
壊れていくように見えるこの世界も、
実は“整っていく”ためのプロセスなのかもしれません。
前編では「隠されてきた真実が表に出る」流れを、天秤座新月の星の配置から読み解きました。
後編となる今回は、前回お話しした天秤座新月の世の中全体の流れを受けて、今回は「ぼくたち個人はどう対応していけばいいのか」という視点でお話しします。
冥王星や木星の緊張の配置が示す「揺らぎの時代」において、
私たちがどうバランスを取り、自分の軸を保っていけばいいのか。
分断の時代に流されず、中道を歩むための占星術的ヒントをお届けします。
今回のポイント
・冥王星順行により、隠されてきた真実が次々と明るみに出る流れが加速中
・新月と冥王星がスクエア(緊張の角度90度)。世の中の変化に個人が対応しきれず、混乱が生じやすい時期
・拡大の木星もスクエアの位置。思ったように物事が進まず、立ち止まって考える必要がある
・破壊と再生のエネルギーがもたらす一時的な混乱
・相場も最終局面の可能性。長期的には理想の社会へ向かう過渡期にいる
・天秤座新月は「調和」と「バランス」がテーマ。混乱する世の中で、偏らない中道の姿勢が大切
・分断やオール・オア・ナッシングの対立構造に巻き込まれないこと。違いを超えた共通点を見出す発想を
・外側の世界と自分の心のバランスを取ることが重要。ニュースに一喜一憂するのも、完全無視するのも良くない
・「見て見ぬふり」がつくってきた現実に向き合う勇気
・権力を持つ人たちを監視する役割を果たしつつ、分断の争いには加担しない冷静さを
・分断の時代を超えて、“違いの中の共通点”を見つける
・今は世界が新しい形に向かって壊れていく寸前。混乱を恐れず、バランスを保ちながら進もう
これからの時代、ぼくたちに必要なのは、見て見ぬふりをせず、かといって対立にも巻き込まれない、そんなバランス感覚なのかもしれません。混乱の先には、きっと誰もが自分らしく生きられる世界が待っているはず。今回も最後まで聴いてくださって、ありがとうございました。