「プロ野球の歴史は巨人軍の歴史」
・読売巨人軍に影響力のあった渡邉恒雄氏が亡くなったことは、日本のプロ野球にとっても大きなことである。
・なぜか日本のプロ野球の歴史は、巨人の歴史に書き換えられている
・巨人中心主義だったこれまでのプロ野球
・だれもがナベツネ氏に文句が言えないシステムができた
<参考図書>
「渡邉恒雄 メディアと権力」魚住昭/講談社
「巨怪伝 正力松太郎と影武者たちの一世紀」佐野眞一/文藝春秋
「ポスト・ナベツネ時代を考える」
・プロ野球をメジャーリーグのようにしていくのか?サッカーのようにしていくのか?
・リーグ全体の利益を考えるとヘンな仕組みがたくさんある
・野球の国際化を考えると、リーグの方針策定、エクスパンション(球団拡大)は必要
・企業スポーツからの脱出は必須 <参考図書>
「渡邉恒雄 メディアと権力」魚住昭/講談社
「巨怪伝 正力松太郎と影武者たちの一世紀」佐野眞一/文藝春秋
2.ビジネスの違い
・MLBはリーグ全体がひとつのビジネスシステム←閉鎖型スポーツ(フットボールは開放型スポーツ)戦力を均衡させ、毎年優勝チームが変わって、リーグへの興味を失わないシステム
・MLBはNPBの約8倍の収益。観客数はそれほど変わらない、放映権料の違い
・ナショナルパスタイムとしての存在←税金で球場を建てる、球団を誘致する
・NPBは親会社の広告宣伝のために存在する
3.スポーツとしての違い
・MLBは毎年、ルール変更が行われる、よりエキサイティングに。
・選手の年棒が上がっていくのは労働組合である選手会があるから
・ある意味特殊な職業(会社(球団)を選択する自由がない)←法的に認められている
・NPBは、ルールもMLBのものを使っているだけ。FA、ドラフトなどの制度もMLBがつくったものをまねているだけ。本質が異なるのであまり意味がない
1.ポストシーズンから見る日米の違い
・MLBは全30球団、2つのリーグ、6つの地区から、12球団 がポストシーズンに。ポストシーズンのシステムも毎年のように変更され、よりエキサイティングな形を常に求めている。球団も近代MLBの当初、16から30までに増加
・NPBは12球団、2つのリーグから、6球団がPSに。2007年にCSができた以外、ほとんど変わらない。1958年に12球団になった以降増加なし引き分けがある←野球に対する考え方、歴史の違い。