
本書は、谷川嘉浩が素知らぬ顔をして、鶴見俊輔を読んだ成果である。不思議な言葉遣いをしながら、読み手が語りたくなる人、鶴見俊介。ある人は、鶴見から「ナンセンスは世界の手触りだ」ということを学んだと語る。○○すべき、ではなく、○○でありたいという倫理。どんな言葉を使い、どうありたかったか。言葉と倫理が、織り込まれていく。
【紹介された本】谷川嘉浩『鶴見俊輔の言葉と倫理』人文書院
【ゲスト】谷川 嘉浩哲学者、京都市立芸術大学講師
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