Salon403 第9回.m4a
今回は、詩人「ヨネ・ノグチ」についておしゃべりします。
ヨネの作品の中でもアメリカとイギリスで最も評判が良かった
『明界と幽界』と『東海より』の二つの詩集を中心に話します。
ヨネは生涯「日本人にも西洋人にも立派になり切れない悲しみ、ぼくは日本詩にも英詩にも自信がない」と、
境界人としての自分の不完全さに苦しんでいましたが、そのような自信のなさやスランプさえも美しい詩にしてしまうほど
ヨネの才能はすごいものでした。
そんなヨネがなぜ今ではそこまで知られていないのでしょうか。
同じ時期に同様に海外で活動していた藤田嗣治(Salon403の第4回で扱った人です!)との比較などなど、
natsuとakiの思うヨネの魅力と没落の理由について自由に話し合います。
ヨネのように「われわれも世界に評価されたい」と野望を語る2人の話をお楽しみに!
ポットキャストの最後にある、Mitskiの「Your Best American Girl」のカバー(akiの弾き語り)も聞き逃さないでください。
Mitskiは日本生まれのアメリカ人と日本人のハーフの方で、幼少年期に世界各国を渡り歩き、
常に自分のアイデンティティに悩んでいたそうです。
彼女の歌からはなんだかヨネを苦しめた苦痛と孤独が聞こえてくるようですね。
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