
要約
この会議では、マツバラ氏とひめ先生がGLP-1受容体作動薬(いわゆる「痩せ薬」)の不適切な使用と危険性について議論しました。
ひめ先生は、GLP-1が本来は糖尿病治療薬であり、肥満治療薬として使用されるべきであって、単なる「痩せ薬」として使用することは危険だと強調しました。特に医学的必要性のない人が使用することの危険性を指摘し、通販やSNSでの販売を行う医師に対して強い批判を表明しました。
マツバラ氏は、サウジアラビアの研究チームが2025年9月に発表した論文を引用し、GLP-1使用者と非使用者を比較した研究(2,905人対象)では、使用者は脱毛を経験する可能性が7倍高かったことを紹介しました。この脱毛は急激な体重減少による栄養不足、ビタミン・ミネラル不足が原因とされています。
ひめ先生は脱毛だけでなく、骨折、甲状腺障害、低血糖による意識障害など、より深刻な副作用についても警告しました。また、厚生労働省による規制強化の必要性を訴え、特に医師による不適切な薬物販売の取り締まりを求めました。
会議の最後には、ニュース記事の「医師に相談するように」という表現が甘すぎるという指摘があり、もっと明確に使用を控えるよう呼びかけるべきだという意見で締めくくられました。
ひめ先生は、GLP-1を「痩せ薬」として使用することの危険性について警告しました。本来は糖尿病治療薬であり、医学的必要性のない人が使用すべきではないと強調しました。通販やSNSで販売している医師に対して強い批判を表明し、「食欲を抑えるために注射を打つのではなく、我慢すればいい」と述べました。マツバラ氏も、痩せ薬として認可されているものでも使用基準が厳しいことを指摘しました。
マツバラ氏とひめ先生は、GLP-1の本来の効能が食欲抑制であることを確認しました。ひめ先生は低血糖のリスクを指摘し、「低血糖で頭バーンと落ちたら、頭駄目になる」と警告しました。また、UAEなど中東諸国では美容医療に関して真面目に研究していることに触れ、日本と韓国では製薬会社の宣伝に従って不適切な使用が行われていると批判しました。
マツバラ氏は、GLP-1と脱毛の関連を検討した5つの研究(計2,905人)の結果を紹介しました。GLP-1使用者は非使用者と比較して脱毛を経験する可能性が7倍高かったことが判明しました。ひめ先生は、これが急激な体重減少による栄養代謝の問題で毛根の発毛抑制が起きたためだと説明しました。
ひめ先生は脱毛以外にも、骨折、甲状腺障害、低血糖による意識障害などの深刻な副作用について警告しました。「それでもあなたたち使えますか」と問いかけ、不適切に処方する医師を強く批判しました。マツバラ氏は、GLP-1使用による脱毛の原因が急激な体重減少による栄養不足、ビタミン・ミネラル不足、ホルモン代謝の影響であることを説明しました。
マツバラ氏は、GLP-1に関するニュース記事の最後の部分を引用し、「医師に相談するようにしてください」という表現に疑問を呈しました。ひめ先生は「柔らかすぎる、使うなと書けばいい」と批判し、問題のある医師に相談することの矛盾を指摘しました。両者は、不適切な薬物販売を行う医師の取り締まりが必要だという点で一致しました。
チャプターGLP-1の不適切な使用に関する懸念 GLP-1の適切な使用と危険性 GLP-1と脱毛の関連性に関する研究 GLP-1の深刻な副作用と規制の必要性 規制強化の必要性と報道の問題点 行動項目ひめ先生は厚生労働省がSNS上での薬物売買禁止を徹底すべきだと提案しました。ひめ先生は自由診療を目的とした薬物の売買を禁止する規制を設けるべきだと提案しました。ひめ先生は高橋氏(おそらく厚生労働大臣)に対して、間違った医療行為を正す取り組みを期待していると述べました。ひめ先生は厚生労働省が不適切なGLP-1販売を行う医師の取り締まりを早急に行うべきだと提案しました。