ポール・トーマス・アンダーソン監督『ワン・バトル・アフター・アナザー』について話します。
◯お便り紹介
◯映画ニュース
・『すべて真夜中の恋人たち』
◯ 『ワン・バトル・アフター・アナザー』について
・1秒で映画が始まる
・シーンの強度の高さ
・作品ごとに異なるテンション
・上下、高低差、垂直の運動
・見たことのないカーチェイス
・合言葉と親子の関係
・コメディに必要な条件
・主従関係の流動性
・組織のために犠牲を選ばない人々
・ゴシックと明朝のブレンド
・ワーナーの宣伝方針
・数字は残せないセンターフォワード
🗳️番組内で言い忘れましたが、好きなPTA作品に投票してね(7択が上限なのでご勘弁ください)🗳️
真利子哲也監督 『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』について話します。
今回はゲストにPodcast「シネマの前で論じること」の大ちゃんさんをお迎えしました。シネ論の『Dear Stranger』回も是非あわせてお聴きください!
◯告知
大ちゃんの監督した長編映画『嫌いながら愛する』の上映会が11/1(土)に東中野のポレポレ坐にて開催されます!
◯お便り紹介
◯ 『Dear Stranger』について
・分かれた賛否
・物語の構成について
・西島秀俊と言語の実験
・抽象的な廃墟の扱い
・人間関係の説得力とは
・『ディストラクション・ベイビーズ』との比較
・理屈抜きのシーンが真骨頂?
・「成瀬巳喜男的な宇宙」とジェーン
・男性が女性を描くということ
・曖昧なラストの展開について
・地方で映画を撮るとなったら
・カツオならポスターどう作る?
・画面で見るか、紙で見るか
・大ちゃんからのキラーパス
映画史に残る名作をカツオが初鑑賞する旧作コーナー。第5回は溝口健二監督『残菊物語』について話します。
◯お便り紹介
◯映画ニュース
・ヴェネチア国際映画祭
◯『残菊物語』について
・カツオ、はじめての溝口体験
・日本家屋の撮り方
・河原の長回しシーン分析
・二人の立ち位置と身振りのサスペンス
・森赫子と花柳章太郎のキャスティング
・スイカシーンの空間の反復
・「女性映画」として見るお徳の主体性
・対立するものの同居
・森赫子の「声」の素晴らしさ
・初めてお徳の顔がしっかり映るシーン
・溝口にとって長回しとは
・OPクレジットと菅井きん
◯お便り紹介2
次回『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』回には「シネマの前で論じること」の大ちゃんさんがゲスト出演予定です。お楽しみに!
横浜聡子監督『海辺へ行く道』について話します。
◯お便り紹介&映画ニュース
◯『海辺へ行く道』について
・芸術家を自称することについて
・自分で基準を持つことが大事
・刃物屋のエピソードの必然性
・「アート」の闇のリアル
・「手を動かす」ことに宿る真実
・芸術と資本、ジャームッシュの発言
・子供の特権と自由
・「すべってない」のは何故?
・印象的なシーンの数々
・二回連続石井勇一さんデザイン
・優秀なユース
🗳️奏介(たち)の作品で欲しいものに投票してね🗳️
パヤル・カパーリヤー監督の『私たちが光と想うすべて』について話します。
◯お便り紹介
◯映画ニュース
・『旅と日々』ロカルノ国際映画祭金豹賞受賞
◯『私たちが光と想うすべて』について
・アジア映画らしい湿度
・過去作からのスタイルの変化
・「撮影の映画」と「演出の映画」
・フィクション/ドキュメンタリーの捻れ
・ボイスオーバーの是非
・『トスカーナの贋作』『偶然と想像』
・飛躍するのに理屈はいらない?
・仕草の面白さ、何気なさ
・演出についてブレッソンと考える
・異なるフォントの繊細な組み合わせ
・4種のオルタナティブポスター
・人違い
🗳️ 石井勇一さんが手がけたメインビジュアル+オルタナティブポスター4種からお気に入りに投票してね🗳️
アシュレイ・セイビン監督、デイヴィッド・レッドモン監督の『キムズビデオ』について話します。
○お便り紹介
○映画ニュース
・シネマカリテ閉館
○『キムズビデオ』について
・映画館で観るべき映像なのか
・映画愛とは?
・せっかく映画撮影を口実にするなら
・監督たちへのリスペクトは何処に
・キムさんの魅力
・「芸術」は他者が認めるもの
・映画の引用の仕方について
・あれが本当の「キムズビデオ」
・「折り目」以上の効果がない
・今や通用しないサッカーでのフェイク
🗳️どの監督のお面を被りたいか投票してね🗳️
◆映画『夫の部屋』
8/1(金)〜アップリンク吉祥寺にて公開される『夫の部屋』の余園園監督と主演の永山由里恵さんに出演していただきました。是非、劇場へ!
・公式HP
・公式X
○お便り紹介
○投票結果振り返り
○番組からの報告
○ショーン・ベイカー『スターレット』について
ゴダール展と最近見た映画の感想をざっくりと話す番外編です。
🗳️今回扱った映画+スーパーマンの4作で一番良かった映画に投票してね🗳️
○ゴダール『イメージの本』展に行ってきた
・ゴダールへの入り口として
・あの会場ならではの効果
・「手」について考えた
・抽象化とモンタージュ
○『M:I ファイナル・レコニング』について
・感慨深いフィナーレ
・説明だらけなのに分からない
○『F1』について
・F1そのものの面白さは伝わる
・「マーヴェリック」のやり方は通用しない
○『国宝』について
・女性の描き方への不満
・3時間あるのにダイジェスト的
・エゴイズムとは
ジェームズ・ガン監督『スーパーマン』について話します。
○コメント紹介
○映画ニュース
・ピーター・ジャクソンが鳥を復活させようとしている
○『スーパーマン』について
・今見れて良かった
・コード化に抗う「感情」について
・キャラクターの個性と魅力
・絶妙なキャスティング
・未完成で途上のスーパーマン
・「切り返し」で終わる対決
・カツオの個人的な感動
・ジェームズ・ガン映画のアクションの本質
・なぜならスーパーマンだから
・コミック由来の色鮮やかさ
・スーパーマンは水戸ホーリーホック
映画史に残る名作をカツオが初鑑賞する旧作コーナー。第4回はジャック・ロジエ監督『オルエットの方へ』について話します。
○映画ニュース
・堀越謙三氏死去
○『オルエットの方へ』について
・「物語」の無さとの向き合い方
・どうしたらこんな瞬間が撮れるのか
・「ドキュメンタリー的」ではない
・編集の鋭さこそ真骨頂?
・ギヨーム・ブラックとの比較
・音のメリハリ
・ヨットシーンの凄さと背中
・ジルベール最高
・絶妙な配色、絶妙なフォント
・疎まれるけど不可欠な存在
◆Podcast「シネマの前で論じること」
4ヶ月連続の成瀬巳喜男特集「成瀬、乱れ打ち」第二弾に四世が出演しました。『妻よ薔薇のように』について話しています。是非お聴きください。
○お便り&コメント紹介
○映画ニュース
・ワン・バトル・アフター・アナザー
○『ルノワール』について
・揺らぎの映画
・ノンヴァーバルなコミュニケーション
・『お引越し』との差異について
・魅力的な大人が見たかった
・リアル=面白いではない問題
・大学生シーンの必要性の是非
・『お引越し』で「死」を感じるシーンの凄み
・印象派から来た黄色?
・ポスターにするならどのシーン?
・アシスト王になれ
・次回ゲストはブラピ
番組開始から1年、これまでの振り返りに加えて、映画とは関係のない完全な雑談をお届けします。
※録音ミスにより途中からカツオの声が小さめになります。
・カツオの『よそ者の会』感想
・ペドロ・コスタ特集
・再生回数トップ5エピソード
・面白い映画とは何か、判明
・「映画」は存在しない
41:00頃〜 雑談タイム
・電車の中で自分の眼を見つめる
・絵が下手
・すぐ映画の話になってしまう
・サカナクションの出身地
・好きな映画館発表
・ポップコーンはふりかけ
・カレーの独立
・母親の旧姓珍しさ対決
・パルムドール速報
・星野源、ロックマン、Bon Iver、caroline
・朝が弱いとは何か
・悪夢と正夢
ロバート・エガース監督『ノスフェラトゥ』について話します。
◆Podcast「シネマの前で論じること」ゲスト出演決定
4ヶ月連続の成瀬巳喜男特集「成瀬、乱れ打ち」第二弾に我々がゲスト出演することになりました。
配信予定は6/13(金)、乞うご期待!
○映画ニュース
・トランプ、映画に関税?
・『ヤンヤン 夏の想い出』レストア版公開決定
○『ノスフェラトゥ』について
・ホラー映画は苦手だけれど
・ロバート・エガースは真面目
・メタファーに逃げない誠実さ
・ウィレム・デフォーの埃
・ホラー映画の「怖さ」はどこから?
・come/goと受動/能動について
・コロナ禍を経てから見る疫病描写
・物語の楽しみ方が分からない問題
・フォント「ブラックレター」の起源
・帰ってきたサッカー選手
レオス・カラックス監督『IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー』について話します。
◆映画『よそ者の会』について
5/23(金)〜27(木)テアトル新宿、6/24(金)テアトル梅田にて劇場公開される『よそ者の会』の西崎羽美監督に出演していただきました。是非、劇場へ!
・公式HP
https://www.yosomononokai.com/
・公式Instagram
https://www.instagram.com/yosomono_movie?igsh=MWVoYjJ6cWp5ZWVrYQ==
○映画ニュース
・ゴダール展開催決定
○『It's Not Me』について
・初カラックス、カツオの印象は?
・ゴダールよりも分かりやすい
・「かけ離れていて、かつ正しい」
・『めまい』と『ホーリー・モーターズ』
・物質性とエモーションの共存
・最後に待っていたプレゼント
・結局一番カッコいいのはゴダール
・コラージュとグラフィックデザイン
・イッツミー
映画史に残る名作をカツオが初鑑賞し、ざっくりと感想を語るコーナーです。第3回で扱うのはエドワード・ヤン監督の『カップルズ』。
○映画ニュース
・カンヌ国際映画祭ラインナップ
○『カップルズ』について
・面白すぎる
・長回しと作品ごとに異なるスタイル
・光と闇、出来事の強度
・シルエットと睫毛
・叫び声による画面のリレー
・暗転の後、何かが変わった
・「ポン寄り」の衝撃
・キャラクターの魅力はどこから?
・今後もエドワード・ヤンを発見していこう
・新旧ポスター比較と当時の本国ポスター
・スーパーサブマルト
アラン・ギロディ監督特集にて上映されている『湖の見知らぬ男』『ミゼリコルディア』の紹介です。今回は四世だけが映画を観ているため、番外編としてお届けします。
・カイエ・デュ・シネマベスト10常連監督
・性愛とサスペンスの同居
・唯一無二な『ミゼリコルディア』
・フラットに描かれる人間達
・特集上映ポスターについて
ポン・ジュノ監督『ミッキー17』について話します。
○映画ニュース
・ワン・バトル・アフター・アナザー
○『ミッキー17』について
・『パラサイト』の次作、率直な感想
・導入に時間をかけ過ぎ?
・期待していた物語とのギャップ
・海外作品で苦戦の原因とは
・細部の面白さは随所に
・「ボタン」の映画
・ポン・ジュノの一貫した主張
・「韓国映画」を見渡してみて
・サイゼリヤの間違い探し的ポスター
・サッカーにもあるサインプレー
映画史に残る名作をカツオが初鑑賞し、ざっくりと感想を語るコーナーです。第二回で扱うのはロベール・ブレッソン監督の『白夜』。
○映画ニュース
・テクニカラー社の閉鎖
・ダグラス・サーク傑作選
○『白夜』について
・初のブレッソン、率直な感想
・意外と笑えるシーンが多い?
・濱口竜介「ある覚書についての覚書」について
・四世にとってのブレッソンと『ラルジャン』
・ブレッソンの影響と模倣
・「シネマトグラフ」における「モデル」について
・厳格さ、厳密さの源とは
・画面と音、目と耳のリレー
・映画を「勉強」してみるのも悪くない
・フランスでも採用された日本版ポスターデザイン
・ワンツー、ティキタカ、メッシ、ブレッソン
ショーン・ベイカー監督『ANORA アノーラ』について話します。
○映画ニュース
・アカデミー賞受賞結果振り返り
○『ANORA アノーラ』について
・ショーン・ベイカー作品の特徴
・オーラルセックスの不在と村上春樹
・アノーラにとっての「口」とは
・ラストシーンの解釈とイゴールの存在
・ショーン・ベイカー作品のエンディングについて
・無邪気には笑えないシーンも?
・「社会的弱者」に向ける眼差し
・ユーリー・ボリソフとマイキー・マディソン
・日本版ポスターのアプローチについて
・色から受ける印象の文化圏ごとの違い
・実は過去作と共通する〇〇
・サッカー界での「ハイジャック」とは?
ジェームズ・マンゴールド監督『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』について話します。
〇映画ニュース
・007とAmazonスタジオ
・アカデミー賞授賞式を明日に控えて
〇『名もなき者』について
・高い期待を超えてきた最高の映画
・とにかく「顔」に尽きる
・四世にとって映画とは〇〇である
・『風に吹かれて』が歌われるタイミング
・ステージを見つめるエル・ファニング
・ジョニー・キャッシュと『ウォーク・ザ・ライン』
・画面の隅々まで行き渡る豊かさ
・我々は映画を「見て」いる
・ディラン×シャラメの魅力
・デザインにおける左右と大戸屋のタッチパネル
・サーチライト作品のパンフレット
・とある名もなきサッカー選手