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本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
高橋宏治(作曲家)と田口仁(文化史研究者)
34 episodes
9 hours ago
本を読むように、音を聴くように、映画を観るように、世界を考える。東京藝大出身の作曲家と、東大の文化史研究者が、気になる作品をめぐって自由に語り合う、知と感性のクロストーク。ニッチでクールな読書Podcast。お便り受け付けております。 ■Twitter twitter.com/honyomunezumi ■Instagram www.instagram.com/honyomunezumi ■note note.com/honyomunezumi 📩 メッセージ・お仕事のご依頼はこちらから→ ⁠https://forms.gle/Cq35F7CniFsrBxdc9
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本を読むように、音を聴くように、映画を観るように、世界を考える。東京藝大出身の作曲家と、東大の文化史研究者が、気になる作品をめぐって自由に語り合う、知と感性のクロストーク。ニッチでクールな読書Podcast。お便り受け付けております。 ■Twitter twitter.com/honyomunezumi ■Instagram www.instagram.com/honyomunezumi ■note note.com/honyomunezumi 📩 メッセージ・お仕事のご依頼はこちらから→ ⁠https://forms.gle/Cq35F7CniFsrBxdc9
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Episodes (20/34)
本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#34『第三の男』グレアム・グリーン 〜 作家もまた“第三の男”だった〜

📢 読書Podcast「本読むネズミ」 第34回エピソード


📚 紹介書籍『第三の男』(著)グレアム・グリーン / (訳)小津次郎
早川書房


🕯 内容説明光と影が交錯する戦後ウィーン。友人を訪ねた作家ロロが目にするのは、彼の“死”と、そこに潜むもう一つの真実。スパイとしての経歴を持ち、信仰と背徳の狭間を生きた作家グレアム・グリーン。彼自身の“二面生”が投影されたこの物語は、友情・裏切り・倫理の曖昧な境界を問いかける――。


🎙 番組概要
話題の本、名作と呼ばれる本、私たちが気になっている本を、作曲家 高橋宏治 と 文化史研究者 田口仁 がそれぞれの視点から語り尽くす、ニッチでクールな読書Podcastです。


👨‍🎓 語り手プロフィール

高橋宏治(作曲家)12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学作曲科卒業。デンマーク王立音楽院修士課程修了。室内オペラ《Admist dust and fractured voices》ベルギー初演、改題版《PLAT HOME》日本初演など。HP: kojitakahashi.net / X: @kojitaka1033


田口仁(文化史研究者)1982年茨城生まれ。東京大学大学院博士後期課程。専門:表象文化論(映画・芸術理論)。論文:「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」など。制作集団「nezumi」にて音楽関連の執筆も担当。


📣 読書Podcast「本読むネズミ」 お便り大募集!
「この本を紹介してほしい」「番組への質問や応援メッセージ」「日常やお悩み相談」…どんな内容でもOKです🐭✨高橋(音楽)や田口(文化史・美術)への質問も歓迎!
📩 メッセージはこちら → https://forms.gle/Cq35F7CniFsrBxdc9

📧 メール: info.nezumi@gmail.com
🐦 X: @honyomunezumi
📸 Instagram: @honyomunezumi
✍️ note: note.com/honyomunezumi

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1 week ago
33 minutes 2 seconds

本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#33『継母礼讃』M. バルガス・リョサ 〜 純文学のフリした官能小説〜

📢 読書Podcast「本読むネズミ」 第33回エピソード

📚 紹介書籍

『継母礼賛』マリオ・バルガス・リョサ(著) / 西村英一郎(訳)

内容説明純文学の仮面をかぶった官能小説。少年と継母、そして周囲の人々との奇妙で背徳的な関係が描かれ、愛と欲望、倫理と快楽の境界線が揺れる。リョサ文学の中でも特に挑発的な一作。


🎙 番組概要話題の本、名作と呼ばれる本、私たちが気になっている本を、作曲家 高橋宏治 と文化史研究者 田口仁 の二人がそれぞれの視点から語り尽くす、ニッチでクールな読書Podcastです。


👨‍🎓 語り手プロフィール高橋宏治(作曲家)

12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学作曲科卒業。デンマーク王立音楽院修士課程修了。室内オペラ《Admist dust and fractured voices》ベルギー初演、改題版《PLAT HOME》日本初演など。HP: ⁠⁠kojitakahashi.net⁠⁠ / Twitter: ⁠⁠@kojitaka1033⁠⁠


田口仁(文化史研究者)

1982年茨城生まれ。東京大学大学院博士後期課程。専門:表象文化論(映画・芸術理論)。論文:「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」など。制作集団「nezumi」にて音楽関連の執筆も担当。


📣 読書Podcast「本読むネズミ」 お便り大募集!「この本を紹介してほしい」「番組への質問や応援メッセージ」「日常やお悩み相談」…どんな内容でもOKです🐭✨
高橋(音楽)や田口(文化史・美術)への質問も歓迎!

📩 メッセージはこちら → ⁠⁠https://forms.gle/8oxejhTSfSzv6Zfj8⁠⁠


メール: ⁠⁠info.nezumi@gmail.com⁠⁠
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3 weeks ago
36 minutes 49 seconds

本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#32『供述によるとペレイラは…』アントニオ・タブッキ 〜 理性と感情、どっちで動く?〜

📢 読書Podcast「本読むネズミ」 第32回エピソード

※収録上の不具合により、一部音声が聞きづらい箇所があります。ご了承ください。


📚 紹介書籍

『供述によるとペレイラは…』
アントニオ・タブッキ(著)⁠⁠ / 須賀 敦子(訳)


内容説明ファシズムの影が忍びよるポルトガル。リスボンの小新聞社の中年文芸主任が、ひと組の若い男女との出会いによって、思いもかけぬ運命の変転に見舞われる。タブッキの最高傑作といわれる小説。(白水Uブックスより)


🎙 番組概要

話題の本、名作と呼ばれる本、私たちが気になっている本を、作曲家 高橋宏治 と文化史研究者 田口仁 の二人がそれぞれの視点から語り尽くす、ニッチでクールな読書Podcastです。


👨‍🎓 語り手プロフィール

高橋宏治(作曲家)12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学作曲科卒業。デンマーク王立音楽院修士課程修了。室内オペラ《Admist dust and fractured voices》ベルギー初演、改題版《PLAT HOME》日本初演など。

HP: kojitakahashi.net
Twitter: @kojitaka1033


田口仁(文化史研究者)
1982年茨城生まれ。東京大学大学院博士後期課程。専門:表象文化論(映画・芸術理論)。論文:「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」など。制作集団「nezumi」にて音楽関連の執筆も担当。


📣 読書Podcast「本読むネズミ」 お便り大募集!

「この本を紹介してほしい」
「番組への質問や応援メッセージ」
「日常やお悩み相談」…どんな内容でもOKです🐭✨

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1 month ago
21 minutes 38 seconds

本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#31『白い城』オルハン・パムク〜 モダニズムの宿命〜

※収録上の不具合により、音声が一部お聞き苦しい点がございます。何卒ご容赦ください。


【紹介書籍】『白い城』オルハン・パムク(著)⁠⁠

宮下 遼 、宮下 志朗 (訳)


【内容説明】17世紀、オスマン帝国で奴隷の身となったヴェネツィア人。自分と酷似したトルコ人学者に買い取られ、奇妙な共存関係を結ぶことになる。科学的知識を共有するのみならず、「自己とは何か」という西洋人の根源的な問いを通じて互いの全てを知り合うようになった二人の行方は? 「東」と「西」のせめぎあう最前線を、揺れ動く二人の関係の変化のなかに見事に描きだした、パムクの出世作。

【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com

【番組概要】話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。

【X】https://twitter.com/honyomunezumi

【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi

【note】https://note.com/honyomunezumi

【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com

【語り手】

高橋宏治(作曲家)作曲家・高橋宏治(徳島県出身)。12歳から独学で作曲を始め、東京藝術大学および大学院修了後、デンマーク政府給費留学生として渡欧し、デンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセンに師事。

国内外で活動し、横浜国際映像祭「CREAM」参加、武生作曲賞入選、コペンハーゲン・フィル委嘱作曲、ベルギーや日本でのオペラ上演などを展開。近年はオペラ、映画音楽、舞台音楽に積極的に取り組み、東京藝大アートフェス長賞、KAI-YOU HYPER POP AWARD寺田てら賞などを受賞。

代表的な作品にヴァイオリン協奏曲《Pau Pau Concerto》、室内オペラ《PLAT HOME》、新作オペラ『長い終わり』、映画『痴人の愛』音楽、レクチャーパフォーマンスオペラ『ゼッタイ絶体絶対音感主義者』などがある。HP: https://www.kojitakahashi.netTwitter:https://twitter.com/kojitaka1033


田口仁(文化史研究者)1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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1 month ago
31 minutes 45 seconds

本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#30『スパイダーヘッドからの脱出』ジョージ・ソーンダーズ 〜 人間の意識はどこに?〜

【紹介書籍】『スパイダーヘッドからの脱出』ジョージ・ソーンダーズ(著)⁠岸本佐知子⁠(訳)

【内容説明】最新鋭の機能を備えた刑務所で、被験者として感情を操作する薬を投与される囚人たち。だがそのうちの1人が、治験を実施している人物の目的に疑問を持ち始める。

【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com【番組概要】話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi【note】https://note.com/honyomunezumi【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com【語り手】高橋宏治(作曲家)12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。HP: https://www.kojitakahashi.netTwitter:https://twitter.com/kojitaka1033

田口仁(文化史研究者)1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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7 months ago
23 minutes 5 seconds

本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#29『植物たちの私生活』イ・スンウ 〜ハン・ガンだけじゃない!韓国文学〜

【紹介書籍】 『植物たちの私生活』 李承雨 (イ・スンウ)(著)金順姫 (キム・スニ)(訳)

【内容説明】 「すべての木は挫折した愛の化身だ……。」世界で話題の韓国作家、『生の裏面(りめん)』に続く邦訳第二弾!
フランスで絶賛された傑作。 (藤原書店サイトより)

【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。 【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi 【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi 【note】https://note.com/honyomunezumi 【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com 【語り手】 高橋宏治(作曲家) 12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。 HP: https://www.kojitakahashi.net Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033

田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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11 months ago
22 minutes 46 seconds

本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#28『わが悲しき娼婦たちの思い出』ガブリエル・ガルシア=マルケス〜終わりが始まり!?〜

【紹介書籍】 『わが悲しき娼婦たちの思い出』 ガブリエル・ガルシア=マルケス(著)木村 榮一(訳)

【内容説明】 満九十歳を迎える記念すべき一夜を、処女と淫らに過ごしたい! これまでの幾年月を、表向きは平凡な独り者で通してきたその男、実は往年、夜の巷の猛者として鳴らした、もう一つの顔を持っていた。かくて昔なじみの娼家の女主人が取り持った、十四歳の少女との成り行きは……。悲しくも心温まる、波乱の恋の物語。二〇〇四年発表。 (新潮社サイトより)

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田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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1 year ago
28 minutes 57 seconds

本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#27『断絶』リン・マー〜ゾンビとは何ぞや〜

【紹介書籍】 『断絶』 リン・マー(著)藤井 光 (訳)

【内容説明】 感染症に襲われた世界でのサバイバルを描く
ニューヨーク公共図書館若獅子賞受賞作品
中国発の熱病が世界を襲い、NYは無人となり、感染者はゾンビ化する…生存をかけた旅路の果ては? 中国系作家によるパンデミック小説。
〈ニューヨーク公共図書館若獅子賞〉受賞作品
中国が発生源の未知の病「シェン熱」が世界を襲い、感染者はゾンビ化し、死に至る。無人のニューヨークから最後に脱出した中国移民のキャンディスは、生存者のグループに拾われる……生存をかけたその旅路の果ては? 中国系米国作家が放つ、震撼のパンデミック小説!
六歳のとき中国からアメリカに移民したキャンディスは、大学卒業後にニューヨークへとやってくる。出版製作会社に職を得るも、やりがいは見出せない。だがそんな日常は、二〇一一年に「シェン熱」が中国で発生したことで一変する。感染するとゾンビ化し、生活習慣のひとつを繰り返しながら死に至るという奇病で、有効な治療法はない。熱病はニューヨークへも押し寄せる。恋人や同僚をはじめ、人々が脱出していくなか、故郷のない彼女は、社員の去ったオフィスに残る。機能不全に陥った街には、もはや正気を失い息絶えた熱病感染者と自分しかいない―ある日、彼女はついにニューヨークを去る決心をする。そして脱出の途上で、ある生存者のグループに拾われ、安全な〈施設〉へ向かうという彼らの仲間に入れてもらうのだが、それはキャンディスにとって、新たな試練の始まりだった……。 (白水社サイトより)

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24 minutes 51 seconds

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#26『パニック』開高健〜ネズミについて熱く語る〜

【紹介書籍】 『パニック』 開高健(著) 【内容説明】 とつじょ大繁殖して野に街にあふれでたネズミの大群がまき起す大恐慌を描く「パニック」。打算と偽善と虚栄に満ちた社会でほとんど圧殺されかかっている幼い生命の救出を描く芥川賞受賞作「裸の王様」。ほかに「巨人と玩具」「流亡記」。工業社会において人間の自律性をすべて咬み砕きつつ進む巨大なメカニズムが内蔵する物理的エネルギーのものすごさを、恐れと驚嘆と感動とで語る。 (新潮社サイトより)

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#25『19歳の地図』中上健次〜理由なき悪意に共感?〜
【紹介書籍】 『19歳の地図』 中上健次(著) 【内容説明】 「俺は何者でもない、何者かになろうとしているのだ」――東京で生活する少年の拠り所なき鬱屈を瑞々しい筆致で捉えたデビュー作。全ての十九歳に捧ぐ青春小説の金字塔。 (河出書房新社サイトより) 【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。 【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi 【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi 【note】https://note.com/honyomunezumi 【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com 【語り手】 高橋宏治(作曲家) 12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。 HP: https://www.kojitakahashi.net Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033 田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。
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#24『ハルモニア 』鹿島田真希 〜悩める作曲科の学生〜【ゲスト:浦部雪さん(指揮者・作曲家)】

【紹介書籍1

『ハルモニア』

鹿島田真希(著)

【内容説明】きみはぼんやりしているぼくを押し倒して唇を寄せてくる。このセックスはスケルツォみたいだな、とぼくは思う──スラブ系の血をひく天才美少女、その才能を誰よりも理解し、自由を受け入れる優しい青年。作曲家志望の二人と個性豊かな友人たちの恋と友情。音楽の秘密を探し、新しい音楽を作るのに必要なものは何かを問う表題作に最新短編を併録。

(新潮社サイトより)

【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com

【番組概要】

話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。

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【note】https://note.com/honyomunezumi

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【ゲスト】

浦部雪(指揮者・作曲家)

東京芸術大学作曲科卒業後ミラノ国立音楽院作曲科、ミラノ市立音楽院指揮科にて学び、現在はミュンヘン音楽大学に在籍。指揮を杉山洋一、作曲を安良岡章夫、野平一郎、ガブリエレマンカ、イザベルムンドリーの各氏に師事。指揮者としては日本をはじめ、イタリア、ベルギー他様々な場所で新作初演等に携わる。2021年サントリーホールサマーフェスティバルにおいてマティアスピンチャー氏の副指揮を務め、2022年にはタクティカートオーケストラと共演し、セカンドコンダクターとしてチャールズ・アイブスの交響曲第4番を演奏する。作曲家としては2016年に芸大フィルハーモニーにより自身のオーケストラ作品が、また2018年にはEx Novo Ensembleにより室内楽作品が演奏される。東京芸術大学在学中に長谷川良夫賞を受賞。

【語り手】

高橋宏治(作曲家)

12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。

HP: https://www.kojitakahashi.net

Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033

田口仁(文化史研究者)

1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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本読むネズミ ― 藝大×東大、言葉と音のあいだで本をめぐる
#23『家族ゲーム』本間洋平 〜家族という制度の奇妙さ〜
【紹介書籍1 『家族ゲーム』 本間洋平(著) 【内容説明】出来のいい“ぼく”と違って、グズな弟は、家庭教師を何度かえても効果なし。高校進学をひかえ、何とかしたいと焦る母。6人目の家庭教師・吉本の出現で、ついに変化が! 経歴も風貌も型破りな吉本は、弟を逃がさず、体育会系ノリで徹底的にしごいていく。両親の期待は弟にうつり、優等生だった“ぼく”は、だんだん勉強をサボリ気味に……。受験に振り回される一家を描く、第5回すばる文学賞受賞作。 (集英社サイトより) 【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。 【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi 【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi 【note】https://note.com/honyomunezumi 【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com 【語り手】 高橋宏治(作曲家) 12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。 HP: https://www.kojitakahashi.net Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033 田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。
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#22『街とその不確かな壁』村上春樹〜知らぬ間に築いていた 自分らしさの檻の中で〜

【紹介書籍】

『街とその不確かな壁』

村上春樹(著)

【内容説明】魂を揺さぶる村上春樹の〈秘密の場所〉へ――
待望の新作長編1200枚!

十七歳と十六歳の夏の夕暮れ……川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語りかける。何か大事な、言葉にはできないことを――高い壁と望楼、図書館の暗闇、古い夢、そしてきみの面影。自分の居場所はいったいどこにあるのだろう。村上春樹が長く封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。

(新潮社サイトより)

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【番組概要】

話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。

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【語り手】

高橋宏治(作曲家)

12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。

HP: https://www.kojitakahashi.net

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田口仁(文化史研究者)

1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。


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#21『水溶性のダンス』河野咲子〜ため込んだ言葉をいつ吐き出そう〜
【紹介書籍】 『水溶性のダンス』 河野咲子(著) 【内容説明】からくり仕掛けの骨格に、パルプ鉱でできた肉をまとった人びとが暮らす街。ある雨夜、からだの修復を行う「人体師」のわたしは、体内に「強い言葉」を持つ踊り子に出逢う──。<ゲンロン 大森望 SF創作講座>で第5回ゲンロンSF新人賞(選考委員:大森望、菅浩江、伊藤靖、東浩紀)に輝いた受賞作が、大幅な改稿のうえ電子書籍化。書評家・翻訳家の大森望による解題を付す。 (株式会社ゲンロンサイトより) 【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。 【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi 【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi 【note】https://note.com/honyomunezumi 【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com 【語り手】 高橋宏治(作曲家) 12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。  HP: https://www.kojitakahashi.net Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033 田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。
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#20『地図と拳』小川哲〜偽物たちが構成する世界の破局と希望〜

【紹介書籍】

『地図と拳』

小川哲(著)⁠

【第168回直木賞受賞作】
【第13回山田風太郎賞受賞作】


「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。
ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。(集英社サイトより)


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高橋宏治(作曲家)

12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。 

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田口仁(文化史研究者)

1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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#19『ラヴェル』ジャン・エシュノーズ〜完成度の高さに感動!?〜

【紹介書籍】

『ラヴェル』

ジャン・エシュノーズ(著)関口涼子(訳)

「ラヴェルの身長は競馬騎手くらい、つまりフォークナーくらい低かった。一九一四年、やせっぽちのくせに軍隊に志願したいと思い、まさに体重が少ないということこそが空軍に徴募されるに理想的だと、徴兵官を説得しようとした。この入隊は拒否され、それ以外のあらゆる兵役も免除されたが、それでもしつこく頼むので、冗談のようだが超重量級の部隊に運転手として編入されたのだった。そんなわけで、ある日、シャンゼリゼ通りをものすごく大きな軍用トラックが行き、その運転席にはだぶだぶの青い防寒外套を羽織った小さな姿が、大きすぎるハンドルにようやっとつかまっているのを見ることができたことだろう。」
「ボレロ」の作曲家モーリス・ラヴェルの晩年を生き生きと描く、まるで音楽みたいな小説。モーリアック賞に輝く最新作。(みすず書房サイトより)


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高橋宏治(作曲家)

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田口仁(文化史研究者)

1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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#18『すべての野蛮人を根絶やしにせよ』-『闇の奥』とヨーロッパの大量虐殺- スヴェン・リンドクヴィスト

【紹介書籍】

「すべての野蛮人を根絶やしにせよ」:『闇の奥』とヨーロッパの大量虐殺

スヴェン リンドクヴィスト(著)⁠ ヘレンハルメ美穂(訳)

世界のどこであろうと、奥深くにしまいこまれた知識、いったん意識してしまうとそれまでの世界観が崩壊し、自分自身を問い直さなければならなくなる、そんな知識があるとしたら――世界のどこであろうと、そこは『闇の奥』の舞台になる。(本文より)
19世紀末、ヨーロッパ列強による植民地での苛烈な残虐行為を伝えたコンラッドの小説『闇の奥』。作中の帝国主義者の強烈な台詞に取りつかれたスウェーデンの国民的作家が、その舞台となったアフリカをたどり、大量虐殺につながった人種主義、優生思想を旅日記の形で明らかにしていく。
ラウル・ペック監督「殺戮の星に生まれて / Exterminate All the BRUTES」(U-NEXT独占配信)原作(青土社サイトより)


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高橋宏治(作曲家)

12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。 

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田口仁(文化史研究者)

1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。

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#17『三文オペラ』ブレヒト〜オペラって何?〜【ゲスト:植村真さん(演出家)】

【紹介書籍】 『三文オペラ』 ベルトルト・ブレヒト(著)⁠谷川道子  (訳)    舞台は19世紀ロンドン。貧民街の顔役、メッキースは街で偶然出会ったポリーを見初め、その日のうちに結婚式を挙げる。ところが彼女はロンドンの乞食の元締めの一人娘だった......。痛烈な皮肉と下ネタが炸裂。猥雑なエネルギーに満ちた、20世紀最大の劇作家ブレヒトの代表作!!(光文社サイトより) 【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com 【ゲスト】 植村真 演出家/美術家/照明デザイナー 1990年 愛知県名古屋市生まれ。  2013年 名古屋造形大学先端表現コース総合造形クラス 卒業 2015年  東京藝術大学大学院美術研究科 先端芸術表現専攻 修了 。 2015-2016年 Lighting companyあかり組(舞台照明)に所属 2016 -2021年  東京藝術大学 演奏藝術センター教育研究助手。 2021-現在  現代美術や舞台演出の活動の他 フリーランスにて演劇、ダンス、演奏会等の演出や照明デザイン、映像プロジェクション、グラフィックデザイン、企画制作等で幅広く活動。 演劇ユニット LIVE RALLY主宰。BUoY管理(照明)スタッフ。 観客と舞台、社会と芸術の関係、観客の能動化やナラティブ性について考える作品を発表し、 国内外のアーティストと領域を問わず協働も行っている。 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。 【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi 【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi 【note】https://note.com/honyomunezumi 【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com 【語り手】 高橋宏治(作曲家) 12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。  HP: https://www.kojitakahashi.net Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033 田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。


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#16(後編)『百年と一日』柴崎友香〜『東京時影 1964/202X』と併せて~【ゲスト:吉野良祐さん】
【紹介書籍】 『百年と一日』 柴崎友香⁠(著)⁠ 大根のない町で大根を育て大根の物語を考える人、屋上にある部屋ばかり探して住む男、周囲の開発がつづいても残り続けるラーメン屋「未来軒」、大型フェリーの発着がなくなり打ち捨てられた後リゾートホテルが建った埠頭で宇宙へ行く新型航空機を見る人々……この星にあった、だれも知らない、だれかの物語。人間と時間の不思議がつまった33篇。作家生活20周年の新境地物語集。(筑摩書房サイトより) 『東京時影 1964/202X』 桑田光平・田口仁・吉野良祐[編] パンデミックで揺れ、変貌しつづける東京を歴史の地層から掘り起し、錯綜するイメージを切り取る。表象文化論からの果敢なアプローチ。東京大学大学院総合文化研究科桑田ゼミにおけるリサーチを基礎に企画し、漫画、音楽、映画、文学、建築、美術──1964 年の東京、コロナ禍と五輪を経た現在の東京、両者を比較する表象分析の論考とエッセイ13 本を収録する。(羽鳥書店サイトより) 【ゲスト】 吉野良祐さん 1994年、横浜生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士後期課程/日本学術振興会特別研究員/京都芸術大学大学院非常勤講師。 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。 【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi 【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi 【note】https://note.com/honyomunezumi 【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com 【語り手】 高橋宏治(作曲家) 12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。  HP: https://www.kojitakahashi.net Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033 田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。
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#15(前編)『百年と一日』柴崎友香~“場所”が主役の物語~【ゲスト:吉野良祐さん】

【紹介書籍】 『百年と一日』 柴崎友香⁠(著)⁠ 大根のない町で大根を育て大根の物語を考える人、屋上にある部屋ばかり探して住む男、周囲の開発がつづいても残り続けるラーメン屋「未来軒」、大型フェリーの発着がなくなり打ち捨てられた後リゾートホテルが建った埠頭で宇宙へ行く新型航空機を見る人々……この星にあった、だれも知らない、だれかの物語。人間と時間の不思議がつまった33篇。作家生活20周年の新境地物語集。(筑摩書房サイトより)


『東京時影 1964/202X』

桑田光平・田口仁・吉野良祐[編]

パンデミックで揺れ、変貌しつづける東京を歴史の地層から掘り起し、錯綜するイメージを切り取る。表象文化論からの果敢なアプローチ。
東京大学大学院総合文化研究科桑田ゼミにおけるリサーチを基礎に企画し、漫画、音楽、映画、文学、建築、美術──1964 年の東京、コロナ禍と五輪を経た現在の東京、両者を比較する表象分析の論考とエッセイ13 本を収録する。(羽鳥書店サイトより)


【ゲスト】 吉野良祐さん

1994年、横浜生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士後期課程/日本学術振興会特別研究員/京都芸術大学大学院非常勤講師。

【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。 【Twitter】https://twitter.com/honyomunezumi 【instagram】https://www.instagram.com/honyomunezumi 【note】https://note.com/honyomunezumi 【お問い合わせ・お仕事のご依頼はコチラから】info.nezumi@gmail.com 【語り手】 高橋宏治(作曲家) 12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。  HP: https://www.kojitakahashi.net Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033 田口仁(文化史研究者) 1982年、茨城生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。[専門]表象文化論(映画、芸術理論)。[論文]「『略称・連続射殺魔』再考─抵抗形式としてのエクスパンデッド・シネマ」(『映像学』109巻、2023年)など。[最近の関心領域・テーマ]1970年代以降の日本の映画産業。制作集団 「nezumi」にて音楽関連の執筆なども行っている。



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本を読むように、音を聴くように、映画を観るように、世界を考える。東京藝大出身の作曲家と、東大の文化史研究者が、気になる作品をめぐって自由に語り合う、知と感性のクロストーク。ニッチでクールな読書Podcast。お便り受け付けております。 ■Twitter twitter.com/honyomunezumi ■Instagram www.instagram.com/honyomunezumi ■note note.com/honyomunezumi 📩 メッセージ・お仕事のご依頼はこちらから→ ⁠https://forms.gle/Cq35F7CniFsrBxdc9