難しい本を読むことは難しい。では、難しい本はなぜ難しいのだろうか?「ちょいムズ本」が取り上げてきた過去の本を参照にしながら、難しさを探求する。編集者ならではの視点で、難しさをほぐす。
株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/
遊びだと思っていたことが進化の源泉であった。西洋型の社会をお手本にできない時代の中で、西洋ではない社会像を試してみることを提起していると思えてくる。ハラリと異なるグランドセオリー。
【紹介された本】
デヴィッド・グレーバー, デヴィッド・ウェングロウ 『万物の黎明』光文社【ゲスト】
暦本 純一 東京大学大学院 情報学環 教授/ソニーコンピュータサイエンス研究所株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/
社会に溢れているネットワーク構造には共通する性質があることを発見した物理学者バラバシの一冊。これを読むだけで成功者になれるわけではなか、成功者の法則がわかるかもしれない。自己啓発書ではない、科学者を科学する。
【紹介された本】
アルバート=ラズロ・バラバシ 『ネットワーク科学が解明した成功者の法則』光文社未来ライブラリー【ゲスト】
暦本 純一 東京大学大学院 情報学環 教授/ソニーコンピュータサイエンス研究所株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/
1章ずつ異なる感覚を説明しながら、人間のことを考える。渡り鳥は方角の感覚を持っている。方や人間の脳も方角を理解する感覚を有している可能性が議論されている。他の生物の感覚を考えることで、人間の第6感を探る。
【紹介された本】ジャッキー・ヒギンズ『人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー 』文藝春秋
【ゲスト】 暦本 純一 東京大学大学院 情報学環 教授/ソニーコンピュータサイエンス研究所
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人間が顔と名前が一致する人数は150人である。通称ダンバー数。ダンバーの著書『宗教の起源』。宗教について考えている人だけでなく、人と人とが協力して信頼関係を気づく方法を考えている人にもおすすめ。
【紹介された本】
ロビン・ダンバー『宗教の起源』白揚社株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/
10年後に読んでも滅びない本。テクノロジー自体が意志を持って進化しているように見える。人間がテクノロジーと触れることで、人間の行動が変わっていく。僕らはテクノロジーを作成し、テクノロジーで僕らも変わる。生成AIが浸透した今、本書を読み返す。
スペースはこちらから
https://x.com/inoueshinpei/status/1963783779014836596
【紹介された本】
ケヴィン・ケリー『テクニウム』みすず書房 株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/
宇野常寛さんは、福嶋亮大が同世代の圧倒的な書き手であると断言する。本書『世界文学のアーキテクチャ』は、近代小説の読み方を変えた。近代という時代は植民地や機械、戦争など、今まで出会うことのなった他者と出会う時代でもあった。福嶋は、近代小説を近代思考様式の発展ではなく、未曾有の時代を解釈する過程として読み直す。
【紹介された本】福嶋亮大『世界文学のアーキテクチャ 』PLANETS
【ゲスト】宇野常寛 批評家/「PLANETS」
編集長株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/
宇野書店をオープンした宇野常寛さんによる選書『<責任>の生成』。国分浩一郎によれば、中動態に言及しながら、現在の<責任>概念が崩壊するかもしれない。新しい<責任>概念を構想する。『中動態の世界』読んだ次に読むべき本『<責任>の生成』【紹介された本】國分功一郎・ 熊谷晋一郎『<責任>の生成』新曜社【ゲスト】宇野常寛 批評家/「PLANETS」編集長株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/
「僕は長年ずっとこのプロジェクトに知的好奇心を刺激され続けているーー」。批評家の宇野常寛にそう言わしめた安宅和人さん主導の「風の谷」プロジェクトが、『「風の谷」という希望』という一冊の本に結実しました。本の著者であり編集者でもある宇野さんは、途中「正直書き上げられるのか?と思った」「できたとき、泣きそうになった」と語ります。そして後半では、宇野さんがこの運動に与えた、とても重要な指摘が。
【紹介された本】安宅和人『「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる』英治出版
【ゲスト】宇野常寛 批評家/「PLANETS」編集長株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。
井上の体調不良により、問い読3人目のメンバーが登場。資本主義を一つの物語として捉え、大きな物語から小さなナラティブへの変化を語る。
【紹介された本】谷川 嘉浩 『スマホ時代の哲学』ディスカヴァー・トゥエンティワン株式会社問い読は、「問いからはじめるアウトプット読書ゼミ」を開催しています。ご興味がある方は、以下のサイトをご確認ください。https://toitotaiwa.studio.site/
発達障害を障害と呼んでよいのだろうか?こんな問いかけから対話が始まる。自分の弱さに気づき、受け入れてみよう。マイノリティは自分かもしれない。いや、みんな、マイノリティなんだ。【紹介された本】横道誠、青山誠編『ニューロマイノリティ』北大路書房【ゲスト】二村ヒトシ AV監督株式会社問い読は、「問いからはじめるアウトプット読書ゼミ」を開催しています。ご興味がある方は、以下のサイトをご確認ください。https://toitotaiwa.studio.site/
ケアと利他はどのように異なるのか?本書によれば、ケア=相手が大切にしているものを大切にすること、利他=自分が大切なものよりも相手の大切なものを優先することを意味する。僕らは利他ができなくても、ケアをすることができる。【紹介された本】近内悠太『利他・ケア・傷の倫理学』晶文社【ゲスト】二村ヒトシ AV監督株式会社問い読は、「問いからはじめるアウトプット読書ゼミ」を開催しています。ご興味がある方は、以下のサイトをご確認ください。https://toitotaiwa.studio.site/
誰かのことを好きになるときに生活が回らなくなることがある。僕の意志が弱いからなのか?何か原因があるのか?能動態や受動態ではない、形式である中動態を切り口に、○○してしまうということを考える。私たちは自分の意志だけで行動しているだろうか?考えることで、本当の意味の責任概念が生まれてくる。【紹介された本】國分功一郎『中動態の世界』医学書院、新潮文庫【ゲスト】二村ヒトシ AV監督株式会社問い読は、「問いからはじめるアウトプット読書ゼミ」を開催しています。ご興味がある方は、以下のサイトをご確認ください。https://toitotaiwa.studio.site/
「ちょっと気合を入れないと読めない本、「ちょいむず本」。内容が濃くて読み終えた時の達成感は得難い。だけど簡単に読めないのが難点。まるで「愛想はないけどいい奴」みたいな「ちょいムズ本」こそ著者の叡智が結集され、読書の醍醐味を味わえます。この番組では、プロが惚れたちょいむず本を紹介します。読書家でもあり、実践家でもあるプロが惚れた一冊から読書を始めてみませんか?
タコはどのような知性を持っているのだろうか?生物学の分類では人間から最も遠い種と考えられているタコの知性を考える。人間以外の種は知性を持っていないと考えてしまう人におすすめの一冊。
【紹介された本】ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』みすず書房株式会社問い読は、「問いからはじめるアウトプット読書ゼミ」を開催しています。ご興味がある方は、以下のサイトをご確認ください。https://toitotaiwa.studio.site/
一見簡単に読めそうな新書。簡単に読めたという人は、うまく読み込めていないかもしれない。
お金がない社会を構想するために、多次元的情報を有する価値尺度の導入を検討する。お金のない世界は可能だろうか?
【紹介された本】
成田 悠輔 『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』(文春新書)
【ゲスト】
安田洋祐 大阪大学大学院経済学研究科教授
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複雑な社会を複雑なまま存在する社会。そんな社会を実現するために、テクノロジーを使って民主主義をアップデートする。そんな運動論が始まる。【紹介された本】
ジョセフ・ヘンリック『PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来』サイボウズ式ブックス
【ゲスト】
安田洋祐 大阪大学大学院経済学研究科教授
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ちょいムズ本で以前にも取り上げた『WIRED』。血縁関係を基盤とした安心社会と非血縁関係を基盤とした信頼社会。日本人はwiredであり、wiredではない。異なることから、自分自身を考えてみる。【紹介された本】
ジョセフ・ヘンリック『WEIRD(ウィアード)「現代人」の奇妙な心理』白揚社
【ゲスト】
安田洋祐 大阪大学大学院経済学研究科教授
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問い読創業者の岩佐、井上が初めて共に仕事をしたのが、安宅和人『シン・ニホン』の編集。岩佐が編集に携わった安宅和人『「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる』の内容から、風の谷の活動、安宅さんの人柄まで、お話します。【紹介された本】安宅和人『「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる』英治出版(7/30発売)
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本書は、谷川嘉浩が素知らぬ顔をして、鶴見俊輔を読んだ成果である。不思議な言葉遣いをしながら、読み手が語りたくなる人、鶴見俊介。ある人は、鶴見から「ナンセンスは世界の手触りだ」ということを学んだと語る。○○すべき、ではなく、○○でありたいという倫理。どんな言葉を使い、どうありたかったか。言葉と倫理が、織り込まれていく。
【紹介された本】谷川嘉浩『鶴見俊輔の言葉と倫理』人文書院
【ゲスト】谷川 嘉浩哲学者、京都市立芸術大学講師
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