
読解力低下/ゲスト=アレクシス・サルスヤルヴィ/刑務所・小学校・職業校で指導活動をする教師/フィンランド560万人中もはや80万人が読解に苦労/文学の「外」の文学/大学や商業出版の外で生まれる表現/凡庸な小説より失われた物語の面白さ/口から生まれ耳へ伝わる文学/ADHD・読解障害の若者/才能を見逃す問題/学校・社会の二極化/既存の価値観が口頭の才能を過小評価/ラップの歌詞指導/成績不良でも才能開花/成功するラッパー多数/文学的表現=ダブルライム・造語・口語の豊かさ/文壇での評価必要/ラップ=文学/観客の共唱=才能の証/だが本人も若い頃の自己評価も他人からの評価も低く、文学と思っていない/音楽的即興と同様の感覚/研究対象としてのラップ/大学・アカデミアで注目/例:ラッパーJVG/言葉遊び・比喩/ /昔ながらの読み書き偏重/口頭の才能不遇/ Aleksis Kivi「七人兄弟」=豊かな口語/カレワラ・Suohon laulaminen/才能が仕組みの外に落ちる/社会の認識不足/二極化・学習格差/同じ学年で学力差極端/文学=自分事でなく他人事と思う若者増加/読むことは基本スキル/しかしPISA低下/モチベーション喪失/本気を出さない若者/基礎学校の努力/ラップから才能を見抜く/革命の芽=「学校は自分のものじゃない」と思う少数派が多数化/ポピュリズムと暴発/「読まない」が革命の温床/フィンランド歴史/サーミ人=Valkeapää新聞発行/2020年国会も少数派の意見に配慮/表現しなければ認識されない/声を上げる重要性/不均衡は沈黙から始まる/
●元ネタのPodcast
Johtaakolukutaidon puute vallankumoukseen? ”Yhteiskuntaa epävakauttava ilmiö”
「読解力欠如すなわち革命?社会を揺らがせる現象」
https://areena.yle.fi/1-75740017
●冒頭、下手~な朗読、カレワラの詩のオリジナルはこのアーカイブに
フィンランド文学協会「Kalevala」サイト 言語を選択するとフィンランド語を含む11か国語で読めます。
http://nebu.finlit.fi/kalevala/index.php?se=y
該当する詩はこちらのリンクをスクロールして、ナンバリングで290のあたり
http://nebu.finlit.fi/kalevala/index.php?s=12&m=1&l=1
●フィンランドのラッパー
JVGのチャンネル
彼らはタクシーの事を車の天井にチーズ(黄色い行燈のことですね)
と呼んだり、面白いんだと。
https://www.youtube.com/channel/UCILGuQAF7s3ErRtwEcPHDDA
私でも知ってる曲は例えばこれ
”PIENISSÄ HÄISSÄ”
https://www.youtube.com/watch?v=fNMSu3tL0-c&list=RDfNMSu3tL0-c&start_radio=1
●カレワラの詩をカンテレで弾き語りする二人の動画 いいです、じわじわ来てはまります。
https://www.youtube.com/watch?v=XRdCsEVFd4I&list=RDXRdCsEVFd4I&start_radio=1
●駐ハンガリーフィンランド大使館のイベントで歌とカンテレを披露したパフォーマンス
(歌は後半、そして最後は絶対見て欲しい。「カンテレが退屈な楽器だって言ってる人に!」って言って披露するRockなSari Kaasinenさん素敵!
https://www.youtube.com/watch?v=_bCJ74NcjJc&list=RD_bCJ74NcjJc&start_radio=1
聴いて下さり、ありがとうございました。
また二週間後に!
次回は多分、とあるイベントの報告です。