
マクラ:
◎「忙しすぎて、右手首に生えている長めの毛を抜く暇すらなかった」
◎20年代は「今から何をするか」ではなく「今まで何をしてきたか」を問われる時代ですよ(100年前も今も)
◎何不自由ない環境で育ったくせに自分を少しワルく見せたいとでも思っているのか汚い口語表現を積極的に使いたがる輩について
◎日本の Steven Wilson ファンが誰も気づいていない事実: Adam Holzman の言葉遣いは汚すぎる
◎Steven Wilson は音圧戦争の頃に代わる音像の美しさを未だに生み出せていない
◎ドラムバスにコンプレッサーをかける際の注意点
◎自分を救えないアーティストは観客も救えないし、そして自分を救えない観客はその解決不可能性をこそ求めて作品を消費しにやってくる
◎「フランス現代思想」、とくにレヴィナスをぬる〜く受容してる人たちは、やたら〈いま・ここ〉って言いたがるよね
◎中途半端に哲学的で、中途半端に一神教的なやつら(に手加減をしてやる必要はない)
◎自分のクリエイションを順調に進めるための秘訣=全然クリエイティブじゃない人のポッドキャストを(夕食の準備中に)聴く
本題:彼らはあなたのオカズではない
◎Sleep Token は内面凝視と自分語りの誘発装置
◎Sleep Token のメジャーヒットと、シャロン・オズボーンによる Kneecap 罵倒の件は、関係しているどころではなく、全く同じ根から生えた事象である
◎Sleep Token の彼ほど酷いドラマーを見たことがない(アマチュアですら使いこなせている、ドラムスの打音における反発利用の解説)
◎Sleep Token の熱心なファンたちよりもむしろ、ドラマーの肉体性を当然に理解している私のほうがあのドラマーのことを心配できている(そもそも「熱心なファン」は内面凝視だけを求めて音楽に喰いついているため、ミュージシャンへの実際的な配慮などはそもそもできない)
◎藤井風さんが対処しなければならない問題:母性の行き場を失っているスピリチュアルな気のある30代以上の女性から寄せられる、きもちわるい情念
◎藤井風さんと Sleep Token の共通点:ファンが動画につける絵文字がきもちわるい
◎ダメなファンのせいでアーティスト側まで引き摺り下ろされた例=星野源
◎「ぴえん」を政治に持ち込まないでください
◎政治性を勘案できない者は必ず「自分の気持ち」の話に逃げ込む
◎その人の存在自体ではなく、その人の仕事が可能にした物事を愛し、称賛するべきなのでは?(普通に発達した大人どうしの表敬として当然のマナー)
◎Farya Faraji 氏のレクチャー動画『The Dark Side of Orientalism』を是非とも見てください
全編:https://www.patreon.com/posts/bi-radioga-18-9-138286780
関連稿:
「自分の痛み」を唄ってはいけない (radioGA 13: 2025 2/11)