
今回のエピソードも2023年初めての収録です。
人生と映画、生活と映画は併走していくというテーマで村上君のセレクトで、デヴィッド・クローネンバーグ監督の「クラッシュ」を取り上げます。
自動車事故に対して性的興奮を得る人々を通して「生と性」そして死を通して「生」を浮かび上がらせた作品で個人的には「映画」が最も描くべきテーマに挑んだ作品だと思います。
今回も「セラピー」としての映画の側面。前回のエピソードではちょりさんの恋愛を通じてもアイデンティティの独白だったことに比較して、村上君の「疲れ果てた若者」への分析が聞きどころです。
映画作品についての言及から始まった当番組が、話していく中で「自分語り」に収束していく面白さ。
加えて、現代は特に「性」についての議論がクローズしがちな中で、そこから派生する「死生観」にまで発展してトークは展開します。
村上君を中心とした独白をお楽しみください。(教授)
CAST/ 教授、村上、ちょり
STAFF/ DIRECTOR & EDITER:Prof M
THUMBNAIL DESIGN:Prof M
ILLUSTRATION:CHORI SOUND STICKER:Prof M
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