今回の瞑想は夜に行う、自分を労わりながら自分への思いやりを育むセルフ・コンパッション・ショートメディテーションです。(夜でなくても大丈夫です。)
1日の終わりの今、どんな体の感覚・感情・気分・思考があるでしょうか?
体が強張っていて緊張している人、リラックスして体が緩んでいる人。体の痛みを感じている人、何も感じていない人。今日1日の事を考えて後悔や自己批判に囚われている人、明日の事を考えてワクワクしている人。
太陽が選り好みなく全てを温かく照らし生きとし生けるものの生活を支えるように、「気付きの力」は気付きの対象を穏やかにあたたかく包み込み、その穏やかな「気付き」によって自然とその対象はバランスのとれた形で調整されていきます。
1日の終わりを、穏やかに、自分を労わる思いやりの気持ちで終えましょう。
繰り返しの実践によって、ストレスとの関係性が変化し自分に対してもより穏やかに接することができるようになります。
先に与えられる刺激が、後に与えられる刺激に影響する心理効果のことを、プライミング効果といいます。私達の感情や思考は、知らず知らずのうちにその後の私たちの意思決定に影響を与えています。
朝一番にマインドフルになり、心を整えその感覚を一日に広げていきましょう。
1日を通して、一歩下がったところから見れるようになると、いつもよりより賢く冷静な判断をしながら穏やかに過ごすことができるようになります。
今回の瞑想は、そんな1日を始められるような朝の瞑想です。