「ゼンリンが変える!地理空間情報で実現するDigital Twin」
戦後まもなく創業されたゼンリン。建物1軒1軒を調べつくして、地理空間情報を提供するその基本事業を軸に、住宅地図から始まりカーナビ、GIS、自動運転・ドローン向け高精度地図まで発展しています。2024年に17年ぶりの社長交代を行い、「地図素材提供会社から地理空間情報サービス会社へ」の変革を推進し、地図を構成する数千の要素(地物)を活用したデジタルツインの基盤構築を目指します。Z軸を含む3D情報の精度強化、変化検知によるリアルタイム更新、AIやドローンとの連携などを進め、社会実装型の地理空間情報基盤を構築中。そんなゼンリンの展望を語って頂きました。
屋内センシングとエリアマネジメントで世界を変える
西尾教授は、20年以上立命館大学にて屋内センシングの研究を行って来ました。2008年にGoogleに勤務した際のストリートビューの開発、その後日本に戻っての梅田地下街でのマッピング研究、そして屋内センシング技術の自動運転や防災システムへの活用についてお話をいただいています。UWB、フィンガープリントの自動更新の研究など、屋内位置情報に関わる方々は必聴のエピソードです。
自由な働き方を求めた起業/QGIS・位置情報データコンサルティング
GISを活用し、位置情報活用を推進する企業「株式会社SOCO」の代表取締役、上野操子氏をゲストに迎え、起業のきっかけや事業内容を語って頂きました。「自由に働く」というビジョンと、GISの楽しさ、利便性を広めることを目標に、「データ料理人」として、企業の課題解決をサポートします。GISをまだ使いこなせていない企業に対し、その価値を広める活動や、高崎市での事業展開などについてもお話頂きました。
ロケーションデータは、個人情報である場合も個人情報でない場合(個人関連情報)も、いずれにしても機密性の高いデータであり、プライバシー保護の考慮が不可欠です。そのデータを事業で取り扱うに際して、AIを活用することで、その事業の「リスクと対策」を説明することができるようになります。今回の登壇では、そんなAI活用と事業の展開の壁を超える方策についての提案を頂いています。
登壇者:
株式会社プラバシーテック
代表取締役 山下 大介
本セミナーは、2025年7月に開催された、位置情報セミナー@近畿大学のセッションのアーカイブ配信になります。
今年で6年連続となる、LBMA Japan(ロケーションビジオネス&マーケティングアソシエーション」のCEATECへの出展。2025年10月14日(火)〜10月17日(金)までの4日間、幕張メッセにてガッツリ出展させていただきます。過去最大の26社による出展の見どころ、各カンファレンスのききどころなどをお伝えさせて頂きます。是非LBMA Japanブース(Hall6パートナーズパーク内)にお立ち寄りください!
カンファレンス:
10/15(水)Location Business & Marketing Conference @ CEATEC2025
展示ホール6 Eステージ(ES) 10:30~16:00
10/16(木) 位置情報業界 5人が語る 業界の「進化」と「余白」 展示ホール4 Tステージ(TS)
https://www.ceatec.com/ja/conference/detail.html?id=3032
10/17(金) 「PAIーPositive Action Initiative」官民で挑む脱炭素の価値化への挑戦
https://www.ceatec.com/ja/conference/detail.html?id=3047
10月10日発表!:位置情報カオスマップ2025 : https://www.lbmajapan.com/locationchaosmap2
人流データの未来を切り拓く「おじさんスタートアップ」の挑戦
今回のポッドキャストは、人流データ活用に特化した企業「株式会社マカグア」代表の山本氏をゲストに迎え、異例の起業ストーリーから、人流データがもたらすビジネスの可能性、そして「おじさんスタートアップ」としての挑戦についてお話を伺いました。Azira社の日本市場撤退を受け、自ら総代理店として起業し、日本市場の継続、さらなる市場開拓に挑みます。
登壇者:鈴木一(株)ゴーガ 営業部 営業
Google Mapsを活用したオーダーメイド地図システムを手がける「ゴーガ」の取り組みと最新のアップデートをご紹介します。飲食・小売・メーカーなど大手企業への豊富な導入実績を背景に、店舗検索サイトやGISによる出店計画・売上予測、さらには人流データや気象データを活用した高度な分析を実現。近年は防災ニーズにも対応し、従業員の安全確保や避難ルートの可視化を支援しています。今後は3DマップやAI技術にも注力し、地図の可能性をさらに広げていきます。
トラック・バスコネクティッドデータの可能性について語る
日野自動車グループにてそのデータ活用を推進する日野コンピュータシステム(HCS)、人流と物流の課題をデジタルの力で解決し、持続可能な社会の実現を目指しています。日野自動車のトラック・バスなどから取得される「コネクティッドデータ」がどのように様々な社会課題を解決していけるのか、そんな内容についてわかりやすく解説して頂きました。
登壇者:三好 景
日野コンピュータシステム株式会社
ソリューション推進部
2025年7月14日開催:位置情報ビジネスセミナー@近畿大学のアーカイブエピソードです。
POIデータ整備のスペシャリスト
本インタビューでは、ゲームデバッグや品質検証、投稿監視を基盤にBPO事業を展開するポールトゥウィンの伊藤氏・金子氏に同社のBPO事業内容や展望について伺いました。札幌拠点を中心にコールセンターやPOI情報収集など幅広い業務を担っています。収集データは顧客ごとに個別納品し二次利用せず、個人情報同等の厳格な管理を行っていること、短期間で100名規模の体制を在宅人材で構築した事例や、今後は位置情報・地図分野での知見を深め、加盟各社へのフィードバックを強化していく方針などをお話頂きました。
登壇者:
ポールトゥウィン株式会社
カスタマーエクスペリエンス事業部
モニタリングサービスグループ
グループマネージャー
伊藤 嘉信
ポールトゥウィン株式会社
営業本部
QAソリューション・CX営業部
シニアスペシャリスト
金子 芳幸
ロケーションインテリジェンスの可能性、GISプラットフォームの活用
GISの世界的なリーディングカンパ二ーであるESRI社。日本でもそのツール『ArcGIS』は、官民学様々な方面で活躍している。本講演では、そのArcGISを最大限活用するための様々なツールの紹介や、ロケーションインテリジェンスがどのように活用され、どんな課題を解決するのか、わかりやすく解説して頂いています。
登壇者:浜本 智寿
ESRIジャパン株式会社
ソリューション営業グループ 課長
2025年7月14日開催:位置情報ビジネスセミナー@近畿大学のアーカイブエピソードです。
3Dスキャナを用いた水辺景観データ取得の実践
『水辺景観』についての研究を実際されている飯塚研究室。なぜ環境・まちづくりの研究に水辺景観に着目するのか。3Dスキャナを活用し、船舶位置情報の取得、そのデータを分析することで、様々な「河川」を持つ街の課題を解決していく。その取組についてお話頂きました。また、本セミナーの趣旨である「位置情報データビジネスが激アツである」ことと、学生への熱いメッセージを是非お聞きください。
登壇者:飯塚 公藤
近畿大学 総合社会学部総合社会学科
環境・まちづくり系専攻 教授
2025年7月14日開催:位置情報ビジネスセミナー@近畿大学のアーカイブエピソードです。
人流データ+αを用いた企業の商圏分析・エリアマーケティング
位置情報データを活用したGISの活用について、市川氏が登壇。同社とKDDIが提供する「KDDI Location Analyzer」を活用した実際の大阪の街、近畿大学の商圏分析の実演や、新店舗オープンに伴い、その施設に誰がどのぐらい、どうやってきていたのか、など実際の商用利用を踏まえた分析を詳しく説明してくれました。
登壇者:市川 史祥
技研商事インターナショナル株式会社 執行役員
LBMA Japan 理事
2025年7月14日開催:位置情報ビジネスセミナー@近畿大学のアーカイブエピソードです。
意外と知られていない!?
リアルタイム人流計測のご紹介
国際航業は、航空測量や3D都市モデルの作成など、空間情報に関わる幅広い事業を展開しています。その中で、地表や人々の様子を捉える「センシング」技術の一環として、人流データの活用に取り組んでいます。このセッションではリアルタイム人流計測の知られざる可能性と、その多様な活用事例について解説します。地図作成の老舗企業である国際航業が、どのように人流データを「価値ある情報」に変え、社会に貢献しているのか、その全貌に迫ります。
2025年6月26日開催:位置情報利活用セミナー@上越妙高のアーカイブエピソードです。
地図と人流データの活用が支えるまちづくり
カーナビメーカーとしてスタートしたジオテクノロジーズは、ポイ活アプリ「トリマ」の大ヒットにより、新たなフェーズに入りました。地図と人流データを組み合わせたまちづくり・観光施策への貢献について語りました。特に、行政機関向けの活用事例を中心に、データの可能性と展望についてのセミナーを実施、北陸新幹線延伸と長岡花火大会の事例など、どれだけ細か粒度での活用ができるか、お聞きください。
Shufoo!・MapionBiz・aruku&
地図サービス「Mapion」と電子チラシサービス「Shufoo!」を統合し、2019年4月に誕生したONE COMPATH。同社は、インターネットが世界をつなぎ、巨大IT企業が社会を動かす時代にあって、あえて視点を「ワンマイル」=人々の日常生活の距離に置いています。今回のインタビューでは、同社が提供する主要サービス「Shufoo!」「MapionBiz」「aruku&」について、その狙いや価値、今後の展望を詳しく伺いました。
地図ってこんなに使えるんだ!ゼンリン流・位置情報の活かし方
ゼンリンが描く地図とAIの未来:新たなデータ活用と社会実装への挑戦
ゼンリンデータコムの金城氏が、「地図ってこんなに使えるんだ!」をテーマに、ゼンリンが提供する地図データ、人流データ、そして最新のAI技術を組み合わせた革新的な取り組みについて語りました。まだビジネス化されていない研究段階の技術も交えながら、未来の地図活用が社会にもたらす可能性が示しました。地図を使った上越妙高駅周辺の移り変わりも必見(必聴)です!
2025年6月26日開催:位置情報利活用セミナー@上越妙高のアーカイブエピソードです。
位置情報データの無限の可能性:リアルと未来をつなぐデータ活用術
株式会社ブログウォッチャーのデータサイエンティストである橘隆代氏が語る、位置情報データの魅力と活用事例についてご紹介します。人々のリアルな動きを捉える位置情報データは、ビジネスから街づくり、防災、観光まで、多岐にわたる分野でその可能性を広げています。
2025年6月26日開催:位置情報利活用セミナー@上越妙高のアーカイブエピソードです。
2026年6月26日に開催された、「上越アニバーサリーイヤー・位置情報活用セミナー@上越妙高」からのセッションをお届けします。初回の今回は主催地である、上越市・妙高市による登壇。各市の駅開業後の変化と今後の展望を踏まえ、エリアとしての課題と課題解決手法についての認識を参加者とともに明らかにしました。
広域交通の結節点・上越市のまちづくり戦略:人口減少社会への挑戦:
上越市役所総合政策部総合政策課 課長
石黒 厚雄
データが拓く妙高の未来:持続可能な山岳リゾートへの挑戦
妙高市役所企画政策課 課長
岡田 豊
026年6月26日に開催された、「上越アニバーサリーイヤー・位置情報活用セミナー@上越妙高」からのセッションをお届けします。初回の今回は主催である、デジタルマネージ・ウィズエー(株)の横田代表取締役。事業用Wi-Fiシステム応用した、シンプルな人流システムを構築したスタートアップとして、上越妙高駅をはじめ、地方都市の交通、商業拠点等におけるデータ取得・分析例を紹介するとともに、今後の展望、課題感、および地域・事業者さまとの連携についてお話いたします。
登壇者:デジタルマネージ・ウィズエー(株) 代表取締役 横田 孝宜
pinable〜位置情報広告の新たな挑戦〜
今回は、東京大学研究室発のスタートアップLocationMind社の100%子会社として、2024年12月に設立されたばかりのAdvertisementMind株式会社の富永さんをゲストにお迎えしました。
同社は、位置情報データを活用した広告事業を展開しており、交通インフラや商業施設などに設置したビーコンによって消費者のオフライン行動履歴や興味・関心を取得し、アプリ向けSDK・DMP・位置情報ターゲティング広告配信(DSP連携)などのサービスに活用するトータルマーケティングプラットフォーム「pinable(ピナブル)」を提供しています。
事業譲渡後の今後の展開・挑戦について語って頂きました。