前回に引き続きPANGPANGによる江戸っ子風のMCで会議は踊り狂っていた。しかし会議が進む中、ブッシュミーツのメンバーが次々とヴィデオゲーム中毒になっている実態が浮き彫りになる。これはまずい。このままではnoteの更新を停止せざるを得なくなる危機的状況だ。一体どうすれば効率的にゲームと連載を両立させる進研ゼミの漫画のような神業を成し遂げることができるのか。どうすればPANGPANGはファービー以外の記憶を保つことができるのか。そして、バッテリーは無事に開催することができるのか…。
※運営からのお知らせ
2021年4月29日に予定していたブッシュミーツ主催イベント『バッテリー Vol.2』は雨天とかのため延期となりました。
次回の開催をお待ち下さい。
某国分寺公園をブルーシートとスケッチブック、そして南京玉すだれを用いて(せめて2m四方くらいは)占拠しようと計画するオンライン山賊のブッシュミーツのメンバーたち。来たるべく主催イベント「バッテリー」のためにPANGPANGが議長を務め、会議が踊りだす。インターネット上でのみ猛虎と化す彼らは赤ちゃん言葉を一言も発することなく29日の武装を意気揚々と話し合っていたが、現実世界では背後から「コンプライアンス」の影が忍び寄っていた…。
いくつもの試練と金欠を乗り越え、無事にPANGPANGと同じ3歳になることに成功した提督。しかし、そこに待っていたのは「マジック・ザ・ギャザリング」に熱中するあまり自らをクリーチャーだと思いこむBig T.Kの姿だった。正気を取り戻させるため、小学生と激戦を繰り広げた経験を持つPANGPANGは早速自分の実兄をタップしてマナを、提督はハードオフに機材を売って金を得る。馬と化した娘と自己肯定感を賭けた戦いは、果たしてVTuberライブが開始するまでに終わるのか。Big T.KとPANGPANGによる全人類の生誕を祝福する歌は茨城県にも届くのか…。
本当の名前をSuiQから耳打ちされたPANGPANGは愕然とし、膝から崩れ落ちた。
「うそ…私の年収、低すぎ…?」
そういってため息をつくPANGPANGを見て、Big T.Kは『パプリカ』を口ずさんで、彼を励ますことにした。
しかし、肝心の歌い出しが思い出せない。というかそもそも覚えてすらいないことに気づいた。
こうなったら仕方ない。記憶すらしていない歌を思い出すために、Big T.KはSuiQと提督を引き連れて公園デビューに挑むのだった…
若き日のBig T.Kが公園で犬の散歩をしていたときの話だ。彼はふと軽い尿意をもよおし、愛犬を柵にリールでつないだのちに公衆便所へ入った。
Big T.Kが便所から戻ると、リールを噛みちぎって犬を鍋に入れようとしている髭面の大柄の男がそこにはいた。
急いでその凶行を制止させようとBig T.Kは男に掴みかかったが、豆板醤による目くらましをくらってしまい、ひるんだスキに男は犬とともに姿を消した。
その日から、PANGPANGが犬を鍋に入れて美味しそうにそれを食べる姿を見るたびに、Big T.Kは愛犬の事を思い出してしまうのであった。
サンリオ・ピューロランドでぬいぐるみにされてしまったPANGPANGを救出するため、Big T.Kは武装をはじめた。彼は何をするにしても外側から整えるタイプなのである。敵地に向かう前に原宿に立ち寄って「BAPE STORE®」でお買い物だッッ
寝ているうちに2020年を終え、新たなる時代を迎えてしまったPANGPANGとBig T.Kの二人だったが、『ブリーチ』に夢中になるあまり時代感覚を完全に喪失していたのでまったく自覚することなく、また『チェンソーマン』が面白かったこともあり、機械の身体を手に入れる旅に出発したのであった…