Home
Categories
EXPLORE
True Crime
Comedy
Society & Culture
Business
Sports
History
News
About Us
Contact Us
Copyright
© 2024 PodJoint
00:00 / 00:00
Sign in

or

Don't have an account?
Sign up
Forgot password
https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Podcasts221/v4/f2/9b/3a/f29b3ae7-3685-a988-c759-af2d1b5a39ba/mza_7718261075429801255.jpg/600x600bb.jpg
真実を求めて~免田事件が問い続けるもの~
RKKラジオ制作部 江上浩子
1 episodes
7 months ago

日本で初めて確定死刑囚が再審無罪となった「免田事件」。免田栄さんは 1948 年に起きた強盗殺人事件の犯人とし て逮捕され、厳しい取り調べの末、一旦は自白。しかし、公判でアリバイを主張し全面否認に転じたものの 1952 年の最高裁判決で死刑が確定した。免田さんは無実を訴え続け、6 度目の再審請求でようやく無罪を勝ち取った が、死の恐怖と闘いながら獄中で過ごした期間は 34 年以上に及ぶ。2023 年はその再審無罪判決から 40 年。戦後 の混乱期、事件は見込み捜査や拷問が疑われる取り調べ、自白の偏重など「冤罪の原点」ともいえる要素が数多く 含まれている。「袴田事件」や「大崎事件」など、再審請求に よるやり直し裁判を求める事件が後を絶たない中で、免田事件の教訓が生かされているとは言えない状況だ。「冤 罪」の罪深さは、無実の人が自由を奪われる人権問題だけでなく、たとえ再審で無罪判決を受けても、その名誉回 復は容易ではないことを免田さんは生前、語っている。免田さんが生涯をかけて訴えた「人間の復活」という言葉 の重みをかみしめ、事件を振り返り、裁判員裁判が導入された現在、誰もが 「冤罪事件の当事者になり得る」との認識を高めるきっかけになればと制作した。

Show more...
Documentary
Society & Culture
RSS
All content for 真実を求めて~免田事件が問い続けるもの~ is the property of RKKラジオ制作部 江上浩子 and is served directly from their servers with no modification, redirects, or rehosting. The podcast is not affiliated with or endorsed by Podjoint in any way.

日本で初めて確定死刑囚が再審無罪となった「免田事件」。免田栄さんは 1948 年に起きた強盗殺人事件の犯人とし て逮捕され、厳しい取り調べの末、一旦は自白。しかし、公判でアリバイを主張し全面否認に転じたものの 1952 年の最高裁判決で死刑が確定した。免田さんは無実を訴え続け、6 度目の再審請求でようやく無罪を勝ち取った が、死の恐怖と闘いながら獄中で過ごした期間は 34 年以上に及ぶ。2023 年はその再審無罪判決から 40 年。戦後 の混乱期、事件は見込み捜査や拷問が疑われる取り調べ、自白の偏重など「冤罪の原点」ともいえる要素が数多く 含まれている。「袴田事件」や「大崎事件」など、再審請求に よるやり直し裁判を求める事件が後を絶たない中で、免田事件の教訓が生かされているとは言えない状況だ。「冤 罪」の罪深さは、無実の人が自由を奪われる人権問題だけでなく、たとえ再審で無罪判決を受けても、その名誉回 復は容易ではないことを免田さんは生前、語っている。免田さんが生涯をかけて訴えた「人間の復活」という言葉 の重みをかみしめ、事件を振り返り、裁判員裁判が導入された現在、誰もが 「冤罪事件の当事者になり得る」との認識を高めるきっかけになればと制作した。

Show more...
Documentary
Society & Culture
Episodes (1/1)
真実を求めて~免田事件が問い続けるもの~
真実を求めて~免田事件が問い続けるもの~
1 year ago
59 minutes

真実を求めて~免田事件が問い続けるもの~

日本で初めて確定死刑囚が再審無罪となった「免田事件」。免田栄さんは 1948 年に起きた強盗殺人事件の犯人とし て逮捕され、厳しい取り調べの末、一旦は自白。しかし、公判でアリバイを主張し全面否認に転じたものの 1952 年の最高裁判決で死刑が確定した。免田さんは無実を訴え続け、6 度目の再審請求でようやく無罪を勝ち取った が、死の恐怖と闘いながら獄中で過ごした期間は 34 年以上に及ぶ。2023 年はその再審無罪判決から 40 年。戦後 の混乱期、事件は見込み捜査や拷問が疑われる取り調べ、自白の偏重など「冤罪の原点」ともいえる要素が数多く 含まれている。「袴田事件」や「大崎事件」など、再審請求に よるやり直し裁判を求める事件が後を絶たない中で、免田事件の教訓が生かされているとは言えない状況だ。「冤 罪」の罪深さは、無実の人が自由を奪われる人権問題だけでなく、たとえ再審で無罪判決を受けても、その名誉回 復は容易ではないことを免田さんは生前、語っている。免田さんが生涯をかけて訴えた「人間の復活」という言葉 の重みをかみしめ、事件を振り返り、裁判員裁判が導入された現在、誰もが 「冤罪事件の当事者になり得る」との認識を高めるきっかけになればと制作した。