エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のポップ・アートの旗手 アンディ・ウォーホルの展覧会「ANDY WARHOL – SERIAL PORTRAITS」。この展示を通じて、"自我と自己プロデュース"という問いに迫っていきます。ぜひお聴きください!
展示:アンディ・ウォーホル 「SERIAL PORTRAITS – SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」
会期:2025年10月2日(木) - 2026年2月15日(日)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
ウェブサイト:https://www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/
現在開催中の2025年大阪・関西万博では会場デザインプロデューサーを務めるなど、いま、最も注目される日本の建築家の一人である藤本壮介の展示、「藤本壮介の建築:原初・未来・森」。この展示を通して"Concept Through Real Life"という問いに迫っていきます。活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで8セクション構成で網羅的に紹介し、約30年にわたる歩みや建築的特徴、思想を概観します。展示には、模型や設計図面、竣工写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型、モックアップ(試作モデル)なども含まれ、建築に携わる人だけでなく、だれもが藤本建築のエッセンスを体感できる、現代美術館ならではの展覧会です。ぜひお聴きください!
展示:藤本壮介の建築:原初・未来・森
会期:2025年7月2日(金) - 11月9日(月)
会場:森美術館
ウェブサイト:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/soufujimoto/index.html
累計来場者数が2500万人を突破した大阪・関西万博。今回の万博のテーマでもある、"いのち輝く未来社会のデザイン"を問いに独自の視点で迫っていきます。世界中から人・モノ・技術・知恵を呼び寄せ、地球規模の課題解決に向けた新しいアイデアや技術を発信する場である万博。大阪・関西万博では、会場そのものを「未来社会の実験場(People’s Living Lab)」と捉え、会期前後も含めた持続性・社会実装を意識した取り組みを推進。会場は人工島「夢洲」に設置され、複数のゾーン(フューチャーライフゾーン、シグネチャーゾーン、東・西ゲートゾーン、静けさの森ゾーンなど)で構成されている。世界最大の木造建築物である大屋根リングや、国別パビリオン、企業パビリオン、テーマパビリオン、署名パビリオン等が設けられ、188棟前後のパビリオンが展開。ぜひお聴きください!
展示:大阪・関西万博
会期:2025年4月13日-10月13日
会場:大阪府大阪市・夢洲(ゆめしま)
ウェブサイト:https://www.expo2025.or.jp/
毎年10月にオランダのアイントホーフェンおよびアムステルダムで開催される世界最大級のデザインイベント「Dutch Design Week(ダッチ・デザイン・ウィーク)」。昨年は研修旅行として行き、今年は出展者として参加します。
世界中からデザイナー、クリエイター、企業、学生が集結し、約2,600の革新的なデザインとアイデアを披露する「デザインの祭典」。2025年のテーマは「PAST. PRESENT. POSSIBLE.(過去.現在.可能性)」。過去の知見と現在の技術、そして未来の可能性をつなぐデザインの力に注目が集まる。5つのミッションデーでは、暮らし、地球、デジタル、ウェルビーイング、平等性といった社会的テーマを軸に展示や対話が展開されるデザインイベント。是非お聴きください!
展示:Dutch Design Week 2025
会期:2025年10月18日(土) - 10月26日(日)
会場:オランダ、アイントホーフェン(Eindhoven) 市内全域
ウェブサイト:https://ddw.nl/
EXPO 2025 大阪・関西万博の休憩所他設計業務の公募型プロポーザルにて選ばれた20組の建築家たちによるグループ展、「新しい建築の当事者たち」。この展示を通じて、 "軌跡の開示"という問いに迫っていきます。彼らが立てた問いや、複雑な状況に対峙しながらどのように案を実現させてきたのか、会場を埋め尽くす模型や資料、映像を通じて、その奮闘の軌跡を追う展示。同時に、万博や展示に向けて積み重ねてきたさまざまな対話の中から、彼らの思考の結節点となるキーワードを見出し、新しい建築の当事者像を浮かび上がらせ、万博という枠組みを超え、これからの建築について皆で議論していく場を提供しています。ぜひお聴きください!
展示:新しい建築の当事者たち
会期:2025年7月24日(木) - 10月19日(日)
会場:TOTOギャラリー・間
ウェブサイト:https://jp.toto.com/gallerma/ex250724/top/
代官山のLURF GALLERY(ルーフギャラリー)1Fで開催されている米山由夏の個展「●REC」。この展示を通じて、"記憶という録画媒体"に迫っていきます。現実に存在する風景や物体を起点に、記憶や記録のプロセスを通して再構築された絵画作品たち。本展「●REC」では、取材、撮影、再構成、描写、展示といった一連の行為を“レコーディング”の感覚で捉えた新作を展示。本展で描かれるモチーフは、作家自身が強く惹かれる素材や形に基づいており、対象に向けられた繊細な感受性と抽象的な構成が交差することで、具象と抽象のあいだを行き来するような視覚体験が生まれます。さらに、画面を特徴づけるのは、無機質に研ぎ澄まされた赤の色調と、その上に揺らめく重層的なグラデーションです。静謐な赤の響きと層の気配が、作品全体に深い余韻と緊張をもたらします。記録と再生、観察と構築、物質と感覚。是非お聴きください!
展示:米山由夏 個展 「●REC」
会期:2025年9月5日(金) - 10月6日(月)
会場:LURF GALLERY
東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)所属179名が、自身のベストワークを一点ずつ出品する今回の展示を通して、"イラスト表現が持つ社会的役割"について独自の視点で迫っていきます。ポスター、書籍装丁、パッケージ、広告、デジタルメディアなど幅広い領域の作品を通じて、現代のイラストレーションの多様性と可能性を紹介する。入場無料で、会期中は関連トークイベントや書籍販売も予定されている。是非お聴きください!
展示: Tokyo Illustrators Society Presents Illustration Works 179人のイラストレーターによるベストワーク展
会場: 東京ミッドタウン・デザインハブ (Midtown Tower 5F)
日程: 2025年9月5日(金) ~ 2025年9月28日(日)
ウェブサイト: https://www.designhub.jp/exhibitions/tis2025
「災害と共に生きる知恵」をテーマに、過去の災害と向き合う中で育まれたアイデアやデザインの力を紹介する展示、「そのとき、どうする?展」。この展示を通して、"有事の時のためにデザイナーとしてできることとは?"という問いに迫っていきます。建築・プロダクト・グラフィック・コミュニケーションなど、ジャンルを越えて集められた防災に関する取り組みを通じて、人と自然、暮らしのあり方を問い直し、会場全体を活用し、展示・映像・資料・体験型コンテンツなど多様な切り口で構成されています。是非お聴きください!
展示: そのとき、どうする?展 -防災のこれからを見渡す-
会場: 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2(東京ミッドタウン・ガーデン内)
日程: 2025年7月4日(金) 〜 11月3日(月・祝)
ウェブサイト: https://www.2121designsight.jp/program/bosai/
銀座松屋で開催されているポータブル照明ブランドAmbientec(アンビエンテック)の展示、「Ambientec 構造にひそむ哲学」。この展示を通じて "デザインと技術の関係"に迫って行きます。デザインだけでなく内部構造や素材、組み立て工程など、普段は見られない技術的な視点からも紹介されています。是非お聴きください!
展示: Ambientec 構造にひそむ哲学
会場: 松屋銀座 デザインギャラリー1953(7階)
日程: 2025年7月23日(水) ~ 2025年9月15日(月・祝)
ウェブサイト: https://www.sempredesign.co.jp/post/松屋銀座「ambientec-構造にひそむ哲学」第794回デザインギャラリー1953企画展-開催のお知らせ
東京都美術館で開催中のDIY(Do It Yourself/自分でやってみる)の手法や考え方に関心を寄せる5組の現代作家と2組の建築家を紹介する展示、「つくるよろこび 生きるためのDIY 」。この展示を通じて、 "自分でつくることで得られるものとは?"という問いに迫っていきます。身の回りのものでつくる作品や、多様な人が関わる場のデザインに加え、震災や経済的な事情により何もない場所に立たされた人々の切実な営みにも焦点を当てている作品や参加型作品も展示され、つくる・話す・考えることで展覧会を楽しめる自分なりの方法と感覚を頼りにつくるDIYと「生きること」のつながりを探る展示です。是非お聴きください!
展示: つくるよろこび 生きるためのDIY
会場: 東京都美術館 ギャラリーA・B・C(東京都台東区上野公園8-36)
日程: 2025年7月24日(木) ~ 2025年10月8日(水)
ウェブサイト: https://www.tobikan.jp/diy/info.html
建築家・内藤廣氏が過去40年間使い続けてきた能率手帳を年代順に自身が設計した紀尾井清堂にて公開するユニークな展示、「建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂」。この展示を通して、"制作活動において、クリエイターはどう思考を育てるのか?"という問いに独自の視点で迫っていきます。スケジュール、スケッチ、アイデアの断片など、建築家の思考と創作の軌跡を手帳を通じて辿ることができる建築家の生の思考過程を垣間見る貴重な機会です。ぜひお聴きください!
展示: 建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂
会場: 倫理研究所 紀尾井清堂(東京都千代田区紀尾井町3-1)
日程: 2025年7月1日(火) ~ 2025年9月30日(火)
ウェブサイト: https://artexhibition.jp/topics/news/20250618-AEJ2677335/
原宿にある太田記念美術館にて北斎の代表作「冨嶽三十六景」全46図を約8年ぶりに一挙公開。珍しい校合摺や後摺、前作の北斎漫画など関連作の展示、「葛飾北斎 冨嶽三十六景」。この展示を通じて、 "連作の魅力とは?"という問いに独自の視点で深掘りしていきます。また、構図に影響を与えた地形との関係にも注目した内容です。是非お聴きください!
展示: 葛飾北斎 冨嶽三十六景
会場: 太田記念美術館 (渋谷区神宮前1‑10‑10)
日程: 2025年7月26日(土) ~ 2025年8月24日(日)
ウェブサイト: www.ukiyoe-ota-muse.jp/hokusai-fugaku/
「同時代性」をテーマに国内外の幅広いアーティストの現代アート作品のコレクション を行うUESHIMA MUSEUM COLLECTIONの700点を超える作品の中から、様々なテーマに沿って選び抜いた作品の展示、新コレクション展。この展示を通して、“現代アートが持つ力とは?”という問いに対して独自の視点で迫っていきます。2024年6月の開館後、第2回コレクション展となる本展では長谷川祐子氏をキュレーターとして展示内容を刷新。また、ジェームズ・タレルのインスタレーション作品を常設展示として新たに公開。是非お聴きください!
展示: 新コレクション展「創造的な出会いのためのテーマ別展示」
会場: UESHIMA MUSEUM (植島タワー, 東京都渋谷区渋谷1‑21‑18)
日程: 2025年6月21日(土) ~(会期未定/継続中)
ウェブサイト: ueshima-museum.com/james/
横浜・新高島駅構内に新しく誕生したアートセンター「Art Center NEW」のオープニング展。「日常と制作」をテーマに、絵画・映像・写真・インスタレーション・パフォーマンスなど、多様な表現を手がける若手から中堅のアーティストが参加。この展示を通して"公共施設にあるギャラリーやアートの意義とは?"という問いに迫っていきます。味噌づくりワークショップやトークイベントなど、観客が参加できるプログラムも会期中に開催されています。是非お聴きください!
展示: NEW Days
会場: Art Center New
日程: 2025年6月1日(日) ~ 2025年7月20日(日)
ウェブサイト: https://artcenter-new.jp/newdays/
ポリンキーやドンタコスなどのテレビCMからピタゴラスイッチなどのテレビ番組、インタラクティブ作品など多様なメディアで活躍する佐藤雅彦の初大規模個展、「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」。この展示を通じて、"クリエイティブにおいてルールがもたらすものとは?"という問いについて独自の視点で考察してます。メディア表現の手法や教育的アプローチを包括的に俯瞰できる構成で、リニューアルされたばかりの美術館自体も注目です。是非お楽しみください!
展示: 佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)
会場: 横浜美術館(神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1)
日程: 2025年6月28日(土)〜11月3日(月・祝)
ウェブサイト:
http://yokohama.art.museum/exhibition/202506_satomasahiko/
今回は日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)発行の年鑑「Graphic Design in Japan」最新版(2025年版)刊行を記念した企画展、「日本のグラフィックデザイン2025」の展示を通して、"マスとニッチに刺さる素敵さとは?"という問いに対してそれぞれの視点で深掘りしていきます。ポスターやパッケージ、実際の商品など562作品から選出された約300点を実物・映像で展示された日本のグラフィックデザインの今が分かる展示です。是非お楽しみください!
展示: 日本のグラフィックデザイン2025
会場: 東京ミッドタウン・デザインハブ (Midtown Tower 5F)
日程: 2025年6月27日(金) ~ 2025年8月7日(木)
ウェブサイト: www.designhub.jp/exhibitions/gdj2025
今回は絵画や彫刻、建築やロボティクスなど幅広いジャンルの作品を展開し、教育・批評活動でも影響力を持つアーティスト岡崎乾二郎さんの展示、「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」。この展示を通して"表現においての素材の重要性とは?"
展示: 岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here
会場: 東京都現代美術館
日程: 2025年4月29日(火・祝) ~ 2025年7月21日(月・祝)
ウェブサイト: https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/kenjiro/
久しぶりの展示紹介 / KVの綺麗さに引き寄せられた / 抽象絵画も取り上げていく / 体調絶不良の武井 / 筋トレと恋愛は必須 / 恋愛=メンタルの安定? / 岡崎さんの経歴 / 東京都現代美術館ていいよね / 木場公園も含めての素晴らしさ / 週末は混んでいる展示 / 今回の問いは"表現においての素材の重要性とは?" / 思考の表現方法としての素材 / 25年ぶりにあさおちゃんに会った石坂 / 作品名が詩 / 油分の成形=絵画 / ダイナミックかつ繊細な作品たち / 対になっている作品も同じ色の絵の具はあまり使っていない / ベースになる色が繋ぐ / キャンバスとの接し方 / キャンバスとペン先の相対運動 / 病気を患って変わる表現 / 自由が効かないからこそのできる最大表現の模索 / 粘土で作ったものを3Dスキャンして拡張する立体のプロセス / 粘土のキメがそのまま現れる / 自分が小さくなって没入するような作品たち / モノがもつ物質性が表れているからこそその美しさをどこに見出すかは見る人次第 / 反射光の綺麗さ / 素材とは歴史だ /
今回も前回に引き続きフリートーク回として、"展示とは?"というテーマで、自分たちやクリエイターが展示に行く意義や展示が自分たちに与える作用や影響など、それぞれの視点で深掘りしています。是非お聞きください!
今回は前回に引き続きフリートーク回として、今年開催され実際に行った展示の中で特に印象に残った展示をピックアップし紹介します。約30の展示の中から各々の思い入れや展示で受けた印象など様々な視点で振り返っていきます。是非お聴きください!
今回はフリートークとして今開催されている展示やこれから開催される展示など今注目の展示を紹介していきます。是非お楽しみください!
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番組で紹介している展示
❶
展示名|
NEW Days
会期|
2025年6月1日(日)〜 7月20日(日)
会場|
Art Center NEW
|
展示名|
佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)
会期|
2025年6月28日(土)〜 11月3日(月)
会場|
横浜美術館
ウェブサイト|
展示名|
蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児
会期|
2025年4月22日(火)〜 6月15日(日)
会場|
東京国立博物館
ウェブサイト|
https://tsutaju2025.jp/
展示名|
岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here
会期|
2025年4月29日(火)〜 7月21日(月)
会場|
東京都現代美術館
ウェブサイト|
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/kenjiro/
❺
展示名|
ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー
会期|
2025年5月31日(土)〜 11月30日(日)
会場|
ポーラ美術館
ウェブサイト|
https://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20250531c02/