「2-6-2の法則」などとも言われるが、
全体のうち20%の人間は与えた情報をきちんと受け取ってくれないし、
どれだけクオリティの高いプレゼンをしても響かない。
この層に理想的な影響を与えようと努力するよりも
それ以外の8割に焦点を当てた方が効率がいいし、疲弊もしない。
組織で働く上でどういう行動が
周囲からの信頼につながるかを7つにまとめた。
仕事がデキる人への第一歩として
まず信頼される人を目指すのはどうだろうか。
ちょっとでも気になったものはどんどんインプットしておけば
いつか何かの形で役に立つだろう。
たくさんの知見があればその中から取捨選択できるが、
見聞きしたことのない情報を使うことはできないので
インプットは質より量を優先した方が効果が高い。
立場が上の者にとって、何かを指示したときに
「できるだけ急ぎます」「間に合うとは思います」みたいなあやふやな言葉より、
「午前中にできます」「これは明日までかかりそうです」と、
きちんと完了予測日時を言ってくれる方が安心できる。
ぜひ「自分の作業時間を予測する力」を身に付けて欲しい。
相手の話を聞くべき場面なのに
自分のしゃべりたい欲求を抑えられない人がいる。
「語る気持ちよさ」に酔ってしまうのだろうが、
周囲に求められていないのに意見を述べるのは
優越感を感じたいという自分の欲求を優先しているのだ。
ピーターの法則というのは会社組織における昇進のジレンマを表し、
成果の出した者が出世していく仕組みの結果、
すべてのポジションが成果の出せない人間で埋まるというものだ。
演説やプレゼンテーションが下手な人はリーダーに不向きで、
話せば話すほど周囲の意欲と支持率を下げてしまう。
人心掌握には雄弁さが絶対に必要で、
いろいろな人の反応をよく観察して心理を読み取り、
周囲を惹きつける言動を身につけるようにすべきだ。
旅行や出張で出向いた場所の電車に乗ったとき、
同じ車両に乗ってる人たちを見て
「もうこの人たちと会うことは二度とないんだな」などと考えてしまう。
あとで会おうとしてももう絶対会えないんだと思うと
なんだかすごく不思議な気分になる。
仕事ができる人、リーダーシップが必要な立場の人は
フットワークが軽くて、いろいろな人を味方につけて
失敗を恐れずに、積極的に打開策を提案し、
感情に左右されず判断できて、
自分のミスを認められる勇気を持つことが重要。
バスや電車、タクシーなどに乗っているときに
手持ち無沙汰でスマホを触る人は多いだろうが、
動いている車内で画面を注視すると酔いやすい。
iPhoneにはこの乗り物酔いを防ぐ機能がある。
面接やプレゼンテーションで
なかなか思うように発言できなかったり
オドオドした態度が周囲に伝わってしまう人は
「緊張しないようになりたい」と願ったりするが、
一番正しいのは緊張を適切にコントロールすることだ。
仕事は給料さえもらえれば意欲が出るというわけではなく、
仕事の内容やそれに対する価値観など
さまざまな要因がモチベーションに関わっている。
これは仕事に限らず、何かを学ぶ学生の意欲でも同じだ。
仕事というのは「自分が待っている状態」と
「誰かを待たせている状態」の2つに分類できる。
誰かを待たせている仕事から片付けていけば
組織全体の所要時間は最短になる。
見知らぬ番号から電話がかかってきたとき、
すぐには出ないで一旦その番号を検索し、
相手の素性を確認するという人は多いだろうが、
それをiPhoneのショートカット機能で解決するというアイデアを
シンプルな手順でまとめてみた。
自分の欲しい知識を持っている人に教わったとしても
自分もその人と同じ状況になるとは限らない。
何かを教えるには対象となる知識に精通しているだけでなく、
教える能力自体が備わっている必要がある。
講師を選ぶ際にその意識が抜けてしまっている人が非常に多い。
家庭料理の中でもコロッケの調理工程はダントツで手間がかかる。
その割にコロッケの地位が低く、
トンカツやカレーライスの人気に劣る。
互いの勝率が等しいような場面でも
資産を多く持つ者の方が生き残りやすく、
金がない者が逆転するチャンスはどんどん失われるという理屈があり、
資金力があるほど少ないリスクで競合他社に匹敵する冒険ができるので
巨大企業ほど成功を収めやすくなる。
新しいことを始めたり、何かを変更するときに
起こり得るリスクを理由に却下しようとする人がいるが、
リスクを上回るリターンが期待できるならやる価値はある。
就活対策として学生の面接練習に付き合うことがあるけど、
説明能力が弱い人が増えてる気がする。
自己PRもプレゼンテーションもグループディスカッションも
結局は説明能力のうまい下手が大きく影響するから
まずそこから鍛えた方がいい。
学校の勉強やスポーツなどと違って、
仕事に関する出来不出来を自分で判断することは難しい。
自分では役目を果たしたつもりだったり
他人と同程度にこなしたつもりでも、
実は満足できるレベルに達していない可能性がある。