました。
* **脳卒中を見逃さない「アクト・ファスト」(第1375回)**
脳卒中の兆候(顔の麻痺、腕の麻痺、言葉の障害)に気づき、すぐに救急車を呼ぶための合言葉「ACT-FAST」を紹介。リスナーからは、健診での心電図の重要性についての質問が寄せられました。たけお医師は、高齢者に多い心房細動は健診の心電図だけでは見つからない場合もあり、Apple Watchなどのウェアラブルデバイスが発見に役立つ可能性もあると解説しました。
* **脳卒中当事者の声(第1376回)**
脳卒中を経験した患者やその家族の声がまとめられた資料を紹介。急性期・回復期・生活期(維持期)におけるリハビリの重要性や、退院後の生活の現実について触れました。リスナーからは「リハビリ期間が短いのでは」との質問に対し、たけお医師は回復期リハビリ病棟では制度上、最長6ヶ月程度のリハビリが可能であり、病院経営のために早く退院させるわけではないと補足しました。
* **漫画で学ぶ脳卒中(第1377回)**
「忍たま乱太郎」の原作者・尼子騒兵衛先生が自身の脳梗塞体験を描いた漫画を紹介。TIA(一過性脳虚血発作)という、症状が一時的におさまる「脳梗塞の前触れ」を見逃さず、すぐに受診することの重要性を伝えました。
**最新医療ニュース(第1378回)**
昨日の放送では、「コロナワクチンの技術を応用したがん治療」「医療機関の経営難とクラウドファンディング」「豚の腎臓の異種移植」といった最新の医療ニュースを解説しました。
番組の最後には、今週も多くのコメントやSNSでのシェアに感謝を述べ、宿題の提出を呼びかけた後、恒例の「心身じゃんけん」で締めくくりました。
【今週の興味シンシン医療ニュース】
・コロナワクチン がんに効果⁉️
・医療系クラファンに思うこと
・ブタ🐷腎臓移植9ヶ月で摘出
・公立病院の病床削減問題・・・
https://note.com/naikaitakeo/n/n2e869a0d8279
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内科医たけお氏が、今週気になった4つのテーマの医療ニュースを紹介します。
**1. コロナワクチンが、がん治療に効果をもたらす可能性**
米国の研究で、新型コロナワクチンを接種した肺がん患者は、未接種の患者に比べて生存期間が長い傾向があると報告されました。この研究は世界的に権威のある科学誌「Nature」に掲載されたもので、ワクチン接種により、がん細胞に対する免疫機能が活性化された可能性が示唆されています。対象は「免疫チェックポイント阻害薬」という薬で治療を受けている肺がん患者に限られますが、医師の間でも非常に話題になっており、今後の展開が注目されます。
**2. 医療系クラウドファンディング(クラファン)の現状**
2つの事例が紹介されました。1つは宮崎県の病院が老朽化したMRIの更新費用を募るため、もう1つは富山大学病院が若手の外科医を確保するための活動資金を募るためにクラファンを実施したというものです。これに対し話者は、クラファン自体は否定しないものの、本来は保険診療の枠組みで賄われるべき医療機器の更新や、持続可能な医療体制の維持をクラファンに頼らざるを得ない現状に強い懸念を示しました。
**3. ブタ腎臓の異種移植、世界記録を更新**
米国で、人間に移植されたブタの腎臓が約9ヶ月(271日間)機能し続け、世界最長記録を更新したというニュースです。最終的に機能低下のため摘出されましたが、この成功は異種移植技術の大きな前進を示すものです。今後も記録は更新されていくと予想され、臓器不足に悩む患者にとって希望となる可能性があります。
**4. 病院経営悪化による病床の縮小**
兵庫県が、赤字経営の続く県立病院3院で計約130床を一時的に休止することを決定しました。背景には、物価高騰やコロナ禍以降の受診控えによる急激な経営悪化があります。話者は、これは兵庫県に限った話ではなく、全国の救急病院が同様の危機に瀕していると指摘。根本的な原因は診療報酬が低すぎることにあるとし、このままでは地域医療が崩壊しかねないと警鐘を鳴らしました。また、経営問題だけでなく、医療従事者の人材不足も病床縮小の背景にあるのではないかと分析しています。
毎年10月の一ヵ月間は「脳卒中月間」 そして10月29日は「世界脳卒中デー」尼子騒兵衛が専門家に学ぶ!患者と家族のための マンガで学ぶ脳卒中 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血正しく知れば、脳卒中も再発も予防できる! https://www.sogensha.co.jp/book/b10137967.html★超おすすめYouTube尼子騒兵衛先生のご体験『忍たま乱太郎』作者 https://youtube.com/playlist?list=PLmgIuznA6gk1QGPOXzRgtrYLjpZtwZjW8&si=Rh-lJIqB7z7Vs-CU脳卒中体験者インタビュー 尼子騒兵衛さん https://youtube.com/playlist?list=PLmgIuznA6gk14feK-DMwP97tQpicr_5Oa&si=qzQPVikwTCngcEBLこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、自身のラジオ番組で10月29日の「世界脳卒中デー」にちなみ、書籍『尼子騒兵衛が専門家に学ぶ 患者と家族のためのマンガで学ぶ脳卒中』を紹介した。本書は、人気漫画『忍たま乱太郎』の作者である尼子騒兵衛氏が、自身の脳卒中体験をもとに、専門家たちに質問を投げかける形式で構成された漫画である。監修は日本脳卒中協会が務めており、医学的な信頼性も高い。書籍は「脳卒中ってどんな病気?」「予防と発症時のサイン」「治療と入院生活」「後遺症とリハビリ」「再発予防」「退院と社会復帰」という6つのテーマ(時間割)に分かれている。脳卒中の基礎知識から、早期発見の合言葉「FAST」、脳卒中予防十か条、そして治療の流れ、さらには社会復帰に至るまで、患者と家族が知っておくべき情報が網羅的に、かつ非常に分かりやすく解説されている。特に、たけお氏が注目したのは、脳梗塞の前触れである「TIA(一過性脳虚血発作)」についても詳しく触れられている点だ。尼子氏自身もTIAを経験したといい、この段階で気づくことの重要性が伝わる内容となっている。また、回復期リハビリの厳しさについても言及。1日3時間、最大半年にわたる集中的なリハビリは「スパルタ」ではあるものの、機能回復のために不可欠であると説明した。尼子氏が半身麻痺の状態からリハビリを経て、再び漫画家として復帰したという事実は、多くの患者や家族にとって大きな希望となるだろう。たけお氏は、「脳卒中は突然発症するため、本人も家族も事前の知識がなければ対応に困ってしまう。この本は、漫画という親しみやすい形で、専門的な知識を正しく学べる最適な一冊だ」と高く評価。Kindle版や試し読みも可能なため、脳卒中について学ぶ第一歩として、多くの人に手に取ってもらいたいと締めくくった。
毎年10月の一ヵ月間は「脳卒中月間」 そして10月29日は「世界脳卒中デー」
日本脳卒中協会 患者・家族委員会
「脳卒中を経験した当事者(患者・家族)の声」
https://www.mhlw.go.jp/content/10905000/000649148.pdf?utm_source=chatgpt.com
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内科医たけお氏が、「世界脳卒中デー」にちなみ、日本脳卒中協会が2020年に発表した資料「脳卒中を経験した当事者(患者・家族)の声」を紹介し、患者と家族が直面するリアルな課題について解説しました。
この資料はアンケート調査に基づき、脳卒中発症から急性期治療、回復期リハビリ、そして退院後の地域生活に至るまで、各段階で当事者が何を感じ、どのような困難に直面したかをまとめたものです。
**【急性期病院での課題】**
発症直後は、突然の出来事に大きなショックを受け、医師からの説明内容を覚えていないという声が多く聞かれます。また、医療スタッフが多忙そうに見えるため質問を遠慮してしまい、コミュニケーションが不十分に感じられることもあります。担当医と話す機会が少ない、短いといった不満も挙げられました。
**【回復期リハビリテーションでの課題】**
回復期病院では、保険制度によって入院できる期間の上限が定められています。そのため、患者自身は「まだ症状が改善していない」と感じていても、期間満了によって退院を促されるケースがあり、不安につながります。また、退院後の具体的な生活をイメージするための情報提供が不足しているとの指摘もありました。
**【退院後の地域生活における困難】**
退院後の生活では、多くの課題が浮き彫りになります。
1. **制度・手続きの壁**: 介護保険や障害者手帳などの公的支援は、基本的に「申請主義」です。当事者が自ら情報を集めて申請しない限り利用できないため、知識がないと損をしてしまう構造になっています。手続きの煩雑さも大きな負担です。
2. **就労の問題**: 復職は非常に大きな課題です。後遺症が残る中で、職場の理解が得られなかったり、適切な業務に戻れなかったりするケースが多く、社会復帰の大きな障壁となっています。話者は、企業側の理解と産業医の積極的な関与が重要だと述べています。
3. **家族の負担と孤立**: 介護やサポートを担う家族の身体的・精神的負担は計り知れません。介護による経済的負担や社会からの孤立感も深刻な問題であり、患者本人だけでなく、家族への支援も不可欠です。
4. **将来への不安**: 障害を抱えながら生きていくことへの不安、特に生活費などの経済的な不安が長期的に続きます。
話者は、脳卒中からの回復と社会復帰は、医療の枠組みだけでなく、行政、職場、地域社会が一体となって支える体制が必要だと結論付けています。同時に、当事者や家族も利用できる制度を知っておくことの重要性を強調しました。
毎年10月の一ヵ月間は「脳卒中月間」 そして10月29日は「世界脳卒中デー」日本脳卒中学会・協会の資料「脳卒中の予防・発症時の対応」 https://www.jsts.gr.jp/common/asset/pdf/onset.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、10月29日の「世界脳卒中の日」にちなみ、脳卒中の予防と発症時の初期対応について解説しました。日本脳卒中学会と日本脳卒中協会が作成した資料を基に、特に重要な合言葉「FAST(ファスト)」を紹介しています。### **脳卒中の基礎知識と予防の重要性**脳卒中は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」や、血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」の総称です。いずれも「突然発症する」のが特徴で、予防には以下の危険因子の管理が不可欠です。* 高血圧* 糖尿病* 脂質異常症* 喫煙* 多量飲酒* 不整脈(特に心房細動)特に心房細動は、心臓内にできた血栓(血の塊)が脳に飛んで重篤な脳梗塞を引き起こすリスクがあるため、抗凝固薬による治療が重要となります。脳卒中は、医学の進歩で死因としては第4位になりましたが、寝たきりや要介護の最大の原因であり、健康寿命を大きく損なう疾患です。そのため、日頃からの予防と、万が一発症した際の迅速な対応が極めて重要になります。### **脳卒中を疑う合言葉「FAST」**脳卒中が疑われる症状をチェックし、すぐに行動するための合言葉が「FAST」です。本人だけでなく、周りの人が気づくことも多いため、ぜひ覚えておきましょう。* **F (Face/顔)**:顔の麻痺 顔の片側が下がったり、歪んだりしていないか。「イー」と笑った時に、口の片側がうまく上がらない、よだれが垂れるなどの症状が現れます。* **A (Arm/腕)**:腕の麻痺 片方の腕に力が入らない状態。両腕を前に突き出し、手のひらを上に向けて目を閉じた際に、片方の腕だけがだらりと下に落ちてくる場合は麻痺のサインです。* **S (Speech/言葉)**:言葉の障害 ろれつが回らない、言葉がうまく出てこない、他人の言うことが理解できないといった症状です。### **一刻も早く救急車を!「T」の意味**FASTの最後の**T (Time/時刻)**は、上記の症状が一つでも現れたら、「発症した時刻を確認し、すぐに(Time is Brain)救急車を呼ぶ」ことの重要性を示します。脳梗塞の治療には、発症から限られた時間内しか行えないもの(血栓溶解療法など)があります。治療が早ければ早いほど、後遺症を軽くできる可能性が高まるため、発症時刻の記録は非常に重要です。「FAST」の症状以外にも、「物が二重に見える」「激しい頭痛」「ふらついて歩けない」なども脳卒中のサインです。これらの症状に気づいたら、様子を見ずに一刻も早く医療機関を受診することが、命と健康寿命を守る鍵となります。
毎年10月の一ヵ月間は「脳卒中月間」 そして10月29日は「世界脳卒中デー」
脳卒中予防十か条2025
https://www.jsa-web.org/citizen/85.html
https://youtube.com/playlist?list=PLmgIuznA6gk1dOoOtiCc-tninheohfvOl&si=Owr09VW-rzedJoxl
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、「世界脳卒中デー」(10月29日)および「脳卒中月間」(10月)にちなみ、日本脳卒中協会が発表した「脳卒中予防十か条 2025」を解説しました。これは2003年に作成されたものの改訂版で、脳卒中だけでなく、心筋梗塞や慢性腎臓病といった動脈硬化に起因する他の病気の予防にも通じる内容です。
以下に十か条の要点をまとめます。
1. **高血圧から治しましょう**
脳卒中の最大のリスク因子は高血圧です。血圧コントロールが予防の第一歩となります。
2. **糖尿病 放っておいたら悔い残る**
糖尿病も動脈硬化を促進し、脳卒中のリスクを高めるため、適切な治療と管理が重要です。
3. **不整脈 見つかり次第すぐ受診**
特に心房細動は、心臓内に血栓(血の塊)を作りやすく、それが脳に飛んで脳梗塞(心原性脳塞栓症)を引き起こす危険があるため、早期の受診が求められます。
4. **予防には タバコを止める 意志を持て**
喫煙は動脈硬化の大きな原因であり、禁煙することが強く推奨されます。
5. **アルコール 飲むならなるべく少なく**
2025年版で改訂された項目です。以前は「控えめは薬」とされていましたが、最新の知見では少量でもリスクがあるとされ、「飲むならなるべく少なく」という表現に変わりました。
6. **高すぎるコレステロールを見逃すな**
特にLDL(悪玉)コレステロールが高い状態は動脈硬化を進行させます。食事や運動だけでなく、必要に応じて薬物治療も検討すべきです。
7. **お食事の 塩分・脂肪 控えめに**
塩分の過剰摂取は高血圧に直結します。脂肪の摂りすぎにも注意し、バランスの取れた食生活を心掛けましょう。
8. **体力に あった運動 続けよう**
運動不足は脳卒中の危険因子の一つです。フレイルやサルコペニア予防のためにも、自分に合った適度な運動を継続することが大切です。
9. **万病の 引き金になる 太りすぎ**
肥満は脳卒中に限らず、様々な生活習慣病のリスクを高めます。
10. **脳卒中 起きたらすぐに 病院へ**
脳の細胞は一度ダメージを受けると回復が困難なため、治療は1分1秒を争います。脳卒中を疑う症状があれば、ためらわずに救急車を呼び、専門医療機関を受診することが極めて重要です。
最後に、日本脳卒中協会がこの十か条を解説するYouTube動画(全11本)を公開していることを紹介し、視聴を勧めました。
今週は
・薬と健康
・音楽療法のエビデンス
・困ったらがん相談支援センター
・乳酸菌でHbA1cが下がる?
・興味シンシン医療ニュース
を取り上げました。
今週もたくさんのコメントありがとうございました!
以下の宿題提出お願いします!
(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)
ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」
内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝
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《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!
例)1134
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#健康
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《AI要約》誤字はご容赦!
この音声は「内科医たけおの心身健康ラジオ」の金曜日の放送で、直近1週間の6つの放送テーマについて振り返り、リスナーからのコメントに答える形式で進行しています。
まず、産後うつや睡眠に関する放送回がリスナーの関心を集めたことが報告されました。
次に、各放送テーマへのコメント返しが行われました。
1. **薬と健康**: 薬の副作用を過度に恐れ、必要な服用を怠る危険性を指摘。自己判断せず、医師や薬剤師に優先順位などを相談することの重要性が強調されました。また、「薬の副作用かどうかの判断は難しい」という質問に対し、まずは問診票に記載し続けること、専門家は一般的な副作用の知識を持っているため相談することが有効だと解説しました。
2. **音楽療法**: 最新研究の紹介に対し、緩和ケアだけでなくうつ病患者への効果や、アニマルセラピーへの期待など様々なコメントが寄せられました。海外では国家資格化されている一方、日本ではまだ研究の難しさや診療報酬などの課題があることが共有されました。
3. **がん相談支援センター**: 誰でも無料で利用できる重要な施設であるものの、認知度が低いことが課題として挙げられました。ネットの不確かな情報に頼る前に、専門機関へ相談することの重要性が改めて訴えられました。
4. **乳酸菌とヘモグロビンA1c**: 特定の乳酸菌に関する論文を解説。論文自体の質は高いものの、臨床研究におけるサンプルサイズの決め方の複雑さや、結果の解釈、そして「低下をサポートする」「対策ヨーグルト」といった巧みなマーケティング表現については、科学的根拠と販売戦略を分けて冷静に捉える必要があると指摘しました。
5. **今週の医療ニュース**: 若くして亡くなったグエさんの死因究明のニュースに触れ、彼の生き方や、それを受けての国立がん研究センターへの多額の寄付について、リスナーから追悼のコメントが寄せられました。
放送は、リスナーとの活発なやり取りを通じて、医療・健康に関する多様なトピックを多角的に掘り下げる内容となっており、最後に恒例の「心身じゃんけん」で締めくくられています。
【今週の興味シンシン医療ニュース】
・「グエー死んだンゴ」「成仏してクレメンス」の輪
・国内で抗菌薬製造31年ぶり!
・国民医療費過去最高48兆
・トイレに排泄物撮影カメラ
https://note.com/naikaitakeo/n/n0fce7b1bc0bb
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけおが、毎週木曜日恒例の「今週の興味しんしん医療ニュース」として、4つのトピックを解説します。
1. **「ぐえー死んだンゴ」と死後に投稿、大きな反響**
希少がんを患い22歳で亡くなった中山さんが、生前に予約投稿したとみられる「ぐえー死んだンゴ」というX(旧Twitter)の投稿が、数億回閲覧されるなど大きな話題を呼んでいます。亡くなった2日後に投稿されたこのユーモラスなメッセージに対し、多くの人が称賛の声を寄せました。さらに、この投稿をきっかけに「香典代わり」として、国立がん研究センターなどに数千万円規模の寄付が寄せられているとのことです。話者は、これは心理学的な防衛機制の中でも高度な「ユーモア」であり、最後まで自分らしく生き抜いた証だと述べ、冥福を祈りました。
2. **抗菌薬の国内製造が31年ぶりに再開**
明治製菓ファルマが、抗菌薬の原料の国内製造を31年ぶりに再開するというニュースです。現在、多くの抗菌薬は海外からの原料輸入に依存しており、供給が不安定になるリスクがありました。特にペニシリン系の薬は薬価が非常に安く、国内での製造は採算が合わない状況でしたが、安定供給のために再開が決まりました。医療現場にとっては非常に大きなニュースですが、話者は根本的な課題として「薬価が安すぎる問題」の解決が必要だと指摘しています。
3. **国民医療費が過去最高の48兆円を突破**
2022年度の国民医療費が、前年度から3%増の48兆円を超え、3年連続で過去最高を更新しました。抗菌薬の薬価問題にも関連しますが、医療費の増大は続いており、今後の政策の動向が注目されます。
4. **トイレの排泄物を撮影するカメラが登場**
トイレの便器に取り付け、排泄物の写真を自動で撮影できるカメラ「デコーダ」が発表されました。排泄物、特に大便の状態は非常に重要な健康のバロメーターですが、多くの人が自分の便を見ていないのが現状です。このカメラは、日々の健康管理に役立つツールとして期待されます。話者は、診療の現場でも便の状態を聞いても「わからない」と答える患者が多いため、こうした技術の重要性を強調しました。
Nutrients. 2020 Jan 31;12(2):374.
doi: 10.3390/nu12020374
Effects of 12-Week Ingestion of Yogurt Containing Lactobacillus plantarum OLL2712 on Glucose Metabolism and Chronic Inflammation in Prediabetic Adults: A Randomized Placebo-Controlled Trial
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7071174/
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、最近話題になっている「ヘモグロビンA1c(HbA1c)が下がるヨーグルト」について、その科学的根拠とされる論文を詳しく解説しました。
### 論文の概要と信頼性
紹介された論文は、栄養学系の学術誌「Nutrients」に掲載されたものです。この研究は「ランダム化プラセボ対照二重盲検試験」という、医薬品の効果を検証する際にも用いられる非常に信頼性の高い手法で実施されました。たけお氏は、論文の質自体は非常に高く、厳格なデザインであると評価しています。
研究は、糖尿病予備群(HbA1c 5.6~6.4%)の成人130名を対象に行われました。被験者を2つのグループにランダムに分け、一方には特定の乳酸菌「Lactobacillus plantarum OLL2712」を含むヨーグルトを、もう一方にはこの乳酸菌を含まない見た目も味も同じプラセボ(偽薬)のヨーグルトを12週間毎日摂取してもらいました。研究者も被験者もどちらを摂取しているか分からない「二重盲検」という方法で、思い込みによる影響(プラセボ効果)を厳密に排除しています。
### 研究の結果
12週間後、事前に設定した主要な評価項目であるHbA1cの変化を比較したところ、プラセボ群が平均で0.07%低下したのに対し、乳酸菌入りヨーグルトを摂取した群は平均で0.12%低下しました。両群の差である0.05%は、統計学的に「偶然とは考えにくい意味のある差(有意差あり)」という結果でした(p=0.047)。
しかし、もう一つの主要評価項目である空腹時血糖値や、インスリン抵抗性を示す指標(HOMA-IR)については、両グループ間に有意な差は見られませんでした。
### 話者の考察と注意点
たけお氏は、この研究デザインの質の高さを認めつつも、結果の解釈には注意が必要だと指摘します。最大のポイントは、「統計学的な有意差」が必ずしも「臨床的に意味のある差」とは限らないという点です。
HbA1cの0.05%という低下量は、日常の食事内容の少しの変化でも起こりうる非常にわずかな変動です。糖尿病の治療薬であれば、0.5%や1%以上の大きな低下を目指すことが一般的であり、それと比較すると臨床的なインパクトは小さいと言わざるを得ません。
また、統計的な有意差を示すp値も0.047と、基準である0.05をギリギリクリアした値であり、この点からも結果を過大評価すべきではないと述べています。
### 結論
このヨーグルトに含まれる乳酸菌が、HbA1cをわずかに下げる可能性は科学的に示されました。しかし、その効果は限定的であり、このヨーグルトを食べるだけで血糖コントロールが劇的に改善するわけではありません。あくまで食事療法や運動療法といった基本的な生活習慣改善の補助的なものとして捉えるのが適切でしょう。
がん相談支援センターで一緒に考えてみませんかがん相談支援センター活用ガイドブック国立がん研究センター中央病院 https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/physician_referral_service/support/cancer_soudan_guidebook2024_2.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、がん患者やその家族が抱える様々な悩みについて相談できる「がん相談支援センター」について、国立がん研究センター中央病院が作成した「活用ガイドブック」を元に詳しく解説しています。**【がん相談支援センターとは】**専門の相談員(医療ソーシャルワーカーや看護師など)が、がんに関する幅広い困りごとの解決をサポートしてくれる場所です。治療のことだけでなく、生活、仕事、お金、介護、そして心の辛さなど、あらゆる相談に対応します。**【相談できる内容】**1. **治療・緩和ケアについて** がんの3大治療(手術、薬物療法、放射線治療)や緩和ケアについて、また「標準治療」(科学的根拠に基づいた現時点で最善の治療)とは何か、といった基本的な情報から相談できます。医師の説明が難しいと感じた時や、自身の病状(病名、ステージなど)を整理したい時にも、相談員が一緒に考えてくれます。2. **気持ちについて** がんと診断された時の不安や落ち込み、治療中の気分の浮き沈みなど、心の辛さについても相談できます。適用障害や抑うつといった精神的なケアが必要な場合にも、専門的なサポートへと繋いでくれます。3. **生活について(お金・学業・仕事)** 高額療養費制度など治療にかかるお金の問題や、学生の場合は学業との両立について相談できます。特に「仕事と治療の両立」は重要なテーマであり、すぐに仕事を辞めてしまう「びっくり離職」を避けるためのアドバイスも受けられます。病院によっては、社会保険労務士やハローワークと連携した専門的な相談窓口も設けています。4. **生活について(介護・福祉・家事・育児)** 介護保険や福祉サービスの利用方法、療養中の家事や育児をどうするかなど、生活全般のサポート体制について相談できます。5. **療養生活について** 訪問診療や訪問看護、リハビリなど、在宅で受けられる医療・介護サービスについての情報提供を受けられます。6. **もしもの時の備え** ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)など、将来の医療やケアについて自分の希望を考え、家族と話し合うための手伝いもしてくれます。**【利用方法】**・全国のがん診療連携拠点病院などに必ず設置されています。・**その病院にかかっていなくても、誰でも無料で相談できます。**がんと診断されてどうしたら良いか分からない時、治療や生活で困った時、一人で抱え込まずに、まずは「がん相談支援センター」に連絡することが推奨されています。
終末期患者に対する音楽療法の効果:
量的研究のスコーピングレビュー
https://luke.repo.nii.ac.jp/record/2000167/files/SLIU_10_58-65_%E7%B7%8F%E8%AA%AC.pdf
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、緩和ケア研修会での発表に感銘を受けたことをきっかけに、音楽療法の効果に関する論文を紹介します。紹介されたのは、聖路加国際大学紀要に掲載された「終末期患者に対する音楽療法の効果 - 量的研究のスコーピングレビュー」という論文です。「スコーピングレビュー」とは、特定のテーマに関する文献を網羅的に収集し、その全体像を明らかにする研究手法です。この論文では、痛みスコアなど数値化できるデータを扱う「量的研究」に絞り、世界中の26件の研究を分析しています。
論文の背景として、音楽療法は20世紀半ばから始まり、現在では高齢者、小児、そしてホスピス・緩和ケアといった幅広い領域で実践されています。特に衝撃的なのは、アメリカではホスピスや在宅医療機関の約62.2%が音楽療法を提供しているという事実です。これは日本の現状とは大きく異なり、日本では音楽療法士はまだ国家資格ではなく、保険適用の対象外となっています。
レビューの結果、終末期患者に対する音楽療法には大きく分けて5つの効果があることが示されました。
1. **身体症状の緩和**:特に「痛み」の軽減に効果が見られました。
2. **精神症状の緩和**:不安や抑うつといった精神的な苦痛を和らげます。
3. **他者とのつながり**:音楽を介して、患者と医療者、あるいは家族との間にコミュニケーションが生まれます。
4. **スピリチュアル・ウェルビーイングの向上**:人生の意味や価値を見つめ直すきっかけを与えます。
5. **ストレス・苦痛の解放感**:音楽に没頭することで、つらい現実から一時的に解放される感覚をもたらします。
一方で、この論文は研究の限界点にも触れています。分析対象となった個々の研究は、研究デザインの質にばらつきがあり、質の高いエビデンスとは言えないものも含まれている点が課題です。また、日本の研究自体がまだ少ないという現状もあります。
結論として、たけお氏は、感覚的に「音楽は良いものだ」とわかっていても、それを客観的なデータとして示すことの重要性を強調します。今後、日本でも質の高い研究が増え、音楽療法の有効性がさらに証明されていけば、国家資格化や保険適用への道も開けるのではないかと、その可能性に期待を寄せて締めくくりました。
毎年10月17日〜10月23日は「薬と健康の週間」
知っておきたい薬の知識
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001555741.pdf
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10月17日から始まる「薬と健康の週間」にちなみ、厚生労働省と日本薬剤師会が共同で作成した資料「知っておきたい薬の知識」について、内科医たけお氏が解説しました。
### 薬の基本的な種類
薬は大きく2種類に分けられます。
1. **医療用医薬品**: 医師の診察に基づき発行される処方箋がないと入手できない薬。
2. **OTC医薬品(一般用医薬品)**: 処方箋なしで薬局やドラッグストアで購入できる薬。これには薬剤師の説明が必要な「要指導医薬品」と、それ以外の「一般用医薬品」が含まれます。
### 薬の正しい使い方
薬は病気や怪我を治すために不可欠ですが、正しく使わないと健康被害を引き起こす可能性があります。以下の点に注意が必要です。
1. **用法・用量を厳守する**: 薬の効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを減らすために最も重要なことです。飲むタイミング(食前・食後・食間など)や1回に飲む量、服用期間を必ず守りましょう。特に「食間」とは食事の最中ではなく、「食事と食事の間(食後約2時間)」を指すため、誤解しないように注意が必要です。
2. **自己判断で中断しない**: 症状が良くなったからといって、自己判断で薬の服用をやめたり、量を減らしたりしてはいけません。特に抗生物質を途中でやめると、体内の細菌が生き残り、薬が効かない「耐性菌」を生み出すリスクがあります。
3. **飲み合わせに注意する**: 複数の薬を服用している場合、薬同士が影響し合って効果が強まったり弱まったりする「相互作用」が起きることがあります。また、薬によっては特定の食べ物や飲み物(グレープフルーツジュース、アルコールなど)との相性が悪い場合もあるため、薬剤師に確認しましょう。
### 副作用への注意と「お薬手帳」の重要性
薬には主作用のほかに、望ましくない作用である「副作用」が起こる可能性があります。副作用を過度に心配する必要はありませんが、いつもと違う症状が出た場合は医師や薬剤師に相談してください。
医療機関を受診する際は、**「お薬手帳」を必ず持参**しましょう。お薬手帳は、あなたが現在使用している薬の情報を正確に伝えるための重要なツールです。これにより、医師や薬剤師は飲み合わせの悪い薬を避けたり、過去の副作用歴を考慮した処方ができたりします。紙の手帳だけでなく、スマートフォンのアプリなど電子版のお薬手帳も活用できます。
### OTC医薬品との付き合い方
セルフメディケーションが推進される中、OTC医薬品を適切に選んで使用するスキルがますます重要になります。購入する際は、自分の症状やアレルギー歴、他に飲んでいる薬などを薬剤師や登録販売者に伝え、適切なアドバイスを受けてください。また、インターネットでの医薬品購入は、偽造品や粗悪品のリスクがあるため特に注意が必要です。
薬と正しく付き合うためには、正しい知識を持ち、かかりつけの医師や薬剤師と連携することが大切です。
今週は
10月10日が世界メンタルヘルスデーにちなんで
・サイコオンコロジー学会振り返り
・産後うつを見逃さない!
・メンタル・ウェルビーイング メディアガイドライン
・知っているようで知らない睡眠の話
・興味シンシン医療ニュース
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《AI要約》誤字はご容赦!
内科医たけお氏が医療に関する情報発信を行うラジオ番組。毎週金曜日は1週間の放送の振り返りと、リスナーからのコメント返しを行っている。今回は先週金曜日(第1361回)から昨日(第1366回)までの6放送分を振り返った。
**第1361回(先週金曜の振り返り)**
先週はピンクリボン月間、ラーメンニュースの読み解き方、書籍『老人以上、介護未満』の紹介などを取り上げた。リスナーからは多くのコメントが寄せられ、特に書籍紹介の回やコロナ禍の振り返り企画への反響が大きかった。
**第1362回(サイコオンコロジー学会)**
沖縄で開催された日本サイコオンコロジー学会総会に参加した感想を語った。リスナーからは、現地からの配信への労いや、学会を地方で開催する意義についてのコメントが届いた。話者は、沖縄滞在中は台風の影響も受けず雨に降られることもなく、「晴れ男」ぶりを発揮したエピソードも披露した。
**第1363回(産後うつを見逃さないために)**
世界メンタルヘルスデーにちなみ、大阪府の「にんさんぷ心の相談センター」が作成したリーフレットを紹介。7〜10人に1人が経験するという産後うつについて、リスナーからは「家族の『お母さんはみんなそう』という言葉に苦しんだ」という体験談や、周囲の正しい理解の重要性を訴える声が寄せられた。また、行政による産後ケア事業の情報も共有された。
**第1364回(メンタルウェルビーイングメディアガイドライン)**
続けてメンタルヘルスの話題として、「メンタルウェルビーイングメディアガイドライン」を紹介。メディアが精神疾患などを報道する際の指針について解説した。リスナーからは、うつ病学会で当事者発表の機会が増えているという報告もあった。話者は、アカデミアとメディアが正しく連携して情報発信することの重要性を強調した。
**第1365回(良い目覚めは良い眠りから)**
厚生労働省の「健康日本21」サイトにある睡眠に関する優れた資料を紹介。「質の高い資料が埋もれているのはもったいない」と述べた。リスナーからは「6時間睡眠を心がけている」「昔は不眠だったが今はいつでもどこでも眠れる」といった自身の睡眠事情に関するコメントが寄せられた。
**第1366回(今週の医療ニュース)**
豚の腎臓を人に移植する臨床試験が2年後にも国内で始まる可能性や、美容医療の合併症問題などを取り上げた。特に異種移植については、再生医療より早く実現するかもしれないという話者の見解に対し、リスナーからも驚きや期待の声が上がった。
最後に話者は、すべてのコメントに目を通していると述べ、知識の定着に繋がるため、一言でもアウトプット(コメント)することの重要性を改めてリスナーに呼びかけ、放送を締めくくった。
【今週の興味シンシン医療ニュース】
・ブタの腎臓移植、日本国内でもついに!?
・腎不全の緩和ケア続報!
・美容医療の合併症…どうする?
・むずむず脚症候群の治療をするとパーキンソンになりにくい?
https://note.com/naikaitakeo/n/n1b4bcb5fe10d
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#健康
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、医療に関するニュースを解説するラジオ番組。今週は4つの「興味津々医療ニュース」が取り上げられた。
**1. 豚の腎臓移植(異種移植)の治験開始へ**
10月11日の共同通信によると、明治大学発のベンチャー企業「ポルメドテック」が、遺伝子改変した豚の腎臓を人に移植する「異種移植」の臨床試験(治験)を、早ければ2027年にも開始する方針を明らかにした。拒絶反応が起きにくいよう遺伝子改変した豚の腎臓を用いる。アメリカなど海外では先行しているが、国内で人を対象とした臨床試験はまだ行われていない。話者は、複雑な機能を持つ腎臓の再生医療はハードルが高い一方、この異種移植は実用化の可能性が高く、非常に期待していると述べた。
**2. 腎不全患者への緩和ケア対象拡大**
10月10日の読売新聞によると、厚生労働省は2026年度から、心身の苦痛を取り除く緩和ケアを腎不全患者も受けやすくする体制整備に乗り出す方針を固めた。これまで緩和ケアはがん患者が中心だったが、がん以外の疾患にも対象を広げる動きの一環。来年度の診療報酬改定でも議論されており、話者は「本来あるべき姿に近づいている」と好意的に受け止めている。
**3. 美容医療の合併症と救急医療の課題**
X(旧Twitter)で話題になった事例として、美容クリニックで点滴を受けた患者がアレルギー反応を起こし救急要請されたが、「正体の知れない点滴の副作用には対応できない」と当直医に受け入れを断られた件が紹介された。これには2つの問題点がある。一つは、美容クリニックと地域の救急医療との連携が取れていないこと。もう一つは、自由診療で起きた合併症の治療を、公的な保険診療でどこまで見るべきかという「医療費の空白」の問題。話者は、非常に難しい問題であり、論点整理が必要だと指摘した。
**4. むずむず脚症候群とパーキンソン病の関係**
医学雑誌「JAMA」に掲載された研究によると、むずむず脚症候群の治療を受けている人は、パーキンソン病の発症リスクが低下する可能性が示された。両疾患は脳内の神経伝達物質「ドーパミン」の機能不全が関連していると考えられており、実際にパーキンソン病の治療薬がむずむず脚症候群に使われることもある。話者は、この関連性を示す研究は非常に興味深いと語った。
健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~
『睡眠』
良い目覚めは良い眠りから
知っているようで知らない睡眠のこと
https://kennet.mhlw.go.jp/tools/tools_sleep/index
こちらの解説書も秀逸です
https://kennet.mhlw.go.jp/tools/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/guide-sleep.pdf
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#医療
#健康
#スタエフ医療部
■AI要約(誤字はご勘弁ください)
「たけおの内科クリニック 心身健康ラジオ」の内科医たけお氏が、睡眠とメンタルヘルスについて解説します。10月10日の世界メンタルヘルスデーにちなみ、厚生労働省のウェブサイト「e-ヘルスネット」で最近更新された睡眠に関する資料を基に、良い睡眠の秘訣を語りました。
まず、日本人の睡眠の現状として、睡眠によって十分に休めた感覚(休養感)を得られている人は約75%にとどまり、年々減少傾向にあると指摘。特に30代から50代の働く世代ではこの割合が60%台まで低下しています。また、日本人の4割は睡眠時間が6時間未満であり、睡眠不足が深刻な問題となっています。
「良い睡眠」とは、単に長い時間を眠ることではありません。年齢を重ねると必要な睡眠時間は自然と短くなるため、高齢者が「昔のように眠れない」と感じるのは正常な変化です。最も重要なのは、睡眠時間そのものよりも、朝起きた時に「しっかり休めた」と感じられる「休養感」です。
世代によって適切な睡眠時間は異なります。働く世代にとっては、心身の健康リスク(死亡率の上昇、糖尿病、うつ病など)を避けるために最低でも6時間以上の睡眠が推奨されます。一方、高齢者は長寝を避け、寝床に8時間以上とどまらないことが大切です。
良い睡眠を得るためには、以下の工夫が効果的です。
1. **睡眠環境を整える**
光、温度、音を快適に調整しましょう。特に就寝1時間前からは、ブルーライトを発するスマートフォンやパソコンの使用を控えることが重要です。
2. **日中の過ごし方を見直す**
日中に適度な運動をすると、夜の寝つきが良くなります。また、朝食をしっかり摂り、就寝直前の食事を控えることも、体内リズムを整える上で効果的です。
3. **嗜好品との付き合い方を考える**
夕方以降のカフェイン摂取は避けましょう。アルコール(寝酒)は寝つきを良くするかもしれませんが、睡眠の質を著しく低下させるため推奨されません。喫煙も同様に睡眠を妨げます。
特に重要なのが「眠れない時の対処法」です。寝床に入って20分以上眠れない場合は、無理に寝ようとせず、一度寝床から出てリラックスできる活動(読書など)をしましょう。そして、眠気を感じてから再び寝床に戻るのが正解です。寝床で悶々と過ごすことは、かえって不眠を悪化させます。
睡眠に不安を感じる場合は、睡眠時無呼吸症候群など他の病気が隠れている可能性もあるため、一人で悩まず医療機関に相談することが大切です。