
5月2日から公開されたMCUの新作映画『サンダーボルツ』は、これまで脇役や敵役だったキャラクターが中心となる物語。
今作のヒーロー達は魔法のような超能力を持った者がおらず、その能力はあくまで一般人の延長線上にある。これまでのアベンジャーズは境遇や背景、能力や外見もバラバラだったヒーロー達の集まりという意味でとてもアメリカ的だった。しかし今作ではそのセオリーから外れて、むしろ似た者同士が集まっている点も大きな違い。そんな彼らが敵役であるボブの能力により自分のトラウマや過去を半ば強制的に共有し、チームとして結束していく姿はこれまでと異なる印象を抱かせた。
話者の2人がMCU作品を見返している事もあり高評価しているので、まだ鑑賞してない人はぜひ劇場へ。