クルマやバイクでたまに旅に出ます。
目的がはっきりしていない場合は、おおよその行き先を決めて走り出すのですね。
高速道を使わないとなると、普段行かないコンビニに立ち寄る頻度が激増します。
今のところ当然運転してるのは人間ですから、疲れるし、お腹もすくし(重量化)、トイレにも行きたい(軽量化)。
そんなときに頼りになるのがコンビニです。
走る地域によってコンビニの勢力図が大きく変わるのを観察するのも面白いですね。
そしてどうしても欠かせないのが、眠気覚ましの意味合いも含めたコーヒーです。
私はデフォルトではアイスコーヒーのSサイズ。
ガムシロップとコーヒーフレッシュを各1つ、そして抜かり無くフタをしてストローを差して臨みます。
でもたまにホットコーヒーも恋しくなるのですが、今回店頭で怪しい文言が目に入りました。
2025/10/28から発売の「水素焙煎コーヒー」です。
Impressの関連記事がこちら
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2057670.html
最初見たときは、水素水のようなもの?
あのppbオーダーでしか溶存してないような、ちょいと怪しげなやつにセブンさんも加担?とか疑ってしまったんです。
でも、コーヒー豆の焙煎に使う熱源が水素、つまり水素を燃やした熱風で焙煎する方式なんだと知りました。
ほほー、地球温暖化に貢献ですな?CO2を出さないよと。
でもそんなことしても味なんて変わらんでしょ?と咄嗟に思いましたが、説明を読み進めてみると、
「低温での安定した焙煎が可能に」なったために、味はまろやかにできるんだそうで。
ガスコンロを使ってる人はピンと来ると思うんですが、超トロ火って難しいじゃないですか。
炎のコントロールで最大火力と最小火力の比をターンダウン比と言い、天然ガス(メタンが90%程度)にくらべて水素を燃焼させる場合はこの比が大きくなるとのこと。
要は火の比がデカいとか言って皆さんを混乱させてしまってもしょうがないんですが、要は「超絶弱火」が可能になったんですね。
セブン-イレブンで出すコーヒー豆の量たるや大量だろうなということでちょっとパプって見たら、以下のようでした。
---
セブン-イレブンの「セブンカフェ」は1店舗あたり1日に約95杯売れており、全国に約16,000店舗あります。豆の使用量は2018年のリニューアルで1杯あたり約10%増量されていますが、具体的な1杯のコーヒー豆の量は約10g前後と推定されます。
計算すると、
95杯 × 16,000店舗 = 1,520,000杯/日
1杯あたり約10gの豆使用 → 1,520,000杯 × 10g = 15,200,000g = 15.2トン/日
つまり、全国のセブン-イレブンで消費されるコーヒー豆の量は日量約15トンと推定されます。
---
お〜〜、日に15トンかぁ。すご!
この一部を焙煎せなあかんとなると、やっぱり大型で安定した焙煎機が必須ってことで、それを水素でやるのはチャレンジですね。
まぁ実は2023年にはパテントが出てるようですね。
https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/challenge/20230608_hyd.html
肝心のお味ですが、運転しながらちびちび飲むスタイルで1杯だけ飲んだくらいじゃ、あまり違いがわからなかったというのが正直なところです。
でも150円そこそこでコンビニの旨いコーヒーが飲めるということで、ドライブのお供に今後も重宝するは間違い無しだと思います。
--------
Aviv's Links
https://bento.me/Paloj
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
Show more...