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早稲田大学Podcasts 博士一歩前
早稲田大学広報室
21 episodes
1 day ago
この番組は、早稲田大学の研究者たちが日々の研究活動を通じて得た深い世界や、社会を理解する視点を広く伝えることを目的としています。 人文科学系、社会科学系の領域を中心に、「知の扉」の手前から扉の向こうへの一歩前進を後押しする、「入門一歩前」を探求します。 学びへの意欲を持続させる社会人、大学院進学を検討する学生、第一線で活躍する研究者など知への好奇心に溢れた方々に向けて、異分野のアプローチから得られる「ひらめき」「セレンディピティ」を通じて、学問や世の中への関心を深めるきっかけを提供します。
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Social Sciences
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この番組は、早稲田大学の研究者たちが日々の研究活動を通じて得た深い世界や、社会を理解する視点を広く伝えることを目的としています。 人文科学系、社会科学系の領域を中心に、「知の扉」の手前から扉の向こうへの一歩前進を後押しする、「入門一歩前」を探求します。 学びへの意欲を持続させる社会人、大学院進学を検討する学生、第一線で活躍する研究者など知への好奇心に溢れた方々に向けて、異分野のアプローチから得られる「ひらめき」「セレンディピティ」を通じて、学問や世の中への関心を深めるきっかけを提供します。
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Social Sciences
Science
Episodes (20/21)
早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.9 法制史(2/2)/【江戸時代の刑罰記録】世相のみえる裁判記録と蔵書継承の意義 / 和仁かや教授

早稲田大学法学学術院の和仁かや教授をゲストに迎え、江戸時代の法制史をテーマに後編をお届けします。


記録の行間を読み解くことで浮かび上がる、当時の社会常識や法的思考 ──江戸の裁判官たちは、法の枠組みに則りながらも人間味ある判断を下していました。現代の法制度との比較を交えながら、法制史の奥深さに迫ります。


学生時代に『公事方御定書』と出会い、裁判記録を通じて江戸時代の法制度に惹かれた和仁教授。「役に立つか」どうかではなく、「面白いからこそ深く学ぶ」──そんな知的探究の醍醐味、学問の価値を改めて問う内容となっています。


また、裁判記録や蔵書といった紙媒体資料を次世代へ受け継ぐ意義についても言及。法制史の研究が、単なる過去の分析ではなく、未来の知へとつながる営みであることを見つめ直します。


書き起こしはhttps://www.waseda.jp/top/other/109972をご覧ください。


ゲスト:和仁 かや

東京大学法学部第3類(政治コース)卒業。東京大学大学院法学政治学研究科基礎法学専攻博士課程を単位取得退学後、日本学術振興会特別研究員、神戸学院大学法学部、九州大学法学部勤務を経て、2018年9月から早稲田大学 法学学術院教授。現在のご専門は、日本法史(日本法制史)、とりわけ江戸時代の法・裁判制度。


ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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1 month ago
32 minutes 32 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.9 法制史(1/2)/【江戸時代の罪と罰】幕府が悩んだ量刑判断と「公事方御定書」が下した解釈 / 和仁かや教授

今回と次回の二回にわたって、早稲田大学法学学術院の和仁かや教授をゲストに、「江戸の罪と罰——幕府が悩んだ量刑判断」をテーマにお届けします。

 

時代劇で描かれるような即決の処刑とは異なり、江戸時代の裁判は実情に即した慎重な判断が行われていました。

 

加害者・被害者の年齢や関係性、生活状況などを考慮した量刑判断や、厳格な刑罰に対する江戸時代の裁判官たちの柔軟な解釈、さらに「公事方御定書」に基づく判断の実態から、江戸時代の法と現代の法制度を比較し、その違いを実感しながら、当時の司法の独自性を深く掘り下げていきます。


書き起こしは

https://www.waseda.jp/top/other/109442

をご覧ください。


ゲスト:和仁 かや

東京大学法学部第3類(政治コース)卒業。東京大学大学院法学政治学研究科基礎法学専攻博士課程を単位取得退学後、日本学術振興会特別研究員、神戸学院大学法学部、九州大学法学部勤務を経て、2018年9月から早稲田大学 法学学術院教授。現在のご専門は、日本法史(日本法制史)、とりわけ江戸時代の法・裁判制度。

ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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2 months ago
23 minutes 14 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.8 政治経済学(2/2)/【政治と経済に垣根は必要か?】冷静な社会制度分析の重要性/ 浅古泰史准教授

早稲田大学政治経済学術院の浅古泰史准教授をゲストに、「理論で紐解く政治と経済の結びつき」をテーマにお届けします。


後編では、浅古先生がゲーム理論を政治学に応用する道に進み、政治のゲーム理論を一生の研究トピックにすると決意した経緯や政治学と接点を持ったきっかけ、さらに現在のリサーチクエスチョンについてお話しいただきます。


「政治は社会とか人間の営みの中で、一番人間の善良な部分と醜悪な部分が出てくるところだと考えている」と語る浅古先生。


ドナルド・トランプの当選や、少数党政権としての石破内閣などを例に、現在研究している政治的分極化と、独裁下における政治的エリートたちの行動の分析について解説し、さらにこれからの「政治経済学」の今後の展望・期待感についてもお聞きします。


政治と経済の密接なつながりを踏まえ、これらの問題が社会全体にどのような波及効果をもたらすのか?数多くの書籍出版を通じて世の中に伝えたい思いなどについても語っていただきました。



書き起こしは

https://www.waseda.jp/top/other/107227

をご覧ください。



ゲスト:浅古 泰史

1978年生まれ。2001年に慶應義塾大学経済学部を卒業。2003年に一橋大学で修士号(経済学)取得後、2009年にウィスコンシン大学マディソン校でPh.D.(経済学)取得。日本銀行金融研究所エコノミストなどを経て2015年から早稲田大学政治経済学術院の准教授として現職。現在の専門は、政治経済学、数理政治学、および応用ゲーム理論。主著に『政治の数理分析入門』(2016年/木鐸社)や『ゲーム理論で考える政治学』(2018年/有斐閣)、『やさしい経済学:政治のゲーム理論分析』 (2021年/日本経済新聞)、『この社会の「なぜ?」をときあかせ!謎解きゲーム理論 (未来のわたしにタネをまこう) 』(2024年/大和書房)など。

ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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5 months ago
18 minutes 53 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.8 政治経済学(1/2)/ 【ノーベル経済学賞が示す未来への道】政治制度が経済的繁栄に与える影響/ 浅古泰史准教授

今回と次回の二回に渡り、早稲田大学政治経済学術院の浅古泰史准教授をゲストに、「理論で紐解く政治と経済の結びつき」をテーマにお届けします。

2024年、ノーベル経済学賞を受賞したダロン・アセモグル教授らの『社会制度が国家の繁栄に与える影響及び制度の形成に関する研究』によって、政治経済学という分野が世界的に大きな注目を集めています。

「政治制度がどのように経済の発展に影響を与えるか」

政治経済学の研究における数理的アプローチの意義と、その応用例として、政治制度、民主化のプロセス、ポピュリズム政治家の行動原理、多選禁止制の影響などをゲーム理論を使って解説。さらに、数理分析を通じて現代社会の課題にアプローチし、制度改革の哲学的背景やその限界についても考察します。


書き起こしは

https://www.waseda.jp/inst/research/news/79203

をご覧ください。


ゲスト:浅古 泰史

1978年生まれ。2001年に慶應義塾大学経済学部を卒業。2003年に一橋大学で修士号(経済学)取得後、2009年にウィスコンシン大学マディソン校でPh.D.(経済学)取得。日本銀行金融研究所エコノミストなどを経て2015年から早稲田大学政治経済学術院の准教授として現職。現在の専門は、政治経済学、数理政治学、および応用ゲーム理論。主著に『政治の数理分析入門』(2016年/木鐸社)や『ゲーム理論で考える政治学』(2018年/有斐閣)、『やさしい経済学:政治のゲーム理論分析』 (2021年/日本経済新聞)、『この社会の「なぜ?」をときあかせ!謎解きゲーム理論 (未来のわたしにタネをまこう) 』(2024年/大和書房)など。

ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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6 months ago
29 minutes 40 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.7 政治学方法論(2/2)/【研究の枠を超えろ】世の中の課題を解決する社会実装への挑戦/山本鉄平教授

早稲田大学政治経済学術院の山本鉄平教授をゲストに、「因果革命で切り拓かれた、人文社会科学での数理的素養の可能性」の後編をお届けします。

「真に科学的に証明されている事柄は実はごく少ない」と気づき、「どうしたらクオリティの高いエビデンスを積み上げられるのか?」という課題感から研究者を志すようになった学生時代や、 アメリカに渡った後の大学院時代に「政治学方法論」という分野との出会いや専攻に至った理由などのエピソードについてお話いただきます。

また、国際的に活躍してきた山本教授が新たに日本という舞台を選んだ理由についてもお話いただくとともに、政治学の枠を超える研究と社会課題の解決やAI・データサイエンスとのコラボレーションの重要性、因果推論の観点から世の中の課題を解明することの意義についても語っていただきます。

書き起こしは

https://www.waseda.jp/top/other/106488

をご覧ください。


ゲスト:山本 鉄平

2006年に東京大学教養学部を卒業。2011年にプリンストン大学政治学部で博士号を取得。2024年までマサチューセッツ工科大学(MIT)政治学部教授を務め、同年6月より早稲田大学政治経済学術院教授に就任。政治・社会データ分析における計量的および統計的手法の開発と応用に幅広い関心を持ち、特に因果推論、社会調査、実験計画のための統計的方法論に精通している。American Journal of Political Science や American Political Science Review など、世界的に権威のある主要ジャーナルに多数の論文が掲載されており、2024年8月時点で日本国内の政治学研究者の中で最も論文が引用されている研究者として、政治学分野に大きな貢献をしている。

ホスト:島岡 未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。

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6 months ago
20 minutes 57 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.7 政治学方法論(1/2)/ 【人文社会科学が評価される時代】北米テック企業で重宝される数理的スキルの可能性/山本鉄平教授

今回と次回は早稲田大学 政治経済学術院 の山本鉄平教授をゲストに、「因果革命で切り拓かれた、人文社会科学での数理的素養の可能性」をテーマにお届けします。

「政治をデータを使って分析するための方法」について研究する『政治学方法論』中でも統計学の一分野である『因果推論』の理論を用いた研究が専門分野の山本教授。


近年よく使われている『エビデンス』という言葉をキーワードに、社会科学や人文科学だけでなく、伝統的な理系分野の統計学からも重要視される『因果推論』の概念や歴史に注目し、現在大統領選で注目を集める「アメリカの政治とメディアの関係」を例に、過去実際に行った実験データを紹介します。


また海外、特にアメリカでの研究キャリアの長い山本教授が「数理的スキルやコミュニケーション能力を評価され、企業や政府での就職が魅力的な選択肢となっている」「NetflixやUberといった企業に就職する例もある」と語る、日本とアメリカの人文社会科学関係の博士号取得者のキャリアにおける評価の違い、これからの可能性についても伺います。


書き起こしは

https://www.waseda.jp/top/other/106065

をご覧ください。


ゲスト:山本 鉄平

2006年に東京大学教養学部を卒業。2011年にプリンストン大学政治学部で博士号を取得。2024年までマサチューセッツ工科大学(MIT)政治学部教授を務め、同年6月より早稲田大学政治経済学術院教授に就任。政治・社会データ分析における計量的および統計的手法の開発と応用に幅広い関心を持ち、特に因果推論、社会調査、実験計画のための統計的方法論に精通している。American Journal of Political Science や American Political Science Review など、世界的に権威のある主要ジャーナルに多数の論文が掲載されており、2024年8月時点で日本国内の政治学研究者の中で最も論文が引用されている研究者として、政治学分野に大きな貢献をしている。


ホスト:島岡 未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。

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7 months ago
32 minutes 13 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.6 ゲーム理論(2/2)/【国際間コラボレーション + AI】異分野交流で切り拓く新理論の探求 / 船木由喜彦教授

早稲田大学 政治経済学術院 の船木由喜彦教授をゲストに、「ゲーム理論の現在地とこれから」の後編をお届けします。

船木教授は、「ゲーム理論」の学会がない頃から、国際的な研究集会に第1回目から参加されるなど、常に研究の最前線に身を置いてきました。

世界的にも珍しい早稲田大学内にある「ゲーム理論」の実験環境の紹介や、船木教授が現在注力されている研究テーマなど様々な話を聞きました。

船木教授自身も「世界的にも新しい理論の構築が必要ではないか」と語られるように、新たな研究フェーズに入った「ゲーム理論」。教授が考える異分野と連携した実験や研究の重要性、次世代の研究者へ向けた情熱的なメッセージも必聴です。


書き起こしは、

https://www.waseda.jp/top/other/104942

からご覧ください。


ゲスト:船木 由喜彦

1985年東京工業大学にて博士号を取得。 東洋大学経済学部教授を経て、1998年より現職 早稲田大学政治経済学術院教授に。Mathematical Social Sciences や Journal of Mathematical Economicsなど、国際学術誌の編集委員も務める。専門は、協力ゲーム理論、実験経済学。日本経済学会、日本OR学会、国際ゲーム理論学会、ESA(実験経済学学会)に所属。著書 『 演習ゲーム理論』(新世社, 2004年)『はじめて学ぶゲーム理論』(新世社, 2014年) など。


ホスト:島岡 未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。

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7 months ago
26 minutes 35 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.6 ゲーム理論(1/2)/ 【紛争や環境問題が陥る囚人のジレンマ】 最も合理的な意思決定を導く数理的なアプローチの探求/ 船木由喜彦教授

今回と次回の二回に渡って、早稲田大学 政治経済学術院 の船木由喜彦教授をゲストに、「ゲーム理論の現在地とこれから」をテーマにお届けします。

船木教授は、相互依存関係における意思決定を数理的に分析する「ゲーム理論」の専門家です。プレイヤーの行動が他者に与える影響や、最も利得を最大化する行動を探るこの理論は、金銭的な利益だけでなく、幸福度などの概念も含めて扱います。

地球の環境問題や家電量販店同士の価格競争を例に、「ゲーム理論」における代表的な概念「囚人のジレンマ」や「ナッシュ均衡」に注目しながら、様々なシーンで最も良い決断を行うために活用されるゲーム理論の面白さや役割について深掘りしていきます。

また、「人間の行動と理論は乖離する可能性がある」と考える船木教授の「ゲーム理論」の実験と研究の重要性、その取り組みへの情熱についてお話を伺います。


書き起こしは、

https://www.waseda.jp/top/other/104752

からご覧ください。


ゲスト:船木 由喜彦

1985年東京工業大学にて博士号を取得。 東洋大学経済学部教授を経て、1998年より現職 早稲田大学政治経済学術院教授に。Mathematical Social Sciences や Journal of Mathematical Economicsなど、国際学術誌の編集委員も務める。専門は、協力ゲーム理論、実験経済学。日本経済学会、日本OR学会、国際ゲーム理論学会、ESA(実験経済学学会)に所属。著書 『 演習ゲーム理論』(新世社, 2004年)『はじめて学ぶゲーム理論』(新世社, 2014年) など。


ホスト:島岡 未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。

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8 months ago
28 minutes 41 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.5 国際関係論(2/2)/【異なる価値観と共存する作法】アジアから目指す国際平和への学術貢献 / 多湖淳教授

前回に引き続き、早稲田大学政治経済学術院の多湖淳教授をゲストに、「国際政治を科学する。理論とデータで導く国際平和への処方箋」をテーマにお届けします。


後編のエピソードでは、多湖先生が「国際関係論」という学問領域に興味を持つきっかけとなった中学時代のエピソードから、オスロ国際平和研究所で日本人として国際研究機関に関わるまでの経緯、さらには、海外での研究経験から課題意識を持つようになった欧米が学問の中心となっている「国際関係論」を、アジア・太平洋の視点から発信していくことの重要性について触れてもらいました。


「歴史も価値観も違う他者と自分を認め合い、一つの地球で不満を蓄積させず共存する方法はあるのか?」


「国際関係論」研究の最前線の立場から国際社会における対立を防ぐ他者との関係構築について考えるエピソードをお届けします。

書き起こしは、

https://www.waseda.jp/top/other/102848

からご覧ください。


ゲスト:多湖 淳

1976年生まれ。1999年東京大学教養学部卒業。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。2007年東京大学より博士(学術)取得。令和元年度日本学術振興会賞受賞。神戸大学大学院法学研究科教授、オスロ平和研究所グローバルフェローなどを経て、現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は国際関係論。著書:『武力行使の政治学──単独と多角をめぐる国際政治とアメリカ国内政治』(千倉書房 2010年)、『戦争とは何か──国際政治学の挑戦』(中公新書 2020年)、『政治学の第一歩 新版』(有斐閣 2020年 共著)など。


ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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11 months ago
20 minutes 29 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.5 国際関係論(1/2)/【争いを避けるプロセスの探求】オープンサイエンスで目指す世界平和を導く理論 / 多湖淳教授

今回と次回は国際関係論の分野にフォーカスし、早稲田大学政治経済学術院の多湖淳教授をゲストに「国際政治を科学する。理論とデータで導く国際平和への処方箋」をテーマにお届けします。


最新の国際関係論の研究データは、世界中の研究者が自由にアクセスして検証できるようになっており、AI技術の活用で「来月、紛争が起こる確率」なども、天気予報のように予測が可能になりました。


再び起きる性格の強い紛争を学問の対象とし、違う立場の国や人々の間の協力関係を維持するための理論の確立を目指して。


2024年3月に刊行された著書『国際関係論』に注目しながら、国際関係論の最新の研究事情についてお話しを伺います。

書き起こしは、

https://www.waseda.jp/top/other/102664

からご覧ください。



ゲスト:多湖 淳

1976年生まれ。1999年東京大学教養学部卒業。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。2007年東京大学より博士(学術)取得。令和元年度日本学術振興会賞受賞。神戸大学大学院法学研究科教授、オスロ平和研究所グローバルフェローなどを経て、現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は国際関係論。著書:『武力行使の政治学──単独と多角をめぐる国際政治とアメリカ国内政治』(千倉書房 2010年)、『戦争とは何か──国際政治学の挑戦』(中公新書 2020年)、『政治学の第一歩 新版』(有斐閣 2020年 共著)など。


ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了博士(理学)、2011年産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。


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11 months ago
24 minutes 43 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.4 教育心理学(2/2)【セルフトークで助ける怒りの表現】生徒・児童の自己理解を支援する教育心理学の役割 / 本田恵子教授

早稲田大学総合科学学術院の本田恵子教授をゲストに迎え、「アンガーマネジメント研究」をテーマにお届けする、教育心理学シリーズ。


後編のエピソードでは、怒りのメカニズムを理解し、自分の中の怒りを正しく表現するためのプロセスとして、怒りの方向、質、量を理解し、自己対話を通じての解決策を見つけるセルフトークについてのお話をお届けします。


「子どもの元気なところをより活かし、苦手な病んでいるところを包み込んでいく」


アメリカ留学で学んだダイナミックアセスメントとガイダンスカウンセリングを、どのように日本の教育現場へ導入してきたのかを伺いながら、教育環境において教育心理学が果たす役割の重要性について深掘りします。

書き起こしは、

https://www.waseda.jp/top/other/102468

からご覧ください。



ゲスト:

本田 恵子


早稲田大学教育・総合科学学術院教授。アンガーマネージメント研究会代表。公認心理師・臨床心理士・学校心理士・特別教育支援士SV。中学・高校の教師を経験したあと、カウンセリングの必要性を感じて渡米。特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後は、スクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童・生徒を包括的に支援する包括的スクールカウンセリングを広めている。


ホスト:

城谷 和代


研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了博士(理学)、2011年産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4月から現職。

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11 months ago
23 minutes 22 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.4 教育心理学(1/2)【子どもの心を科学する】生徒・児童の自信を育てるアンガーマネジメント研究 / 本田恵子教授

今回と次回の二回にわたって、早稲田大学教育・総合科学学術院の本田恵子教授をゲストに迎え、「アンガーマネジメント研究」をテーマに、教育心理学シリーズをお届けします。


怒ることを我慢することがアンガーマネジメントではない。自分の感情を認識し、自分と語り合いながら自分自身をマネジメントする方法こそがアンガーマネジメント。

コロナ禍で対人経験を積む時間を逃してしまった生徒・児童たちが抱えるストレスへの対応に注目が集まる中、徹底的な現場主義で生徒・児童に寄り添い、子どもたちの心を研究しているのが、本田恵子先生です。

「子供に信頼される大人になるために」と語る本田先生の実践と科学を融合させたサイエンティスト・プラクティショナーとしての活動や、早稲田大学教育総合クリニックでの経験など、アンガーマネジメントの研究内容とその実践事例についてのエピソードをお届けします。

書き起こしは、 https://www.waseda.jp/top/other/102316

からご覧ください。


ゲスト:

本田 恵子


早稲田大学教育・総合科学学術院教授。アンガーマネージメント研究会代表。公認心理師・臨床心理士・学校心理士・特別教育支援士SV。中学・高校の教師を経験したあと、カウンセリングの必要性を感じて渡米。特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後は、スクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童・生徒を包括的に支援する包括的スクールカウンセリングを広めている。


ホスト:

城谷 和代


研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了博士(理学)、2011年産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。


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11 months ago
25 minutes 56 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.3 応用言語学(3/3)【文理融合で拓く英語教育の未来】"言語テスト妥当性研究"が支えるAI設計の妥当性 / 澤木泰代教授 / 松山洋一氏

早稲田大学教育・総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに迎え、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに三回にわたってお届けした応用言語学シリーズの最終回。


澤木教授と「LANGX Speaking」の開発を手掛ける松山洋一氏のお二人に「LANGX Speaking」を支える技術や概念について伺いながら、「テクノロジー(AI)をどうデザインしていくか?」について、人文科学/社会科学の分野から考えることの重要性を探ります。

書き起こしは、 https://www.waseda.jp/top/other/102084

からご覧ください。


ゲスト:澤木泰代

教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。熊本県八代市生まれ。熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて、アソシエイト・リサーチ・サイエンティスト(常勤准研究員)、リサーチ・サイエンティスト(常勤研究員)として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。主著に「大規模言語テストの妥当性・有用性検討に関する近年の動向」(『言語教育評価研究』誌掲載)など論文多数。


ゲスト:松山洋一

株式会社エキュメノポリス 代表取締役で、早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構客員研究員准教授。専門は、会話AI技術。早稲田大学基幹理工学研究科博士(工学)取得後、米国カーネギーメロン大学にてダボス会議公式パーソナルアシスタントプロジェクトをはじめ、会話AIエージェントに関する産学連携研究開発プロジェクトを率いる。2019年に早稲田大学知覚情報システム研究所主任研究員に着任し、その研究成果をもとに、2022年5月 に株式会社エキュメノポリスを創業し、AIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」を開発。


ホスト:島岡未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。 2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。

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12 months ago
23 minutes 15 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.3 応用言語学(2/3)【教育×技術のコラボレーション】異分野融合ゆえの研究ハードルと広がる可能性 / 澤木泰代教授・松山洋一氏

前回から3回にわたって、早稲田大学総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに、応用言語学シリーズをお届けしています。


今回からはもう1人のゲストとして、AIを使った英語スピーキング診断サービス「LANGX Speaking」を開発する株式会社エキュメノポリス代表取締役松山洋一氏をお迎えします。松山氏が会話AI技術研究の道へ進んだきっかけのお話から、澤木教授との異分野連携の面白さと課題、「LANGX Speaking」開発への経緯を伺いました。

書き起こしは、 https://www.waseda.jp/top/other/101845

からご覧ください。


ゲスト:澤木泰代

教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。熊本県八代市生まれ。熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて、アソシエイト・リサーチ・サイエンティスト(常勤准研究員)、リサーチ・サイエンティスト(常勤研究員)として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。主著に「大規模言語テストの妥当性・有用性検討に関する近年の動向」(『言語教育評価研究』誌掲載)など論文多数。


ゲスト:松山洋一

株式会社エキュメノポリス 代表取締役で、早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構客員研究員准教授。専門は、会話AI技術。早稲田大学基幹理工学研究科博士(工学)取得後、米国カーネギーメロン大学にてダボス会議公式パーソナルアシスタントプロジェクトをはじめ、会話AIエージェントに関する産学連携研究開発プロジェクトを率いる。2019年に早稲田大学知覚情報システム研究所主任研究員に着任し、その研究成果をもとに、2022年5月 に株式会社エキュメノポリスを創業し、AIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」を開発。


ホスト:島岡未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。 2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。


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1 year ago
19 minutes 37 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.3 応用言語学(1/3)【英会話力をAI診断!】「LANGX Speaking」を支える"言語テスト妥当性研究"の真髄 / 澤木泰代教授

今回より3回にわたって、早稲田大学 総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに、応用言語学シリーズをお届けします。

 

昨今、英語教育は会話型AIの登場によって大きなブレイクスルーを迎えていますが、本エピソードでは、早稲田大学の正規授業にも採用されているAIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」の開発に澤木先生の「言語テスト妥当性研究」 が果たした役割、会話型AIの登場が研究活動にどのような影響をもたらしているか?についてお届けします。

書き起こしは、

https://www.waseda.jp/top/other/101591

からご覧ください。


ゲスト:澤木泰代 

教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。
熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて常勤研究員として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。

 

ホスト:島岡未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。 2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長兼任。

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1 year ago
26 minutes 52 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.2 国文学(4/4)【仮名文学が映す平安の姿】宮仕え女房の日記に垣間見る、現実的な目的と創作への工夫 / 福家俊幸教授

全4回にわたってお届けてしてきた本シリーズの最終回では、平安時代の日記文学の特徴と、そこから読み取れる時代背景を探ります。

『紫式部日記』や『更級日記』をはじめとした平安時代の日記には、鎌倉などの後の時代とも、そして現代とも異なる特徴があります。平安の仮名日記は、個人をどのように捉え、反映していたのでしょうか。

また、国文学研究の目指す未来について、異分野との関わりから、福家教授にお話頂きました。

→書き起こしは⁠こちら⁠から。

参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

ゲスト:福家 俊幸

教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

※音声では、菅原孝標女が京に向けて旅立った年を1010年と発言していますが(14分40秒~)、正しくは1020年となります。訂正してお詫び申し上げます。

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1 year ago
21 minutes 9 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.2 国文学(3/4)【平安に栄えた日記文学】宮仕え女房の役割と実相 / 福家俊幸教授

国文学シリーズの第3回目では、平安時代の宮仕え女房たちの生活とその文化的役割に焦点を当てます。

紫式部の日記から垣間見える、宮仕えのリアリティ。宮中生活の中、各々が抱えていた社会的役割と個人的な感情の狭間で、女房たちはどのように文化を形作っていったのでしょうか。福家教授の日記文学研究への想いとともに伺います。

→書き起こしは⁠こちら⁠から。

参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

ゲスト:福家 俊幸

教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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1 year ago
17 minutes 11 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.2 国文学(2/4)【紫式部と中宮彰子】源氏物語を支えた政治と文化が交わる宮中 / 福家俊幸教授

教育・総合科学学術院の福家俊幸教授をゲストにお迎えする国文学シリーズの第2回目では、紫式部と中宮彰子の関係性について深掘りします。

紫式部が『源氏物語』を書き続けるうえで、彰子や彼女のサロンが果たした役割は大きなものがありました。中宮彰子の存在は、紫式部の執筆活動にどのような影響を与えたのでしょうか。また、紫式部の宮中での振る舞いと内心の葛藤、そして『源氏物語』が持つ政治的・社会的意味合いについても考察します。

→書き起こしはこちらから。

参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

ゲスト:福家 俊幸

教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。
1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。
2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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1 year ago
13 minutes 47 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.2 国文学(1/4)【紫式部の生涯】源氏物語、創作の動機と才女の生きた平安時代 / 福家 俊幸教授

今回から4回に渡って、教育・総合科学学術院の福家俊幸教授をゲストに、2023年に刊行された著書『紫式部 女房たちの宮廷生活』の内容を基に、「紫式部の生きた軌跡」「宮廷女房たちが映し出す平安社会の姿」を探求します。

初回である今回は、 日本が誇る世界最古の長編恋愛小説『源氏物語』の著者 紫式部の人生にスポットライトを当てます。才女として頭角を現し、源氏物語を執筆するに至るまでの経緯を、時代背景とともに紐解きます。

→書き起こしはこちらから。

参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書


ゲスト:福家 俊幸

教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。
1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。


ホスト:城谷 和代

研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。
2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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1 year ago
17 minutes 8 seconds

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
Vol.1 社会学(後編)【問いのセンス】 面白い「わからない」 を見つける感度 / 若林幹夫教授

前回に引き続き、教育・総合科学学術院の若林幹夫教授をゲストに、2023年に刊行された著書『社会学入門一歩前』の内容を基に、「世の中の前提を紐解く、社会学的感覚」 を探求します。

後半の今回は、若林教授が社会学者として研究職に進んだ経緯、領域を越境し、技術や社会制度の進展とともに移り変わる世の中を照らす視点を広げる、社会学の立場から模索する異分野連携の可能性、原始時代から社会に生きる人間の感性の普遍性などに問いを向けながら、現代の社会を考えるアプローチ、世の中を見る感度を磨く重要性を探ります。社会学が社会に対して果たしうる意味、問いのセンスが試される研究者の特性、社会学を担う次世代へ届けたメッセージとは。

→書き起こしはこちらから。

参考:若林 幹夫(2023)『社会学入門一歩前』河出書房新社

ゲスト:若林 幹夫

教育・総合科学学術院教授。専門は社会学、都市論、メディア論。
1962年東京生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院博士課程中退。博士(社会学)。筑波大学教授等を経て、2005年より現職。著書に、『社会学入門一歩前』(河出書房新社)、『郊外の社会学――現代を生きる形』(ちくま新書)、『モール化する都市と社会――巨大商業施設論』(NTT出版)、『都市論を学ぶための12冊』(弘文堂)など、多数。

ホスト:島岡未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。
2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。

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1 year ago
26 minutes

早稲田大学Podcasts 博士一歩前
この番組は、早稲田大学の研究者たちが日々の研究活動を通じて得た深い世界や、社会を理解する視点を広く伝えることを目的としています。 人文科学系、社会科学系の領域を中心に、「知の扉」の手前から扉の向こうへの一歩前進を後押しする、「入門一歩前」を探求します。 学びへの意欲を持続させる社会人、大学院進学を検討する学生、第一線で活躍する研究者など知への好奇心に溢れた方々に向けて、異分野のアプローチから得られる「ひらめき」「セレンディピティ」を通じて、学問や世の中への関心を深めるきっかけを提供します。