第12番目の善知識・自在主童子(饒益行)は善財童子と同じくらいの年齢の年端もいかない子供の姿ですが、学問をなんでも知っているお方です。善財童子は自在主童子に、算数や医術、建築などなんでも学びます。自在主童子の周囲では大勢の童子たちが砂遊びをしながら、数の計算を学んでいます。
五十二位の22番目・饒益行の知識(先生)です。
#華厳経 #入法界品 #絵解き
第11番目の善知識・善見比丘(歓喜行)は頭の上に傘のようなものがついた若く美しい僧侶ですが、大勢の異形の神々に仕えられています。彼が歩みを進めると、その足を受ける蓮台を天邪鬼のような姿の神が捧げ持ち、地面に触れることなく歩けるのです。彼は膨大な数の如来様の元で修行を重ねてきたので、一念のうちにあらゆることを知ることができます。
五十二位の21番目・歓喜行の知識(先生)です。
#華厳経 #入法界品 #絵解き
第10番目の善知識・慈行童女(灌頂住)は立派な塀に囲まれたお城に住まう王女様です。彼女の宮殿は水晶の地面の上に建ち、瑠璃の柱に金剛の壁に尖塔は黄金でできており、丸い鏡があちこちに掛かっていて、そこに仏様たちの姿が映し出されています。慈行童女は青い髪、青い目で金色に輝く肌の美しい姿で、周囲には美しい侍女たちが仕えています。
五十二位の20番目・灌頂住の知識(先生)です。
#華厳経 #入法界品 #絵解き
第9番目の善知識・勝熱婆羅門(法王子住)は険しい山の上で炎に囲まれていらっしゃいます。善財童子を見ると、この山の頂上に登り、この火の海に飛び込め、と言う。躊躇する善財童子の頭上から、梵天、他化自在天、化楽天、兜率天の神々から、「師を信じ、疑ってはならない」との声が響き、いかに勝熱婆羅門の功徳が素晴らしいかを説かれます。
安心した善財童子は、意を決して火に飛び込みます。
五十二位の19番目・法王子住の知識(先生)です。
#華厳経 #入法界品 #絵解き
月曜日のお経です。
#阿弥陀経
極楽の六鳥の中で一番身近な鸚鵡は、人の言葉がしゃべれるだけではなく、お念仏を食べ物として、人々に念仏を勧め、その美しい羽に人々を乗せて極楽へと飛んでいく、阿弥陀仏様の化身なんだそうです。
#阿弥陀経
月曜日のお経です。
#阿弥陀経
極楽の鳥、2番目は孔雀です。孔雀は毒蛇を喰らって、その毒で喉が青くなったそうですが、喉のチャクラは青く輝き、冷静な言葉を語ることと結びついているのです。
#阿弥陀経
第8番目の善知識・毘目瞿沙(びもくくしゃ)仙人(童真住)は一万人の仙人とともに苦行者の森にいます。善財童子が仙人の手を握ったとたん、十方の無数の仏様の国が見え、そのすべての仏様に跪く善財童子が見えます。そしてそれぞれの仏様のところで、一昼夜あるいは何百万年もの間、修行続ける自分自身の姿まで見えるのです。
五十二位の18番目・童真住の知識(先生)です。
#華厳経 #入法界品 #絵解き
第7番目の善知識・美しい休捨(くしゃ)優婆夷(うばい/在家の女性信者)は大勢の天女が進んで侍女となり、美しい宮殿に住んでいます。彼女を一目見た者は病や苦しみが除かれ、不退転の心が得られます。また、目には見えないけれど、様々な仏様が彼女のもとを訪れて絶えず説法をなさっているのです。
五十二位の17番目・不退住の知識(先生)です。
#華厳経 #入法界品 #絵解き
月曜日のお経です。
#阿弥陀経
極楽いる6種類の鳥たち「六鳥」について、一つづつお話しいたします。1番目は「白鵠(びゃっこく/びゃっこう)」。「鵠」は「くぐい」という鳥で、白鳥もしくは鶴のような鳥だそうです。「鵠」のつく鳥は「黄鵠(こうこく)=中国の言い伝えで、死者を甦らせる神話的な鳥」、「鴻鵠(こうこく)=おおとり、くぐい」で、史記にも「燕雀いずくんぞ 鴻鵠の志を知らんや」と登場します。
第6番目の善知識・海幢比丘のところに辿り着いた善財童子でしたが、海幢比丘が深い瞑想に入っておられるので、その瞑想から出られるまで6ヶ月と六昼夜待ち続けます。瞑想中の比丘の体の毛孔から、長者や領主、婆羅門、大梵天や菩薩までもが無数に現れて、生きとし生ける者たちを救い導く様を善財童子は見続けます。
五十二位の16番目・正心住の知識(先生)です。
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善財童子が解脱長者のところに辿り着くまで12年も月日がかかります。林の中の邸宅で瞑想していた解脱長者は、すべての仏様の国が融け合うという瞑想の境地におられ、善財童子は大勢の仏様が立派に説法なさっているお姿や声を聞くことができます。
第4番目の善知識・弥伽(ミカ)長者はドラヴィダ人のお医者さまですが、多くの人を集めて仏教についてひろめておられます。そこに善財童子が現れると、ミカ長者は壇から降りて、善財童子に礼拝なさるのでした。
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月曜日のお経です。
#阿弥陀経
極楽の鳥たちは砂漠の中のオアシスの、さらなる楽園イメージの主役ですが、そこに仏教的役割をプラスすると出てくる矛盾に、言い訳もしないといけなくなったみたいです…
#阿弥陀経
3番目の善知識、善住比丘は、無礙の法門を得て、さえぎられない智慧の光明によって、すべての生き物の過去も未来も言葉も文字もすべて知ることが出来るようになりました。またその身体ですべての仏様の世界へ遍満することができるので、空を飛んだり水の中を歩いたり火を自在に出したり、さまたげなくできるのだそうです。五十二位の13番目・修行住の知識(先生)です。
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2番目の善知識、海雲比丘は、12年間ひたすらに海に向かって瞑想を続けました。すると海の中から大蓮華が現れて、神々や菩薩たちに囲まれたみ仏が登場し、海雲比丘の頭を撫でられたそうです。こうして海雲比丘は、すべての仏の世界と生き物たちを見渡せる「普眼」という瞑想の境地を覚られました。五十二位の12番目・持地住の知識(先生)です。
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最初の善知識、徳雲比丘は、み仏を心に念ずれば、無数の仏たちが現れてくることを教えてくださいます。五十二位の11番目・発心住の先生です。
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