※前半、文字起こしできないくらい、失礼で不適切な表現がありますが、2025年4月13日に収録された当時の2人の興奮をあえてそのままお送りしております。
※「湯を沸かすほどの熱い愛」「片思い世界」の一部ネタバレがございます。ご了承ください。
・「片思い世界」を見に行くおじおじ。
・「クッキーもう無理だわ」映画
・ハピ太郎が一番泣いた映画「湯を沸かすほどの熱い愛」
・入場者特典3種のうち杉咲花が当たったハピ太郎。3人の中で一番タイプではなかったのに、鑑賞を経た今、杉咲花が一番かわいい。
・クリアファイルもったいなくて使えないハピ太郎かわいい。
・「紙がいいんだよ。ポストカードって。厚みがあって。」
・紙が良いんだよおじさん登場。
・ポストカード大好きハピ太郎。「遺書、公開。」「トワイライトウォーリアーズ」のポストカードが出てくる。
・横浜流星のことを「横浜Shooting Star」呼びするハピ太郎。球団かよ。
「ネムルバカ」を睡眠時間削って見に行って、危うく2,000円払って映画館で眠る馬鹿になるところだった。
「おむすび」という苦行のような朝ドラを毎朝見続けたハピ太郎。「#朝ドラは筋トレ」超えて修行。
「あんぱん」は片手間で見られない。
そのまま高石あかりの載っている雑誌「映画秘宝」「AERA」を引っ張り出してくるハピ太郎。めっちゃ好きやん。
「わたしにふさわしいホテル」
名バイプレイヤーとしての高石あかり。
「遺書、公開。」はお芝居天下一武道会。
あれだけのキャラクター全員にスポットライトが当たるとんでもないバランス感覚の映画。
「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」のモノクロ実写ポスター、カッコ良すぎてもはやH&M
舞台挨拶でトークをまわす高石あかり。それを見て「成長したなあ…」と呟くハピ太郎。
※2025年4月13日に収録。
まさかの1時間半。エンディングトークで、今回の「2024ベスト」のポッドキャストを年内に出すと宣言しているJPを発見。もう7月になっちゃいました。
▼ハピ太郎の9位「ツイスターズ」
ディザスター映画好きからの低評価「楽しすぎる」「フラグを立ててそいつを殺さないとだめ」。いや、きびし〜!笑
▼JPの第9位&ハピ太郎の第7位「HAPPYEND」
2人のランキングが近くて喜んじゃうJP、無邪気。「私と感性が近いですね」て何様やねん。
▼ハピ太郎の第8位「Cloudクラウド」
パラレルワールドや、ゲームの世界のような、現実社会とのずれ。その世界観の中で、「こういうやつ、いそう」と思わせるキャラクター造形。
▼JPの第8位「ゴールデンカムイ」
まさか日本映画で、ハリウッド的な金塊争奪群像劇、アニマルパニックムービーが見られるとは!の驚きに満ちた会心の一作。とJPは絶賛するも、WOWOWのドラマは第1話だけ見て「…ま、いっか…」となる熱の冷めよう。
プラットフォーム間の不毛な争い。視聴者の私たちは誰も得をしない現状。
▼JPの第7位「ラストマイル」
こういうドラマの劇場版、もっと増えてほしいよね
▼ハピ太郎の第6位「化け猫あんずちゃん」
かりんちゃん、映画オリジナルキャラクターという衝撃の事実。
世界の主流である3DCGアニメに対し、日本の手描きアニメーションは…
▼JPの第6位「マッドマックス フュリオサ」
映画でしか出来ないことをいっぱいやってた
セリフは無けりゃ無いほど良いという一つの真実
▼ハピ太郎の第5位&JPの第2位「ルックバック」
▼JPの第5位「トランスフォーマー ONE」
▼ハピ太郎の第4位「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
▼JPの第4位「哀れなるものたち」
▼JPの第3位「あんのこと」
盛り込んでいる要素の多さに驚愕。薬物依存から更生する少女の主軸だけでなく、警察の正義や価値観が揺るがされる軸、さらには少女が赤子を育てることになる軸など、あらゆる裏側と見えざるものたちの生きづらさが描かれる。
・収録が年末(2023年12月26日)だったので、まだ「アンダーニンジャ」を楽しみにしているふたり。
・浜辺美波仕事選ばない説
・浜辺美波は別に演技できない説(暴論)
・「6人の嘘つきな大学生」小説読んだ人は見ない方が良いんじゃないか説
・浜辺美波が演じる早稲田生、リアルじゃない説
・書籍の実写映画化は基本だめになっちゃう説(暴論)
・「あんのこと」は「さがす」とつい比較してしまったハピ太郎
・「雨の中の慾情」まじで読解が困難だったJP
・「雨の中の慾情」はもはや名探偵津田(水曜日のダウンタウン)
・現在と過去、現実と妄想、そこに一人二役のようなキャラクター造形の切り分けが加わり、見事に翻弄されてしまったJP
▼ハピ太郎の第3位「ボーはおそれている」
▼ハピ太郎の第2位「CIVIL WAR アメリカ最後の日」
実はジャーナリズム映画として秀でている。
映像メディアの切り口がふんだんに盛り込まれていて◎
フィルムカメラ、デジタルカメラ、モノクロ写真の使い方が効果的。
アトラクション性も担保される、一人称視点の緊迫感。
アレックスガーランドに「はたらく細胞」撮って欲しい。笑
▼緊急企画「お互いの2024年ベスト映画を当てる」
一撃で互いのベスト映画を当てるJPとハピ太郎。
ハピ太郎のベスト映画は決して順当ではなく、例年のハピ太郎の趣味嗜好の傾向からやや逸れた作品。
この作品が出てくるまで、ハピ太郎の1位を独走していたのは「ボーはおそれている」。あの狂気的な作品を凌駕した、意外なベスト映画とは!?
そして、JPのベスト映画とは?!
年間鑑賞本数が減っていっているハピ太郎。それに伴い、ハズレ映画を引くことも少なくなったぶん、つまらない映画に出会った時に「アガる」謎現象発生。
ハピ太郎の口癖「なに」が感染(うつ)っちゃってるJP。
▼「哀れなるものたち」と「パディントン」と「侍タイムスリッパー」に共通するもの。
フィクショナルな設定の主人公の視点から、世界をより鮮やかで大きな振れ幅を持って描くということ。
ことあるごとに「ボーはおそれている」の世界仰天すぎるネタを引っ張り出して爆笑する二人が必聴です。
お前ら好きすぎるやろ。
▼ハピ太郎の10位「関心領域」
音と、匂い。視覚情報以外に訴えてくるものについて。
▼第18位「ナミビアの砂漠」
全てを理解したわけではないけど、ベストフィルムに入れたくなる映画。
▼第17位「BEAU IS AFRAID」
まさかのハピ太郎もベストフィルムに選んでいて大興奮するJPが聴きどころです。果たしてハピ太郎は何位に選んでいたのか…?
・不条理地獄めぐり。
・「世界仰天ニュース」的地獄めぐりは、アリ・アスターの作家性そのものかも。
・もはやトムブラウンのネタ見てるみたいな地獄めぐり。
「大きなイチモツです!」「ダメー」
「パパです!」「ダメー」
「青いペンキを飲みます!ごくごく!死にます!」「ダメー」
▼第16位「五香宮の猫」
その年どれだけドキュメンタリー映画を見れたか、がその年の実りの多さに直結する説
▼第15位「DUNE 砂の惑星PART TWO」
今年やってた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3本立て再上映を、初めて見た子たちにいちばん好きだったものを聞いたら「2」って答えてた子が多かったの、あれなんなの?すごいなあ…。
▼楽しすぎて話がどんどん脱線。彷徨い続けるJPとハピ太郎。
・クリストファー・ノーランの再上映は、ずっとIMAXでかけててほしい
・「はたらく細胞」のスケール感は、手作り感のある舞台美術が功を奏してる説
・「闘病お涙頂戴」モノが抱える問題点
・「余命十年」で小松菜奈の良さは活かされていない。
・小松菜奈は走らせなきゃダメなのよ。(思想つよ。)
・とにかくいろんな女優を走らせたがるハピ太郎。(思想つよ。)
・「はたらく細胞」のFukaseの低クオリティモノマネを披露するJPをお楽しみください。
なかなか互いにベスト映画を発表せず、前半はただ雑談が盛り上がっちゃってます。
・ハピ太郎の恩師が説いていた「メモの重要性」
・無印良品でしか意外と買えないものがこの世にはたくさんある
・みんな映画館の暗闇の中で、どうやってメモ取ってるの?
・「デスノート」のポテチトリックが最強のメモ術
あまり「ザ・バイクライダーズ」にハマらなかったと言いながらちゃんと10分喋り倒すJP。
尺が足りないという理由で、映画と関係ない「水曜日のダウンタウン」の名探偵津田シリーズをさらに10分語るJP。なにしてんねん。
醜い社会を描くのがうまい石井裕也監督の真骨頂!こんなおぞましい格差社会に、もうなっているかもしれない…。
三吉彩花が(漢字違いだが)同姓同名の役柄演じてるの、地味にややこしい!そのアバターが黒猫なのも、ラストの黒猫と重なってさらにややこしい!
11月28日、ブラックフライデー前日から新たな入場者特典が配布されるということで、2回目の鑑賞をして参りました…!
ブラックフライデー前夜がX DAYであるこの作品。この日に見ることで、見事に現実と作品世界がリンクしてしまいました…。
・ヨルゴス・ランティモス作品の中で一番好きかも!権力闘争によって三人の関係性がどんどん逆転&豹変する面白さ!
・権力が、人を醜い化け物にしてしまう物語
・絶対に男に支配されないアビゲイルVS絶対に支配するアン女王
・さすが応援上映の元祖。
・スクリーンとの対話の面白さ
・ペンライト芸の凄さ
・意外とハイクオリティなCGアニメーション
動きがロボットっぽくもないし
モーションキャプチャーっぽくもない
ビートに合わせた100点満点すぎるキレッキレのダンス
だけどなぜかカクカクしたロボットぽさがない
2Dに落とし込んだCGはここまで来たのか
果たして、「BLUE GIANT」もこのくらいのレベルまで達していただろうか?
・ツッコミ不在のまま駆け抜ける面白さ
・ツッコミどころ満載の映像を垂れ流し、みんなでそれを受け入れ続ける、全く新しいお笑いの形
「コンフィデンスマンJP」好きに送る、「地面師詐欺」エンターテイメント!
後から気づいたんですが、「公務員と7人の詐欺師」っていうサブタイトル、よくよく人数数えたら、あれ?一人足りないっていうのは開始早々に気づくところだったんですよね。もう一人詐欺師がいるはずだぞ、と。うまいサブタイトルですね〜。
・1作目を観てなくても楽しめる親切設計!
・歴史絵巻物×闘技場のデスゲーム×アクション大作!
・1作目を乗り越える、ゴア描写と闘技場で巻き込まれる私たち=観客
時間を巧みに操るクリストファー・ノーランの最高傑作!
親子愛の物語を、見事に宇宙物理学映画のフォーマットに収めているからこそ、ノーラン作品の中でも特に人気なのよね。2回目見て納得しました。「オッペンハイマー」も「TENET」も「ダークナイト」も、王道の「泣ける」映画ってわけでは無いもんね…。ノーランのこういう「泣ける」映画、また見てみたいよね〜…。
・映画は何でできているのか?
・映写機とスクリーンでできているわけではない映画。
・そこに一人でも観客がいないと成立しない、映画という舞台芸術
・その観客の心が動くところまで含めて、1本の映画作りなのではないか?
・映画の感想を語る時、自分の中で映画が再び立ち上がり、再生される
・皆で映画を語り合う場を作るという、映画祭の側面
・映画の感想を書くよりも、喋る方が実はハードルは低く、誰でも参加できるのでは?
・国境や教養を越える、やさしいメディアとしての映画
・テレビドラマと映画の違いについて
・なぜか「ベイビーわるきゅーれエブリデイ」「ナイスデイズ」について語り出すJP
・脚本家の登竜門はテレビドラマから
「怪物」
・是枝裕和の、身体論・演技論の言語化がうますぎるから、あの子役たちの演技が引き出せている。
・うまく歩けなかった私たちが、両足で走れるようになる物語
▼不可逆で不寛容な社会
・ストレスがかかり、我慢に我慢を重ねた結果、過ちを犯すことがある
・その過ちを自覚した時、引き返すことができるのか?
・「いつだって戻れるんだ」の歌の軽薄さと希望
・赤信号、誰も渡ってないのに待ちますか?バレなきゃいいのか?
▼天井が見えない組織
・上には上がいて、どこまで行っても首謀者が見えてこない闇バイトの構造
・首謀者らしき人を捕まえたとて、終わりがない。また別の人が始めてしまう。
→しかし、会ったこともなく顔も知らない上層部に指図される構造は、警察含め、この社会のどの組織でも実は同じというクリティカルな指摘!
▼素晴らしかった描写
・安達祐実の額の血管
・山梨を舞台にした田舎・地方都市のロケーション
JPハウスにまちやを招き、パンフレットでいっぱいの本棚の前に座り込み、パンフレット愛を語りました。こういうことばっかりしてたいよねー。万年大学生かよ。
・どこ行っても大島依提亜と濱口竜介が腕組みして立ってる。
・映画の作品世界を印刷物・紙媒体で表現しているパンフレットが好き
・さらっと「高木さん」「首」をディスるJPひどい。
・「BLUE GIANT」は鑑賞後1週間寝かせると心に効いてくる映画
・ブックオフの中古パンフ安すぎ問題
・映画グッズも、変遷を辿ると面白い!
・記念メダルで浮き彫りになる、物価の変遷
・1作目公開時のハリポタグッズ見るのとか楽しすぎ
・いまテレホンカードがグッズになることなんてないよね
・PG12の前作から、まさかの全年齢対象へ!それでも「残虐さ」を売りにしないといけないというハードルの高さ。
・しっかり過激な雰囲気を残しつつ、直接的な過激表現を全て回避していくうまさ
・無音の部屋ならではの、部屋の外で無音で絞殺される演出がうまい!
・野木亜希子先生、群像劇うますぎ問題
・佐藤直紀の曲に、神木隆之介の白シャツが合わさったらただの「ゴジラ-1.0」なのよ
・日曜劇場はおっさんのストレス発散ドラマなのか?
・オノマトペが極力排除された原作と、劇伴過剰の映画の違い
・スマートフォンの後ろに私たちの生活があるということ
・私たちの生活と地続きな藤野たちの世界
・観る媒体によって作品の手触りと面白さが変わってくる「映画」の特異性
・「子供の話」を窃視する視点
・4コマ漫画という最小限の創作をすることで、背景に膨大な物語を想像することができる。その想像した物語こそが人間の心を癒す。その想像力の尊さと、フィクションの強さ。
・藤野がもたらした影響でしか浮き彫りにならない京本のキャラクター、という問題。
・物語の装置でしかない京本問題。
・京本の親はなぜ登場しないのか。
・「創作」の概念・象徴・女神としての京本。