今回の感謝本:池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』(NewsPicksパブリッシング)
【今回のトピック】 「いい本ってどんな本ですか?」と聞かれたら/関心のジャストミート本と補助線本/読了後に行動が変わる本/自己啓発書が嫌いだった武田/憑依型人間にとって自己啓発書は劇薬!/習慣づけが難しい子育て世代とトレーニング/保育園送り後に始めた30分ウォーキング/ビジネス・自己啓発書に擬態した仲間集めの書/本は建築・目次は間取り図/メタ社屋上には東京ドーム規模の人工トレイルがある/テンセント本社で社員は歩きながら会議する/万歩計は日本のイノベーション/歩くと脳がフリーになる/若者が好むおしゃれな町=ウォーカブルな町/女性の歩数が少ない町とは/ベアフットシューズに出会って人生が変わったという著者/小股で足のセンサーで地面を味わって歩いていた人類たち/地面の情報を得て考えながら歩く楽しさ/歩くだけで楽しい靴らしい/再魔術化としての徒歩/感謝本が鈍器本を連れてきてくれた/番組でベアフットシューズ・BASHOつくりたいね
▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9【今回のトピック】武田人生初のホラーゲームチャレンジ中/なぜいまホラーなのか/花王によるホラーゲーム「しずかなおそうじ」/『ネット怪談の民俗学』/2020年代以降のフォークホラーブーム/アメリカの若者、22%が定期的にホラーゲームをプレイ/方南町にあるオバケンの恐怖体験/ホラー的表現がメジャー作品に浸食している/「サイレントヒル」シリーズ概論/最新作『サイレントヒルf』で描かれる1960年代の山間の村/町に散らばる手記の断片から想像する事件のあらまし/周回プレイ前提の分岐型シナリオ/コントローラーのスピーカーから流れるラジオの音/第4の壁を越えてくる演出/最新のイマーシブ型ホラー「Viola's Room」/爆弾処理班体験×演劇「Trigger Point」/なぜひとは恐怖を味わいたがるのか/近代以前のほの暗さへの郷愁/バナキュラーへの回帰と代替不可能性/道の駅とクラフトビール/世界は中世に戻ってる?/「世界の再魔術化」/高度なテクノロジーによってひとは世界から阻害される/狐憑きから統合失調症へ/恐怖による「生」の再獲得/教会建築やグラフィックによる情報伝達=中世的/フェイクニュースと都市伝説の差違はあるか/お化けやゾンビは映し鏡/感謝の妖怪つくりたい
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今回の感謝本:
【今回のトピック】トップ難関校だけが入塾できる東大受験専門予備校・鉄緑会での出会い/東大より過酷な環境/高3から入塾しビリだった廣田/物理の授業で隣になったSさん/異次元難易度の理三/塾帰りの公園でやった花火/Sさん卒業式を欠席しひとりリビアへ/文通のはじまり/思春期特有の距離感/「友達だったら一生仲良くいれるよね」/研究医としてアメリカで活躍/8月、突然伝えられた訃報/同い年の親友ともう会えないなんて思えない/リビア滞在中の手紙に「宇波先生っていう仏文研究者と会った」/1996年にリビア滞在中に書かれたエッセイを発見/同書内に前回の感謝本・中沢厚『石に宿るもの』が登場/大阪ってNYぽくない?/ふとSさんの大阪でのキャリアを思い出す/梅田の紀伊國屋書店で手に取った『大阪アースダイバー』/東西を重要な通りと考えた大阪/生駒山から太陽が昇り中百舌鳥へ沈む/中百舌鳥=古墳のショーケース/古代人「死んだ魂は山へ還る」/万博を無視して往馬大社へ/誰もいない境内に舞う蜻蛉たち/招かれているときの神社はハンパない/「こんな感謝のしかた、あんのかよ〜」/「くらげなす」土地と傀儡子による無縁社会/追悼・本・感謝
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今回の感謝本:ヴィスワヴァ・シンボルスカ『瞬間』(未知谷)
【今回のトピック】執筆の目処が立ってきた武田/あこれがれの文体は自分では扱えない/藤井風への複雑な距離感/ルーティンを手放していく/憑依型はリファレンスを要しない?/本をテーマにしたpodcasterたちのイベント「選書イズラブ (with Podcasters)」に参加します!/本棚の中で光を発していた1冊/激動の時代のポーランドをまなざす詩人/読みを助けてくれる訳者解題/「だって詩集なんだもん」/「瞬間」「ひしめき合う世界で」/処方箋的なことばと問いを拡張してくれる詩/選書なのに自分で選んだ気がしない/たくさんの哀しみを経験したひとの発する優しさ/シンボルスカの2つの大きな喪失/祖国は亡くとも風景はたたずんでいる/自分が自分でいることの圧倒的偶然性/自分にとって大切なことばは自然とつながりあう/ペイフォワードしていくんだ/藤井風がシンボルスカを連れてきた!/書かされているという感覚/「さまよえる魂の通り道」っていうとアレだけど、でもそうだよね▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
【今回のトピック】音楽なにで聞いてます?/それぞれの音楽視聴史/6歳差のメディア体験/ソニーとsonic stage/ipod classicという事件/Winny、Cabos、LimeWire/原体験としてのカセットテープとエアチェック/「廣田くんヒップホップばっか聞いてブレてるよ」/人質としてのミックステープ/mp3→CDへの焼き戻し/サブスクが音楽好きに忌避されていた時代/アクセス権というさびしさ/この1000円でなにを聞くべきかという思春期最大の問い/せっかくだからがまんして聞くか/TSUTAYA棚巡回の楽しさとネトフリDIGのむなしさ/都内レコードショップ巡りというRPG/町を領土化する/必要なコストと豊かさ/音楽メディアは「速い」/ソニーミュージックのCMのサウンドロゴ/試聴なき「本聴」の時代/タワーレコードとゆらゆら帝国/誤配は増えている?/プレイリストと贖罪/作業BGMはAIにとってかわる/The Velvet Sundown以降の世界/サブスク時代に「あの頃」の音楽体験はできるのか?/今こそ音楽メディアに触れるべし!/今こそ『ミュージック・マガジン』を定期購読すべし!/ミュージックバーというメディア/編集、文脈と視点/レビューこそ雑誌の核心/サブスクと雑誌の相性のよさ/BRUTUSのマップアプリ/かつては蔑称だったカタログ誌を復権させたい/調べる権利と楽しさ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
今回の感謝本:中沢厚『石にやどるもの 甲斐の石神と石仏』(平凡社)
【今回のトピック】夏に山梨探訪をしていた廣田/崇める対象としての石/飛び道具としての石/道祖神の起源って?/悪しきものを防ぐ岐(くなど)の神、塞(さえ)の神/結界+道教の考え+神話的イメージ/天祖降臨でニニギの道案内をした猿田彦/後に仏教もミックスされ六地蔵へ/山梨の丸石信仰/長野は石の棒を飾ってる/自然界において球体はめずらしい/著者は中沢新一の父/カメラが趣味の青年、偶然出会った植物学者に民俗学を勧められる/山梨をリサーチした伝説的民俗学者・山中共古/山梨の馬頭観音は穏やかな顔/石投げ合戦としょんべんきり/つぶてから蒙古襲来、そして網野史観へ/ひとはいつから石を投げ戦ったのか/そしてもののけ姫へ/山梨と煮貝/おばけには必ず出身地がある/民間信仰とポップカルチャー▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
今回の感謝本:永井玲衣『さみしくてごめん』(大和書房)
【今回のトピック】生活のうまくいってなさ赤裸々に話します!/子育てと「継続」の相性の悪さ/悩みを検索すると広告に誘導されるつらさ/正解以外は損するよ、というナラティブ/ディーラーで聞いた「今こそ都民はEVに乗るべき理由」のおもしろさとノレなさ/選べる豊かさと差異化のゲーム/ユーザー全員が商品の時代/過剰なアップデートとアンラーニング/新車が欲しいわけでも旧車に乗りたいわけでもない/残クレアルファード問題/じつは永井玲衣さんの哲学対話のスタイルにインスピレーションをもらってます/念入りな散歩とは何か/選ばれないまま未知に出会いたい/世界は絶えず未知のサインを送っている/圧巻の散歩描写でなにかバリバリと剥がれた武田/過剰な比較検討をもうしたくない/世界そのものに触れていたい/今までにないものを出そうして生まれたアイディアへの既視感/「スルメを見てイカがわかるか?」/ベンヤミンの気散じ/感じられる世界を味わうということ/課題解決思考で失ってしまうもの/一編のエッセイで「大丈夫」って思えるすごさ/答えのない問いの豊かさ/▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
【今回のトピック】お盆どうしてた?/多摩ニュータウンで縄文を探っていた廣田/奈良時代に東京の中心だった府中/高句麗からやってきた瓦職人のギルド/大和朝廷以前の時代のため縄文研究が進んだのは戦後/1951年上野での「とりあえず土器を並べる展示」で岡本太郎が驚愕/近く紹介したい中島岳志『縄文 革命とナショナリズム』/島尾敏雄のジャポネシア/照葉樹林文化論/縄文と宇宙/三島SF『美しい星』/縄文的民藝/子育てのあいま2年ぶりに映画館に出かけた武田/正義の相対化が前提となった2025年の『スーパーマン』/どう見てもパレスチナ問題のメタファーでしょ/アメリカって国はおもしろいな〜/かつての軍都・立川/多摩とヤンキー/太宰、春樹、龍/柄谷行人と多摩
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今回の感謝本:夏申『わたしの上海游記―揚子江のほとりで本を読む』(紀伊國屋書店)
【今回のトピック】廣田、黒鳥社・若林さんオーガナイズの中国リサーチ旅へ/投資は盛り上がるもビジネスモデルが確立できてない欧米のAI企業/すでに社会実装済みの中国/『三体』の作者・劉慈欣が働くAI企業/ハイヤーの運転手レベルの自動運転/ドローンの運ぶデリバリー/なぜ中国では可能なのか/鄧小平をいかに理解するか/欧米に認められることファーストで近代化した日本/10億人規模の他民族国家を統治する必要のあった中国/そんなリサーチ旅行中に読んだ副読本/中国に住みながら自由に書くための覆面作家という手段/愛国心教育としての京劇/文化自信と国潮回帰/図書館内の秘密のスタジオ/国を隔てていても文化が共有されている南米/地域で言語すら分かれる中国/中国で人気の日本人歴史学者・宮崎市定/暴君ではない異端の独裁君主・雍正帝/中国的民主というキーワード/国家プロジェクトとしてのグレーターベイエリア構想/文明をつくれた国=OSをつくれる国/
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今回の感謝本:新井英樹『定本 宮本から君へ』(太田出版)
【今回のトピック】感謝本の見つけ方は2パターン/第3の感謝の道/著者連載デビューの「私小説」的作品/熱意はあれどすべて空回りする主人公/24歳、慣れない経営のさなかで読んだ/メンター・恩師不在の人生/ モーレツサラリーマンらから匂い立つ人間くささ/「これが会社なのか!」/モブにも人生の流れるマンガ/主人公・宮本と同い年の時に読めた/ 東池袋の雑居ビルに構えた最初のオフィス/深夜の慣れない経理作業/まったく同じ座標に宮本がいた!/サラリーマンにはサラリーマンのかっこよさ/人生を伴走してくれていたキャラクター/残業がダメになる前の電通の風景/最高に台なし故に最高な定本版エピローグ/「人間は感動するために生きている」/感謝させてくれてありがとう
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【今回のトピック】
夫婦げんかを終えたばかりの武田/やるなら確実に絶対勝てる手はずを整える廣田/常に相対的な戦いが前提になる広告代理店/成果物への批判人格批判に聞こえやすいクリエイティブ業界/HIP HOPのビーフから学ぶこと/生き様込みで作品になるジャンル/リアルとは/ビーフ=下から上への垂直的コミュニケーション/オーディエンスを巻きこむ批評的行為/今回の参院選むずくない?/フラジャイルの反対語はない/否定のことばを養分として強くなるものたち/違いを認め合いながら議論のテーブルにつくことは可能なのか/「とりあえず安心したい」という気持ち/不安vs正しさ/飢えた子の前で文学は役に立つのか、の問い/ガンギマってる政治はよくない/憑依型の武田の宿命/あるものを知るために系譜を辿ると遠くに見えはじめる不思議/ライブハウスでどこにいるか/求心力と遠心力/勉強するほど生まれる阻害感
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今回の感謝本:
長谷川櫂『「おくの細道」を読む 決定版』(ちくま文庫) 嵐山光三郎、磯田道史『影の日本史にせまる 西行から芭蕉へ』(平凡社新書)安田登『身体感覚で「芭蕉」を読み直す 「おくの細道」謎解きの旅』(ちくま文庫)関口尚『芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記』(集英社文庫)
【今回のトピック】芭蕉クアトロ!/ワンテーマ平行読書の進め方/芭蕉あるあるその1:芭蕉忍者説/旅する俳人はスパイ業におあつらえ向き/「おたくの殿様、最近どんな感じ?」/伊賀育ち/戦争広告代理店としての旅人/俗語導入としての「かろみ」/貞門派=古典を学び俳句に活かす/談林派=古典を学びつつ笑いを入れる/両方で学んだ芭蕉/同世代のライバル・井原西鶴/「おくの細道」冒頭に出てくる宗祇の重要さ/漂泊のリリシスト!/古池が古池である理由/芭蕉あるあるその2:同性愛/身の安全のための性愛/不登校児たちと「おくの細道」を実際に歩くワークショップ/セーブポイントとしての歌枕/俳句の並び優先で編集された旅程/能からのオマージュ作句法/ナラティブのzipファイルとしての歌枕/曽良視点の芭蕉ラノベ/史実に忠実かつ高い可読性/1万句つくるフェスで成り上がろうとする俳人たち/演出のための別れ/かっこつけなのに金にケチな芭蕉/
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今回の感謝本:辻田真佐憲『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史』(講談社現代新書)
【今回のトピック】番組史上もっとも感謝本登場まで時間のかかる回です/しつこい廣田と飽きっぽい武田/近代のメディア発達史のひとつの裂け目としてての1920年代/関東大震災と円本ブーム/大正ロマンのむこうがわ/「右派も左派も戦前もっと知ろうぜ?」/人文書と新書は目次が大事/エモーショナルベースの感謝/神武天皇に託されているもの/日本建国神話のおさらいです/戦後教育で教えなくなった古代神話/王政復古の大号令なつい〜/明治新政府の抱えていたジレンマ解消装置としての神武天皇/神武天皇とかけて最新の軍事技術と説きます、そのこころは?/「そこに戻るだけです」論法/「中世キャンセル史観」/だって神武天皇なんだもん/不在がゆえに成立する実在論を新政府はうまく使っていた/安彦良和による古代史マンガシリーズ/戦後民主主義ファースト世代による建国神話/津田左右吉史観の功罪/現代人には文学を楽しむ基礎が抜けてるかも?
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【今回のトピック】
なんか反響が増えてる/この番組、オウンドメディアとしておかしいよ?/2008年の文フリ 、2016年のオースティン/国立での4時間半のおしゃべり/用意した原稿を捨てた初回収録/実は互いの感謝本知らないんです/なぜアナリティクス解析もPRもせず番組運営しているのか/リスナー分析する暇あるなら本を読もう/柴田宵曲『古句を観る』/感謝セントリックな方がみんな楽しい/コンテンツとディストリビューションは違う/届け方の研究ばっか進んでない?/2010年代、編集長屋さんだった武田/編集会議がグロースハックMTGになってしまった時代/必見!KAI-YOUの舐達磨インタビュー/深く感銘を受けること以外やらなくていい/広く届けたいという煩悩/そもそも我々のいう感謝とは?/悲劇と喜劇、カメラ位置の違い/講談社と集英社における少年マンガの違い/「戦うとはなにか」という問いに向き合う『あしたのジョー』/苦悩こそ新しい問いの種である/世界感受のしかたを変えること/友情・感謝・勝利/それぞれの感謝本の選び方/ピギー・スニードを救い続けること/スピらずに感謝について語ること/
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今回の感謝本:田中敦『画家がいる「場所」: 近代日本美術の基層から』(ブリュッケ)
【今回のトピック】コメント、メッセージを欲しがる武田/国内の洋画の歴史/黒田清輝問題とは/印象派という最新技術を持ち帰った黒田による白馬会/文学史と絵画史の密接な繋がり/朝日新聞で展評を書いていた漱石/「場所」から見つめる作家像/実は黒田清輝が学んだのはパリではなかった/川上凉花という画家を知っていますか?/岸田劉生らによるフュウザン会のホープ/岸田、擬古典主義に没頭しすぎて周囲とぶつかる/舐達磨 VS BAD HOPの対立から見るアーティストのスタンスの違い/フュウザン会分裂後、川上凉花は弱小新聞へ/作家の晩年の変化に惹かれる廣田/前衛のその後/自分とは何かに回帰するそれぞれの「レイト・スタイル」
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今回の感謝本:白石正明『ケアと編集』(岩波新書)
【今回のトピック】新しい授業の用意で本が読めていない武田/感謝のジャストミ〜ト!/こういう時に新書はいいね/名編集者とはEditor’s editorである/医学書院の最高シリーズ「ケアをひらく」/出版社別初任給ランキング/当事者視点から感じる「ケアブーム」への違和感/ケアラーとしての編集者像/ケアは圧倒的な現在思考である/がんばってメディアと編集を定義してみた/編集工学における「地と図」/コンテクストと表現/べてるの家の妄想幻聴大会/患者の特性はそのままに「場所」を変える/文脈をひっくり返せ!/マイノリティによる価値転倒の実践/ケアってパンクだ
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【今回のトピック】ふたりで出かけた文学フリマ40/2008年、批評家養成企画・ゼロアカ道場の一員だった廣田/インディペンデントマガジン『界遊』編集長だった武田/コミケじゃん!/ギリすべての島間の通路を歩ける規模/足を使ってつくった本の魅力/創作系は見極めが難しい/即売会こそ企画が重要/狂気!きぬた歯科の神経衰弱/デザインの気持ちよさと可読性/タイトルだけで手に取りたくなった「多摩と酒」/プロダクトとしてのかっこよさ・川崎大助『夢のかなたの街』/冥界の秘儀という特集「うみまち じんじん」/楽しみにしていた本・オカヤイヅミ『旅を撫でる』/エッセイブームを牽引する雑誌『随風』/よくも悪くも「きれいな本」が増えた/廣田が最も感銘を受けた・アイセチハル『改 モラトリアムジャーニー』/パトスほとばしるリトアニア滞在記/編集者VSリサーチャーのディグバトル/文フリの予習、すべきか否か/BOOKS CALLING、次回文フリでます!
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今回の感謝本:川瀬巴水とその時代を知る会編『川瀬巴水探索 無名なる風景の痕跡をさがす』(文学通信)
【今回のトピック】大洗に出かけてひらめいた風景論/新版画ってジャンル知ってる?/出版プロデューサー・渡辺庄三郎/浮世絵2.0としての新版画の旗手・川瀬巴水/伊東深水作品から受けた衝撃/「自分がやりたいのは風景なんだ!」/30回重ねることで細かいグラデーションを表現/巴水ブルー/海外人気の3H(広重、北斎、巴水)/ジョブズも愛した巴水/巴水、関東大震災ですべて消失/渡辺の援助で100日以上のスケッチの旅へ/近代国家となった日本で描き続けた江戸情緒/日本がきな臭くなっていく時代と平行する新版画ムーブメント/那須塩原に疎開/無名だけどみんなの心にある場所/柴田宵曲『古句を観る』に通じる視点/アニメーターに与えた大きな影響/コンセプトアートにも見えてくる/大正と重ねて見てしまう令和のきな臭さ/新版画とY2K※エピソード内で伊東深水を「たんすい」と発話していますが、正しくは「しんすい」の誤りです。失礼致しました。
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今回の感謝本:平野啓一郎『小説の読み方』(PHP文芸文庫)
【今回のトピック】練習は資本主義の外にある/AMCC=努力を楽しめる脳/洗濯ものを畳めない武田/学生たちとはじめた読書会/理論と実践/小説家・平野啓一郎の小説観をインストール/オースターから『恋空』まで/小説を動物行動学から考える/小説におけるメカニズム、発達、機能、進化とは/プロット=「物語の主語と述語」を結ぶ矢印/十人十色の解釈こそが読書会の楽しみ/映画鑑賞後の感想戦/「どう思った?」という感想ハラスメントの時代/マンスプに陥らず感想をぶつけたい/かっこいい見方・読み方/いい球を思い切り投げるキャッチボールの楽しみ/遊戯と暴力のあいだ/「正直浅いな」という感想にどうレスすべきか/読書会のために読んだ『読書会の幸福』/参加者の年齢が幅広いほど、読みが多様になる/協創的読書体験へ/なぜAmazonレビューは殺伐とするのか/いい読み手はいい書き手
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【今回のトピック】生まれてはじめてギターを買った武田/ユーフォニウムを吹いていた廣田/ 効率主義の社会で趣味はどう機能する?/中年はお金と健康の話ばかり/趣味を消費で終わらせない/ゴルフにかかるお金の種類/「楽しい」の2つのレイヤー/本当の幸せは報酬が遅れて届く/ギター初心者の9割が1年で辞める/大学受験における課金スタイル/ 趣味産業と情報戦/筋トレしようと思ってTarzan読んで終わる日/遊びのフロンティアはいずこに/ゲームをし続けるとなぜ落ち込むのか/名前のない趣味をつくる/Deep Researchで予定のない旅の計画をしてみる/新しいなにかが出てくる/渓流釣りの平等さ/達成感を最も感じられるモーメントはどこにあるか/趣味が人を救う時代
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