原子論の本編に入りきらなかった話をだらだらしています。たまにはこういう回もいいよね。(小佐田)
18世紀、ジョン・ドルトンが原子論を提唱しました。ですが、それよりも2000年以上前にギリシアでは「万物のアルケーはアトムである」と語った男がいたのです。今回はそんなデモクリトスなどに代表される古代ギリシアの原子論について見ていきます。(小佐田)
「時は金なり」とはよく言ったものですがその逆もまた然り。時の流れには金の流れが付いて回り、人類の歴史とは即ち金と経済の歴史でもあります。しかしながら、今日我々が経済学と呼ぶ概念が成立するのは近代に入ってからでした。 経済学とは何を標榜する学問なのか?なぜ経済学者たちはそろった答えを出せないのか?そんな身近でありながらどこか遠い経済学をテーマに今回からシリーズでその概要を追います。(竹澤)
化学物質ってどんなイメージがありますか? 危険なイメージや自然界にないものをイメージしてしまうのが現代を生きる私たちです。ですが、すべてのものは化学物質といっても過言ではありませんし、化学はどんなものでも危険に感じ取らせてしまうような不可解さを孕む学問だと思います。17世紀科学革命から時代を巻き戻し、今回から化学史について聞いていきたいと思います。(小佐田)
小佐田です。
さてやっとプリンキピアの解説にたどり着きました。ニュートンの力学そして万有引力について人類で初めて言及したその本、そんな歴史的な著書はある一人の人物なくして書かれることはなかったのです。(小佐田)
話し手 竹澤
聞き手 小佐田
歴史におけるライバル関係はいろいろなものが浮かびます。科学史上のライバル関係といえば、ニュートンとフックが挙げられます。今回はそんな二人が出会ってからの出来事に迫っていきます。(小佐田)
語り手 竹澤
聞き手 小佐田
こんばんは。小佐田です。今回はニュートンに似た境遇でニュートンと正反対だったロバートフック。フックの法則や『ミクログラフィア』など、万能人と呼ぶにふさわしいかもしれない彼のニュートンに出会うときまでに迫っていきたいと思います。(小佐田)
万物のアルケーは○○である! 倫理の教科書でそんな言葉を見たことがある人が多いと思いますが、どうしてそう考えたのかというところについては曖昧だと思います。私もそうでした。タレスやヘラクレイトス、プラトンにアリストテレスに至るまで、彼らがどのように「世界が何でできているか」について考えていたのか。それに迫っていきましょう。(小佐田)
「かつては私はインタネットサーファーを自称して恥じない類の人間だった。余暇はひたすらにインターネットに文字と好奇心を満たしてくれる情報を求めさまよい、雑多に積まれたその情報を丸のみにして生活していたのだ。
だがしかし、インターネットの進化は何時しか我々に波乗りを求めなくなった。SNSは毎日ほとんど味のしない文字を我々の口へとせっせと運び込み、強い感情を煽る文字は人々を小さな泡の中への分断していった。かつてインターネットサーファーとして好奇心の海を冒険した活字中毒者たちは、今や丘の上で次から次へと運び込まれる文字を無感情に咀嚼し続けている。
そのブクブクと太った三段腹を揉みしだき、再び好奇心と情報の海へと漕ぎ出すために。あるいは波乗りというどこまで行っても自己満足の行いを再び味わうために。
これは、そんな思いで集った活字中毒者達が大海原に帰す一つのラジオである」
ー 竹澤(活字中毒者計画)
今までコペルニクスからニュートンに至るまで、17世紀科学革命についてみてきましたが、今回はそれに至るまでの科学史について紐解いていきます。(小佐田)
小佐田です。ガラスは案外人類が黎明期のころに手にした材料でした。黒曜石から始まり、ローマンガラスに、そして今もなお古代の製法は継承されています。ガラスは腐らず、土の中から掘り起こされた中には10,000kmの旅の記憶が刻まれているものもあるのでした。
小佐田です。
「ニュートンは近代科学の創始者ではない。最後の魔術師だったのだ」
経済学者のケインズはそう語りました。ニュートンは近代科学を作ったかのような印象を持っていますが、そうは思えない面もありました。今回はそんなニュートンの裏面に迫っていきます。(小佐田)
小佐田です。
今回は雑談回です。
夏のプールの塩素の匂い。この一文だけでふわっと記憶が蘇り、過去の自分とリンクする気がしませんか? 今回はそんな「記憶」と「感覚」の関わりについて話していきます。
マドレーヌ効果や、懐メロなどから記憶について考察していきます。
今日は何の日蘊蓄デュエルのコーナー!!!!!!! 投稿日の翌日に、何が起こったかテーマを一つに絞りそれに関連しそうな蘊蓄をお互いに30分ほどで調べてその後発表、量と質を競うデュエルです。
今回からテーマはお互いに別のものにすることにしました。
語り手 竹澤
聞き手 小佐田
17世紀科学革命を学ぶ人にとってのお約束があります。「ニュートンへのあこがれに始まり、ニュートンの神格化を経て、そのあとにはニュートンの人柄に触れてちょっと嫌いになってしまう」という流れです。
今回はそんなニュートンの初期の偉大な発見の歴史を紐解いていこうと思います。(小佐田)
語り手 小佐田
聞き手 竹澤
竹澤です。ギリシャの哲人たちから受け継がれた「古い哲学」と、コペルニクス、ケプラーそしてガリレオたちの働きで明らかになりつつあった「新しい哲学」。この二つの中で揺れる17世紀ヨーロッパにあって、デカルトの目指した哲学はその後の思想史へ巨大な影響を与えました。後の時代にニュートンにすら「巨人」の一人へ数えられたデカルト。今回は、その生涯と哲学へ迫っていきます(竹澤)
世の中の人間はもっと気軽に論文を読んでもいいはずだ! なぜなら、論文は案外身近なトピックなどについても記載されていることが多いからです。
今回は論文が公開されているJ-Stageの使い方をお伝えします。
今日は何の日蘊蓄デュエルのコーナー!!!!!!! 投稿日の翌日に、何が起こったかテーマを一つに絞りそれに関連しそうな蘊蓄をお互いに30分ほどで調べてその後発表、量と質を競うデュエルです。
今日のテーマは「ソニーが国内初のトランジスタテレビ発売」
語り手: 竹澤
聞き手: 小佐田
こんばんは。小佐田です。科学と宗教は、世の真理を明らかにする点では同じ方向を向いていましたが何となく対立しています。その対立に至る転換の要因の裏側にはガリレオガリレイの宗教裁判があったのかもしれません。今回はそんなガリレオの裁判について見ていきます。(小佐田)
語り手 竹澤
聞き手 小佐田
こんばんは。小佐田です。イタリアルネサンス文学は「デカメロン」「君主論」だけではない! というキャッチコピーの本からガリレオ書簡集などを紹介していきます。