今回のゲストは、佐古田晃朗(さこだてるあき)さんです。
第3回の収録では、ナビゲーターの岡本が佐古田さんと共に行った設計プロジェクトについて話します。対象となった土地では、時間・空間の複雑性や将来の不確実性と共存しながら物事を決定する必要があり、従来の設計プロジェクトでは切り捨てられてしまう文脈や対象もたくさんありました。しかし、この難易度の高いプロジェクトに対して長く時間をかけて専門家が介入することで優先度の高い課題や大きな方向性に関する提案まで辿り着く事例が浮かび上がったことは両者にとって非常に大きな学びとなりました。今回はこの事例の振り返りから、他的なものに身を任せて解決の難しい問題を一旦保留にする「Suspended」というアイデアについて掘り下げていきます。
※途中音声が乱れるところがあります(45:45頃)
今回のゲストは、佐古田晃朗(さこだてるあき)さんです。
第2回の収録では、ナビゲーターの岡本と佐古田さんの出会いのきっかけとなった京都・上賀茂における設計プロジェクト(詳細はEp.37)の前段階で岡本自身が執筆した論文「Coexiting with Ancestors」を紐解くところから話を進めます。
今回のゲストは、佐古田晃朗(さこだてるあき)さんです。
建築設計を専門とする佐古田さんが、設計や計画の魅力や豊かさを感じながらも、何か目を向け直すべきものがあるのではないかと感じた、"アクチュアルな経験"についてお話をうかがいました。建築だけではなく様々な人工物に関わる設計者にとって共感できることの多いエピソードだと思います。
少し、久しぶりの配信となってしまいました。
2023年7月、ServDes2023という学会に参加するために、ブラジルリオデジャネイロに行ってきました。その時の学会の話、自分の研究発表の内容、現地で自分が体験したことなどを話しています。
ServDes2023の詳細:https://servdes2023.org/
【Design Talkでは、様々な分野の研究・実践を行っているデザイナー・研究者にお話を聞いていきます】
今回のゲストは、FOOD DESIGNが専門の博士学生である緒方胤浩さんです。
デザイン教育を受けてきた学生の目線で、「これからデザインを学ぶ人たちに求められる経験とはどんなものか」をテーマに対談しました。
<参考情報リンク>
・緒方さんオススメのTED Talk https://www.youtube.com/watch?v=Z4PwHD7XKj0
・緒方さん著書「FOOD DESIGN」https://www.amazon.co.jp/dp/4802512430
【Design Talkでは、様々な分野の研究・実践を行っているデザイナー・研究者にお話を聞いていきます】
今回のゲストは、FOOD DESIGNが専門の博士学生である緒方胤浩さんです。
食のデザイン・研究とはどのようなものを指すのか?またそこで実践できる参加型デザインアプローチはどんなものなのか?異なる研究対象でも共通する可能性や課題についてお話しました。
<参考情報リンク>
・緒方さん著書「FOOD DESIGN」https://www.amazon.co.jp/dp/4802512430
・FabCafe tokyohttps://fabcafe.com/jp/tokyo/
※内容は2022年4月収録時点のものです。
本日のゲストは、山梨県市川三郷町総務課広報担当の内藤隼人(ないとうはやと)さんです。
今年3年ぶりに開催された「神明の花火」をはじめ、温泉・農業・民泊・和紙産業・印章産業など面白い事業者が集まる市川三郷町。
そんな町で、役場の若手職員らが集結し、「若い町民に情報を届けたい!」と始めたのが、音声メディアでした。
他の市町では前例が見つからず、予算をかけられない中で模索しながらでも毎日配信を続け、段々と見えてきた町全体での共創的な情報発信のあり方。
実際にプロジェクトを立ち上げ、進められている内藤さんに。ご自身のバックグラウンドから今後の目標までを幅広くお話しいただきました。
<参考リンク>
いちかわみみさと(stand.fm):https://stand.fm/channels/60d5a57704bb1691c1ec04d9
いちかわみみさと(Instagram):https://www.instagram.com/ichikawamimisato/
今回のゲストは、大島正幸(おおしままさゆき)さんです。
大島さんがこれまでのインタビューの中でもあまり語られてこなかった、幼少期のお話を伺いました。大島さんの「ものづくりへの意志」はどのように形成されたのか?キーワードは3つの「チ」(知・血・地)でした。「お前のやりやすい場所で、いつかこの土地に影響があるくらいまで頑張れ」というご家族からの激励は、この広い世界は繋がっているということや、土地というものの本質を考える機会となる非常に奥深い言葉でした。
今回のゲストは、大島正幸(おおしままさゆき)さんです。
家具・建築・デザインの会社ようびを設立された岡山県西粟倉村での挑戦の軌跡ついてお話を伺いました。ある日出会ってしまった”浪漫しかないビジョン”に惹かれ、「情熱とうっかり」でこの土地にやってきた大島さんが、毎日のようにやってくる困難をどう乗り越え、楽しんできたのか。ロジックだけでは説明できない、ある種の非合理的な動き方が重要であると教えていただきました。
今回のゲストは、大島正幸(おおしままさゆき)さんです。
クリエイター、教授、経営者、コンサルタントなど幅広く活動を展開されている大島さんが、京都・長野などで展開されている”ともに学ぶ”プログラム。「過去と未来を行き来して価値を見つめながら、今日自分たちが何をするのかを考える」「先生と生徒の関係を超えて「学友」となることで、一緒に楽しく踊ることができる」シビックイノベーションを率先するファシリテーションのあり方を根本から考え直す機会となりました。
今回のゲストは、京都市職員(クリエイティブ産業振興室)の桑原ともみ(くわはらともみ)さん、島村早貴(しまむらさき)さんです。
兵庫県尼崎市出身の桑原さんと京都市出身の島村さん。大学で地域に関する学問を学び、行政職員としてご活躍されているお二人に、「暮らしの中で感じる京都の魅力」をお聞きしました。
自然を感じながら丁寧に楽しく暮らしていらっしゃるお二人のお話の中からは、京都という土地に対する愛着が感じられ、穏やかな気持ちになりました。一方で、行政職員として伝統産業に関する仕事をしている中で直面している危機的状況、文化継承の難しさについてもお話を伺うことができました。
今回のゲストは、京都市職員(クリエイティブ産業振興室)の桑原ともみ(くわはらともみ)さん、島村早貴(しまむらさき)さんです。
これまでのエピソードでも登場している、京都の伝統工芸事業者の経営課題解決プログラム「京もの担い手育成事業」。パーソナリティの岡本が学部時代から関わらせてもらっている行政事業であり、京都ならではの資源を通じて幅広い年代、職種の人達がともに成長する事業として今年度3年目事業としても規模を拡大しています。
今回は、一年目の立ち上げから二年目を終えた現在に至るまでの経緯やプロセスの中での発見、難しい部分などを幅広くお聞きすることができました。
前回の続きです。Designという学術的であり実践的な分野が、どういう研究をもとめているのか。そして、自分はどうやって「ポジション」をとっていくのか。まだまだ勉強中ですが、今の時点の自分の考えです。
「デザインの博士って何やってるの?」という中でも自分は特殊な立場かもしれませんが、今の自分の生活について、実践について、研究について話しました。(後半に続く)
大阪での営業経験を経て、大学院時代に通った豊岡に行政職員として戻ってきた小谷さん。地域コミュニティの主体性を研究した経験、市役所で進めるDXやオープンデータ活用推進事業、市民の学び舎「シン稽古堂塾」の活動など、小谷さんが嗅覚で手繰り寄せる経験の全てが繋がっていると感じました。聴くと、同時多発的に様々な面白い活動が起こる豊岡に期待が膨らみ、一度行ってみたくなると思います。
〈参考リンク〉
豊岡市オープンデータハンドブック:https://www.city.toyooka.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/261/handbook.pdf
村落社会学を勉強した小谷さんが、卒業後に実践=恩返しをしたいと思い選んだのは、地元村岡でした。
研究と実践の違い、土地による違い、地元とそうでない町の違いなど、実践者にとってはリアルな内容について、ちいきのて青栁さんを含めた3人でお話しできました。
〈参考リンク〉
今回のゲストは、豊岡市役所3年目職員の小谷真央さんです。本人が”Jターン”と説明されているような型にはまらないキャリアを歩まれている小谷さんですが、その考え方を作ったのは鳥取で学んだ村落社会学や大学生活で触れた民藝が影響していたようです。奥深いです。
今回のゲストは、一般社団法人ちいきのて代表の青栁順子さんです。地域おこし協力隊の任期を終えた後も関わり続けているコミュニティ支援事業。青栁さんの現在に至るまでの経験と柔軟な姿勢が、まちに元気を与えていることを感じられます。また、豊岡市役所職員の小谷さんにも入っていただき、行政との役割の違いについても話しました。
参考
豊岡市地域コミュニティ:
今回のゲストは、一般社団法人ちいきのて代表の青栁順子さんです。兵庫県豊岡市で地域自治組織の課題解決サポートをされている青栁さんが、豊岡市の初代地域おこし協力隊として取り組んだ活動「竹野地区のフェノロジーカレンダーづくり」についてお話を伺いました。
参考
たけの観光協会HP:
本日は、静岡県浜松市の水窪からお送りします。