
◎生まれて初めてライトノベルの本を買いました
◎仮説「甘織れな子とロッキー・バルボアは同じタイプの主人公である」が本編の内容自体によって証明された話
◎『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』では重要な conversation が action になる
◎『わたなれ』原作第4巻讃:他者と意志の伝達をはかるときと同じ手段によってしか自らとも通じ合えない(小柳香穂さんが自分と他者の両方にかけていた「暗示」について)
◎『わたなれ』原作第5巻讃:対立はどのようにして成立するか(『スリー・ビルボード』的でさえある、人間関係摩擦エスカレート描写の見事さ)
◎他人の物語を一方的に負わされる側の苦しさ(王塚真唯に負わされている社会的な役割が大きくなるにつれ、「スパダリ」的な振る舞いが鳴りを潜めていく)
◎『わたなれ』原作第6巻讃:登場人物を一人も無駄にしない(あの妹の同級生たちまでもが主要キャストとして本編に動員されるなんて、誰が予想できたろうか)
◎なぜ琴紗月さんが同級生の身体をいきなり洗いはじめたかというと、幼い頃にお母さんがそうしてくれたからでしょう
◎『わたなれ』が則っている心と体のぶつかり合いのマナーは、ガチムチパンツレスリングと全く同じ
◎『わたなれ』のような作品が当たり前になれば、「もはや女性の肉体(特に裸体)に値札がつかなくなる世界」が到来しうる
◎我々は今まで寿司を食べていると思ってきたが、実際は皿を齧っていただけなのかもしれない
◎『わたなれ』は単一の性の関係にのみ興味を限定しているわけではない(からこそ主人公は今のところレズビアンの自認を持っていないし、男の子の同級生も個人として魅力的に描かれている)
◎次回予告:Tool 『Fear Inoculum』歌詞読解(『わたなれ』原作第6〜7巻のテーマは『Fear Inoculum』と同一である)
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