
「映画の晩年」=「映画という表現の終焉」という時代の空気感から「映画は何を描き、表現してきたか」について教授、村上、ちょりの「コメンテート・アクター」3人が語り合うポッドキャスト。
これまでの「SEASON 0」と題した各人の自己紹介的な作品セレクト、そして「批評」を経て今回から「SEASON 1」として本格的に番組は始動します。
今回は、2022年に亡くなったフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダール監督特集としての第一弾。
映画史においても最重要な「ヌーベルバーグ」という芸術運動の筆頭でもあり、とにかく後世への影響力が絶大な存在。
加えて、その「先鋭的」過ぎる表現から「難解」とも称される巨匠の作品を、もう少し「エンターテイメント」に引き寄せて語ってみようという試みとして、初期作品「アンナ・カリーナ期」の作品を取り上げる…その前に、更にそれらを読み解くために、更なる別の作品を参照してみようということで、今回はウディ・アレン監督の「アニー・ホール」を取り上げます。
トーク本編では、本作の主人公であるウディ・アレンが演じる主人公、アルビーに纏わる、教授、村上、ちょりの自分語りから、なかなか近年疎まれがちなトキシックでセンシティブな恋愛にまつわるトークから、ウディ・アレンのキャンセル事情まで何かと幅広く語っています。
そして、何より驚くほど、ジャン=リュック・ゴダール監督の作品とも類似点が多く、本作と比較しながら観るとわかりやすさが倍増するという企画意図にしっかりハマった妙な悦びに熱が帯びています。
今回もリモート収録の為、音声に若干違和感もありますが、ご了承くださいませ。
さらに、本編では「6回目」と発言しておりますが、正確には「7回目」です。失礼致しました。(教授)
CAST/ 教授、村上、ちょり
STAFF/ DIRECTOR & EDITER:Prof M
THUMBNAIL DESIGN:Prof M
ILLUSTRATION:CHORI SOUND STICKER:Prof M