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radioGA
IntegralVerse
18 episodes
2 days ago
Integral Verse の Patreon にて配信されている音声コンテンツの試聴版。 https://www.patreon.com/Integralverse https://integralverse93.wixsite.com/parvane
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ストローハン、衰えましたね(『教皇選挙』への過大な評価を是正し、然るべき場所に戻してさしあげる)〔radioGA 16: 2025 4/11〕
radioGA
1 hour 21 minutes 34 seconds
7 months ago
ストローハン、衰えましたね(『教皇選挙』への過大な評価を是正し、然るべき場所に戻してさしあげる)〔radioGA 16: 2025 4/11〕

●『Tinker Tailor Soldier Spy』は21世紀映画の『ユリシーズ』である(ことについて今さら説明の要などあるわけがない)
●『教皇選挙』冒頭から露呈する音貼りのマズさ(本編の音をうるさくする映画監督には得てして才能が無い)
●「リベラルな一神教」への批判のしかたが(図らずも)適切にはなっている(そもそも「リベラル」は「保守」への逆張りおよび反動でしかないだろう? という批判は、USA的なリベラリズムに的を絞って放たれた矢玉として正確)
●カトリックは身内に癌細胞ができればできるほど強くなる(トランスセクシュアリズムもフェミニズムも、元からカトリックの中にあるんですよ)
●ピーター・ストローハンの女性観復習(THE FUTURE IS FEMALE)
●(頻繁に起こることとはいえ、)まさか私の誤読の内容の方が面白かったとは(『教皇選挙』ラストの、ヴィンセントにまつわる「ツイスト」が如何に拙劣で、なおかつ脚本上の意外性としても不発のまま終わっていたか)
●最も有効な箇所(ヴィンセントの「男性性」)に爆薬を配置することに失敗し、どうでもいい細部の描写(亀と修道女たち)で中途半端に終わる、この脚本の煮え切らなさ(に言及すらできないのはさすがにマズいでしょ世間の「映画語りたがり」の皆さんよ)
●「実は、あの人はAではなくBだったのだ」式の脚本術(←ストローハンの得意技。『フランク』では『アマデウス』が及ぼした悪しき影響を音楽映画史上から消去するほどの成果を挙げたが、『教皇選挙』のヴィンセント・ベニテス周りでは擁護の余地がない失敗に終わった)
●世界中のカトリック信徒たちに訊きたいのですが、なぜあなたがたは「ムスリムから自分たちの宗教行事を襲撃してもらえる」と思ってるんですか?
●キリスト教世界が抱えるイスラーム世界への被害妄想(その代表例はもちろんレコンキスタと十字軍)を、「数学のテストで33点しか取れない人と100点取れる人」の例で説明する
●実際にカトリックの修道女として生きておられる方々は、『教皇選挙』劇中における「シスター」なるものへの「リベラル」な描写を見せられて、「ずいぶん過小評価されていますねぇ我々は」と思うでしょうよ
●結論:映画『教皇選挙』なんかよりも史実におけるカトリックのほうが数億倍面白い(アビラのテレジアや十字架のヨハネの存在すら知らない連中だけが迂闊にこのような映画を褒めるのだ)


全編:
https://www.patreon.com/posts/sutorohan-shuai-126458473


関連稿:

https://note.com/integralverse/n/n20805ba15f21?magazine_key=m3ccb3aa90c34

https://note.com/integralverse/n/n3285fe7f42cb

https://note.com/integralverse/n/n9f1bbd65aaee

https://note.com/integralverse/n/nd9962ed95a2d

https://note.com/integralverse/n/nce3222e1e402

https://note.com/integralverse/n/n612444b4f87e


https://note.com/arcavir/n/ndb1ea50ead99

↑“この映画が性分化疾患の人が実際に遭遇する困りごとにもあまり興味がなさそうなのが気になる” ・ “良くも悪くもこの映画はカソリック教会の盤石さ、あるいはヤバさを舐めている” など、筆者が『教皇選挙』脚本に見出した問題点の数々が剴切に言及されている。「面白い」と好意的に接したうえでここまで良心的に評しうる慧眼はまことに得難い。すでに多くの高評価ボタンが押されているが、この映画に関して寄せられるべき基本的な問題点の数々が整理された批評文としてより広く読まれることを望む。

https://note.com/tunacan/n/n2de53476c926
↑逆に、この評者は一神教の歴史性・政治性を一顧だにせず、驚くべきことに “思い通りにいかないのはローマの枢機卿も日本のサラリーマンも変わらない” とピューリタニズム的「職業意識」の単色でこの映画に備わった具体的問題点の数々を塗りつぶしている。普段から作品自体の他者性を無視し・専ら自己愛的にのみ受容する嗜癖に慣れ親しんでしまった者には、『教皇選挙』のような(悪い意味で)興味深い映画もこのように自己の「内面」とやらを慰撫するためのものとして映ってしまっているのだろう。という具体例としてまことに興味深く、筆者が評中で述べた「(ストローハン脚本は)近代的な “多様性” への配慮には特化しているがカトリックの歴史性に言及しようとした途端に筆が鈍る」特性を全く別の方向から裏付けてくれているとすら言えよう。この評者の、いつもながら反面教師としてのみ参考となる筆業への感謝とともに紹介させていただく。

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