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女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
9 episodes
2 weeks ago
研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、確かな情報と多様な視点を元に配信し、政治参与の方法を考える番組です。 https://lit.link/gsdecolonize2025 「関心を抱くべきだとは思うけど、何を信じればいいの?何ができるの?」 社会問題へのコミットの意志はあるけれど、特に信頼性や有効性の観点から迷っている人たちを、一定の専門性で励ましながら、共に歩む番組を目指します。 多様な視点を取り入れるといっても、現状肯定的な意味での「中立」に留まるわけではなく、二人の経験と専門性を活かしながら、ジェンダー批評的、脱植民地的な志向を持っています。 ―「あの頃」の友達と「あの頃」のその先へ― 中学生の頃から知っている女子校の先輩後輩のおしゃべりを通じて、有効な政治参与をする方法を探り、提示し、聞いている人と共に一歩踏み出したいと思います。しかし、楽しかった女子校時代の関係性に閉じこもるわけではありません。 むしろ学生時代以降、より広い社会との関係で経験してきたこと、それぞれが培った専門性―地域研究・美術・法律―を大切にします。書籍や情報源の確からしさをよく検討しつつ、それぞれが経験や感覚を大切に「既存の知」や「理性的なもの」を再構成することを目指します。 このため、中村の大学の後輩であるかずねさんがサポートメンバーに入ってくれました。彼のフィードバックを元に二人の会話を再定置し世界に関わります。 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。『美術手帖』「ブラックアート」特集、共同監修。 経歴はこちら:https://researchmap.jp/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『私たちの中学お受験フェミニズム』等を発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)、『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)に寄稿。 かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。
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研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、確かな情報と多様な視点を元に配信し、政治参与の方法を考える番組です。 https://lit.link/gsdecolonize2025 「関心を抱くべきだとは思うけど、何を信じればいいの?何ができるの?」 社会問題へのコミットの意志はあるけれど、特に信頼性や有効性の観点から迷っている人たちを、一定の専門性で励ましながら、共に歩む番組を目指します。 多様な視点を取り入れるといっても、現状肯定的な意味での「中立」に留まるわけではなく、二人の経験と専門性を活かしながら、ジェンダー批評的、脱植民地的な志向を持っています。 ―「あの頃」の友達と「あの頃」のその先へ― 中学生の頃から知っている女子校の先輩後輩のおしゃべりを通じて、有効な政治参与をする方法を探り、提示し、聞いている人と共に一歩踏み出したいと思います。しかし、楽しかった女子校時代の関係性に閉じこもるわけではありません。 むしろ学生時代以降、より広い社会との関係で経験してきたこと、それぞれが培った専門性―地域研究・美術・法律―を大切にします。書籍や情報源の確からしさをよく検討しつつ、それぞれが経験や感覚を大切に「既存の知」や「理性的なもの」を再構成することを目指します。 このため、中村の大学の後輩であるかずねさんがサポートメンバーに入ってくれました。彼のフィードバックを元に二人の会話を再定置し世界に関わります。 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。『美術手帖』「ブラックアート」特集、共同監修。 経歴はこちら:https://researchmap.jp/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『私たちの中学お受験フェミニズム』等を発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)、『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)に寄稿。 かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。
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Episodes (9/9)
女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第3-2回 改めての自己紹介② ―中学お受験フェミニズムと「脱植民地化」―
今回は、これまで番組で主に聞き手を務めてきたいなだが、「脱植民地化」というテーマに関心を持った経緯をお話しします。 いなだは、法律業界に身を置きながらジェンダーに関する問題意識を深め、受験やアイドルなど、生活に密着した文化にまつわる批評やエッセイを執筆してきました。 いわゆる「政治活動」に参加してきたわけではありませんが、先輩からラジオのお誘いを受けたときは、なんだかすんなり受け入れることができました。 そこで、なぜ「脱植民地化」?を軸に、これまでの関心事や取り組みを改めて振り返ってみました。 みなさんのご経験とも照らし合わせながら、お聞きいただければ幸いです。 ▲これまでの経験 ・ザ・法学部(実定法学)は成績主義、受験競争。 ・現在の司法試験受験者に占める女性の割合は約3割、全弁護士のうち女性の割合は2割未満。「受験は実力主義だから男も女も平等」?その中で女性として、「行けるところまで行くべき」?「ここまできて降りられない」? ・女性であることが変に価値づけられる環境に疑問を持ちつつ、勝ち抜くことは「安全」「無難」な道でもあり。 ▲文筆活動 ・就職後、均質なキャリアの男性が占める「知的エリート」職の世界への批判意識を強める。目の前の景色はどのように作られている? ・同人誌『私たちの中学お受験フェミニズム』を制作。中高の同級生6人が自ら経験した近畿圏の中学受験を振り返り、フェミニズムの目線から分析する本。 ・定員、受験日程、親の経験、娘への期待など……きわめて「優秀」な一部の女子だけが「エリート」として選抜され、そうでない多数の女子の進路は一気に切り下げられる選抜の構造が、地域の受験システムに織り込まれている。 ・地元の“あるある”を外向きに説明する本だが、文学フリマ東京では「地方は遅れているんですね」的な反応も……。 ・地域のジェンダー秩序を固定化する大きな要因は、東京一極集中の経済でもあるのに、なかなか当事者意識を持って読まれないと実感。 ▲なぜ「脱植民地化」? ・不均衡な仕組みの競争を生き残れば生き残るほど、“女性活躍“の証になってしまう矛盾。 ・女性や、定型的なセクシュアリティを生きていない人が組織の中で発言力を持つことは重要だが、自分はむしろ、その構造自体から抜け出したいと考えるように。 ・地域の目線をいかに伝えるかという課題も、ジェンダーという変数だけでなく、脱植民地化という考え方を持っていけたら良いのでは。 ▲アイドルについて葛藤 ・書籍『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』に寄稿。アイドルは、性的消費、パーソナリティ消費、異性愛規範、恋愛禁止ってどうなのか?などと外部から問題設定されがち。 ・客体視される仕事、他者化される存在でありつつ、生身の人間。 ・悪しき態度を反省して「より良いファン」を目指すというより、アイドルとファンの固定化した見方をほどくための一歩として書きたかった。 ・アイドルをやっている人側の視点、取り組みや言葉にも光があたればいい。 ▲「降り続ける」ラジオ ・これだけじゃない、あれだけじゃないを考え続けて、人の話を聞いたり調べたりしていると不可抗力的に物の見え方が変わってくる。その過程がすごく大事ではないか。 ・あの頃の女子校で良いものとされていた、「アメリカ式リベラリズム」の問い直しをするラジオーー価値基準の再編成 ・「降りる」というのは、何に尊厳を置くかを自分で決めるということ。 【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025 【プロフィール】 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。 Twitter(X)アカウント:https://x.com/penpenbros かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 【カバーアート】 大津萌乃さん Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ootsumoeno #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 #脱植民地化 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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3 weeks ago
1 hour 57 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第3-1回 改めての自己紹介―裏方メンバーの参加理由と考えの変化―
今回はこれまでと路線を変えて、雑談回に近い形で、普段裏方をしているかずねさんに、本活動に参加した理由や参加後の考えの変化について聞いていきます。 今回の配信を通じて、社会活動は自分と少し距離があるなあと感じている方々に、その距離を少しでも縮めていただけたらうれしく思います。 ▲改めての自己紹介 ・融子さんの大学の部活(オーケストラ)の後輩 ・大手都市銀行や日系戦略コンサルティングファーム等を経て、現在は工芸業界に身を置いている ・この手の社会運動には全く馴染みがない ▲なぜこの活動に参加しようと思ったか? ・これまでの社会人経験の中で、各人が自分なりの価値観を築いていくような社会になったら素敵だなと思った →自分が身を置くコミュニティ(狭くは会社・家庭、広くは社会)で良し・普通とされる価値観に疑いをもたずに従っていても、そのコミュニティを維持・繁栄のために価値観は操作されるから、納得感のある人生は送れない。 加えて、良し・普通とされることから外れずに生き続けるのはほぼ不可能でどこかで外れるため、自分で「良し」の価値観を持っておかないと自分に尊厳を持ち続けられない ・自分なりの価値観を築いていくためには、自分のこれまでの価値観と対比させて磨いていくための材料が必要である ・この配信は、世の中の既存の価値観の問い直しということするため、その材料を提供できると思ったから ▲活動を進めてみて、考えがどう変わったか? ・考えが変わったというより、自分の考えについて活動に参加した当初より解像度が上がった ・「自分なりの価値観の確立」ということが大事だと思っていたが、その価値観を構築するうえでの土台となる価値観は、社会という広い枠組みにおける既存の価値観だった。 ・土台となっている価値観というものを所与にしていたが、それ自体を見つめなおす余地があると思った ▲社会運動に対する距離感は変わったか? ・不条理な支配-被支配という関係は自分の身の周りにも多く存在しており、自分もその関係を強いられたことや、逆に強いてしまったこともあったと理解した ・具体的な社会運動として、行動に移せているかというとまだできていない状態だが、まずは構造を理解・意識できるようになったことが大きな一歩だと思っている ーーー 【番組について】 「女子校の後輩と話し始める脱植民地化」は、研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、日本語圏で暮らす多くの人が敬遠しがちな政治イシューについて、確かな情報と多様な視点を元に配信しながら、政治参与の方法を考える番組です。 【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025 【プロフィール】 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。 Twitter(X)アカウント:https://x.com/penpenbros かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 【カバーアート】 大津萌乃さん Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ootsumoeno #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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1 month ago
59 minutes 21 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第2-3回パレスチナ人の自治権のために―NPO法人アクセプト・インターナショナル
パレスチナの占領・虐殺に関しては、「人道支援」さえも支配の加担になってしまう構図があることをお話し、「政治的に一歩踏み出す」行動をご紹介してきました。 ここ数か月は、西洋諸国による新たなパレスチナ「国家承認」が話題に上り、国連総会でいわゆる「ニューヨーク宣言」が採択されました。 しかし、パレスチナ国家の運営にどの勢力が関わるかについて(ハマスの関与を認めない、など)国家承認という形を取りながら外国が外から決めてしまっていることなどから、諸外国が承認するような「二国家共存」は占領やアパルトヘイトの根本解決にならない、むしろ継続するものではないかとの疑義も提出されています。 こうした状況を背景に、本当にパレスチナ人の自治権を実現するには、私たちには何ができるのでしょうか? そこで、イスラエル・パレスチナ間の「対話」ではなく、パレスチナのあらゆる政治組織・市民組織たち同士の対話を促進し、政治や社会の運用のためのエンパワーメントに取り組む日本発のNPOを紹介します。永井陽右さんという日本人がはじめたアクセプト・インターナショナルは、これまでもいわゆる「テロ組織」と呼ばれるような武装組織の構成員と、地域社会の再統合を実施してきた豊富な実績を持つNPOです。NPOの寄付という形で、政治的な一歩を踏み出すことができます。また、アクセプトの寄付者は「アンバサダー」という名前で呼ばれ、寄付者同士や、パレスチナの若手リーダーたちにメッセージを届けるなど、当事者に間接的に関わる機会なども用意されています。 https://accept-int.org/ ▲パレスチナでの取り組み ・ガザ地区での緊急的な人道支援 ・ハマスを含めたパレスチナ側の対話を進め、特に、若手や女性のイニシアティブを反映させた統合に向けての対話をサポート さらに具体的には・・・ ・パレスチナ内の分断を超えるという抵抗…「ユニークな第三者」 ・パレスチナ独自の事情としてある「和平」への不信感を超える ・正統性のある真摯なパレスチナのナショナルな統一的主体 ・パレスチナの人達のインテリジェンスに注目した行動 ・「独立系NPO」だからこそできる横断性! ▲「テロリスト」の専門家 ・「テロリスト」を”リスク”ではなく”ポテンシャル”としてみる、というアプローチ (※「テロ組織に入ってしまう若者たち」といった同情・救済的目線に潜む植民地主義に陥っていない) →武装組織に関わった若者を包括するYANSAGという概念の提唱と国際規範の確立、「Global Taskforce for Youth Combatants (GTY) 」の確立と多様な人材を入れたボードづくり ・現行のカウンターテロリズムレジームに基づいたリスク管理と、元武装組織に関与した若者たちを取り込んだ新しい国際規範の制定への挑戦 →「紅海」を囲む地域という視点 ▲なぜ宣伝したいか ・日本からパレスチナに関わるに当たってポジショナリティとして全うであると思うため →ハマスと「テロリスト」のレッテルを越えて関わっており、加えてハマスとPA以外の勢力や団体とも対話している。一方で、「抵抗」を称賛することと我々の立場性、「誰がそうさせているか」ということを踏まえると、アクセプトのアプローチがしっくりくる ・人道支援を越えて何かしたい…という方が、政治的な取り組みを支える寄付という選択肢を採れるため →よく言われる「日本独自の役割」を現実のものにできる可能性や、将来の日本政府などへのロビイングに繋げられる可能性を有している ・「憎しみの連鎖をほどく」というキャッチコピーに(これはある種の「どっちもどっち論」で使われる言葉でもあるから)忌避感を覚えてコミットに踏み出していない人がいたら、本当に勿体ない! ▲いなだコメント ・日本の刑事司法における「被疑者・被告人」とされる人達・されやすい人達と、その扱い(非人間化)にも共通する ・取り組み自体が「脱植民地的」というのは、日本の司法の問題との関連でもそう思う ーーー 【番組について】 「女子校の後輩と話し始める脱植民地化」は、研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、日本語圏で暮らす多くの人が敬遠しがちな政治イシューについて、確かな情報と多様な視点を元に配信しながら、政治参与の方法を考える番組です。 【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025 【プロフィール】 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。 Twitter(X)アカウント:https://x.com/penpenbros かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 【カバーアート】 大津萌乃さん Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ootsumoeno #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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1 month ago
44 minutes 17 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第2-2回 「パレスチナ支援」を超えて「政治的」に踏み出す一歩
前回の放送では、人道的な状況が酷すぎて支援は必要だが、「人道支援」だけでは占領に加担してしまう側面もある、とお話しました。 だからこそ「政治的」になることが求められる、その一歩を踏み出す人を増やしたい、というのがさらにこのpodcastを始めた動機でした。 あまりにも破壊が大きすぎて「意味があるのか?」と思う気持ちも分かります。 今回は、これまでなされてきた、中村が関わってきた政治的な活動を種類別に紹介しながら、それぞれの意味や効果についてもお話します。 自治体レベル・選挙区レベルでは一人一人の意見は小さいものではなく、消費者としての一人一人の選択もバカにできない影響があります。 何より、多くの方のお仕事にも、政治的な情勢は必ず関わりがあるはずです。 突然知らない団体に参加するのは難しくても、一人でこっそりインターネットでできることから、あるいは、身近にいる「この人なら」という方とお話するところから、生活や職場での判断にこうした観点を取り入れて「政治的」な一歩を踏み出してみませんか? ▲政治的なもの・活動 ・デモ、スタンディング 意味あるのか?→「語られ方」への疑問を投げかける、「デモへの妨害」から見える風景 ▲署名 ・2023年10月には「北部からの追放」に反対するアムネスティの署名があった…… ・年金の運用資金のイスラエルへの投資に反対―ESG投資という基準との矛盾 https://www.change.org/Divest_Nenkin ・愛知県のイスラエルスタートアップの連携に反対する署名も https://chng.it/P2TBWMXvc6 →イスラエルの「スタートアップ国家」イメージと「文明と野蛮」の観点から重要だと思う。 ▲BDS運動 ・ボイコット、ダイヴェスト、サンクション ・BDSに対しても色んな意見はある……とはいえ!さすがに! ・文化・学術ボイコット(PACBI): 中村は強く賛成。産・官・学が一体となったイスラエル社会、文学・学術ウォッシュ…だけでなく、そもそも文化「が」問題。 ▲ご意見送付 ・政府や外務省への「ご意見送付」 ・政治家へ直接意見を送る、集会に出る=関連する領域に特化した議員、自分の選挙区の議員 ・ロビイングについて、法律家からの知見 ▲実は、このラジオを始めたのも「政治的運動」 人道支援にとどまらない、政治的に一歩踏み出すためのラジオにしたい。 ・この社会で広まりやすいやり方の一つ? ・「世論」に少しでも動きを… ・「ジェンダー」が当たり前の観点になったように、「脱植民地化」を頭において欲しい ・一回、ご意見送付してみませんか? https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html https://www.contact.mofa.go.jp/form/pub/mofaj/feedback ・政治運動としてNGOへの寄付も。次回は、「アクセプト・インターナショナル」を紹介 :21世紀の「テロとの戦い」の語り自体を覆す・抗うような活動 ーーー 【番組について】 「女子校の後輩と話し始める脱植民地化」は、研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、日本語圏で暮らす多くの人が敬遠しがちな政治イシューについて、確かな情報と多様な視点を元に配信しながら、政治参与の方法を考える番組です。 【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025 【プロフィール】 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。 Twitter(X)アカウント:https://x.com/penpenbros かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 【カバーアート】 大津萌乃さん Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ootsumoeno #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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2 months ago
33 minutes 5 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第2-1回 パレスチナに関して、具体的に何してる?―「人道支援」のジレンマ―
今回の配信から3回にわたり、今まさに進行中のイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区での虐殺や、ヨルダン川西岸地区での占領の暴力に抗議する具体的な行動についてお話しします。 中村がやっている・やってきたことを切り口に、「さすがにこれは酷い」と思ってパレスチナに連帯する人達の多岐に渡る具体的な行動を紹介し、存在するジレンマを踏まえつつ、最近始まったユニークかつ政治的に重要なNPOの活動なども紹介します。これを聞いた皆さんと、さらに一歩を踏み出したいです。 ▲パレスチナ関連で具体的に人々は何をしてるか ・0.5回でも話した通り、脱植民地化はまず抵抗運動が先にある ・詳しい解説も重要だが、ガザ地区での虐殺がまだ止められないことを見て、「これはあかんのちゃうの?」とまず行動することは非常に大切 ▲【人道支援】…真っ先に思い浮かぶ、日本でもなじみ深い ・国際人道団体:UNRWA、UNICEF、国際赤十字、 …しかし封鎖があり「砂漠で腐っている」部分も。 ・ガザ地区内の団体も ・中村もやってる「個人寄付」…難しさも。 ※インスタグラムのlitlinkに中村主催の個人寄付キャンペーンをまとめて貼っています。 ・すでに色んな個人が関わっているが、皆疲弊しているし、信用も難しい △いなださんの関わり方は? ▲人道支援全体に「占領に加担する」というジレンマ ではどうするか…? 次回は「人道支援」を超えて「政治的に一歩踏み出す」ことをお話しします ・デモや署名などのアクティビズム、ロビイング、このラジオを始めたきっかけ ・アクセプト・インターナショナルという独自の活動をしている日本発のNPO ーーー 【番組について】 「女子校の後輩と話し始める脱植民地化」は、研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、日本語圏で暮らす多くの人が敬遠しがちな政治イシューについて、確かな情報と多様な視点を元に配信しながら、政治参与の方法を考える番組です。 【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025 【プロフィール】 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。 Twitter(X)アカウント:https://x.com/penpenbros かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 【カバーアート】 大津萌乃さん Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ootsumoeno #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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3 months ago
17 minutes 33 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第1-2回「理性の地理学をシフト」せよ!(後編)
第1回後半では、このラジオのタイトルを決定するいきさつを通じて、話し手二人がどういう態度でこれをやっていくのかをお話したのち、「理性の地理学」を疑うというコンセプトを、話し手の具体的なルーツや経験を通じて紹介します。 既にレターやSNSを通じてご感想をいただいておりますが、ご自身の出身や経験を含めたお話をして下さってる方々も複数おられます。0.5回で話したように、「脱植民地化」は、どこかに「見習うべき模範」があるわけではなく、どこでも完全には達成されていません。だからこそスローガンとしてではなく、それぞれの人が自分の言葉と行動を作っていくしかないと思います。この番組が、そのきっかけや、そうした話が集まる場所になればと思います。 ▲タイトルについて ・かずね提案のあるタイトル…… →「脱植民地化」は耳慣れないけどそのまま使おう!と思えた ・女性だけでこういう感じのコンテンツ珍しいよね →「女子校」のノリのままやったらよくない=あの頃の友達とあの頃の向こう側へ! ▲「脱植民地化」の重要&今見逃されがちなポイント=「理性の地理学のシフト」 ・そもそもなんでこんな研究やってるのか →父親が書道家だったという起点(右往左往する美術、アート、伝統……)、母親の経験&ジェンダーの観点 ・「地域研究」という専門(「普遍的」な理論を地域の観点から見返す) →現状肯定的な「”ポリコレ”批判」とかとは違うんですよ ・博論とその時期の経験を経て地域研究の重要性を実感 →美術では、帝国の側から行う「自己反省」みたいな理論が有名。そもそも根本的に違う「グローバル」を示すという博論 →ベナン、フランス、日本でフィールドワーク →「ディシプリンと地域の緊張関係」 (例:帝国側・欧米のミュージアムから話を始めるのではなく、モノが集められた側の地域の視点で話をする。) ▲「われわれ」を疑う ・『わたしが諸島である』(中村達) →トレスセイラン:”欧米中心的欧米中心批判”でさえも頭の中の地図が欧米中心 →パレスチナ問題を起点に、西洋中心性・植民地主義批判が高まるが、結局「ヨーロッパ・アメリカ・中東」みたいな地図である場合が… ▲人それぞれの「見てる地図」の違い ・なぜ、西洋だけじゃなくてアラブの国々も止められないのか、の話とかは世界的な第三世界主義との関係もあり…… →中村は西アフリカの話とかするけど、色んな地図がある。 →特にこのpodcastはそういう色んな観点からの地図を用意する →地図を複数化することで今の力の集中を分散させたり、違う価値の作り方に向かうことができるのでは? (ボイコットしたあと何を使う、どこで&誰と仕事する…とか) ーーー 【番組について】 「女子校の後輩と話し始める脱植民地化」は、研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、日本語圏で暮らす多くの人が敬遠しがちな政治イシューについて、確かな情報と多様な視点を元に配信しながら、政治参与の方法を考える番組です。 【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025 【プロフィール】 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。 Twitter(X)アカウント:https://x.com/penpenbros かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 【カバーアート】 大津萌乃さん Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ootsumoeno #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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3 months ago
29 minutes 48 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第1-1回「理性の地理学をシフト」せよ!(前編)
いよいよ本配信スタート!それぞれの人が持っている「地図」、「われわれ」の認識を複数化していきましょう。 タイトルは、前回の配信でも言及したカリブ海思想の研究者、中村達先生の言葉から! ▲改めてまして自己紹介! ・中村、いなだ易、かずね、それぞれの簡単な紹介と関係性 ・中村は研究で出会った概念「脱植民地化」、パレスチナの活動をきっかけに重要性を再認識 例えば「テロリスト」という語の使い方にしても… ▲無関心層…というか「様子見」層に届けたい ・パレスチナのことでも「人道支援」の向こう側にいきたい →でも、流行ワードやスローガンにしたくないという思い ▲「脱植民地化」という概念が、色んな意味での生きやすさなどに関わる重要な項目 ・生活のこと(資本主義の搾取と植民地主義も根深い関係) ・容姿、ファッション、美容など自己肯定感に繋がる問題 ・知的な序列の話(何を知ってる方が高級っぽいか、とか) ・ジェンダーの話とも常に関わってくる 🎙️ちなみに後半(1-2)ではこんな話をしています…! ▲タイトルについて ・かずね提案のあるタイトル…… →「脱植民地化」は耳慣れないけどそのまま使おう!と思えた ・女性だけでこういう感じのコンテンツ珍しいよね →「女子校」のノリのままやったらよくない=あの頃の友達とあの頃の向こう側へ! ▲「脱植民地化」の重要&今見逃されがちなポイント=「理性の地理学のシフト」 ・そもそもなんでこんな研究やってるのか ・「地域研究」という専門(「普遍的」な理論を地域の観点から見返す) →現状肯定的な「”ポリコレ”批判」とかとは違うんですよ ・博論とその時期の経験を経て地域研究の重要性を実感 ▲「われわれ」を疑う ・『わたしが諸島である』(中村達) →トレスセイラン:”欧米中心的欧米中心批判”でさえも頭の中の地図が欧米中心 ▲人それぞれの「見てる地図」の違い →このpodcastはそういう色んな立場・観点からの「地図」を用意する →地図を複数化することで今の力の集中を分散させたり、違う価値の作り方に向かうことができるのでは? #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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3 months ago
18 minutes 4 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第0.5回 「脱植民地主義を解説する教養ラジオ」ではなくて…!
配信いよいよスタート!…ですが、このラジオの方針=「脱植民地化」とどう向き合うか、問題の整理と模索していきたいことについてお話する0.5回をお聞き下さい!(今回だけ少し長め!来週から短く聞きやすくなります!) ・「植民地主義」の思想史を整理してお話するラジオ…ではない。 ・このラジオを始めるときにもらったフィードバック……それへの違和感を分解して考えると、このラジオの方針も明確にできるかな?と。 ▲次の3点を特に重視したい ①「残っていない」「見えない」ものや歴史に関する問題であること ➁今まさに続いている問題であること ③暴力の問題であること ▲とはいえ、ある程度の整理はできる ▲歴史…コロンブスの「発見」、スペイン・ポルトガル、イギリス・フランス、「入植植民地主義」 ・「奴隷制」は労働力の話だけではなくて… ・植民地支配からの独立・解放にも暴力を伴った ・最近は高校の世界史の副教材でも「脱植民地化」を扱うものが! ▲論点の整理=経済的な問題、政治的な問題、思想の問題(文明ー野蛮)、「野蛮・劣った他者」と「文明化の使命」 ・文化の問題(例えばアール・デコと植民地博!)、土地の問題 ▲まだ続いてるという話 ・イスラエル・パレスチナはもちろん、フランスと西~中央アフリカ ・日本に関わる植民地支配 ▲「ポストコロニアリズム」との向き合い方 ・ポストコロニアリズムとは?代表的な論者たち ・地域研究の立場から ・ポストコロニアリズムは重要だが「教科書」ではない ▲残ってない・見えないものについての脱植民地化 ・現在の知が間違ってる、今の構造が間違ってる…と考え始めるときの問題点 ▲「異なる」他者と出会って対等に共に暮らすという、未達成の目標への試行錯誤 #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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4 months ago
52 minutes 43 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
第0回 自己紹介
Podcastを始めます!番組でお話する女子校の先輩・後輩と、サポートメンバーについて自己紹介します! 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 インスタ:https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』を発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)に寄稿。 いなだ易X: https://x.com/penpenbros  かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 #脱植民地化 #自己紹介 #先輩後輩 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/682042234d20b5ed881553da
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4 months ago
10 minutes 43 seconds

女子校の後輩と話し始める「脱植民地化」
研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、確かな情報と多様な視点を元に配信し、政治参与の方法を考える番組です。 https://lit.link/gsdecolonize2025 「関心を抱くべきだとは思うけど、何を信じればいいの?何ができるの?」 社会問題へのコミットの意志はあるけれど、特に信頼性や有効性の観点から迷っている人たちを、一定の専門性で励ましながら、共に歩む番組を目指します。 多様な視点を取り入れるといっても、現状肯定的な意味での「中立」に留まるわけではなく、二人の経験と専門性を活かしながら、ジェンダー批評的、脱植民地的な志向を持っています。 ―「あの頃」の友達と「あの頃」のその先へ― 中学生の頃から知っている女子校の先輩後輩のおしゃべりを通じて、有効な政治参与をする方法を探り、提示し、聞いている人と共に一歩踏み出したいと思います。しかし、楽しかった女子校時代の関係性に閉じこもるわけではありません。 むしろ学生時代以降、より広い社会との関係で経験してきたこと、それぞれが培った専門性―地域研究・美術・法律―を大切にします。書籍や情報源の確からしさをよく検討しつつ、それぞれが経験や感覚を大切に「既存の知」や「理性的なもの」を再構成することを目指します。 このため、中村の大学の後輩であるかずねさんがサポートメンバーに入ってくれました。彼のフィードバックを元に二人の会話を再定置し世界に関わります。 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。『美術手帖』「ブラックアート」特集、共同監修。 経歴はこちら:https://researchmap.jp/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『私たちの中学お受験フェミニズム』等を発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)、『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)に寄稿。 かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。