こんにちは!こちらは週刊EVニュース、2018年12月21日、エピソード7番です。
番組休憩のお知らせ:当番組は年末年始休ませて頂きます。今回のエピソードは今年の最後です。次回は1月中旬になる予定です。
今週のニュースは:
※ EU:2030年迄、新車の排気ガスを37.5%ダウン
※ アウディイートロンが150kWで充電可能
※ ドイツ:450kW充電を実現、100キロの走行距離は3分
※ オランダ:世界初ソーラーカーは2020年に発売予定
※ 米国:ボーリングカンパニーのイベント
週刊EVニュースは日本初、日本唯一の電気自動車ニュース番組です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。
週刊EVニュースは毎週金曜日にアップします。このポッドキャストはアップルポッドキャスト、スポトイファイ、グーグルポッドキャストなどの人気ポドキャストアプリで聴取可能です。または、evnews.jpでも聴取できます。
それでは、始めましょう。
※ EU:2030年迄、新車の排気ガスを37.5%削減
最初のニュースはヨーロッパです。EUが2030年まで新車の自動車の排気ガスを37.5%削減することが決まりました。自動車生産量は多いドイツは30%の削減を狙ってたが、他の国は40%の削減を希望しました。妥協として、37.5%の削減が決定しました。37.5%の削減について、車メーカーのフリート全体に対するターゲットです。排気ガスの多い車を販売したら、電気自動車などの排気ガスのない車も出荷必要になります。
この新しい目標数値の影響により電気自動車がEUで2030年まで大幅に増えると言われています。
ドイツの自動車業界が新基準に対して大きく反発しました。「非現実だ!」等を言われました。ただし、「全く足らない基準だ!」と環境保護団体からさらに厳しい基準を要求しました。確かにそうです。温暖化がどんどん進んでいるので、さらに厳しい基準は必要ですね。
DW: EU strikes deal to slash emissions for new cars
https://www.dw.com/en/eu-strikes-deal-to-slash-emissions-for-new-cars/a-46779612
Guardian: Carmakers criticise 'unrealistic' EU plan to slash vehicle emissions
https://www.theguardian.com/business/2018/dec/18/carmakers-criticise-unrealistic-eu-plan-slash-vehicle-emissions
※ アウディイートロンが150kWで充電可能
近いうちに発売されるアウディのe-tronは非常に早い充電スピードを実現された。アウディの電気自動車のSUVは150kWまでの充電速度を対応しています。ヨーロッパの急速充電機器メーカーがe-tronを実験的に充電してみた結果、バッテリーの30%から80%充電の間、安定的に150kWの充電スピードを実現出来ました。このスピードはイートロンのバッテリーを0%から80%まで可能となりました。ところで、テスラのモデルXの最高充電速度は約120kW、2018年の日産リーフは約40kWしか充電できないです。
今後、さらに早い充電スピードが実現されます。
InsideEVs: Audi e-tron Electric SUV Charges At Sustained 150-kW Rate
https://insideevs.com/audi-e-tron-charges-at-sustained-150-kw-rate/
Electrek: Audi e-tron achieves 155 kW fast-charge rate with impressive full cycle
https://electrek.co/2018/12/18/audi-e-tron-155-kw-fast-charge-rate/
※ ドイツ:450kW充電を実現、100キロの走行距離は3分
次のニュースはドイツです。BMW、ポルシェ、シーメンズ等のドイツ企業団体で世界最速の電気自動車の充電スピードを実現出来ました。「FastCharge」システムはドイツ政府のサポートを受けて、テスラのスーパーチャージャーより3倍以上早いです。たった3分で100キロメートルの走行距離を追加出来る様なスピードです。今回の450kW充電は実現となった車はポルシェのプロトタイプ車です。
今までの最速の充電器はオーストラリアのTritium社の350kW充電器です。
今後、さらに早い充電器のインフラが普及するでしょう。
The Driven: Three-minute recharge achieved by Porsche at 450kW EV charging station
https://thedriven.io/2018/12/14/bmw-porsche-siemens-test-450kw-ev-charging-station/
※ プロモーション:17ヶ所スキー場共通リフト回数券「軽井沢ベースキャンプパスポート」
軽井沢は日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾートです。知る人ぞ知る、冬の軽井沢も最高です。軽井沢ベースキャンプパスポートは好評発売中です。21,000円の17ヶ所のスキー場の5日分の共通リフトの回数券、数十ヶ所の軽井沢町内の店で使えるローカルディスカウント「パスポートIDカード」も含まれます。回数券は軽井沢の冬アクティビティ、カーリング、アイススケート、ジャム作り体験などでも使用可能です。1人でも数人でも使えます。1000セット限定販売ですので、早めに「軽井沢ベースキャンプパスポート」をオンラインで検索して、ご注文してください。ウェブサイトで詳しい情報あります:
※ オランダ:世界初ソーラーカーは2020年に発売予定、リース大手と契約
次のニュースはオランダです。オランダの電気自動車スタートアップ、ライトイヤー社が2020年に世界初ソーラーカーを発売、オランダのリース大手リースプラン社と独占リース契約をしました。ライトイヤー社はオランダの大学から生まれた太陽光発電システムをベースにしてる電気自動車を一般消費者に世界初発売する予定です。同社の最初のモデル「Lightyear One」のプロトタイプは2019年に公開する予定、2020年にオランダで発売する予定です。
同社のウェブサイトは興味深い計算アプリがついています。つまり、自分の場所を選んで、自分の年間運転キロ数を入れて、そして、自分の平均の充電回数を教えてくれます。例えば、私の場合は長野県軽井沢町と年間8000キロメートルを入力して見ました。その条件でライトイヤーワンは、何と、ゼロ回の充電が必要だそうです。要するに、通常の運転していたら、太陽光発電のみでバッテリーの充電できます。
これは本当であれば、非常に画期的な自動車になるでしょう。
サイトによるとバッテリーのオプションは二つ:400キロメートルの走行距離と800キロの走行距離バージョンです。そして、前輪駆動で、全てのホイールにモーターが付いてるそうです。
ライトイヤー社のスタートアップメンバーはオーストラリアのソーラーカーレースのチームから構成されました。非常に楽しみにこの会社の進行情報を待っております。
Silicon Canals: Dutch car maker Lightyear to launch first solar car in 2020 with LeasePlan Nederland
https://siliconcanals.nl/news/startups/dutch-car-maker-lightyear-to-launch-first-solar-car-in-2020-with-leaseplan-nederland/
Lightyear Corporate Website
https://lightyear.one
※ 米国:ボーリングカンパニーのイベント
最後のニュースは米国です。テスラ社設立者イーロン・マスク氏の別会社「The Boring Company」(ボーリング社)は今週大発表をを行いました。ボーリング社は名前の通り、トンネルを掘削する企業です。同社は単純に本来のトンネルを作るだけではなく、新たな交通インフラを作る予定です。
本来の街の交通インフラは道等の2次元で構成されています。そして、建物などの人が使用するの街の施設は三次元で構成されています。三次元の構成により、人の数はどんどん二次元で構成されている交通インフラをオーバーフローしてしまいます。
ボーリング社の提案は地下の三次元交通インフラであります。トンネルの中に車を走らせて、エレベーターやランプで街中に駅みたいな施設があるようにします。細いトンネルの中に200キロで走る予定で、大都市の渋滞をなくして行こうとの巨大な計画です。
トンネルの交通利用を増やす為にトンネルの掘削コストの削減が必要です。その為に幾つかの改善点を開発しました。一つの分かりやすい例はトンネルの幅を半分にしました。幅半分になったトンネルのコストは3分〜4分の1になりました。
以前、トンネル内で走る為に「スケート」なような専用車両を利用していましたが今回の発表で大きく方向性が変わりました。要するに、細くなったトンネルの中にEVを走らす為に車の前に「ガイドホイール」を付ける様になりました。そのガイドホイールを付けることにより、トンネル内で約200キロの速度で走ることは可能となりました。
トンネルの中に走る車は電気自動車のみです。つまり、排気ガスない車しか走らないからです。
既に米国の幾つかの街の行政から問い合わせが来てると発表されました。
興味深いですよね。発表により、トンネルの掘削業界には50年以上大きいなコストダウンの改善が無かったそうです。今後、ボーリング社が成功したら日本国内にも大きいな影響を与えるでしょう。日本の大都市から道が消えたらより良い街になるでしょう。
The Boring Company Event Webcast
https://youtu.be/nSIzsMlwMUY
The Boring Company Corporate Website
https://www.boringcompany.com
今回の週刊EVニュースは以上です。如何でしたでしょうか。皆さんのフィードバックを是非聞きたいです。evnews.jpのサイトでコメントを投稿するフォームありますので、ご意見とご感想を送って下さい。そして、お願いがあります!ポッドキャストアプリで、是非、このポッドキャスト「週刊EVニュース」を購読して、レビューや星マークの評価などして頂ければ助かります。例えば、アップルポッドキャストでは星マークのランキングも、レビューを書く機能もあります。評価をして頂くとポッドキャストの検索ランクがあがりますので、他の方はこのポッドキャストを見つかりやすくなります。電気自動車の知識が広めると良いと思います。次回のエピソードは来年になります。良い年を!それでは。
こんにちは!こちらは週刊EVニュース、2018年12月14日、エピソード6番です。
今週のニュースは:
※ ドイツ:ダイムラーの巨大なEV電池投資:2030年まで2.5兆円分の調達
※ 韓国:LGのEV電池事業は2018年第4四半期に初黒字予定
※ 韓国:現代自動車グループのEV販売台数は急増
※ ベルギー:来年2月以降、毎週テスラのモデル3の3000台以上が輸入される予定
※ 米国:カリフォルニア州内のEV販売台数が50万台を突発
※ 中国:11月の新車販売数が14%下落、NEV販売数は38%上昇
※ 社説:軽トラックのEVが必要
週刊EVニュースは日本初、日本唯一の電気自動車ニュース番組です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。
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それでは、始めましょう。
※ ダイムラーの巨大なEV電池投資:2030年まで2.5兆円分の調達
最初のニュースはドイツからです。ドイツ大手自動車メーカー、ダイムラー社が2030年まで約2.5兆円分のEV電池セルの調達を11日に発表しました。今回の購入予定はバッテリーのセル部分に関する発表です。一台の電気自動車のバッテリーパックに複数のセルが必要です。さらに、バッテリーパックの為に同社は約1300億円を8ヶ所のバッテリーパック工場ネットワークを世界中構築する予定です。
2022までダイムラーが全ポートフォリオの車を電動化します。これは純粋な電気自動車からマイルドハイブリッドまで、全種類の自動車を含みます。130種類の乗用車になる予定です。また、バン・トラック・バスの電気自動車も予定しています。
Daimler: Daimler buys battery cells in a total volume of 20 billion euros
https://www.daimler.com/innovation/case/electric/battery-cells.html
EV News Daily: Daimler Drops 20 Billion Euros On Battery Cells
https://www.evnewsdaily.com/2018/12/12/12-dec-2018-daimler-drops-a-cool-20bn-on-batteries-self-service-tesla-rental-and-california-races-past-500k-evs/
The Driven: Daimler prepares for EV revolution with $A31bn battery order
https://thedriven.io/2018/12/12/daimler-prepares-for-ev-revolution-with-a31bn-battery-order/
※ LGのEV電池事業は2018年第4四半期に初黒字予定
次のニュースもバッテリー関連です。英国EV News Dailyの報道によると韓国バッテリー大手LGの電気自動車電池事業は今年の第4四半期で黒字化されます。今までの初めての利益になります。韓国の市場アナリストによると予測より早く電気自動車用電池の需要が増加しました為に事業の黒字化が今回の四半期で実現できる見込みです。
本来、LGのEV車載電池事業は長期的なプロジェクトになる予定でした。将来は大きな利益は期待されたが、予想より遥かに早めに黒字化されたとのことです。
EV News Daily: LG Chem’s Ev Battery Business Expected To Become Profitable In Q4
https://www.evnewsdaily.com/2018/12/12/12-dec-2018-daimler-drops-a-cool-20bn-on-batteries-self-service-tesla-rental-and-california-races-past-500k-evs/
Just-Auto: LG Chem's EV battery business expected to become profitable in Q4
https://www.just-auto.com/news/lg-chems-ev-battery-business-expected-to-become-profitable-in-q4_id186105.aspx
※ 韓国:ヒュンダイ自動車グループのEV販売台数は急増
次のニュースも韓国のニュースです。現代自動車グループのヒュンダイとキアのEV販売台数が2018年1月から11月の間、昨年の同期間より2倍以上に急増されたことが発表されました。
ヒュンダイグループの電気自動車は最近大きいな話題を及んでいます。特にヒュンダイの「コナ・エレクトリック」、キアの「ニロEV」のコンパクトSUVタイプが良い評価を受けています。両方とも64kWhのバッテリーをもっています。
来年発売噂の新型60kWhの日産リーフと同様な電池キャパシティです。今後、よく比較されると思われます。
米国のEPA基準によるとコナの走行距離は415キロ、ニロは384キロです。ところで、現モデルの40kWhのリーフのEPA一回充電の走行距離は243キロです。米国のEPA基準はリアルワールドの走行距離と一番近い基準と言われます。日本の元のJC08より遥かに現実的です。そして、国内のWLTP新基準がJC08とEPAの間くらいです。
近年、ヒュンダイグループの車の品質がかなり上がっていまして、日本車を含め他国の自動車の品質と良い競争になっています。
ところが、私的にはコナエレクトリックとニロEVの弱点は四駆モデルが無いことです。日本の山、特にスキーに行くための雪山に全輪駆動が必要と思います。
何にしても、国内ではこの現代自動車クループの乗用車は販売していません。興味深いですね…ヒュンダイの車は日本国内と北朝鮮だけでは販売していません。他のどこの国でも販売しています。
今回のニュースはツイッターの友達 Phil Keys さん( @pkeys ) から協力をいただきました!Philさん、ありがとうございます!
Business Korea: Hyundai and Kia's Electric Vehicle Sales More Than Double This Year
http://www.businesskorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=27300
Motor Trend: Kia Introduces 2019 Niro Ev, 2020 Soul Ev In Los Angeles
https://www.motortrend.com/news/kia-introduces-2019-niro-ev-2020-soul-ev-los-angeles/
The Driven: Hyundai launches electric vehicle range in Australia, first EV under $50,000
https://thedriven.io/2018/11/26/hyundai-launches-electric-vehicle-range-in-australia-first-ev-under-50000/
Edmunds YouTube: Hyundai Kona Electric vs. Chevrolet Bolt EV: Which Is the Best Affordable Long-Range EV?
https://youtu.be/2lsVDdgLXho
※ プロモーション:17ヶ所スキー場共通リフト回数券「軽井沢ベースキャンプパスポート」
軽井沢は日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾートです。知る人ぞ知る、冬の軽井沢も最高です。軽井沢ベースキャンプパスポートは好評発売中です。21,000円の17ヶ所のスキー場の5日分の共通リフトの回数券、数十ヶ所の軽井沢町内の店で使えるローカルディスカウント「パスポートIDカード」も含まれます。回数券は軽井沢の冬アクティビティ、カーリング、アイススケート、ジャム作り体験などでも使用可能です。1人でも数人でも使えます。1000セット限定販売ですので、早めに「軽井沢ベースキャンプパスポート」をオンラインで検索して、ご注文してください。ウェブサイトで詳しい情報あります:
※ ヨーロッパ:来年2月以降、毎週テスラのモデル3の3000台以上が輸入される予定
次のニュースはヨーロッパです。ベルギーのローカル報道によると2月以降テスラのモデル3は毎週ゼーブルージュ港に3000台のペースで輸入されます。この数字は本当であれば、テスラ社のモデル3生産レートは思われた以上に向上されています。ベルギーの通信会社の報道により現地の受け皿ファシリティに約3億円が投資されています。
モデル3の週間生産レートは近い内に5000台から7000台、そして、さらに1万台へ向上される予定です。2月からヨーロッパの左ハンドル国へ輸出が始まる予定です。夏以降右ハンドル国にも出荷が始まる予定です。
Teslarati: Tesla will be shipping 3k Model 3 to Europe every week by Feb 2019: report
https://www.teslarati.com/tesla-model-3-europe-3k-per-week-february-2019-report/
※ 米国:カリフォルニア州内のEV販売台数が50万台を突発
次は米国のニュースです。米国カリフォルニア州内で11月に累計の電気自動車販売数が50万台以上になりました。前月比30%、2017年の11月の実績と比べると164%の急上昇です。さらに、純粋な電気自動車がトヨタのプリウスなどのハイブリッドやプリウスプライム等のプラグインハイブリッド(PHEV)より売れています。
カリフォルニア州は、州の政策により、厳しい排気ガス基準があります。今後、化石燃料の自動車を全て廃止することも検討しています。
Veloz: California Sells Its 500,000th Electric Car
http://www.veloz.org/wp-content/uploads/2018/12/500K-EV-Sales-Release-v5.pdf
※ 中国:11月の新車販売数が14%下落、NEV販売数は38%上昇
中国の自動車メーカー組織、CAAMの発表によると中国内の新車販売の台数は11月に13.9%下落しました。11月は5ヶ月目の連続下落でした。大きいな要因は米中の貿易戦争と言われています。
ただし、新エネルギー車、NEVの販売台数は38%上昇しています。11月中のNEV販売数は169,000台でした。今年の1月〜11月の期間のNEV販売台数は約100万台で、昨年比の68%の上昇です。
JustAuto: China vehicle sales fall 14% in November
https://www.just-auto.com/news/china-vehicle-sales-fall-14-in-november_id186154.aspx
※ 社説:軽トラックのEVが必要
日本の田舎には一軒家が多いです。一軒に一台の存在の軽トラがよく見られる日本の田舎の風景です。実はこの風景にはEVの普及、そして、日本のエネルギー革命の為の色々なヒントが含まれています。
まず、田舎の軽トラは距離をあんまり走らない。大体、家の周り、畑や村にしか行かない場合は多いです。つまり、電気自動車用の巨大なバッテリーは不要です。
次、一軒家の屋根には太陽光発電システムは入れられます。自家発電で軽トラを充電できますし、夜、軽トラのバッテリで家の電気消費を賄うことは可能です。この様なシステムは災害にも強いです。
2013年に三菱がミニキャブ・ミーブ トラックを発売しましたが、その車に色々な問題がありました。一つの大きな問題は四駆ではなかったです。田舎の軽トラには四駆が必要不可欠です。もう一つの問題はV2Hの機能は付いっていません。さらに、もう一つの問題はバッテリーの温度管理システムは弱くて、冬の走行距離が短い状態です。
でも、一番大きい問題は「改善」の無かったことでした。ミニキャブ・ミーブ トラックを出した後にアップグレードなどが殆どありませんでした。
なぜか他のメーカーも電気軽トラを出していません。競争はない状態で電気軽トラが育っていませんでした。
実は、ミニキャブ・ミーブ トラックが発売された次の年、政府が軽自動車の税金を上げたり、日本の自動車メーカーがより大きい車を中心で行こうとの政策を打ちました。軽自動車には日本の自動車メーカーが力を入れすぎたそうだったので、もっと、輸出向けの車に開発の資源をかけるべきと思われたそうです。
しかし、電気の軽トラや電気の軽自動車の開発はその政策により消えたかも知らない。
私は四駆のV2H機能付きのEV軽トラは推進すべきだと思います。
今回の週刊EVニュースは以上です。如何でしたでしょうか。皆さんのフィードバックを是非聞きたいです。evnews.jpのサイトでコメントを投稿するフォームありますので、ご意見とご感想を送って下さい。そして、お願いがあります!ポッドキャストアプリで、是非、このポッドキャスト「週刊EVニュース」を購読して、レビューや星マークの評価などして頂ければ助かります。例えば、アップルポッドキャストでは星マークのランキングも、レビューを書く機能もあります。評価をして頂くとポッドキャストの検索ランクがあがりますので、他の方はこのポッドキャストを見つかりやすくなります。電気自動車の知識が広めると良いと思います。次回のエピソードは来週の金曜日です。よろしくお願いいたします。それでは。
こんにちは!こちらは週刊EVニュース、2018年12月7日、エピソード5番です。週刊EVニュースは日本初、日本唯一の電気自動車ニュース番組です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。
週刊EVニュースは毎週金曜日にアップします。このポッドキャストはアップルポッドキャスト、スポトイファイ、キャストボックスなどの人気ポドキャストアプリで聴取可能です。または、evnews.jpでも聴取できます。
それでは、始めましょう。
今週のニュースは:
・ 米国11月プラグイン電気自動車の販売数が史上2番目多い44,148台
・ テスラ社のモデル3注文サイトがヨーロッパで開始、2月から納車予定、WLTP走行距離は544キロも
・ フォルクスワーゲン社の最後の内燃機関プラトフォームは2026に発売
・ 60kWh日産リーフの発表は1月8日、ラスベガスのCESで、アクティブ温度管理は?
・ 米国カリフォルニア州:2020年1月1日から全ての新築自宅の屋根に太陽光発電システムを義務化
※ 米国11月プラグイン電気自動車の販売数が史上2番目多い44,148台
米国のInsideEVs、月間電気自動車の販売台数データにより、2018年11月が2番目多い販売台数になりました。今年の11月販売台数は44,148台になって、昨年の同じ11月は17.178台でした。一年で電気自動車の販売台数が257%上昇しました。2018年1月から11月までのモデルごとのトップ10ランキングについて、
1 テスラモデル3 114,532
2 トヨタプリウスプライム 24,836
3 テスラモデルS 22,495
4 テスラモデルX 22,000
5 シボレーヴォルト 18,648
6 シボレーボルトEV 16,907
7 ホンダクラリティPHEV 15,424
8 日産リーフ 13,048
9 BMW 530e 7,301
10 フォードフュージョンエネルギー 7,284
また、11月の月間メーカーランキングについて、
1 テスラ 24,600
2 GM 6,968
3 BMW 2,314
4 トヨタ 2,312
5 ホンダ 1,903
6 フォード 1,132
7 日産 1,128
11月にテスラのモデル3は年間10万台の販売台数を超えて、大きいな話題を及んでいます。日本や他国の右ハンドル国では2019年中旬に販売開始の予定です。
InsideEVs: November 2018 Narrowly Misses Top All-Time Month For U.S. EV Sales
https://insideevs.com/november-2018-u-s-ev-sales-recap/
※ テスラ社のモデル3注文サイトがヨーロッパで開始、2月から納車予定、WLTP走行距離は544キロも
次のニュースはテスラの海外展開です。今週、11月5日にテスラ社がウェブ上の注文をヨーロッパでスタートしました。フランス、スウェーデン、ノルウェー、ドイツ、オランダ、スペイン等の販売開始が英国の電気自動車ポッドキャストが確認されました。いずれの国は、まだ、左ハンドルのバージオンです。日本と同様の右ハンドルの英国では販売はまだスタートしていません。 販売タイプはヂューアルモーター、つまりAWDタイプ、のロングレンジとパーフォマンスの2つのモデルです。ヨローッパの走行距離の新基準はWLTPです。デューアルモータータイプの走行距離は今回WLTPで544キロ、パーフォマンスタイプは530キロです。両方とも非常に長い走行距離です。
日本もWLTP基準を今年の秋以降導入しました。来年の発売予定のモデル3も同様な走行距離になるでしょう。
モデル3のヨーロッパ納車は2月から開始する予定です。ヂューアルモータータイプの販売価格は約750万円、パーフォマンスバージオンは約900万円です。
EV News Daily: Model 3 Configurator Open In Europe
https://www.evnewsdaily.com/2018/12/06/06-dec-2018-model-3-configurator-open-in-europe-third-rivian-announced-and-kia-eniro-uk-pricing/
※ プロモーション:17ヶ所スキー場共通リフト回数券「軽井沢ベースキャンプパスポート」
軽井沢は日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾートです。知る人ぞ知る、冬の軽井沢も最高です。軽井沢ベースキャンプパスポートは好評発売中です。21,000円の17ヶ所のスキー場の5日分の共通リフトの回数券、数十ヶ所の軽井沢町内の店で使えるローカルディスカウント「パスポートIDカード」も含まれます。回数券は軽井沢の冬アクティビティ、カーリング、アイススケート、ジャム作り体験などでも使用可能です。1人でも数人でも使えます。1000セット限定販売ですので、早めに「軽井沢ベースキャンプパスポート」をオンラインで検索して、ご注文してください。ウェブサイトで詳しい情報あります:
※ フォルクスワーゲン社の最後の内燃機関プラトフォームは2026に発売
次のニュースはフォルクスワーゲンの大きいな発表です:2026年にVW社の最後の内燃機関のプラトフォームを発売する予定です。つまり、2026年以降、新しいガソリンやディーゼルエンジンの開発を中止します。2026以降は内燃機関エンジンの出荷は続くが、新しいタイプの開発は無いとのことです。
上々に色々な街や国が化石燃料を燃やす車を廃止しています。それまでの間、VWグループは電気自動車に兆円単位の大金を投資しています。ところで、VWグループの自動車ブランドはVW以外、アウディ、ベントレー、ブガッティ、ランボルギーニ、シュコダ、セアトなどを含まれます。またはオートバイとトラックのブランドを持っています。
何れにしても、VWが化石燃料エンジンを最終的に辞めていくことになります。この決断により、数多くのサプライヤーにも、メンテナンスも、多方面から化石燃料系の自動車業界に関わっている方にとては大きいな影響が当たることになります。
でも、この決断は仕方がないでしょう。化石燃料を燃やし続くことで温暖化と環境変化がさらに悪化するでしょう。人類のための大きいな決断でしょう。
これから日本の自動車メーカーはどの様な決断をするのでしょうか。個人的に、私の場合は今度化石燃料を燃やす車を買わない様にしています。四輪駆動の小さめのSUVタイプのEVを待っています。来年か再来年に今持っている車をなくして、電気自動車に切り替えて行きます。
Handelsblatt: Volkswagen kündigt das Ende des Verbrennungsmotors an
https://www.handelsblatt.com/unternehmen/industrie/auto-von-morgen/handelsblatt-autogipfel-volkswagen-kuendigt-das-ende-des-verbrennungsmotors-an/23715746.html
Bloomberg: VW Says the Next Generation of Combustion Cars Will Be Its Last
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-12-04/vw-says-the-next-generation-of-combustion-cars-will-be-its-last
※ 60kWh日産リーフの発表は1月8日、ラスベガスのCESで、アクティブ温度管理は?
次のニュースはドイツのElectriveというサイトがスクープした情報です。日産リーフ60kWhバッテリーの新バージョンが来月、ラスベガスの家電展示会で発表されるとのニュースです。リポートによるとドイツのディーラー会議で1月の発表になるっとの情報が漏れてきました。新しいモデルの名前は「Nissan Leaf E-Plus」(日産リーフ・イー・プラス)だそうです。本来の2018年式の40kWhリーフより約70万円高くなる予定だそうです。
そして、今回の報道によると電池の温度管理システムは今までのリーフバッテリーと同様な空冷式システムです。
実は今年、海外で日産の2018年40kWhモデルがアクティブ温度管理システムが無い為に問題になっています。急速充電を2回以上、同じ日中に行うと充電スピードが急に遅くなるし、長い距離の運転の場合はあんまり時間が掛かるから大きいなクレームになりました。ネットで#rapidgate (ラピッドケート)というハッシュタグも流行りました。
日産の電池製造子会社を今年売却して、今後、韓国のLGのバッテリーを使用することになってるらしいので、LGのバッテリーパックを導入してる他電気自動車メーカーと同様にアクティブ温度管理システムを導入する噂が以前から多くありました。今回の報道が正しいのであれば、リーフの60kWhバージョンに対する厳しいチェックが消費者から入ると言われています。
今回の報道はまだ一つのソースしか無いので、また情報が出ってきたら新しい情報を紹介したいと思います。
Electrive: Exclusive: 60kWh Leaf to debut without liquid-cooling
https://www.electrive.com/2018/12/04/exclusive-long-range-leaf-to-debut-without-liquid-cooling/
The Drive: Nissan Leaf Will Receive Bigger Battery, Longer Range for 2019: Report
http://www.thedrive.com/news/25316/nissan-leaf-will-receive-bigger-battery-longer-range-for-2019-report
※ 米国カリフォルニア州:2020年1月1日から全ての新築自宅の屋根に太陽光発電システムを義務化
最後のニュースはカリフォルニア州の新しい建築基準です。2020年1月1日から、カリフォルニア州の全ての新築自宅の屋根に太陽光発電システムが義務化されました。これは米国では初めての基準です。
基準によると3階以下の自宅の屋根に太陽光発電システムは必要になりました。さらに、システムの大きさはその自宅の消費電力の年間キロワット時数をネットゼロにするほどの大きさにしないと行けない基準です。
さらに、新基準の政策に蓄電池やヒートパンプ式給設備など、色々なエネルギー効率を向上するアップグレードのインセンティブがされています。新自宅のエネルギー消費は50%以上に削減できる様なると想定されています。その上に義務化された太陽光発電システムにより、実際の年間エネルギー消費はゼロになるとのことです。
Greentech Media: California’s Rooftop Solar Mandate Wins Final Approval
https://www.greentechmedia.com/articles/read/california-solar-roof-mandate-wins-final-approval
今回の週刊EVニュースは以上です。如何でしたでしょうか。皆さんのフィードバックを是非聞きたいです。evnews.jpのサイトでコメントを投稿するフォームありますので、ご意見とご感想を送って下さい。そして、お願いがあります!ポッドキャストアプリで、是非、このポッドキャスト「週刊EVニュース」を購読して、レビューや星マークの評価などして頂ければ助かります。例えば、アップルポッドキャストでは星マークのランキングも、レビューを書く機能もあります。評価をして頂くとポッドキャストの検索ランクがあがりますので、他の方はこのポッドキャストを見つかりやすくなります。電気自動車の知識が広めると良いと思います。次回のエピソードは来週の金曜日です。よろしくお願いいたします。それでは。
こんにちは!こちらは週刊EVニュース、2018年11月30日、エピソード4番です。週刊EVニュースは日本初、日本唯一の電気自動車ニュース番組です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。
週刊EVニュースは毎週金曜日にアップします。このポッドキャストはアップルポッドキャスト、スポトイファイ、キャストボックスなどの人気ポドキャストアプリで聴取可能です。または、evnews.jpでも聴取できます。
それでは、始めましょう。
今週のニュースは:
・ ロスアンジェルスオートーショーのEV発表:リヴィアンとアウディ
・ GM社が5つの工場を操業休止へ、電気自動車と自動運転への投資
・ マサチューセッツ工科大:太陽光発電モジュールのコストは99%下落して来た要因
・ テスラ社単体の週間製造台数はドイツ自動車メーカー全社の3倍以上
・ テスラとパナソニック:電池コストが世界一番安い、パナの車載電池の開発機能を米国に移管
※ ロスアンジェルスオートーショーのEV発表:リヴィアンとアウディ
まず、今日はロスアンゼルスオートーショーの開始です。ロスの展示会は毎回EV発表が多く、今回も期待をハズレっていません。現時点までの発表を紹介します:
1、 米リヴィアンオートモーティブが新車2モデルを発表しました。両方とも共通のスケートボード型バッテリーと四輪駆動システムがあります。そして、バッテリーサイズも同じです。「R1T」は5人乗りピックアップトラックタイプです。「R1S」は7人乗りのSUVタイプです。両方とも3つのバッテリーオプションがあり、1回充電すると走行距離が長く、最大600キロ以上です。加速も感動的、0から100キロは3秒。両タイプは約750万円の価格で、発売は2020年の後半予定です。いずれも大きいな話題を及んでいます。リヴィアン社はミシガン州本社の企業です。工場は元三菱自動車のイリノイ州の工場を買って、製造拠点になります
Los Angeles Times: L.A. Auto Show: The Elon Musk of electric pickup trucks? Meet Rivian’s R.J. Scaringe
https://www.latimes.com/business/autos/la-fi-hy-rivian-profile-20181128-story.html
EV News Daily: Rivian R1S Electric SUV...
https://www.evnewsdaily.com/2018/11/29/29-nov-2018-rivian-r1s-electric-suv-chargepoint-raises-240m-and-2020-lincoln-aviator-with-plug-in-power/
2、アウディのイートロンGTコンセプトも発表されました。この車は「コンセプト」と言われていますが、アウディ社によると殆ど製造に近い状態です。同じVWグループのポルシェタイカンのプラトフォームをベースにしています。パーフォマンス的に0から100キロは約3.5秒、早いですね。WLTPの一回充電の走行距離は約400キロですが、WLTPの基準は少し甘いので、現実に350キロではないかと思います。充電システムはポルシェタイカンと同様800ボルトの高速充電システム、350kw高速充電機を使用すると80%充電が20分以内でできます。さらに、11kwの無線充電システムも付いっているそうです。充電ケーブルなしで自宅のガラージ一晩でフル充電可能です。発売は2020年の予定、価格はまだ決定していません。ところで、アウディのイートロンシリーズのスペルは「e-tron」、ずべて小文字です。メディアの中によく大文字で書いている場合はよく見ますので気なります。
Green Car Reports: Audi e-tron GT electric sports car is its take on Porsche Taycan
https://www.greencarreports.com/news/1120171_audi-e-tron-gt-electric-sports-car-is-its-take-on-porsche-taycan
ロスアンゼルスオートーショーは11月30日から12月9日までですので、引き継ぎ次回も情報を紹介したいと思います。
※ プロモーション:17ヶ所スキー場共通リフト回数券「軽井沢ベースキャンプパスポート」
軽井沢は日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾートです。知る人ぞ知る、冬の軽井沢も最高です。軽井沢ベースキャンプパスポートは好評発売中です。21,000円の17ヶ所のスキー場の5日分の共通リフトの回数券、数十ヶ所の軽井沢町内の店で使えるローカルディスカウント「パスポートIDカード」も含まれます。回数券は軽井沢の冬アクティビティ、カーリング、アイススケート、ジャム作り体験などでも使用可能です。1人でも数人でも使えます。1000セット限定販売ですので、早めに「軽井沢ベースキャンプパスポート」をオンラインで検索して、ご注文してください。ウェブサイトで詳しい情報あります:
※ GM社が5つの工場を操業休止へ、電気自動車と自動運転への投資
今度はデトロイトです。今週、国内でも大きいニュースでした:GMは五つのプラントを操業休止します。この裏には2つの要因があります。一つ目は米国セダン市場の低下、SUVへの転換です。二つ目はGMの電気自動車と自動運転車への転換です。操業休止された工場の中、三つは小さめな乗用車を製造していました。現在、市場の流れは大きいSUVタイプへ行っています。GMによると今後EVと自動運転に投資して行くために赤字施設を休止しないといけないっとのことでした。残りの二つのプラントはトランスミッションの製造プラントでした。殆どの電気自動車はトランスミッションを使いません。2023年までGMは20モデル以上の電気自動車をリリースする予定です。そして、GMは2019年から自動運転のロボタクシー・サービスを一般道路で開始する予定です。自動車業界の初女性社長の下でGMが生まれ変わると言われています。
New York Times: What’s Behind the GM Cutbacks…
https://www.nytimes.com/2018/11/27/business/gm-auto-trump.html
WRAL: Barra Says GM Is ‘on Track’ to Roll Out Autonomous Vehicles Next Year
https://www.wral.com/barra-says-gm-is-on-track-to-roll-out-autonomous-vehicles-next-year/17962955/
Fortune: GM Gets Ready for a Post-Car Future
http://fortune.com/2018/05/23/gm-general-motors-fortune-500/
※ マサチューセッツ工科大:太陽光発電モジュールのコストは99%下落して来た要因
次のニュースはツイッターユーザーの @robotopia さんが私に送って頂きました。40年前から太陽光発電モジュールコストが99%下落してきました。コストの下落について、マサチューセッツ工科大の研究者が世界中の要因を研究しました。先週のEnergy Policyジャーナルで結果が発表され、興味深い結果でした。今後のエネルギーや温暖化に対する政策に大きいな影響があるでしょう。
今回発表された研究報告は1980年から2012年、32年間の期間でした。その間、太陽光発電モジュールコストが97%急落しました。6つの要因は、それぞれ、10%以上のコストダウン効果があありました。要因の4つは15%以上の効果がありました。
そして、コストダウンについて、国策が非常に重要な役割があると証明されました。特に市場拡大政策が大きいな要因、全体のコスト下落の6割が市場拡大に関連する政策が原因でした。つまり、全量買取価格(FIT)システム、助成金などの政策は非常に大きいな要因でした。
たしかに、福島第一原発の人災後、国内でも太陽光発電がどんどん増加しました。菅内閣の自然エネルギー全量買取法は大きいな成果を上げましたね。今後、風力などのほかの自然エネルギーも、蓄電バッテリーも、エネルギー効率も、廃棄ゼロ電気自動車も、同様にコストダウンが出来たら良いでしょう。
MIT News: Explaining the plummeting cost of solar power
http://news.mit.edu/2018/explaining-dropping-solar-cost-1120
※ テスラ社単体の週間製造台数はドイツ自動車メーカー全社の3倍以上
最近、ドイツ自動車メーカーから数多くのEV発表があります。VW、アウディ、BMW、メルセデス・ベンズ、ポルシェなどの次々の新コンセプトの発表があります。ただし、実際、何台を作ってるのか?っとの質問で、ドイツのビジネス誌「ハンデルスブラット」が調査しました。かなり厳しい結果でした。
実はドイツの自動車メーカーがドイツ政府から強いプレッシャーを受けて「米国のテスラより、かっこいい車を作って、電気自動車の競争を負けないで!」と言うようなコメントは政府から言われています。
今年の夏以降、テスラ社単体で、毎週の製造台数は7000台以上の電気自動車を製造しています。最近、週間9000台を超えているだろうっと言われています。
ドイツのメーカー、全社合わせても、週刊1800台位(ダイムラー社は明確に答えなかった)しか製造していない状況が分かりました。
要するに、テスラの生産台数はドイツメーカー全社合わせても、3倍以上です!今後、ドイツのメーカーも頑張って欲しいですね。このような比較は日本のメーカーと行って見たいですね。
https://www.electrive.com/2018/11/28/de-how-many-electric-cars-are-being-made-in-a-week/
※ テスラとパナソニック:電池コストが世界一番安い、パナの車載電池の開発機能を米国に移管
最後ですが、時間の問題で先週のポッドキャストに入らなかったテスラとパナソニックのニュースです。スイスのUBS銀行の調査によりテスラのバッテリーコストは世界一番安いと報道されました。2番目安い韓国のLG社と2割の大きいな差がありました。コストアドバンテージにより、テスラの競争力が見直され、テスラの想定利益も上昇すると想定されました。テスラの電池製造パートナーはパナソニックです。先週、パナソニックの発表によりと同社の車載電池の開発と生産技術の機能をテスラと共同運営しているネバダ州のギガファクトリーに移管することになりました。パナソニックはテスラと今まで以上に密な関係を持つことになりました。
Electrek: Tesla’s Gigafactory 1 battery cells have a 20% cost advantage over LG, new report says
https://electrek.co/2018/11/20/tesla-gigafactory-battery-cells-made-cost-advantage-panasonic-lg-report/
日刊工業新聞:テスラと協業を密に、パナソニックが車載電池の開発機能を米に移管
https://newswitch.jp/p/15311
今回の週刊EVニュースは以上です。如何でしたでしょうか。皆さんのフィードバックを是非聞きたいです。evnews.jpのサイトでコメントを投稿するフォームありますので、ご意見とご感想を送って下さい。そして、お願いがあります!ポッドキャストアプリで、是非、このポッドキャスト「週刊EVニュース」を購読して、レビューや星マークの評価などして頂ければ助かります。例えば、アップルポッドキャストでは星マークのランキングも、レビューを書く機能もあります。評価をして頂くとポッドキャストの検索ランクがあがりますので、他の方はこのポッドキャストを見つかりやすくなります。電気自動車の知識が広めると良いと思います。次回のエピソードは来週の金曜日です。よろしくお願いいたします。それでは。
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今週のニュースは:
・EVのパイオニア、カルロス・ゴーン氏が逮捕、日産の会長の解任
・フォルクスワーゲン社が2025迄50モデル以上の完全電気自動車モデル、2023年末迄5兆円以上投資計画
・カナダのブリティッシュコロンビア州:2040迄ガソリン・ディーゼル車の新車販売を廃止、新法案は来年春に制定予定
・テスラ社の運転実績が100億マイル(160億キロ)を突発
・解説:色々なEV関連の頭字語
※ EVのパイオニア、カルロス・ゴーン氏が逮捕、日産の会長の解任
今週の最大自動車業界のニュースはカルロス・ゴーン氏の逮捕と日産の会長の解任です。こちらのポッドキャストではゴーン氏の逮捕に渡る行動について語るつもりではありません。でも、ゴーン氏は日産とルノーで大改革を行いました。つまり、電気自動車の革命をより早く注目して、ルノー日産三菱グループを業界のEVリーダーにした実績が大きいと思います。2010年と2011年にゴーン氏が巨額の投資をして、EVの工場、バッテリーの工場を日本とフランスで作って、誰より早くEVのマス生産を開始しました。日産のリーフ、ルノーのゾーイー…両方の車がEVのベストセラーになりました。当時、幅広く批判を受けたのに、ゴーン氏が
電気自動車への突入について強いリーダーシップで行きました。
Automotive News: Ghosn focuses alliance on EV assault
http://www.autonews.com/article/20171112/OEM02/171119927/ghosn-focuses-alliance-on-ev-assault?AID=/20171112/OEM02/171119927
※ フォルクスワーゲン社が2025迄50モデル以上の電気自動車モデル、2023年末迄5兆円以上投資計画
フォルクスワーゲン社が先日、大きいな記者会見を行いました、そして、巨大なニュースを発表しました。主に2025年までVW社は50モデル以上の純粋な電気自動車を発売することが大ニュースでした。そして、EV改革を実現する為、同社が2023年まで5兆円以上の大金の投資計画を発表しました。投資するエリアは電動化されたモビリティ、モビリティ関連サービス、自動運転、そして、ディジタル化と発表でした。
EV News Daily: Recap on VW Plans
https://www.evnewsdaily.com/2018/11/22/22-nov-2018-hyundai-turns-up-kona-ev-production-chinese-claim-solid-state-battery-success-and-the-hidden-subsidies-in-oil-industry/
Bloomberg: VW to Spend $50 Billion on New Tech to Take On Rivals
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-11-16/vw-ups-spending-on-new-tech-by-11-billion-to-speed-overhaul
※ カナダのブリティッシュコロンビア州:2040迄ガソリン・ディーゼル車の新車販売を廃止、新法案は来年春に制定予定
次のニュースはカナダのブリティッシュコロンビア州の新しい法案です。2040年までブリティッシュコロンビア州ではガソリン車、ディーゼル車の新車販売を禁止することになります。つまり、2040年以降、ガソリン車だけではなく、ハイブリッドも、プラグインハイブリッドも新車販売を禁止されます。この法案の新車販売廃止は上々に導入されます。2025年’まで車の10%はZEV(排気ガスゼロ車)にしないといけません。2030年まで30%です。2040年まで100%です。カナダのケベク州も、米国カリフォルニア州も、他の州や国も同様な法律を制定されています。法案は来年の春に制定する予定です。
CBC: Every new car sold in 2040 will be zero-emission, B.C. government says
https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/every-new-car-sold-in-2040-will-be-zero-emission-b-c-government-says-1.4913679
Autoblog: British Columbia plans to end non-electric car sales by 2040
https://www.autoblog.com/2018/11/21/british-columbia-zero-emissions-vehicles-evs/
※ テスラ社の運転実績が100億マイル(160億キロ)を突発
最後のニュースはテスラ関連です。世界の最大電気自動車メーカー、米国テスラ社の車の走った距離は100億マイル、つまり、160億キロメートルを超えました。この距離は色々な意味があります。
まずは環境の意味です。この160億キロの走りでは排気ガスゼロでした。この数字は化石燃料会社は非常に気になっていますでしょう。ガソリンを売れなくなるからです。温暖化や環境変化の対策です。
そして、自動運転の開発の意味もあります。要するに、テスラの全てのEVはデーターセンターに接続されています。一人一人の運転のデーターがビグデーターになって、色々なシチュエーションの対応についてAIで分析され、自動運転のアルゴリズムに使用されます。テスラのリアルな世界の実績と経験により自動運転システムの開発に反映されます。自動運転の実現がより近くなると言われています。
https://electrek.co/2018/11/16/tesla-fleet-10-billion-electric-miles/
※ 解説:色々なEV関連の頭字語
電気自動車関連の話に色々な頭字語があります。混乱する方もいますので、今回、解説したいと思います。
まずは当ポッドキャスト、「週刊EVニュース」の「EV」です。EVは英語でElectric Vehicleのことです。つまり、電気自動車そのものです。一般てきにEVのを使う場合、バッテリーを充電して、バッテリーに溜まってる電気で電気モーターを動かして、車を走らすタイプの車です。国内の分かりやすい例は日産のリーフ、テスラのモデルS、三菱のiMiEVなどあります。EVの多くの場合、自宅や会社の駐車所で充電します。長距離の運転の場合、充電スタンドでも充電できます。
場合により、純粋なEVはBEVと言います。BEVはBattery Electric Vehicle、バッテリー電気自動車です。純粋な電気自動車と他のハイブリッドは燃料電池車に混乱しない為にBEVということは時々あります。
次はFCVです。FCVは英語でFuel Cell Vehicleです。要するに燃料電池で発電した電気で走る車です。FCVの典型的な例トヨタのミライという水素燃料電池の車です。ガソリンの代わりに水素を燃料みたいなものに使っているタイプの車です。水素が無くなる前に水素スタンドにて水素を入れないといけません。自宅では水素を入れることはできません。
今度はPHEVです。これも英語の頭字語です。PHEVはPlug-in Hybrid Electric Vehicleと言います。PHEVの場合、EVと同様、家でも充電できます。ただし、PHEVの中に電気モーター以外にガソリンやディーゼルなどのエンジンもありますので「ハイブリッド」と言います。PHEVの中にあるハイブリッド・システムにより、電気モーターの動力とガソリンエンジンの動力もあります。ハイブリッドのタイプはたくさんありますので、別の解説で説明したいと思います。PHEVは純粋なEVと違って、ガソリン等の化石燃料を入れる必要性があります。典型的なPHEVの例はトヨタのプリウス・プライムや三菱のアウトランダーです。
そして、HEVです。日本語では頭字語ではなく、ハイブリッド車ということが多いですよね。HEVとPHEVはすごく似ていますが、HEVの場合、電気コンセントで充電ができません。化石燃料を入れて、エンジンで発電して蓄電しないとダメの車です。また、ガソリンエンジンで動くHEVも多いです。HEVの代表はトヨタプリウス、日産のノートe-POWERなどの車です。
次はICEです。これはInternal Combustion Engine、内燃機関のことです。これは今までの一般てきなガソリンやディーゼル車です。ICEの車はたまにICEVと言います。最後の「V」はVehicleのこと、車の意味です。
また、ZEVという頭字語があります。ZEVとはZero Emissions Vehicleの意味です。ZEVは、名前の通り、全く排気ガスを出さない車のことです。ZEVになるのはEV(電気自動車)とFCV(燃料電池車)のみです。PHEV、HEV、ICEの車は廃棄ガスを出すので、ZEVとはいえません。 最近、話題になっていますので、NEVも紹介します。中国の場合、国の政策でNEVを推進しています。NEVはNew Energy Vehicles、新エネルギー車の意味です。NEVは純粋なEV(BEV)とPHEVを含みます。 如何ですか?明確になりましたでしょうか?実は混乱する原因はまだあります。それは自分のせではなく、相手の伝え方の問題もあります。現在、電気自動車は世界中に大きいな話題になっていますし、車メーカーがその波に乗りたい場合もあります。
そこで、ワザと混乱させる言葉を使う場合もあります。例えば海外でトヨタが海外でキャンペーンの内容について批判を受けています。トヨタとトヨタのブランド、レクサスは「我々の車は自動的に充電します」のような広告を出しています。EVではないのに、トヨタがEVに思わすようなイメージを出しています。つまり、単純なハイブリッド車ですので、電気のモーターだけで動きますがプラグインもできないし、ガソリンを燃やさないと充電できないことを隠しているように受け取られて、批判を受けています。
国内も混乱の原因になる例もあります。それは「電気自動車の新しいカタチ」のキャッチコピー…日産のノートイーパワーは単純にガソリンを必要とされる、プラグインをできないハイブリッド車です。明確に電気自動車はないので、このキャッチコピーは誤解を招くでしょう。
これで今回の解説が以上です。どうでしょうか?また不明な点やご質問などありましたら、是非是非evnews.jpのサイトのコンタクトフォームでご連絡下さい。皆さんのご連絡を楽しみにお待ちしております。
※ 私の自己紹介とアドバイスのお願い
第3回目の週間EVニュースを聞いて頂きまして誠にありがとうございます。如何でしたでしょうか?
私は長年日本に住んでいるアメリカ人のケビン・マヤソンと申します。長野県の軽井沢町に住んで、小さいなバーを軽井沢駅前でやっております。私は環境に関して意識が高く、環境変化や温暖化に関して心配しております。また、以前のキャリアでIT企業数社の経営をやっておりました。
現在、電気自動車・自然エネルギー・バッテリー・自動運転・シェアリングエコノミー・AIの組み合わせにより非常に大きいな革命が起こっていると思います。私はこのトレンドを「ET革命」と呼んでいます。ETの「E」はエネルギー(Energy)のこと、「T」は技術(Technology)と交通(Transportation)のことです。
このET革命は世界中に大きいな影響を与えられると思います。多分、ITやインターネット革命より巨大な影響があるでしょう。 これからこの大トレンドに関して情報が必要と思ってよくいろいろな情報源を探して読んでおります。日本語の情報が少なく、海外の情報を紹介したら役に立つと思ってこのポッドキャストを考え始めました。
私はポッドキャストの素人です。皆さんのご意見があればこのポッドキャストのウェブサイトのコンタクトフォームに是非書き込んで下さい!ご意見を楽しみにお待ちしております!!
今週の週刊EVニュースは以上です。最後にお願いです。このポッドキャストを是非、評価して下さい。評価を頂けると検索のランキングはあがります。そして、気に入って頂いたら、友達にも紹介して下さい。どうもありがとうございます。来週もよろしくお願いします。それでは。
こんにちは!こちらは週刊EVニュース、エピソード2番です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。
このポッドキャストは毎週金曜日にアップします。是非、Apple Podcastsや好きーなポッドキャストアプリで購読して下さい。それでは、始めましょう。
今週のニュースは:
・フォルクスワーゲンのトップは2020以降、5000万台分の電気自動車を?テスラより半額?
・マツダはEUに高額罰金、廃棄ガス問題。急遽EVを
・大人気テスラModel3日本初公開とショッピングモール内での販売展開、2019年後半国内発売
・ラザードの最新リポート:太陽光と風力は石炭火力・原発より安い!
・米カリフォルニア州:新車販売の10%はEVとPHEV
・テスラは来年、S&P500に入る予測
・IEA: EV急増の為に自動車の石油利用は2020年代中旬にピーク
・IEA:太陽光発電の世界導入量は風力、水力、石炭を超えて行く
・英国がPHEVの補助金を廃止、PHEVは今後売れるでしょうか?
※フォルクスワーゲンのトップは2020以降、5000万台分の電気自動車を?テスラより半額?
フォルクスワーゲン社CEO:2020年から「5000万台のEVを作れます」、「テスラの半額のEVを作れます」などの発言は大きいな波紋を及びました。同社は数年前から「ディーゼルゲート」問題、つまり、ディーゼル車の排気ガス量の隠蔽問題の為にVWに対して巨大な罰金が各国は請求され、VWの電気自動車開発は加速されました。
この「5000万台」発言に疑問も浮かんでいます。要するに、「2020年以降」と言われても具体的なスケジュールはありませんでした。そして「テスラの半額」発言の信憑生も疑問を呼んでいます。テスラ社もどんどんコストダウンしていますので、いつの時点のどのモデルの半額は不明確でした。つまり、VW社の発言は急拡大している競争相手のテスラ社に対する懸念が現れたと思います。 このような発言はVWだけではありません。他社の大手自動車メーカーも似てるような発言もあります。皆さんはどう思いますでしょうか?
紹介したニュースのリンクなどの関連情報をショーノーツに入れておきます。
EV News Daily: 13 Nov 2018 | VW: We Could Build 50 Million EVs…https://www.evnewsdaily.com/2018/11/13/13-nov-2018-vw-we-could-build-50-million-evs-electric-school-buses-and-gm-says-theyll-lead-ev-industry-within-decade/
※マツダはEUに高額罰金、廃棄ガス問題。急遽EVを
次のニュースは日本のマツダです。長年、電気自動車の必要性を否定したマツダ社が急に方向転換してEVを作ることになりました。何があったでしょうか?実はどんどん厳しくなって来たEUの廃棄ガス基準の為に排気ガスが多すぎるマツダ社が膨大な罰金を払わないといけないようになりました。要するにマツダのガソリンやディーゼル技術でも環境に優しくありません。今年でもマツダ社がEUの罰金の為に100億円のプール金を用意しています。
今後、マツダが全ての車を2030年まで電動化して行くと発表されました。かなり遅いと言われています。
Automotive News Europe: Mazda plans electric push to avoid EU emissions penalties
http://europe.autonews.com/article/20181108/ANE/181109788/mazda-plans-electric-push-to-avoid-eu-emission-penalties
CarBuzz: Mazda Scrambles To Build Electrified Cars To Avoid Huge Fines
https://carbuzz.com/news/mazda-scrambles-to-build-electrified-cars-to-avoid-huge-fines
※ 大人気テスラModel3日本初公開とショッピングモール内での販売展開、2019年後半国内発売
次のニュースは国内のテスラに関する記事です。米国テスラ社の大人気Model 3が国内で初公開されました。そして同社が興味深い販売店を開店しました。Model 3が公開した場所はテスラ社の今年6月に開店したショッピングモール内の販売店です。通常、車の排気ガスや騒音のためにショッピングモール内でできないが、EVの場合、騒音もないし、排気ガスもありません。
「ショッピングモールはたくさんのお客様が集まる場所。私たちはそういうところに自ら出向きます。(EV専業メーカーの)テスラのクルマは排ガスや石油の臭いもなく、騒音も出しません。そんな私たちだからできること」テスラの日本カントリーセールスディレクターの吉田篤司氏が語りました。
その通りですね。電気自動車は周りの飲食店等に迷惑はないので、人が集まるビル内でEVの販売店があっても良い考え方でしょう。
Response: テスラはショッピングモールに出店へ…排ガスがない、臭いがない、騒音も出さない
https://response.jp/article/2018/11/12/316058.html
※プロモーション:17ヶ所のスキー場の共通回数券 軽井沢ベースキャンプパスポート
次はプロモーションです。冬が来ています!日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾート、軽井沢が一大スノーリゾートになりました!軽井沢ベースキャンプパスポート!
軽井沢周辺のスキー場、17ヶ所で使えるリフトの回数券が11月1日から発売中!5日間分のリフト券、軽井沢町内の色々な店の特典を貰える「パスポートID」も含まれています。
昨年、私は個人的に購入して使ってみました。非常に良いと思います。1000セット限定販売ですので、早めに注文した方が良いでしょう。詳細と注文について「軽井沢ベースキャンプ」を検索してみて下さい。
軽井沢ベースキャンプ・パスポート
http://www.karuizawabasecamp.com/
※ ラザードの最新リポート:新規太陽光と風力は存在してる石炭火力・原発より安い!
次のニュースは自然エネルギー関係です。世界の最大独立系投資銀行ラザード社が最新エネルギーコスト比較リポートを公開しました。今年のリポートは世界の発電業界に大きいな影響を与えています。年々、コスト急落により新設発電プラントの中、風力発電と太陽光発電が最も安い発電方法になって来ました。今回の報告により、太陽光発電と風力発電がさらに安くなって、既に存在している火力発電所や原子力発電所の継続運営より、新たに太陽光発電や風力発電プラントを作った方が安くなりました。これは非常に大きいな展開です。
ラザードの報告書はエネルギー業界の一番信頼されているリポートです。そして、リポートの内容は助成金なしのコストを比較しています。当然、助成金を換算すると自然エネルギーの方がもっと安いです。
Utility Dive: Lazard: Renewables can challenge existing coal plants on price
https://www.utilitydive.com/news/lazard-renewables-can-challenge-existing-coal-plants-on-price/541965/
※ 米カリフォルニア州:新車販売の10%はEVとPHEV
米国カリフォルニア州のニュースです。今年の9月以降、カリフォルニア州内の新車販売数のうち、EVとPHEVが1割のシェアになりました。そして、約3分の2はEVです。
以前、カリフォルニア州ではハイブリッド車が大人気でしたが、特にテスラのモデル3発売以降、ユーザーがハイブリッドやPHEVからEVへ乗り換えている状況です。
カリフォルニア州は温暖化に対してアグレシッブな政策を数多く導入しています。EVの増数もターゲットの一つです。州の経済が巨大で、現在州単体と考えると世界の5番目の経済です。つまり、経済的に英国より大きいです。そして、米国内でも、他州がカリフォルニア州の政策を導入することは珍しくありません。
Clean Technica: 10% Of New Vehicles Purchased in California Are EVs
https://cleantechnica.com/2018/11/12/10-of-new-vehicles-purchased-in-california-are-evs/
※ テスラは来年、S&P500に入る予測
近いうちにテスラ社は米株市場のS&P500インデックスに入れる予測が今週の一つの大きいなニュースでした。急拡大中テスラ社は第三四半期に市場予測以上に利益を発表しました。その後、販売台数も急増と伴う、株価も上がっています。S&P500に入るとテスラはさらに信用を受けるので、さらに株価があがるはずです。来年の上半期の結果をみてS&Pが検討するとの話です。
Market Watch: What’s next for Tesla? Joining the S&P, says one analyst
https://www.marketwatch.com/story/whats-next-for-tesla-joining-the-sp-says-one-analyst-2018-11-08
※ IEA: EV急増の為に自動車の石油利用は2020年代中旬にピーク
国際エネルギー機関(IEA)の最新報告が今週発表されました。その中に大きいな市場予測がありました。つまり、石油の需要です。報告書による2020年代中旬に車のための世界の石油需要がピークされます。その主な理由はEVの普及です。
ただし、石油の総需要はまだ下がらないと言われています。なぜならば、車のための石油利用は総需要の役4分の1です。他の利用のためにIEAが石油の需要が2040年まで増える予測しています。
IEAの予測に関して、多くの疑問が浮かびます。その最大の疑問の理由はIEAの今までの予測の実績です。要するに、EVや自然エネルギーに関する今までのIEAの予測は現実とかけ離れている位に悲観的です。新しい報告が発表する度にどんどん変わっています。EVも、自然エネルギーも、革命です。存在プレイヤーの予測の能力をはるかに超えているペースで変化が起こっていると考えられます。
New York Times: Clean Energy Is Surging, but Not Fast Enough to Solve Global Warming
https://www.nytimes.com/2018/11/12/climate/global-energy-forecast.html
※ IEA:太陽光発電の世界導入量は風力、水力、石炭を超えて行く
次もIEAの報告書のニュースです。IEAの報告書によると太陽光発電の導入量は急拡大して、世界の最大電源になる予測です。太陽光発電は2020年代前半に風力発電を、2030迄に水力発電を、2030年代後半に石炭火力発電を超えるとIEAが予測しています。
ABC: Renewables overtaking fossil fuels in new power generation: International Energy Agency
https://www.abc.net.au/news/2018-11-13/international-energy-agency-world-energy-outlook-2018/10491734
※ 英国がPHEVの補助金を廃止、PHEVは今後売れるでしょうか?
最後のニュースは英国です。今まで英国政府がプラグインハイブリッド車(PHEV)を推進する為に2011年以降、補助金を提供していました。その後10万台以上のPHEVが英国内で販売されました。EUの最大PHEVマーケットです。今回、英国がPHEV補助金を廃止することになりました。
2015年、オランダで同様にPHEVの補助金制度を廃止しました。その後、オランダのPHEV販売台数が下落しました。英国も同様になる懸念が広まっています。
ただし、PHEVと違って、EVに対する補助金が継続になりました。PHEVが厳しいかも知らないが、EVは急拡大中、全くガソリンを使わない車が多くなるでしょう。
InsideEVs: The Future Of PHEVs Looks Bleak In UK
https://insideevs.com/future-phevs-bleak-uk/
InsideEVs: UK Excludes PHEVs From Plug-In Electric Car Grant: BEVs Still Qualify
https://insideevs.com/uk-excludes-phevs-car-grant/
※ 私の自己紹介とアドバイスのお願い
第二回目の週間EVニュースを聞いて頂きまして誠にありがとうございます。如何でしたでしょうか?
私は長年日本に住んでいるアメリカ人のケビン・マヤソンと申します。長野県の軽井沢町に住んで、小さいなバーを軽井沢駅前でやっております。私は環境に関して意識が高く、環境変化や温暖化に関して心配しております。また、以前のキャリアでIT企業数社の経営をやっておりました。
現在、電気自動車・自然エネルギー・バッテリー・自動運転・シェアリングエコノミー・AIの組み合わせにより非常に大きいな革命が起こっていると思います。私はこのトレンドを「ET革命」と呼んでいます。ETの「E」はエネルギー(Energy)のこと、「T」は技術(Technology)と交通(Transportation)のことです。
このET革命は世界中に大きいな影響を与えられると思います。多分、ITやインターネット革命より巨大な影響があるでしょう。これからこの大トレンドに関して情報が必要と思ってよくいろいろな情報源を探して読んでおります。日本語の情報が少なく、海外の情報を紹介したら役に立つと思ってこのポッドキャストを考え始めました。
私はポッドキャストの素人です。皆さんのご意見があればこのポッドキャストのウェブサイトのコンタクトフォームに是非書き込んで下さい!ご意見を楽しみにお待ちしております!!
今週の週間EVニュースは以上です。最後にお願いです。このポッドキャストを是非、評価して下さい。評価を頂けると検索のランキングはあがります。そして、気に入って頂いたら、友達にも紹介して下さい。どうもありがとうございます。来週もよろしくお願いします。それでは。
こんにちは!こちらは週刊EVニュース、エピソード1番です。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。
紹介したニュースのリンクや関連情報をショーノーツに入れておきます。
このポッドキャストは毎週金曜日にアップします。是非、iTunesや好きーなポッドキャストアプリで購読して下さい。それでは、始めましょう。
※ドイツダイムラー社:バッテリー工場人材を年内2倍へ
最初はドイツのニュースです。ダイムラー社がバッテリー工場の人材を2倍にする発表です。ダイムラーの子会社、Accumotive社カメンズバッテリー工場は年末まで500人から1000人に増員する予定です。この増員は予定より1年早まったそうです。
ダイムラーは100億ユーロ、約1.2兆円を投資して、2022年まで全てのタイプの車を電動化して行きます。130種類以上の電動化モデルを出荷予定ですが、その中、10モデル以上の電気自動車の予定です。小型モデルから大型モデルSUVタイプまで、全セグメントにEVを提供します。
バッテリー工場に関して、ダイムラーが10億ユーロ、約1200億円をかけて世界6ヶ所で8工場を作る予定です。
Green Car Congress: Daimler battery subsidiary Accumotive doubles the amount of employees to approximately 1,000
https://www.greencarcongress.com/2018/11/20181106-accumotive.html
※米テスラ社が世界一プラグインメーカーに
次はテスラのニュースです。2018年1月から9月EV Sales Blogのデータにより米国テスラ社は世界の最大プラグインEVメーカーになりました。テスラ社のModel 3の出荷が急増により、3位から1位に上がりました。このランキングはトヨタ社のプリウスプライム等のプラグインハイブリッド車を含まれます。
前回のランキングではテスラが3位、ルノー日産グループは1位でした。今回、ルノー日産は3位に下落しました。
今年1月から9月までの自動車グループランキングと期間中のプラグイン車の出荷台数:
1 Tesla(米、154,123)
2 BYD(中、137,436)
3 Renault-Nissan-Mitsubishi(仏日、131,606)
4 BMW Group(独、96,513)
5 BAIC(中、91,029)
6 SAIC(中、88,555)
7 Geely(中、74,997)
8 VW Group(独、61,277)
9 Hyundai-Kia(韓、52,477)
10 Chery(中、44,091)
EV Sales Blog: Global Sales By OEM
http://ev-sales.blogspot.com/2018/10/global-sales-by-oem.html
※ノルウェー国内の車の一割以上がプラグイン電気自動車
次は北欧からのニュースです。ノルウェーの全ての自動車の一割強がプラグイン電気自動車になりました。9月時点の国内の自動車数は約270万台、そのうち、28万台がプラグインEVです。約7割は完全なEV、つまり、バッテリーの電気自動車です。残り3割はプラグインハイブリッド車です。
ノルウェーの国家政策によりEVが急激に普及しています。
InsideEVs: 10% of passenger cars in Norway are either all-electric or plug-in hybrid.
https://insideevs.com/10-norways-passenger-vehicles-plug-ins/
※テスラの新しい会長は元トヨタの女性
次はテスラのニュースです。米政府との和解のためにテスラの設立者、Elon Musk氏は会長職を引退することになりました。11月7日に元トヨタのRobyn Denholm氏がテスラの会長になりました。Denholm氏は2014年以来テスラの外部役員として勤めてきました。
Tesla: Announcing Robyn Denholm as Tesla’s New Board Chair
https://www.tesla.com/jp/blog/announcing-robyn-denholm
※オーストリアの新法律で高速道路のEV速度制限を上げました
次のニュースはオーストリアです。オーストリアの高速道路はドイツと違って、速度制限があります。一般的に130kmhですが、町等の人口密度の高い地域や公害が多い地域では100kmhになります。その理由は公害ガスです。早く走るガソリンやディーゼル車は沢山廃棄ガスをだします。つまり、速度制限が環境対策です。
今回の新法はEVを推進するインセンティブです。高速道路の速度制限エリアにEVだけは100kmhの速度制限が解除されます。政府の狙いは電気自動車の普及です。素晴らしいと思います!
The Drive: Austria's New Higher Speed Limits for Electric Cars Is Our Kind of EV Incentive
http://www.thedrive.com/news/24727/austrias-new-higher-speed-limits-for-electric-cars-is-our-kind-of-ev-incentive
※プロモーション:17ヶ所のスキー場の共通回数券 軽井沢ベースキャンプパスポート
次はプロモーションです。冬が来ています!日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾート、軽井沢が一大スノーリゾートになりました!軽井沢ベースキャンプパスポート!
軽井沢周辺のスキー場、17ヶ所で使えるリフトの回数券が11月1日から発売中!5日間分のリフト券、軽井沢町内の色々な店の特典を貰える「パスポートID」も含まれています。
昨年、私は個人的に購入して使ってみました。非常に良いと思います。1000セット限定販売ですので、早めに注文した方が良いでしょう。詳細と注文について「軽井沢ベースキャンプ」を検索してみて下さい。
軽井沢ベースキャンプ・パスポート
http://www.karuizawabasecamp.com/
※ジャガーのI-PACEが軽井沢で国内初一般公開デビュー
最後のニュースは軽井沢のジャガーアイペースデビュの情報です。先週末、軽井沢で毎年の「Asama Hill Climb」イベントで話題のジャガーEV「アイペース」がスポンサーカーとして初一般道で公開されました。その後、今週の月曜日から金曜日まで軽井沢プリンスショッピングプラザで展示しました。
私は2回、見に行って参りました。非常に綺麗な車です。スポーツセダンとSUVを合体したような斬新なデザインです。
今回展示したのはアイペースのファーストエディション、約1300万円の高級車です。一度充電すると日本の新しいWLTP基準で470キロの走行距離を持っています。スキーのために冬の山によく行く私にとって魅力のあふれている車です。今後、国内のテストドライブ提供が始まります。来年の3月位に国内の納車を開始する予定です。皆さん、如何でしょうか?
Bluesky Fuji (ブログ): 浅間ヒルクライム2018、2日間無事終了しました
https://blueskyfuji.blogspot.com/2018/11/20182.html
ジャガーの日本の公式サイト
https://www.jaguar.co.jp/jaguar-range/i-pace/index.html
※解説:電気自動車は冷たい冬に弱いですか?
次は解説です。個人的に気になる件ですが、バッテリーが寒さに弱いので、冬の時、電気自動車の走行距離が極端に下がると言われています。実はバッテリの問題というより、温度管理システムの問題です。
携帯電話のバッテリーもそうですが、寒くなりますとバッテリーが消えます。EVのバッテリーもそうです。
さらに、暑い夏の時もバッテリーの寿命に影響があります。つまり、バッテリーにとっては安定な温度があれば良いです。
この問題を解決するために電気自動車のバッテリーにBTMS、バッテリーの温度管理システムがもっています。
ただし、各社のバッテリー温度管理システムの性能が異なります。
例えば、トヨタのプリウスプライムや今までの日産リーフのバッテリーは「パッシブ」温度管理のシステムを使っています。ほとんどの場合、車の外の空気に温度管理を負かしてようなシステムです。
テスラの全モデル、ジャガーのI-PACE、近いうちに発売されるBMW iX3、Audi etron、Volvo XC40等のEVのバッテリーに「アクティブ」温度管理システムを導入しています。つまり、バッテリーが寒くなったり、暑くなったりしないためにバッテリーのモデュール内、暖房と冷房のような装置がついていて、バッテリーの温度は安定にします。
アクティブ温度管理があると走行距離は温度によりあんまり左右されないようになります。EVを購入する際、バッテリーの温度管理システムについて調べた方が良いです。私みたいに冬が寒いところに住んでれば、アクティブのシステムの持ってる車を選んだ方が良いと思います。
ところで、寒い時にガソリン車も走行距離が短くなります。EVだけの課題ではありません。
※私の自己紹介とアドバイスのお願い
第一回目の週刊EVニュースを聞いて頂きまして誠にありがとうございます。如何でしたでしょうか?
私は長年日本に住んでいるアメリカ人のケビン・マヤソンと申します。長野県の軽井沢町に住んで、小さいなバーを軽井沢駅前でやっております。私は環境に関して意識が高く、環境変化や温暖化に関して心配しております。また、以前のキャリアでIT企業数社の経営をやっておりました。
現在、電気自動車・自然エネルギー・バッテリー・自動運転・シェアリングエコノミー・AIの組み合わせにより非常に大きいな革命が起こっていると思います。私はこのトレンドを「ET革命」と呼んでいます。ETの「E」はエネルギー(Energy)のこと、「T」は技術(Technology)と交通(Transportation)のことです。
このET革命は世界中に大きいな影響を与えられると思います。多分、ITやインターネット革命より巨大な影響があるでしょう。
これからこの大トレンドに関して情報が必要と思ってよくいろいろな情報源を探して読んでおります。日本語の情報が少なく、海外の情報を紹介したら役に立つと思ってこのポッドキャストを考え始めました。
私はポッドキャストの素人です。皆さんのご意見があればこのポッドキャストのウェブサイトのコンタクトフォームに是非書き込んで下さい!ご意見を楽しみにお待ちしております!!
今週の週刊EVニュースは以上です。最後にお願いです。このポッドキャストを評価して下さい。評価して頂けると検索のランキングはあがります。そして、気に入って頂いたら、友達にも紹介して下さい。どうもありがとうございます。来週もよろしくお願いします。