
「学問は差異から始まる」
現代を生きる私たち、特に若いみなさんには「共同体」とはなんであるかが、すでに全くわからなくなっているのかもしれません。
※【クオリア】のエピソードを参照
皆さんの人生の様々な行為を決定づけている「記憶」は、一体どこから来るのでしょうか?
それは古いもので何年前の記憶でしょうか?
多くの人はこの問いに、自分が生きてきた年月、2000年生まれの人であれば20年と答えるでしょう。
「共同身体性」→「共通前提」→「共同体」
共同体の定義は「みんなが同じように体験していると信頼し合うこと(宮台)」
若い世代には共同体がないことの不具合がわからないと思います。
なぜなら共同体があった時のことを知らないし、語り継がれないからです。
1980年代生まれの私でさえ、その経験は乏しい。
だから議論や映画を見てその「記憶」を継承しましょう。