
若き日のBig T.Kが公園で犬の散歩をしていたときの話だ。彼はふと軽い尿意をもよおし、愛犬を柵にリールでつないだのちに公衆便所へ入った。
Big T.Kが便所から戻ると、リールを噛みちぎって犬を鍋に入れようとしている髭面の大柄の男がそこにはいた。
急いでその凶行を制止させようとBig T.Kは男に掴みかかったが、豆板醤による目くらましをくらってしまい、ひるんだスキに男は犬とともに姿を消した。
その日から、PANGPANGが犬を鍋に入れて美味しそうにそれを食べる姿を見るたびに、Big T.Kは愛犬の事を思い出してしまうのであった。